鳥取県とその周辺の安全・楽ちんな港内フィールドでチヌを釣る!

のんびり紀州釣りを楽しむ『チヌどぼん会



















※海況情報リンク







【2005年】



2005年12月29日:13時−16時半、逢坂港東堤先端内向きにて/満潮15時頃、干潮6時半(中潮)/晴れのちくもり、北寄りの風ほとんど無風、波1.5m、やや濁り潮
 
■久々の釣行...気合いの1枚■

36cm

 12月に入って次々と寒波が押し寄せ1ヶ月ぶりの釣行です。無風に近い釣り日和、異常気象の中で、釣りができるだけでもひたすらウレシイ!夜は忘年会なので、あわただしい釣りになってしまったものの、36cmのかなりデブなチヌ1枚が歓迎してくれた。
竿納めの儀、幸運にも大成功。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(冬レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:釣り人ほとんどなし。


2005年11月28日:13時−16時半、赤碕港東の地波止(第3防波堤)先端付近外向き・テトラの端にて/満潮12時半頃、干潮17時半頃(中潮)/晴れのちくもり、南西の風、波0.5m、澄み潮
 
■小春日和もエサとり皆無...思わず居眠り■

 小春日和に誘われて、西風に適した赤碕港東の地波止(第3防波堤)に竿を出してみた。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:3ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:ウキ釣り師1人、釣果無しのようす。


2005年11月23日:13時−14時、逢坂港東堤先端内向きにて
■強風のため中途で引き揚げ■

2005年11月20日:13時−17時、逢坂港東堤先端内向きにて/満潮21時頃、干潮10時半(中潮)/晴れ、北のち北東の風、波1.5m、濁りのちやや濁り潮
 
■ワンチャンスに痛恨の良型バラシ■

10日前の前回に良い思いをさせてもらったので、今回も逢坂港へ。Tさんとの釣行である。長く悪天候が続き、ようやく回復した午後であったが、波はさほどではないもののウネリがまだ残っている。先端付近は、ウネリによる大粒の砂濁りが堤防外向きから回り込んできて、ダンゴ釣りには芳しくない状況であった。この濁りも徐々に回復すると読んで、先端近くに陣取る。
 釣り始めてみると、やっぱり底にはエサとりも皆無に近い。上物狙いの人には、じゃんじゃんフグやコッパグレが釣れるので、濁りの少ない中〜上層に集まっているようである。4時間弱あの手この手の誘いをかけても刺し餌がそのままの状態で帰ってくるなか、釣れたのはゴンズイ1匹という絶望的な展開となった。
 それでも太陽が沈みかけた17時前、ついにワンチャンスのアタリがやってきた。焦る気持ちを抑えながら、一呼吸おいて合わせるとガッチリかかって、ズッシリとした引きが手元に伝わってくる。ところが、これぞ典型的な忍耐のチヌ釣りと大喜びし、隣のTさんに声をかけたとたん、のけぞるような無念のバラシ。風に漂う道糸に、しばし呆然の黄昏時となってしまった。逃がした獲物は大きい...トホホ。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ3/4(ややハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:中層狙いのTさんは、カイズ1尾。近くの外向きでウキ釣りをしていた人に35cmクラスと思われるチヌ1尾。他のウキ釣り3〜4人は手のひらグレや巨ボラのみ。


