鳥取県とその周辺の安全・楽ちんな港内フィールドでチヌを釣る!

のんびり紀州釣りを楽しむ『チヌどぼん会



















※海況情報リンク







【2008年】



2008年12月17日:12時−16時半、網代新港北堤中程付近内向きにて/満潮19時半頃、干潮12時頃(中潮)/晴れ、西の風、波1.0m、澄み潮

■エサ取り皆無...活性まるでなし■

 エサ取りもまさに皆無状態。先週までいた小チヌの姿はまるでない。地元の常連さんもお手上げであった。どうりで釣り場は閑散。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ(ややハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(冬レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:チヌ・グレ狙いの釣り人が近くに2人。結果は、前述の通り。
2008年12月10日:12時−17時、網代新港北堤先端付近内向きにて/満潮13時頃、干潮17時半頃(中潮)/晴れ、西の風、波1.0m、澄み潮

■新開拓...網代新港■

22cm・20cm

 かねてから目をつけていた網代新港。ホームグラウンドがことごとく工事中であったり、小チヌばかり現象真っ盛りの状況であるので、釣り場開拓へ方向転換することにした。
 網代新港は広大な港である。それだけに北防波堤の岸壁は、漁船等の往来や接岸・停泊も少なく、ファミリーや年配アングラーに格好の楽ちん釣り場を提供している。水深も先端付近で10m先5ヒロ弱、紀州釣りには手ごろな深さである。根がかりもほとんどない。ただし、港内向きにもかかわらず潮の流れは意外に速く、ウキがシモって見えなくなる時間帯があった。
 今年は、秋が深まってからというもの、どの釣り場も小チヌ花盛りの状態であるが、このポイントも例外ではなかった。結局は、何とか「規格」スレスレのサイズ2尾をキープできた程度で終了、来年の盛期が楽しみである。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:6ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:チヌ・グレ狙いの釣り人が近くに5-6人。小チヌや木ッ葉グレばかりの釣果。
2008年12月3日:12時半−17時、逢坂港東堤先端からやや中程付近内向きにて/満潮19時半頃、干潮11時半頃(中潮)/晴れ、北西の風、波1.5m、澄み潮

■逢坂港...きょうも低調、小チヌポツポツのみ■

 小春日和のポカポカ陽気で実に気持ちのよい釣行となった。が、釣果は時折小チヌが掛かるのみ。全体的に釣れないのか、釣り人の数も少ない。この逢坂港は、これまで小チヌなどほとんど釣れたことがなかったが、これも工事の影響であろうか?

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4.5ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:チヌ・グレ狙いの釣り人が近くに一人。木ッ葉グレばかりとのことだった。
2008年11月26日:12時半−17時、逢坂港東堤先端付近内向きにて/満潮15時頃、干潮18時半頃(大潮)/晴れ、北の風、波1.5m、やや濁り潮

■11ヶ月ぶりの逢坂港...ここも低調■

22cm

 逢坂港の今年は、つい最近まで港内の工事中で釣りにならなかった。ようやく工事が終了し、新しく完成した港内の枝提の影響を調べるため釣行。この工事で藻場がかなりつぶされ、チヌの回遊に少なからず変化をきたす可能性が考えられた。
 前回の赤碕港では、エサ取りがほぼいないに等しい状況であったが、ここは逆にまさしくフグ天国。この特徴はこれまでと大差なく、工事の影響は微塵も感じられない。20〜25cmの良型?が次々と釣れ退屈しなかった。しかし結局はそれだけで、肝腎のチヌはといえば、カイズ1枚のみで日没終了となってしまった。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:チヌ狙いの釣り人は近くに一人。あちこち場所換えしていたので、同様に釣果は芳しくなかった模様。
2008年11月22日:12時−17時、赤碕港赤灯台地波止・枝提東向きにて/満潮10時頃、干潮16時頃(長潮)/晴れ、西の風、波2.5m、濁り潮

