鳥取県とその周辺の安全・楽ちんな港内フィールドでチヌを釣る!

のんびり紀州釣りを楽しむ『チヌどぼん会



















※海況情報リンク







【2006年】



2006年12月20日:13時−17時、逢坂港東堤先端内向きにて/満潮16時半頃、干潮19時半(大潮)/晴れ、北東の風、波1.0m、わずか濁り潮
 
■小春日和に誘われて...ボーズできっぱり竿納め■

 この時期に珍しい快晴の小春日和に誘われて前回の竿納めを撤回、逢坂港へ。好天にも関わらず、やはり釣場は疎ら。チヌはおろか、アジも不調のようである。
 エサ取りのフグは前回に引き続きにぎやかで、早くも次のチヌ・シーズンの活性回復期待が突き上げるように高まってくる。
 今シーズンはチヌ大凶作の年となってしまったが、低水温が原因であることはほぼ間違いないところであるので、特に反省すべき点はない。むしろ、何とか少しでもこの困難な状況を打開しようと、いろいろ工夫してみるなかでいろいろなアイデアが浮かんできた。来シーズン、それらのアイデアをひとつひとつ試してみる大きな楽しみが加わり、その点では成果があったといえるかもしれない。
 ボーズでも、すがすがしい「竿納めの儀」であった。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(改良冬レシピ=ヌカ17%減量、アミエビ1kg弱追加)+オキアミ半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ半ボイルL。


*他の釣り人の状況:周りはサビキ釣りの人ばかり。アジもほとんど釣れないという。


2006年12月6日:12時半−16時半、逢坂港東堤先端内向きにて/満潮17時半頃、干潮9時(大潮)/晴れ、北西のち北東の風、波1.0m、わずか濁り潮
 
■お情けの28cm1尾...たぶんこれで竿納め■

28cm

 相変わらず釣場は疎ら。ボーズ続きにも慣れてきて、ポイントに向かう気分も自然体にほぼ戻ってきた。
 エサ取りのフグも最近やっとにぎやかになって、海の活性は着実に回復しつつあることが実感できる。夕日が沈む直前にやっと運の悪いカイズ28cmがハリにかかった。このサイズでも今年は大感激だー。こんな年は、正直もう勘弁...。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ1/4(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(改良冬レシピ=ヌカ17%減量、アミエビ1kg弱追加)+オキアミ半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ半ボイルL。


*他の釣り人の状況:周りはサビキ釣りの人ばかり。アジもほとんど釣れないという。外向きテトラで、数人のウキふかせ釣り人が散見されるも釣果不明。


2006年11月29日:13時半−16時半、泊港西突堤先端内向きの枝堤先端外向きにて/満潮8時頃、干潮15時(小潮)/晴れ時々くもり、西の風、波2m、わずかに濁り潮
 
■泊港の巻その2...やはりボウズ(^^;)■

 チヌの激減がいまだ回復しないまま初冬を迎えようとしているが、釣れぬと思いながらもチヌの居場所を求めてひたすらさまよい続ける。今日は、天気はよいが西風が強いので、追い風で竿が出せる泊港西突堤(正式名称不明)に陣取る。ここは、まだエサ取りがそこそこいるので退屈しのぎになる。40cmくらいのボラも釣れて、チヌに負けない強い引きを久しぶりに味わった。一方、例によってチヌはというと...、やっぱりボウズだった(Tohoho)。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(改良冬レシピ=ヌカ17%減量、アミエビ1kg弱追加)+オキアミ半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ半ボイルL。


*他の釣り人の状況:ウキ釣りの人一人、グレの釣果が遠目に見えた。


2006年11月4日:13時−17時、逢坂港東堤先端内向きにて/満潮13時半頃、干潮19時(大潮)/晴れ、北西のち北東の風、波0.5m、澄み潮
 
■大分活気が戻ってきた海...でもボーズ■

 釣場に着くと、今日は3連休のなか日というのに釣り人は疎ら。例年のこの時期では考えられない現象がまだ続いている。コッパグレの海中を行き来する姿がようやく見られるようになって、活性の甦りつつあることが実感できる。
 しかしながら、ことチヌに関しては異常な絶不調現象がまだ続いているようであった。チヌ釣り人がほとんどいないことを裏付けるように、チヌの気配がまったく感じ取れない。今ごろになって、エサ取りだけはにぎやかになってきた状況のもと、小サバやフグと空しく戯れる午後のひとときとなった。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(改良冬レシピ=ヌカ17%減量、アミエビ1kg弱追加)+オキアミ半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ半ボイルL。