2005年11月10日:13時−17時、逢坂港東堤先端やや中程内向きにて/満潮8時頃、干潮15時半(小潮)/晴れ、北のち南の風、波1.5m、やや濁り潮
 
■逢坂港にチヌ戻る■

37cm・37cm・31cm・29cm・21cm

 11月とは思えない暑いくらいの陽気で、無風に近い釣り日和。工事完了後の逢坂港へ様子見に出かける。今年の東堤はアジ釣りの人出が多く、今日もマイポイントに入れそうにない。仕方なくいつもより10mほど奥向きに陣取る。この付近は底に根があって根がかりするので、仕掛けのハワセも短めに調節する。
 1時間ほどして、とりあえず一息つけるチヌ31cmをゲット。逢坂港での今シーズン初チヌである。その後さらに1時間程して、今度はかわいい21cmが釣れ、もしや今回はこれで終わりか...、と思いながら次の一投。波でシモッたのか?アタリなのか?ほとんどわからない微妙なウキの動きにとりあえず合わせると、なんとズッシリときた。ここでは良型の37cmであった。その後しばらくして、またも同型のチヌを追加し、日没前に29cmを加え団子エサを余して日没終了となった。
 ホームグラウンドの復活を確認できたことと、初めてオキアミのボイルを団子と刺し餌に本格的に使って好結果の得られたことが、今回の大きな収穫であった。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ半(ややハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:外向きのテトラで釣っていた人に、何枚か釣果があった模様。


【1日目】2005年11月2日:13時半−18時半、隠岐・島後都万港西防波堤・先端近く内向きにて/満潮15時半頃、干潮20時頃(大潮)/くもり時々晴れ、南西の風、波1m、澄み潮〜【2日目】2005年11月3日:5時半−10時、津戸港南防波堤・最先端にて/満潮2時頃、干潮9時頃(大潮)/くもりのち晴れ、西の風、波1m、澄み潮
 
■新ポイント開拓遠征...隠岐まで来てカイズだけ (^ ^;)■

25cm・25cm・24cm・23cm
23cm・22cm・22cm
※すべて都万港の釣果
32cm・24cm・21cm
※すべて都万港の釣果

 去年のこの時期、津戸港で2日間連続ボーズの憂き目にあったので、リベンジの意味を込めて釣行した。また、新ポイントの開拓(都万港)という第二の目的もある。

【1日目】今回は、まず新ポイント開拓のため、かねてから目を付けていた都万港の西防波堤に初釣行。先端の内向きやや中程に陣取る。先端内向きではなぜかハリスが一投毎にささくれ立ってしまうので、やむなく中程に移動した。釣り始めて1時間もしない内に、アリャリャ!隠岐ではこれまでお目にかかったことのない22cmのかわいいカイズ君ではないか。文字通り、隠岐に来た「甲斐のないサイズ」...略して「カイズ」だわ〜。
このあと、グレ混じりでやけくそのカイズ遊びに熱中するはめになってしまった。グレ32cmを拝ませてもらえたのが、せめてもの慰め。来年の夏にリベンジだー。

【2日目】都万港では今回大型のチヌは無理と判断、次の日は予定通り慣れ親しんだ津戸港へ。強風に煽られながら、追い風となる最先端で竿を出す。ここならなんとか40cmクラスの本命を一枚は...と期待して始めたが、なんとここではカイズの代わりにウマズラハギの子ども達でいっぱいですわー。さすがの団子もまったく機能せず、昨年の同時期同様またしてもボーズに終わった。ここも来年の秋に必ずリベンジ!

ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:都万港5ヒロ(ハワセ)/津戸港6ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:釣り人皆無。


2005年10月20日:13時−17時半、羽合港西波止先端付近内向き・テトラの端にて/満潮17時半頃、干潮9時半頃(中潮)/晴れ、北東のち東の風、波1.5m、やや濁り潮
 
■浅場ポイント開拓Act2...今回は期待はずれ■

21cm

 浅場ポイント開拓Act1(8月12日赤碕港第三防波堤)では、期待をはるかに上回る釣果に恵まれたので、調子に乗って橋津川河口に近年完成した羽合港を攻めてみた。水深は2ヒロ半で、赤碕港第三防波堤の先端付近と同程度の深さである。釣り場に着いて、釣り人の姿が見えないのにまず驚く。河口対岸の突堤には多数の釣り人の姿が見られるのに...。
 釣り始めて1時間、案の定エサ取りもほとんどいない。足下にこぼれた団子エサにもほとんど寄ってこない。いやな予感が的中した。陽が傾きかけて思い出したように小チヌがかかり、さて、もしかすると時合いか!と気合いを入れてみたものの、ついにそれっきりで日没終了となってしまった。ここはボラ場なのに、それさえ姿を見せないのはなぜ...??