■今日もエサ取りおらず、オマケに激濁り・工事騒音...釣果ボロボロ■

 久しぶりの好天に誘われての釣行。しかし、海はまだウネリが高く、ひどい濁りで最悪の状態である。海上予報では波は午後からしだいに収まるとのことで、それを信じて竿を出す。
 あいかわらずエサ取りもほとんどいない。しだいにウネリも収まり、濁りもそれにつれて解消に向かった。さあこれからと、気合を入れ始めたそのとき、なんとまた今回も近くの工事船から甲高いハンマー音が.....万事休す。不運な小チヌ1尾が釣れたのみで終了。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:3ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:周りにチヌ・グレ狙いの釣り人4人、同様の状況でさっぱり。
2008年11月12日:13時−18時、隠岐島後・加茂港小突堤外向きにて/満潮14時頃、干潮19時頃(大潮)/晴れ時々くもり、北東の風、波なし、澄み潮|13日5時半−10時、同じポイントにて/満潮15時頃、干潮7時半頃(大潮)/くもり、北東の風、波なし、澄み潮

■期待の隠岐の島・加茂港もダメだった...■

【12日】36cm
【12日】25cm
【13日】22cm

 【12日】
 昼前に到着。近くの工事現場の悩ましい騒音はかなり軽減されているが、やはり完全には終わっていない。しかしこの程度ならばと竿を出す。潮の状態は、ここにしては透明度がかなり高くやや気になる。15時頃に1尾目のチヌが来た。36cmとここでは小ぶりだが、勝負はこれからだ。
 ところがしばらくして、状況は最悪の事態になった。なんとここではこれまで未経験の手のひらグレ猛攻である。ダンゴを投げても投げてもグレのアタリばかりで、ついに日没終了となった。明朝に期待を膨らませて、とにかく寝る。

 【13日】
 隠岐の晩秋の早朝は寒い。まだ暗いうちから竿を出し、しっかりダンゴを投入して明け方の時合いを待つ。まず、最初に誘いに反応したのは、なんとキジハタ31cmだった。希少な高級魚で、たいへんなご馳走である。これでチヌが釣れ盛ればまことに申し分なし...といったことになるはずであった。
 ところが、夜が明けかかったころに次々とハリがかりし始めたのは、やっぱり手のひらグレ軍団。今年はグレが湧いているのだ...。グレのリフト&リリースで体力を消耗しつつ、ついにチヌのお出ましはなく時間切れとなった。

ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:6ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・半ボイルL


*他の釣り人の状況:釣り人皆無。
2008年11月3日:12時半−17時、赤碕港赤灯台地波止・枝提東向きにて/満潮21時頃、干潮11時頃(中潮)/くもり、北西の風、波2m、やや濁り潮

■なぜかエサ取りおらず、オマケに工事騒音...今回は惨敗■

 この時期にここにはなぜエサ取りがいないのであろうか??退屈でしかたがないし、薄気味悪い。チヌを寄せるにも不都合だ。
 オマケに今日は、近くに停泊中のケーソン設置作業船で船底に響くようなトンカチ騒音が始まった。万事休すである。チヌがおびえるに決まっている。休日くらい作業を休んでほしいものだ。小チヌと小キビレのみで日没終了。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:3ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:周りにチヌ・グレ狙いの釣り人5人。同様の釣果で不調。
2008年10月28日:13時半−17時半、赤碕港赤灯台地波止・枝提東向きにて/満潮14時半頃、干潮19時半頃(大潮)/晴れ、西の風、波1.5m、やや濁り潮

■意外や意外!...港内浅場で46cmゲット v(^o^)、反面バラシも ■

46cm・41cm

 前回は、凪続きの中で、港内浅場の赤碕港赤灯台地波止・枝提東向きに試し釣りを強行して惨敗した。今回は、あえてひと荒れ後を狙っての再挑戦である。風向きも追い風で、前回とは違いやや濁っていて期待を抱かせる。
 釣り始めてしばらくは、前回と同様にエサ取りがいない...??むしろ前回よりもひどく、生命反応ゼロの状態が2時間近く続く。このポイントはやっぱりだめか...などと、あきらめ気分に支配されそうになる。ところが、そのあとすぐ15時半頃、半ば惰性で誘いをかけた直後に突然ウキがゆっくり海中に沈んだ。反射的に一呼吸おいて合わせると、ずっしりとした40cm級の引きが!取り込んだのは、41cmの本命だった。とりあえず当初の目標をクリアーできてホッとする。
 その後、16時ごろ近所の釣友Kさんがやってきて、しばらく釣り談義しながらのんびりムードを楽しんでいた。そして17時前頃、異変が起こった。話に夢中になって一瞬ウキから目を放したところで、気がつくとウキがない!紀州釣りではよくあることなので、あわてずに合わせてみる。これもデカイぞ!取り込んでみてまたビックリ、46cmのチヌである。港内の、しかも2ヒロ半しかない何の変哲もない浅場でこんな良型が釣れるとは?!Kさんもただあきれるばかりであった。
 その後、すぐまたアタリがあり、3枚目のゲットかと喜んだものの、35cmくらいの魚体を水面下に確認した直後、またしてもハリス切れ(i_i)。今年はバラシが多いのオ〜。例によって、バラシ後はチヌのアタリがなくなった。
 このポイントも新たにホームグラウンドとして入選決定。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:3ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:周りにチヌ・グレ狙いの釣り人1人。釣果無し。他に一人、活きえびをエサにしたブッコミ釣りでキビレ手のひら大を2枚の釣果。
2008年10月15日:13時半−17時半、赤碕港赤灯台地波止・枝提東向きにて/満潮15時頃、干潮20時頃(大潮)/晴れ、北西の風、波0.5m、澄み潮