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:3ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:釣り人はエギングのみ。


2005年10月13日:12時半−17時、逢坂港東堤先端付近内向きにて/満潮9時半頃、干潮17時(若潮)/晴れ、北のち東の風、波1m、やや濁り潮→澄み潮
 
■工事終了の逢坂港...久々も愛想なし■

 数ヶ月にわたる一文字堤の工事がやっと終了した逢坂港へ久しぶりの釣行である。前回7月16日の文さんとの釣行の時には、工事中でしかも未体験の速い潮流に悩まされたが、今日は適度の潮の流れがあり、まずまずの釣り環境に回復していた。
 期待に胸を膨らませて第一投。ところが、ありゃ、エサが取られない...!活性がないわー。後半になってやっとエサとりの動きがやや活発化してきたものの、やっぱりチヌ様はお出ましにならなかった。


ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:西堤の先端付近にウキ釣り人が数人、コッパグレぽつぽつのみのようす。


2005年9月17日:7時半−12時半、赤碕港東一文字提東端外向きにて/満潮13時頃、干潮7時頃(大潮)/晴れ、南の風、波1m、澄み潮
 
■潮流速く...完敗■

 Tさんと久しぶりの釣行。何年もご無沙汰の東一文字堤に渡る。初めて東端の外向きに陣取り、海底のようすを探りながらのスタート。初めはチャリコばかりで、今年は「チャリコ年」であることがはっきりした。釣り始めてしばらくすると、突然潮が速くなり、ウキがシモってほとんどアタリがわからなくなった。竿先の反応で釣れるのは良型のフグばかり。その力強い引きを退屈しのぎに楽しんだだけで、とうとうボウズで終了。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:7ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:Tさんもボーズ。近くにフカセ釣り師1人、30cm位のチヌ1尾の釣果。


2005年9月12日:14時−18時半、赤碕港東の地波止(第3防波堤)先端付近外向き・テトラの端にて/満潮6時半頃、干潮15時頃(小潮)/晴れ、北西の風、波0.5m、澄み潮
 
■喰いしぶりの中、何とか2尾■

33cm・25cm

 1ヶ月前に、このポイントでカイズ爆釣の初体験をしたばかり。この浅場(2.5ヒロ)がホームグランドのひとつになりうるかどうか、確認のための釣行である。
 今回は潮のようすが違うのか、エサとりにも活性が今ひとつの感があり、2時間ばかり退屈な時間を過ごす。4時ごろに、やっとチヌ25cmがきて一息ついた。時合いかと思いきや、その後はまたすぐ活気のない海に戻ってしまった。17時すぎに、なんとか33cmのチヌを確保して終了。ホームグランド昇格。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:3ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:ウキ釣り師1人、小物ばかり。


【1日目】2005年8月28日:14時−19時半、隠岐・島後津戸港南防波堤・先端近く外向きにて/満潮7時頃、干潮15時半頃(小潮)/晴れ、南西のち北東の風、波0.5m、澄み潮〜【2日目】2005年8月29日:5時−10時、同じく津戸港南防波堤・先端近く外向きにて/満潮9時頃、干潮3時半頃(長潮)/晴れ、北東のち西の風、波0.5m、澄み潮
 
■隠岐にしては型に不満...チヌ4枚と五目釣り■

40cm・36cm・32cm・32cm

<五目釣り釣果の顔ぶれ>

・カンパチ50cm位(タモ入れ直前にハリはずれ)
・石鯛の子25cm位×2
・アイゴ36cm位×2
フエフキダイ20cm余り
・マハギ23cm位
・キュウセンベラ25cm前後×無数


【1日目】午後1時ポイント到着、早くも脱水症状気味となり、2リットルPETボトルの麦茶をがぶ飲みする。防波堤に人影はない。いつものポイントにゆっくり入る。この暑さでは日没前までチヌは無理かも、と観念する。しかして、その通りとなった。18時頃までの4時間近くは、カワハギ23cm、ナナシマ(石鯛の幼魚)や、初体験のフエフキダイの幼魚など退屈しのぎ程度の展開。日が暮れだして、やっとのことでチヌ32cmをものにする。その後しばらくしてチヌ36cm、さらにウキがほとんど見えなくなった状況でチヌ32cmを追加した。いやはや小ぶりだがな〜、このポイントにしては!...やっぱり夏枯れ?

【2日目】早朝、珍しく暗い内から団子の準備をして夜明けを待つ。まだ薄暗い中で、とうとう待ちきれず第一投。ここではあまり釣れないフグを釣り上げ、ガッカリしたあとの第2投。誘いにすぐのってきたのは、何とか格好がつくチヌ40cmだった。もしや前回と同じようにチヌの連発か!?と眠気が吹っ飛ぶが、第3投目の連続アタリで残念ハリス切れ...。悪いことにその直後から、潮が急に速くなり団子がぐんぐん流されるようになった。チヌの気配は一気になくなり、釣れるのは良型のアイゴ36〜37cmや、強烈な引きの石鯛25cm(刺身が美味でしたねー)、無数のキュウセンベラなど外道ばかりとなって時間切れ終了。エサを付け替えようと仕掛けを巻いた瞬間、飛びついてきたカンパチ約50cmがタモ入れ前に水面でバレてしまい、ご馳走を逃した悔しさを引きずって帰路についた。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:6ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:釣り人は、アジ釣りのみ2人。


2005年8月17日:14時−18時半、夏泊港北突堤先端付近内向き・テトラの端にて/満潮11時頃、干潮18時半頃(中潮)/晴れのちくもり、北東の風、波1.5m、やや濁り潮
 
■3年ぶりの夏泊港...かっての面影はなく■

22cm

 かってのホームグラウンド夏泊港に3年ぶりのご機嫌伺い。先日、赤碕港の第3防波堤で数釣りを堪能したばかりの余裕でもって、近年不人気つづきの同港のようすを探ってみた。
 まず、4年ほど前に突然3ヒロ程度に浅くなってしまったポイント付近の水深。4ヒロ弱まで回復している。ところが、数年前のテトラの設置に加えて、またまた新たな邪魔者が現れた。ちょうどポイント付近を夜間に照らすビッグなサーチライトが設置されているのである。夜行性のチヌが、この強烈な光にどのように反応しているのか?科学的な興味が湧いてくる。
 釣り始めて2時間、やっと手のひらサイズのカイズが釣れる。俄然気合いが入ったが、しかしその後はチャリコのオンパレード。今年の海のようすが、近年とまったく違うことをここでも思い知らされた。
 ホームグラウンドへの復活がなるかどうか、今年中にもう一度チャレンジして確かめなければならなくなった。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:サビキ釣りの釣り人のみ。チャリコの鈴なりを連発。


2005年8月12日:14時半−19時、赤碕港東の地波止(第3防波堤)先端付近外向き・テトラの端にて/満潮19時頃、干潮12時半頃(小潮)/くもりのち晴れ、西の風、波0.5m、やや濁り潮
 
■思いがけないスランプ脱出...カイズ級10尾■

32cm・26cm・26cm・25cm
25cm・25cm・24cm・24cm
23cm・23cm

 釣友のTさんと逢坂港で待ち合わせることになっていたが、あいにく西の強風で、横風になるため断念。帰ろうにも冷凍オキアミがとけてしまい、もったいないので実績のない浅場の赤碕港第3防波堤へ行く。
 ここは水深が2ヒロ半しかなく、紀州釣りの大団子には向かないと思っていたが、まだ盛期で試したことがなかった。ダメもとの良いチャンスと割り切って竿を出す。
 まず、釣り始めの30分くらいでチヌ23cmが釣れる。運の悪いヤツだと思いながら、せっかく釣れたのだからと丁寧に活かしておく。その後は、チャリコや小アジばかりで暑さと強風の風圧に耐える時間が続いた。
 状況が急変したのは16時半ごろ、まずまるで期待をしていなかったサイズのチヌ32cmをゲット。その後30分に1尾くらいの間隔で25cm前後のチヌが釣れるようになった。さらに、日が暮れ始め薄暗くなってきたところで、ほぼ入れ食い状態になる驚きの展開に。しかしここで残念エサ切れ、終了となった。
 まわりのアジ釣りファミリーの不思議そうな視線が、なんとなく心地よかった午後の4時間半。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:3ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:まわりはアジ釣りファミリーのみ。