■エサ取りも元気なく...惨敗■

 このポイントは以前から気にはなっていたが、風向きの関係で本日初挑戦である。水深は約2.5ヒロで、対面の白灯台側のポイントよりもやや浅い。足元にテトラポッドも沈められておらず、前後のスペース幅は狭いが快適な釣りができる。
 ところがである。凪続きのせいであろうか?肝腎のチヌの気配が一向にない。挙句の果てに、夕暮れが近づくとエサ取りも退散してしまった。他の釣り人のなかにも同様に不思議がる人がいて、首をかしげるやら、苦笑いやら。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:3ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:周りにチヌ・グレ狙いの釣り人1人。釣果無し。
2008年10月4日:13時−17時半、赤碕港白灯台地波止・港内向きにて/満潮18時半頃、干潮11時半頃(中潮)/晴れ、北の風、波0.5m、やや濁り潮

■また巨大工事船が頻繁に目前を往来...釣りにならず■

 土曜日で港湾工事は休みと思いきや、釣り始めてまもなく巨大な作業船が竿先を行ったり来たり、呆れる騒ぎとなった。こうなると、過去の経験からチヌはほぼ絶望的。フグ釣り大会となってしまった。
 工事は、17時に時間通り終了したものの時すでに遅し、日没までの時間は1時間足らずであり、なすすべもなく終わってしまった。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:周りにチヌ・グレ狙いの釣り人皆無。
2008年9月28日:13時−17時半、赤碕港白灯台地波止・港内向きにて/満潮13時半頃、干潮20時頃(大潮)/くもり、北東の風、波1.5m、やや濁り潮

■またまた禁断のバラシ...40cm超級ハリス切れ■

 波がおさまるとの予報を見て赤碕港白灯台地波止に釣行。このポイントは、波で濁りやすいが、到着時は波もほとんどおさまり、しだいに濁りもおさまっていった。
 釣り始めて2時間ほどは、サルベージ船などが付近をウロウロして騒々しく釣りにならなかったが、16時半ごろ、待望のアタリ!潮流がやや速いなかで、わかりづらいアタリをうまく合わせられ、間違いなく40cmをはるかに超えそうな力強い引きを味わいながら寄せにはいった。
 ところが、獲物は途中で突然手前側に突進。完全に意表をつかれた形となった。足元の海底にはテトラポッドが沈められていて、なすすべもなくハリスがプッツン。ここでは引きを楽しんではいけないのだった。油断大敵、バラシはポイント消失につながるのでやってはいけない。案の定、その後は気配さえ感じられず日没終了となった。
 なかなか魚体を浮かすことができないハワセ釣りの弱点を、今回も実感させられることとなった。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ(超ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:周りにチヌ・グレ狙いの釣り人皆無。背後の枝提外側で釣っていた人は、釣果無しだったという。対面の赤灯台突堤先端にも一人いたが、見ていたかぎりでは釣れていなかったようである。
2008年9月22日:13時半−19時、隠岐島後・加茂港小突堤外向きにて/満潮23時半頃、干潮14時半頃(小潮)/晴れ時々くもり、南の風のち無風、波なし、澄み潮|23日4時半−9時半、同じポイントにて/満潮7時半頃、干潮16時頃(小潮)/くもり、北東のち南東の風、波なし、澄み潮