2005年8月4日:6時半−11時、赤碕港西一文字提外向き・テトラのない部分の中央付近にて/満潮13時頃、干潮7時頃(大潮)/晴れ、北西の風、波0.5m、澄み潮
 
■きょうもハズレ...■

 『なんでも釣り師』Kさんとの釣行。釣れていないせいか、平日とはいうものの他に釣り人のいないいつものポイントに渡る。船頭も大儀そうになんとか渡してくれた。
 「今年の海は、7月からずっと何か変だな〜」と4時間にわたってつぶやき続け、気づいてみれば何の釣果もないままエサ切れ。8月に入ったというのに、このポイントでグレさえまだ1尾も釣れないなんて...確かに海面にぜんぜん浮いてこない。万策尽きた。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:6ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:釣り人なし。ちなみにKさんは、内向きの投げ釣りで20cm前後のキスを釣り放題。


2005年7月17日:6時半−12時半、赤碕港西一文字提外向き・テトラのない部分の中央付近にて/満潮9時頃、干潮3時頃(中潮)/くもりのち晴れ、南東の風、波0.5m、澄み潮
 
■Welcome文さん...二日目■

 文さん、「ボウズのままでは帰れない!」これで二日目の赤碕港強行が決定。迷人・奥さんのトイレ問題が棚上げのまま西一文字に渡る。
 ところが、ここでも4時間余り釣りをして小生が引き続きボーズ、文さん夫婦はチヌ合計2尾を釣り上げるも30cmに満たずフラストレーションは高まるばかり。渡船に時間延長を二回も頼む執念には、まず第一回目の脱帽である。そしてその執念が神に届いたのか、なんと終了間際に待望のチヌ46cmをゲットしてしまった。テトラの部分では珍しくないサイズだが、この楽釣りポイントでは珍しい大型である。
 文さんがそのチヌの胃袋の中身を調べると、何と文さんのダンゴの材料だけが詰まっているようすが見られ、刺し餌は見あたらないようであった。そばで並んで竿を出していた小生のダンゴ処方は明らかに完敗であり、脱帽の二乗である。
 鳥取県ではダンゴ釣りの釣り人はほとんどおらず、これまでは、並んで釣る相手はフカセ釣りの人ばかりであった。このようなシチュエーションでは、ダンゴの細かな処方に頓着しなくても、夏から冬にかけてフカセ釣りと同等以上の釣果を得てきている(別に競り合うつもりはないが)。ところがこの釣行で、ダンゴ同士で並んで釣るとどうなるかを初めて知らされることになった。ダンゴ配合の相対的な効力の違いが、大きく釣果を左右することをもろに見せつけられたのである。紀州釣り本場の関西で鍛えられている文さんには、やはりひと味違う工夫がある。
 というわけで、今回も連敗を脱出できず文さんの引き立て役に回ってしまった。トホホはいつまで続くやら...。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:6ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:周囲はフカセ釣り師ばかりで、25cmくらいまでのグレのみの釣果のようであった。テトラの上で釣った釣り人が40cm弱のチヌを一枚あげたという。


2005年7月16日:5時半−10時半、逢坂港東堤先端内向きにて/満潮8時半頃、干潮2時頃(若潮)/くもり一時雨のち晴れ、南東のちほぼ無風、波0.5m、やや濁り潮
 
■Welcome文さん...一日目■

 文さんが”迷人”の奥さんを伴って(待てよ!?実はそれは逆だったかも...)、大阪市からわざわざ当地まで遠征釣行ということになり、初めての”他流試合”である。第二ホームグラウンド赤碕港の一文字堤で最近チヌが釣れ始めているとの情報があるが、”迷人”さんのトイレ問題が解決できず、工事中が懸念材料の筆頭ホームグラウンド逢坂港へ向かう。いつものポイントにはすでにアジ釣り仕掛けの釣り人が占領していた。先端には二人は入れないため小生が入り、アジ狙いの釣り人二人を挟んで文さん夫婦が陣取った。
 今日は、風も弱く一時雨がぱらついたもののこの時期としてはしのぎやすい天気であったが、まったく予想外であったのは、潮流がまるで川のように速かったことである。長い間当港に通い続けてきたが、このような現象に出会ったことはこれまでない。おそらく昨夜の大雨でどこかの貯水池が放水したのかもしれない。凪なのに潮はぼんやり濁っている。速い潮流はダンゴ釣りの泣き所、一日目の結果は三者とも完ボに終わった。このあと文さん夫婦は、諦めきれないので昼前となりの御崎港に移動。珍しく特等席のポイントは空いていたが、ついに14時頃、ボウズのまま暑さでギブアップしたという。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:アジ釣り人のみ。土曜日なのに、この時期にしては珍しくグレ・チヌ狙いの釣り人の姿が見えない。


2005年7月6日:14時−19時、逢坂港東堤先端付近内向きにて/満潮13時半頃、干潮20時半(大潮)/晴れ、北西のち西の風、波1.5m、やや濁り潮
 
■切り札、逢坂港...も愛想なし■

 港に着くと、何と防波堤は工事中。いやな予感がしたものの、場所替えするのも大儀なので、工事の作業員に頼み込んでいつもの場所に入らせてもらった。
 今日は、天気予報にもなかった強い西風で、海面の潮流が速くてウキがシモリっぱなしになり、道糸も風で煽られてまことにさんざんな状況で終始した。
 結局、豆アジ釣り大会になってしまい、やっぱり今日もチヌはボーズで終わった。強風で玉網の柄が飛ばされ、いつの間にか海へGood By。泣きっ面にハチとはこのこと...トホホ。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:他に釣り人皆無。


2005年6月25日:7時−12時、赤碕港西一文字提外向き・テトラのない部分の中央付近にて/満潮16時頃、干潮9時半頃(中潮)/晴れ、南東の風、波0.5m、やや濁り潮
 
■赤碕の海に異変?■

 釣り仲間Tさんとの釣行。ポイントに着いて潮の具合を見ると、??...。しばらく凪続きなのに、濁りというか、かすかにぼけている不思議な潮況である。もしや赤潮の前兆?と悲観が先走る。とにかく今年の6月は暑すぎるし、雨が降らない。今日も35℃だった。
 結果はやっぱりボーズ。エサとりの活性も弱く、まるで気配がなかった。例年この時期は、チヌ混じりにグレが釣れ盛るのであるが、今年はまるでそれがウソのようである。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:6ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:Tさんもボーズ。東端外側テトラのボケ濁りのないところでフカセ釣り師1人、コッパグレ数尾のみの貧果。


【1日目】2005年6月20日:14時−19時、隠岐・島後津戸港南防波堤・先端近く外向きにて/満潮12時頃、干潮19時頃(大潮)/晴れ、西の風、波0.5m、澄み潮〜【2日目】2005年6月21日:5時半−8時半、同じく津戸港南防波堤・先端近く外向きにて/満潮3時頃、干潮6時半頃(大潮)/晴れ、東の風、波0.5m、澄み潮
 
■リベンジ成る!...型揃いチヌ8枚■

45cm・41cm・39cm・39cm
39cm・38cm・35cm・35cm
26cm

 釣り情報では、隠岐はノッコミ終了とのことであったが、おそらくこれは磯場での情報に違いないと判断し、突如遠征を決行した。地元の赤碕港では、ちょうどこの時期より本格的なチヌシーズンに入るのが例年の傾向だからである。

【1日目】午後1時ポイント到着、海底を調べる。この時期は凪続きで、深さが5ヒロ半あるのに潮は澄みわたり、海底は丸見えである。ただ、ダンゴ釣りの頼みのエサ取りはウロチョロしているので、ほっと一安心する。しかしながら、釣り始めて4時間、釣れたのは運の悪いグレ26cmのみ。ダンゴの材料も底をつき、今日もトホホ...かなとあきらめかけた。と、そのときこれまで一度もなかったチヌ独特の前あたりがウキに出て目が覚めた。うまく合わせられて取り込んだのは、ここではやや不満足の39cmのチヌ。1尾確保で、とにかくほっとする。まあきょうのところはこれだけでいいか、と残り少ないダンゴを消化していたところ、しばらくして本格的な時合いが到来。誘いに次々と反応があり、予期せぬチヌ3連続ヒット35cm、39cm、35cmに恵まれた。そこで残念エサ切れである。やっぱり最後まであきらめてはいけないのだ。