■隠岐もいまひとつ...時合いに痛恨のバラシ■

【23日】43cm、39cm、33cm
【22日】23cm、23cm

 【22日】
 正午に到着。近くの工事現場の悩ましい騒音はかなり軽減されている。これならば平日でも釣果への影響は少ないだろうと勝手な期待に支配される。相変わらず釣り場に人影はない。海中をのぞくと、昨年と違い微小フグや名刺サイズのナナシマ(イシダイの幼魚)がウヨウヨ!悪い予感がする。
 案の定、夕まずめに尾頭付きぴったりサイズのマダイが釣れた他は、まったくチヌの魚信なく、完敗に終わった。明日早朝の釣果を信じて、残ったダンゴをポイントに投入し終了。

 【23日】
 昨日のオデコを受けて、夜明け1時間以上前の4時半から気合を入れて釣り開始。夜が明けた5時半頃突然地合い来る。43cm、39cm、33cmとまず三連発。そしてそのあと一投をおいてさらに4尾目のアタリ。一呼吸後あわせて重みを感じたそのとき、あっという間もなく痛恨のバラシ...(*_*)。時合いは、このバラシで一気に幕が引かれてしまった。群れが散ってしまうので、チヌは極力バラしてはいけないのだ。

 ※レンタカーショップの店長の話によると、昨今隠岐ではあまり釣れていないらしい。運不運は、釣りの常ナリ。


ハリス:1.5号or 1.75号2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:6ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・半ボイルL


*他の釣り人の状況:釣り人皆無。
2008年9月4日:13時半−18時、御崎港北堤内側枝突堤の先端にて/満潮16時半頃、干潮10時頃(中潮)/くもり、北東の風、波2m、やや濁り潮

■久しぶりも、やはりダメの御崎港...ここはフグだらけ■

 御崎港は快適な釣り場である。静かな環境で漁船の出入りもほとんどない。水質も、景色も申し分なく、枝突堤が少し延長拡幅されて竿を出せるポイントが広くなった。これで35cmクラスのチヌがコンスタントに釣れれば、ホームグラウンドに格上げしたいところである。しかし、これまではカイズ級の釣果しか実績がない。この改修で少しは状況が変わっているかもしれないと釣行した。
 結果は、残〜念期待はずれ...、以前とかわらずフグ天国で、チヌの気配はちっとも感じられなかった。ここのフグは猛烈で、過去に黄色の道糸を食いちぎられたこともある。ウキの絡み防止「からまんぼう」をフグがエサと勘違いしていたらしいのである(「からまんぼう」をはずすと道糸に噛みつかれなくなった)。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:周りにチヌ・グレ狙いの釣り人皆無。
2008年8月17日:14時−18時半、赤碕港白灯台地波止・港内向きにて/満潮13時半頃、干潮20時頃(大潮)/くもり時々晴れ、北東の風、波1.5m、やや濁り潮

■暑さとの闘い(その4)...来た!40cm級!■

42cm

 赤碕港は現在工事中であり、前回釣行時は大音響にみまわれて釣りにならなかった。今回は工事が休みの日曜日をあえて選び釣行した。例によって、今回もエサ取りの反応は芳しくない。しかし、前回よりもマシというところである。外海はやや荒れ気味でウネリがあり、ポイントにもそれが入ってきて海面がかなり動揺している。この赤碕港の港内は外海のウネリに影響されやすく、すぐに濁る傾向がある。この日も釣り開始直後まで濁っていたが、しだいに波がおさまるにしたがって解消に向かった。
 釣り始めて2時間余り経過後、前アタリがあってすぐいっきにウキが海中に吸い込まれた。どっしりとした力強い手ごたえで、チヌ40cmオーバーを確信する。手前のテトラに潜られないよう慎重かつ大胆にやり取りし取り込んだ。浅場では久しぶりの良型42cmであった。
 その後は、なぜか突然エサ取りが皆無となり、まったく生物反応がなくなった。不気味さがぬぐいきれない一日。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:周りにチヌ・グレ狙いの釣り人皆無。釣り場は相変わらず閑散。
2008年8月6日:5時半−10時半、赤碕港白灯台地波止・港内向きにて/満潮5時頃、干潮10時頃(中潮)/くもりのち晴れ、北東の風、波0.5m、澄み潮