【2日目】不覚にも寝坊し、太陽がいいかげん登りきった5時半から2日目のスタート。すでに土産分は確保できたので、気持ちのゆるんでいるのが自分でもわかる。ところが、天の助けはまだ続いていた。何と初体験。第一投で、何気なく誘いをかけたところ、突然ヒット!オーッ、チヌ41cmじゃ。そのあとほとんど入れ食いで45cm、38cmをゲット。さらに1時間半後39cmを追加した。まだ8時すぎで、時間もダンゴの材料もまだふんだんにあり、いつもだとヨ〜シこれからというところであるが、残念この日に限って大変な暑さとなり、しかも無風。からだがだるく熱中症の危険が迫ってきたので、やむなく3時間足らず、8時半で竿を納めることにした。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:6ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:釣り人皆無。


2005年6月6日:13時半−18時、逢坂港東堤先端付近内向きにて/満潮13時頃、干潮20時(大潮)/晴れ、北東の風、波1m、澄み潮
 
■忍従の季節...しばしの我慢■

 近くの釣具店2ヶ所で釣況をたずねてみたが、どちらも商売があがったりの状態という。それでも今日このときから釣れ出すかもと淡い期待を込めてイザ出陣。いつものポイントで若い男女のペアがのんびり竿を出していたので、状況を聞いてみる。即答一言「釣れないですよ。あそこ(西堤)にいる人も全然ダメみたい」と今回ものっけからダメ押しを喰らう。まあいい、今日は海の香りを楽しみにきたのだ...。
 結果はそのとおりで、エサとりもほとんどおらず、そこは金魚のいない金魚鉢のような空虚な海であった。帰り際に運の悪いタコがお情けでかかり、夕食のおかずに。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:対面の西堤にウキ釣り師が3〜4人。フグさえ釣れたようすもなかった。


【1日目】2005年5月13日:13時半−18時、隠岐・島後津戸港南防波堤・先端近く外向きにて/満潮16時半頃、干潮24時頃(中潮)/くもり、北東の風、波0.5m、澄み潮〜【2日目】2005年5月14日:5時−9時半、同じく津戸港南防波堤・先端近く外向きにて/満潮17時頃1回のみ、干潮なし(小潮)/晴れ、東の風、波0.5m、澄み潮
 
■期待の隠岐遠征...惨敗■

 鳥取県中部の防波堤ではチヌの声がさっぱり聞かれないので、隠岐のノッコミにかける。隠岐の情報ページe-oki.net の情報をチェックすると、チヌが釣れるのは、磯では4〜6月、防波堤では9〜12月とある。ちょっと気にはなったが、事実を確かめないと気がすまない質なので、とにかくチャレンジしてみることにした。

【1日目】釣り始めて、まったく活性のない海にがっかり。エサとりもほとんどおらず、ダンゴ釣りにはまことに不利な状況であった。隠岐まで来ていながら何も釣れないこの寂しさと焦り。ならばと、夜にマダイのブッコミ釣りをしようと準備をしていたところ、そのリールが壊れるアクシデントのオマケまでついて1日目が終了。どっと疲れが出る。

【2日目】それでもチヌが1尾くらいは来るだろうと、自らを励ましつつ夜明け直後から再び頑張る。しかし今日も、隠岐のお友達キューセンベラが時たま退屈を紛らわせてくれるだけで、昨日と同様チヌの気配が終始感じられることはなかった。やはり、e-oki.net の情報は正しいのだ、とむりやり納得する。レンタカーの返却までに少し時間が余るありさまで、都万周辺の釣り場を下見するドライブまで楽しんでしまった。まったくトホホな2日間...近いうちに必ずリベンジ!

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:6ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(冬レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:1日目にサビキと投げの両刀使いをする人一人のみ。何も釣れていない。2日目は、土曜日というのに釣り人皆無。


2005年4月24日:8時−12時、赤碕港西一文字提外向き・テトラのない部分の中央付近にて/満潮14時頃、干潮7時半頃(大潮)/晴れ、南東のち北東の風、波1のち1.5m、やや濁り潮
 
■赤碕の海に春遠し...3連敗■

 近所のKさんに誘われての釣行。渡船の店主も「釣れないからやめとけ」言いたげなふうで、脱力感におそわれる。しかしてその通りの結果となった。予想通りの3連敗。
 Kさんは五目釣りの道具仕立てで、幸運にもルアーも持ち合わせており、小イワシを追い回すスズキの大群に遭遇してクーラー満杯の爆釣。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:6ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:フカセ釣り師2人、カレイ1枚のほか釣果なし。あとは、ルアー釣りで、スズキ50〜70cmを一人5尾前後の釣果(釣れすぎて飽きてしまった人が多かった)。


2005年4月14日:12時−16時、逢坂港東堤先端付近内向きにて/満潮16時半頃、干潮なし(中潮)/晴れ、北西の風、波1m、澄み潮
 
■久々...エサ取りも皆無■

 人出はほとんどなく、それだけで釣れそうにない予感に満たされる。車から釣り具一式を取り出し、いざ出陣ととりあえず気合いを入れてみるが、漁師のおばちゃんが「いけんなー(ダメだーの意味)」と突然声をかけてくる。「え?何が?」「網に魚が全然かからんけー」と思いがけない絶望のダメ押し。一瞬めまいが...。
 結果は、せめてものメバルどころか、フグにもまったくかまってもらえず、春暖の気だるい午後となった。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(冬レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:他に1人ウキ釣り師がいたが、午前中に木っ端ウミタナゴ2尾の釣果(午後はサッパリ)。


2月3日鳥取県は大雪となりました。
雪解け水で海水温が下がるため、小生晴釣は、軟弱にも春まで「冬眠」に入ります。


2005年1月23日:12時半−17時、逢坂港東堤先端付近内向きにて/満潮16時半頃、干潮7時半頃(大潮)/くもりのち晴れ、東の風、波2m、やや濁り潮
 
■初ボウズの巻■

 釣り場に到着、いつものポイントに入ることができホッとする。隣の先端角で帰り支度をしているベテラン風のウキ釣り師に声をかけ、クーラーの中を拝見。何と40cm弱〜45cmのチヌ3枚が入っている。ということは、もう時合いは過ぎた?と不安が先に立つ。
 案の定、まったくチヌのチの字の気配もなく、ひたすらダンゴを投げつづけるだけの午後となった。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(冬レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:上述。他に3〜4人ウキ釣り師がいたが、釣果はなかった模様。


2005年1月18日:12時半−16時、逢坂港東堤先端付近内向きにて/満潮20時半頃、干潮14時頃(小潮)/晴れ一時雨、北西のち西の風、波2m、やや濁り潮
 
■初釣りの儀...まずまずの釣果■

36cm・30cm

 この冬は海が荒れっぱなしで、マイポイントの濁りのきつい日が多く、初釣りの儀式が中旬までずれ込んでしまった。平日ということもあるが、珍しく波がおさまり好天にもかかわらず釣り人の姿はない。なんとも寂しい初釣りとなった。
 暖冬のせいで海水温はまだかなり高めのようである。エサとりはほとんどいないので、エサとり歓迎の紀州釣法はそろそろクローズの時期かもしれない。けれども、例年初釣りはこの釣法と決めている。新年を占う大切な行事だから...。
 今年の初釣りは、厳冬時になってしまったにもかかわらず幸運だった。ウネリが強く、ウキでアタリがほとんどとれない状況で苦労しながら、14時頃まずチヌ36cmをゲット。道糸の張りの変化に即合わせ、唇にがっちりかかっていた。
 一枚あげひと安心してまもなく、今度は誘いをかけた瞬間ウキにアタリがあり、チヌ30cmを追加できた。その後時合いが過ぎ、空模様がおかしくなってきたので早めに竿を納めた。
 この時期に、このポイントでの2尾の釣果は「満足、まんぞく」である。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(冬レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:釣り人皆無。