■暑さとの闘い(その3)...今回はダブル悪条件■

 釣り場情報にチヌの記事がないなーと思っていたら、やっぱりまるで気配なしであった。エサ取りさえほとんど活性がなく、まったく退屈な5時間を得意のウトウトで満喫。8時から工事の轟音が始まり、万事を休した。港内の工事が始まったのだ。
 最近港の工事がやけに多い印象があるが、事実どうなのであろうか?ホームグラウンドの逢坂港も今年いっぱい工事のようで、港内向きでのチヌ釣りは絶望的かもしれない。いわゆる道路特定財源問題のような建設業者救済の税金ムダ遣いでなければよいが...。
 いまひとつの問題、現在沿岸水温が異常に高いのが気になる。湯梨浜町の栽培漁業センターによると湯梨浜町沿岸水温は27℃を超え、平年値より2.8℃も高いとのこと。チヌはもともと暖海性の魚なので影響がないことを願うばかりである。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:周りにチヌ・グレ狙いの釣り人皆無。釣り場はひきつづき閑散。
2008年7月25日:5時−10時半、赤碕港白灯台地波止・港内向きにて/満潮6時半頃、干潮11時半頃(小潮)/晴れ、南のち北西の風、波0.5m、やや濁り潮

■暑さとの闘い(その2)...なんとかカイズ1枚ゲット■

29cm

 今回も、早朝なら強い日差しを遮ってくれる赤碕港の白灯台地波止へ。暑さに体が順応するまでの、つなぎ釣り場である。今日は平日なので、港湾工事が7時半から始まりやや騒々しい環境の中での釣りとなった。やはり休日のほうがベターなポイントかもしれない。
 結果は、7時半頃に何とかカイズ1枚をものにしただけで終了。暑さにはかなり慣れてきたのがささやかな収穫。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:周りにチヌ・グレ狙いの釣り人皆無。釣り場閑散。
2008年7月20日:5時−9時半、赤碕港白灯台地波止・港内向きにて/満潮4時半頃、干潮8時半頃(中潮)/晴れ、無風のち北の風、波1.0m、やや濁り潮

■暑さとの闘い...耐暑リミット直前、ついに37cmゲット■

37cm

 今年3回目の赤碕港の白灯台地波止へ。ここは防波堤壁の陰になり、灼熱の太陽光を朝9時頃まで遮ってくれるありがたい釣り場。是非ホームグラウンドにしたい気持ちがある。三度目の正直を期待して、早朝一番乗りとなった。
 日の出前からの第一投は...アレレッ、餌も取られない??真夏のこの時期にエサ取りがほとんどいないのだ。ここは例年フグだらけのはずなのに!
 潮の流れも意外と速く、港外へ出る潮かと思えば突然逆向きにもと、行ったり来たりで落ち着かない。しかし、しばらくして良型のアジ28cm・30cmが釣れ、夕餉のオカズをとりあえずキープできた。その後エサ取りもしだいに姿を消し、生物反応が遠のいた。
 釣り始めて4時間たち、半ばあきらめかけた9時頃、突然かすかな前アタリ。ウキがスーッと消しこまれた。無意識に合わせるとがっちりハリがかりし、快いチヌの引きを堪能しながら取り込んだ。サイズはまずまずの37cmであった。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:周りにチヌ・グレ狙いの釣り人皆無。
2008年7月8日:15時−20時、隠岐島後・加茂港小突堤外向きにて/満潮17時頃、干潮11時頃(中潮)/晴れ、南の風、波なし、澄み潮|9日4時半−9時、同じポイントにて/満潮6時半頃、干潮12時頃(小潮)/晴れ、北の風、波なし、澄み潮

■8年目の遅咲き...ついにオーバー50!■

【8日】37cm
【9日】51cm、41cm、40cm、38cm、32cm
【8日】28cm、28cm、27cm、25cm


 
 【8日】
 正午過ぎに釣り場に到着。昨秋より近くの丘で削岩工事が始まり、チヌが激しい騒音に驚いたのか釣れなくなっていたが、この工事が終わったのかどうか確認のため13時過ぎまでとりあえず待つ。昼休憩が終了したのか、ガラガラという岩を掻き砕くような騒音が始まった。まだ工事は続いているのだー。おまけに近くのイケスでも騒々しいクレーン作業が始まった。最悪のパターンである。しかたなく、イケスの作業が終了するまで気長に待つことにする。
 15時になって、やっとイケスの作業が終わり、工事現場からのガラガラ音の中で仕方なく釣りを開始した。17時になれば、静かになるはずである。
 案の定、17時過ぎまで生物反応がほとんどなく、この時期にエサ取りもいない。刺し餌がそのままである。暑さと絶望感で気力が薄れていく。
 日没直前、やっと生物反応があり、マダイがポツポツと連れ出した。そして、夕闇の中でなんとかチヌ37cmを1枚ゲット、一息つく。マダイは尾頭付きぴったりサイズで、4枚のおかずネタを得た。明日は早朝勝負。無理やり気合を入れて寝る。

 【9日】
 工事が始まる8時までが勝負なので、未明3時頃起床、4時半から釣り再開。昨日と打って変わって、第一投目から突然のアタリ、サイズやや不満のチヌ38cmをものにする。そして第二投目もアタリで、今度はカイズに近い32cm。まあ、なんとか格好はついた。
 しばらくアタリは小休止となりベラと遊んだ後、5時半頃から第二幕が始まった。まず、チヌ40cmをキープしてホッとしているところへ、6時頃コツコツとダンゴをかじるような前アタリ。ウキがスーっと沈んで一呼吸後に合わせた。強烈な引きでドラッグがすべり、道糸がどんどん出て行く。昨年ハリ折れで大物を逃したときと同じパターンで、なぜか浅瀬に向かって逃げていく。今回は、ハリスとハリをサイズUPして強化しているので慌てない。3分くらい慎重にやり取りし、ついに30m位先に魚体が浮いた。取り込んだチヌのサイズは51cm(2.1kg)あった。紀州釣りを始めて8年目、待望の初オーバー50である。
 その後、チヌ41cmを追加して8時となり、工事現場の騒音が戻ると同時にアタリはパッタリと止んでしまった。暑さで頭痛が始まり、熱中症の危険が迫ってきたので、ダンゴを余して9時に納竿した。


ハリス:1.75号1.5-2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:6ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・半ボイルL


*他の釣り人の状況:釣り人皆無。
2008年7月1日:6時−10時半、赤碕港白灯台地波止・港内向きにて/満潮10時半頃、干潮4時半頃(中潮)/晴れ、東の風、波1.0m、澄み潮

■チヌさんの気配なし...フグと遊ぶ■

 久しぶりの好天。実に気持ちが良い。釣り情報は芳しくないが、ともかく様子見の釣行。

 やはり、チヌの気配はいっこうになく、フグと戯れながら眠い朝のひとときを過ごすことになった。港内にチヌが回ってくるのは、まだ先なのかネー?

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4.5ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:周りに釣り人皆無(つまり、最近釣れていない?)。
2008年4月21日:9時−14時半、赤碕港白灯台地波止・港内向きにて/満潮14時頃、干潮7時半頃(大潮)/晴れ、北の風、波1.0m、わずか濁り潮

■冬眠明けで今年初釣り...ヒラメの釣果に家族喜ぶ■

40cm強

 今年の冬眠明けは、やっぱり待ちきれず4月となった。しかもいまどき初釣りである。ノッコミチヌ情報が新聞に載るようになった赤碕港白灯に釣行先を決めた。
 4ヵ月以上竿を振っていないので、ぬかダンゴを投げる動作もいまひとつ決まらない。潮の状態はやや濁りがあり良好である。水温が上昇し、イワシの稚魚がすでに水面に群れている。もしかすると...と、かすかな期待がこみ上げる。
 とはいえ、例によってえさ取りがほとんどいない。やはりダンゴ釣法は、えさ取りがいないと機能不全に陥る。期待が即座に落胆にかわる。この時期は、このようにえさ取りの活性が低いため、もともとハズレがほとんどである。ダンゴ投げの練習がてらで来たつもりだったが、気だるく単純なダンゴ投入ばかり3時間ほど続いて得意のウトウトも始まった。春眠暁を覚えず。寒くもなく暑くもない、気分は極楽ごくらく...。
 正午頃に、突然近くの水面でバシャっと水しぶきが散った。イワシの稚魚を狙うセイゴあたりに違いないと、さして気に留めなかったものの、そのあとしばらくしてスーッとウキが海中に沈む。どっしりとした引きに、『ついに(チヌが)来たー!』と喜び勇んで引き寄せる。
 ところが残〜念、ヒラメじゃー。喜んだのは、我が家の家族だけだった。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(冬レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:横にチヌ狙いのフカセ釣り人1人。20cmに満たない極小チヌ数尾のみ。この時期に稚魚が釣れるとは珍しい。