*他の釣り人の状況:サビキ釣りの人ばかり。対岸の西堤外向きでは、ウキ釣りで手のひら大のグレ。


2006年10月27日:13時−17時、赤碕港東の地波止(第3防波堤)先端付近外向き・テトラの端にて/満潮--時頃、干潮11時頃(中潮)/晴れ、北西の風、波1.5m、やや濁り潮
 
■エサ取りほとんど無し...居眠りも■

 西風で釣りやすく昨年良い思いをさせてもらった赤碕港東の地波止(第3防波堤)に、およそ一年ぶりの釣行。ここは平日でも満員盛況のファミリー釣場で、午前組が引き揚げた間隙を狙ってポイントを確保した。ところが、竿を出してみてガッカリ。最後までエサ取りもほとんどいない状況が続き、薄暮になってやっと良型アジや30cmくらいの巨フグが来る始末である。チヌの気配は最後まで感じられなかった。
 ちなみに、途中からサワラ狙いの熟年グループが強引に割り込んできて、迷惑お構いなし、ルアーの斜めキャストが始まった。最近釣り人のマナーの悪さには閉口することが多いが、このような傍若無人ぶりは何とかならないものであろうか。
 
ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:3ヒロ〜3ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ半生1kg、刺し餌:オキアミ半生L。


*他の釣り人の状況:グレ狙いらしきウキ釣り師1人、釣果?(...静かだった)。


【1日目】2006年10月18日:13時半−18時半、布施港松島小突堤先端にて/満潮12時頃、干潮18時半頃(中潮)/くもり、東の風、波1.5m、澄み潮〜【2日目】10月19日:5時−10時半、加茂港南小突堤先端付近外向きにて/満潮12時半頃、干潮6時半頃(中潮)/晴れ、北のち南東の風、波0m、澄み潮
 
■これでもか!隠岐...たったのカイズ一枚■

25cm


【1日目】古い海図を見て、水深などの状況が紀州釣りに適していそうな布施港と卯敷港に下見がてら行ってみる。来年の隠岐作戦の検討材料にする意味もある。まず卯敷港の突堤は、小規模ながら近くに岩磯が点在し、いかにも良型チヌが釣れそうなロケーションであった。テトラもなく、紀州釣りには釣り易さでうってつけのポイントである。ただ水深は、見た感じ3〜4ヒロしかないようである。来年釣行時の楽しみにとっておくことにした。
 そのあと布施港へ。最初松島から伸びる沖防波堤の中程内向きで竿を出してみたが、水深がなんと7ヒロ以上もあり、紀州釣りには適さないので、すぐに松島から港向きに伸びる近くの低い小突堤に転進した。ここも水深が5ヒロ半もあった。
 今年はとにかく不思議なのであるが、ここでもこの活性の高い時期にエサ取りもいない状況が2時間近く続いて釣りにならない。その後小ダイやデカいヒガンフグなどが釣れだし、やや活性が出てきたものの、ついにチヌの顔を見ることができなかった。
 
【2日目】一夜明け、津戸と西郷の中間に位置する加茂港で約30年ぶりに竿を出す。当時は投げ釣りアングラーで、加茂湾の魚影の濃さに驚いた記憶が鮮明に残っている。小さな突堤が岸壁の南端にあり、ほぼ車横付け状態で釣りが出来るので便利この上ない。紀州釣りは、本来このイージーさが欠かせないのである。
 ここは、布施港とは違いエサ取りの活性は比較的高く、ナナシマもわいていて退屈しない。しかし肝腎のチヌは、25cmクラスが1枚のみという期待はずれの貧果に終わった。例年であれば釣れそうな雰囲気のポイントであるので、来年ぜひ再チャレンジ。

ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:布施港6ヒロ半(ハワセ)/加茂港6ヒロ〜7ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ半ボイルL


*他の釣り人の状況:エギングやサビキ釣りの人ぽつぽつ。他に釣り人皆無。


2006年10月13日:14時−17時半、逢坂港東堤先端内向きにて/満潮--時頃、干潮13時(小潮)/晴れ、北東の風、波1.5m、やや濁り潮
 
■なんと地元で今年のチヌ初獲物!36cm1尾(^^;)■

36cm


 釣場に着くと、何と!このベストシーズンに釣り人ゼロ。最後まで孤独な釣りとなってしまった。平日とはいえ、例年この時期では考えられない現象である。やはり異常な絶不調現象がまだ続いているようである。諦め半分で竿を出したが、幸運にも16時頃ウキの動きに微妙な変化が!慎重に合わせ、すこぶる元気の良いチヌの引きを久しぶりに堪能した。不運なチヌに感謝、感謝。

ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ半ボイルL。


*他の釣り人の状況:釣り人皆無。対岸の西堤ではサビキ釣りの人が数人。小グレが釣れていた。


【1日目】2006年9月28日:13時半−18時、津戸港南防波堤先端付近外向きにて/満潮20時頃、干潮11時半頃(小潮)/くもり、北西の風、波0.5m、澄み潮〜【2日目】9月29日:5時−10時半、福浦港西防波堤先端付近外向きにて/満潮4時半頃、干潮12時半頃(小潮)/晴れ、南西の風、波0m、澄み潮
 
■隠岐も”重傷”だー■

33cm


 【1日目】昨年まで40〜45cmのヨダレ・チヌ(??新語をつくってみました)が毎回当たり前のように釣れていたこの時期の津戸港南防波堤。今年はやっぱりダメだった。エサ取りのキューセンベラはやっと戻ってきたものの、チヌの動きはまだ回復していない。小ダイ・手のひらグレなどで、暇つぶしタイムとなってしまった。地元の人は、良型アオリイカのジギングを楽しんでいる。
 
【2日目】大不振の今年のなかで、ささやかだが最も実績のある福浦港西防波堤に転進する。しかし、ここはここでアジの回遊が激しく、水深があまりないため15〜25cmのアジが入れ食いとなる。今年はおみやげが無し続きであるので、家族のことを考えて不本意ながら持ち帰ることに...肝腎のチヌは、終了間際にやっと釣れた33cm1尾のみだった。隠岐アジがすこぶる美味で、家族に大好評(^^;)。

ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:津戸港6ヒロ半(ハワセ)/福浦港4ヒロ半〜5ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ半ボイルL


*他の釣り人の状況:他に釣り人皆無


2006年9月21日:13時半−18時、泊港西突堤先端内向きにて/満潮13時半頃、干潮20時(大潮)/晴れ、北東の風、波1.5m、やや濁り潮
 
■チヌさん、一体どこへ??...泊港の巻■

20cm

 チヌの居場所を求めてさまよい続ける。今日は、ここも以前から目を付けていたところの泊港西突堤(正式名称不明)。港の奥まったところにある突堤の内向きポイントで、外海が少々荒れても楽釣りが出来る晩秋〜冬型の釣場である。西〜北風にも強い。
 このポイントもやはり状況は同じであった。チヌ狙いの釣り人は皆無、サビキ釣りばかりである。釣れないポイントに人は集まらない。すでに何の精神的ダメージも感じなくなってしまったが、釣果は不運なグレ20cmのみで、今日も空しい午後のひとときとなった。

ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ半ボイルL。


*他の釣り人の状況:まわりはアジのサビキ釣りばかり。


2006年9月11日:14時−18時、逢坂港東堤先端内向きにて/満潮17時頃、干潮10時(中潮)/くもり一時雨、北東の風、波1.5のち2m、やや濁りのち濁り潮
 
■チヌさん、一体どこへ??■

 ボウズ慣れした昨今、釣場に到着しても血が騒ぐこともなく、ただ粛々と道具を点検して携え、半ば本能に導かれて静かにポイントへ向かう。ささ濁り状態の潮で、例年だと大漁ほぼ間違いなしの条件であるが、今年はやっぱり何かが違う。底にエサ取りのフグが非常に少ないのである。ダンゴをつつき散らかしてくれるエサ取りがいないとダンゴ釣りは苦しい。今日もこのような状況に何ら変化の兆しは見られなかった。
 チヌ釣りの人影もほとんどなく、不調を裏付けている。釣具店でさえ、さっぱりの情報ばかりである。だがこれも自然現象。人間も自然の一員なので、無力のままじっと待つしかない。ダンゴにバラケ促進の工夫をしてみるくらいのところかなー。
 今日は天候にも見放された。波が収まるとの予報が、逆にひどくなり濁りがきつくなった。一時雨も降り出し、波しぶきもかかるようになってきたのでやむなく中止。

ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ半ボイルL。


*他の釣り人の状況:まわりはアジのサビキ釣りばかり。


【1日目】2006年8月29日:14時−18時半、隠岐・飯美港、沖突堤中程の曲がり付近内向きにて/満潮17時半頃、干潮11時頃(中潮)/晴れ時々くもり、北東の風、波0m、澄み潮〜【2日目】8月30日:5時−10時半、津戸港南防波堤先端付近外向きにて/満潮5時半頃、干潮11時半頃(小潮)/くもり一時雨のち晴れ、北東の風、波0m、澄み潮
 
■隠岐新ポイント開拓・半ばヤケクソその3...もうお手上げ(^^;)■

26cm


 【1日目】大不振ばく進中のやけくそ気味新ポイント開拓。隠岐では今年3回目、今回もかねてから目を付けていたポイントの一つ、飯美港の沖突堤に初釣行した。同港は島後北東部の小さな湾の奥にあり、漁船の出入りも少なく静かな釣りができる。水深も10m前後と紀州釣りには手頃である。小高い山に三方から囲まれ、北東風以外は風裏になりそうである。
 釣場には誰もいない。釣り始めてしばらくすると、地元の漁師さんがバイクでやって来て声をかけてくる。他の港でもそうであったが、どうやら見慣れぬ人が港に来ると警戒モードになるらしい。さりげなく、釣果のことなどを話題にしながら、どこからやって来たかと質問が始まる。手慣れたものである。小生もいやがらずに協力する。そうすれば、すぐに安心して引き揚げていく。
 その漁師さんによると、やはり隠岐でも今年は大変な不漁続きで、燃料代が出なくて困っているとのこと。釣れてないだろ...気の毒に、という表情である。この周辺はもともとチヌがたくさんいたところらしいが、近年数が減っているという。しかし、ということはチヌ場であることには間違いないようだ。少し期待が膨らむ。
 結果は、暑さにひたすら耐え続けた甲斐なく、カンパチの幼魚やチャリコのオンパレードとなり、チヌの顔をついに見ることなく終わった。

【2日目】隠岐のホームグラウンド津戸港に戻る。頼みのホームグラウンドも、気のせいか活性に乏しく、やっと釣れたチヌは26cmのカイズのみ。最後は、やってきた地元小学生の釣り遊びの仲間入りをして時間をつぶすハメになってしまった...トホホ。

ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:6ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ半ボイル1kg(+冷凍生サナギ約150g)、刺し餌:オキアミ半ボイルL(or冷凍生サナギ)


*他の釣り人の状況:他に釣り人皆無


2006年8月23日:6時−10時半、鳥取港第二防波堤の中程内向きにて/満潮13時半頃、干潮7時半(大潮)/晴れ、南東のち北東の風、波1m、やや濁り潮
 
■鳥取港リベンジならず...連敗街道継続中■

 掲示板からの鳥取港情報を便りに、ポイントを変更してリベンジの釣行。釣場は、アジ釣りの人もほとんどおらず、ときどきチヌ狙いの落とし込み釣り人がやって来るくらいでのんびりしたポイントである。深さは約5ヒロ半で思ったより深い。雰囲気としては、悪くないと思われた。
 ところが、今年は行くところ、行くところで何と不運であろうか。釣り始めてすぐ、近くで砂利運搬船が轟音と共に荷揚げ作業をし始めた。音に敏感なチヌのこと、絶望と落胆で力が抜けてしまったが、暑さで移動する気力もなく、またもやマルタ(ウグイ)との不毛の闘いで終わった。

ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:6ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ半ボイル1kg+冷凍生サナギ約300g、刺し餌:オキアミ半ボイルLor冷凍生サナギ


*他の釣り人の状況:周りに落とし込み数人、ウキ釣りの人は皆無。活気なく、チヌの釣果はなかった模様。


2006年8月10日:14時−19時、逢坂港東堤先端内向きにて/満潮14時頃、干潮21時(大潮)/晴れ、北の風、波1m、澄み潮
 
■連敗街道ばく進中!(^^;)■

 Tさんとの釣行。連敗阻止の頼みの綱はやっぱりホームグラウンド...と、逢坂港に祈るような気持ちで足を運ぶ。現場に着いて、何と!サプライズで一瞬身体が凍り付く。漁港の外から巨大なクレーン船が港内に風力発電の設備を荷揚げしているではないか。近くにあの馬鹿デカイ風車が立つという。発電機が発生する音波や電磁波の影響が、チヌに及ばなければよいが...。などと心配しながらの釣りとなり、荷揚げの騒音も手伝って今日もボーズ。今年は、まだツキが戻らない。

ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ半ボイルL。


*他の釣り人の状況:まわりはアジのサビキ釣りばかり。Tさんもチヌの釣果なし。


2006年8月2日:14時半−19時、鳥取港第二防波堤の枝堤根元外向きにて/満潮20時半頃、干潮13時半(小潮)/晴れ、北の風のち無風、波1m、やや濁り潮
 
■ついに5連敗!...新ポイントチャレンジも実らず■

 連敗グセの流れを変えようと、かねてから注目していた鳥取港の千代川河口西側・第二防波堤の枝堤を試してみた。現場に着くと、アレレ?釣り人がほとんどいない??人口20万の都市の中にある立派な地続きの防波堤が、こんなに閑散としているなんて...。
 予感は的中した。河口域特有のウグイの猛攻に翻弄されて、うだるような猛暑にひたすら耐える最悪のパターンとなった。このような状況が生サナギで解決できるかどうか、近いうちに必ずリベンジ。

ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:6ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ半ボイルL。


*他の釣り人の状況:アジ釣りの人も疎らで、ウキ釣りの人は皆無。


2006年7月22日:12時半−18時半、赤碕港西一文字提外向き・テトラのない部分の東寄りにて/満潮11時頃、干潮19時頃(中潮)/晴れ、南東のち西の風、波0.5m、やや濁り潮
 
■ああ4連敗...打つ手なし■

 久しぶりに赤碕港西一文字提に渡る。これも久しぶりのTさんとの釣行である。海面の状態を見ると、この数日海が荒れたわけでもないのに、ささ濁りの状態である。釣り日誌を読み返すと、去年も6月末にこのポイントで同じような不可解な現象に出会ったことがあったが、そのときは見事にボーズであった。不吉な予感が...。
 案の定、予感的中。盛期のグレさえ音沙汰無く、チャリコや小アジとさびしく戯れて終了になった。

ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:6ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ半ボイル1kg+冷凍生サナギ約300g、刺し餌:オキアミ半ボイルLor冷凍生サナギ


*他の釣り人の状況:Tさんも同様の結果。他にチヌ狙いの釣り人なし。


2006年7月4日:14時−18時半、逢坂港東堤先端内向きにて/満潮20時半頃、干潮15時(小潮)/くもり、北東の風、波1m、澄み潮
 
■梅雨の晴れ間に仕事投げだし...またボウズ・その2■

 情報によれば、赤碕港あたりに赤潮なども押し寄せてきたようで、全体的にチヌ・グレが不調のようである。でも、天気が良さそうなのでちょっと竿を出してみるかー...で、仕事をほったらかしての(2回連続オイオイーッ)釣行となった。北東の風はやや強いが、潮の流れは港の内から外へ流れるまずまずの条件。
 今日こそ、ホームグラウンドでの今年の初チヌ!と意気込んだ...が、自然はそんなに甘くなかった。15cm〜18cmのチャリコ3尾のトホホで終わった。

ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ半ボイルL。


*他の釣り人の状況:そばにウキ釣り人が1人のみ。チヌの釣果なし。


2006年6月26日:14時半−19時、逢坂港東堤先端内向きにて/満潮13時半頃、干潮21時(大潮)/くもり、西の風、波1mのち1.5m、澄み潮
 
■梅雨の晴れ間に仕事投げだし...またボウズ■

 昼頃に予報になかった晴れ間が出てきて、頭は即チヌ釣りモードに!仕事をほったらかしての(オイオイーッ)釣行となった。海況は穏やか、しかも潮の流れは港の内から外へゆっくり流れる絶好の条件。
 これはいけそうと思ったが...何と1時間ほどして突然空が厚い雲に覆われ始め、しかもそれに合わせて強い西風がおそってきた。このポイントは、西風が強いと港内へ潮が流れ込むパターンとなり、急流となってダンゴ釣法には最悪の条件となる。結果は、やはりダンゴが港内向きに引きずられてポイントが安定せず、ボウズに終わってしまった。このポイントは、西風を避けなければならない。

ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ半ボイルL。


*他の釣り人の状況:外向きのテトラの上にグレ狙いの釣り人ひとり。運良く二投目でチヌ38cm1枚ゲットしたのみという。


【1日目】2006年6月20日:14時−20時、隠岐・重栖湾福浦港、西防波堤中程の曲がり付近外向きにて/満潮10時頃、干潮16時半頃(長潮)/晴れ時々くもり、南西の風、波0m、澄み潮〜【2日目】6月21日:5時−9時半、同上のポイントにて/満潮10時半頃、干潮4時頃(若潮)/くもり、南西の風、波0m、澄み潮
 
■隠岐新ポイント開拓・その2...今回も期待ハズレでしたわー■

35cm・29cm・28cm


 今回も新ポイント開拓。かねてから目を付けていたポイントの一つ、重栖湾内の福浦港西防波堤に初釣行した。同港は湾内の奥深いところにあるため、防波堤にはテトラポッドがなくてまことにイージーな釣りができる魅力がある。湾内なので潮の流れも緩やか、小高い山に囲まれて強風もある程度しのげそうである。これでチヌが、型・数ともにそこそこの釣果が期待できれば、自称”ゲタ履きアングラー”にとって申し分のない好ポイントとなりそうであった。

【1日目】ところが、現場に到着してしばらくすると急に突風が吹き荒れ、天気予報にまったくなかった気象状況に。風向も一定せず追い風になったり、逆に向かい風になることもあるなどわけのわからぬ展開になってきた(翌日レンタカーを返車したときに聞いた話では重栖湾は地形の関係か風が強いことで有名だという)。釣果も、釣り始めて2時間くらいたった頃にやっと29cmのカイズ。その後はおよそ1時間おきに28cm、35cmと出て、期待を何とか明日につなげることができた。日没後も粘ってはみたが、強風に疲れただけで終わった。

【2日目】一夜明けて風はますます強くなり、我慢修行に。それでも釣れればまだ力が湧いてくるものだが、刺しエサさえほとんど取られない状況が続く。9時頃には雨もパラつき始めて、ついにギブアップした。まさかのボーズだー。この時期にエサ取りさえいないとは、一体どうなっているの??

ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:3ヒロ3/4〜5ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミボイル1kg、刺し餌:オキアミボイルL。


*他の釣り人の状況:他に釣り人皆無


【1日目】2006年5月15日:14時−19時、隠岐・西郷湾津井(さい)港防波堤先端にて/満潮15時頃、干潮22時頃(中潮)/くもり、北の風、波0m、澄み潮〜【2日目】5月16日:5時−9時半、津戸港南防波堤先端付近外向きにて/満潮15時半頃、干潮6時半頃(中潮)/くもりのち時々晴れ、北東のち南西の風、波0.5m、澄み潮
 
■冬眠明け恒例の隠岐遠征...新ポイント開拓もやっぱり(^^;)不発■

 5月の隠岐釣行は、紀州釣法では過去にまだチヌの釣果をみていない。ダンゴ釣法はもともと、エサ取りがダンゴをつつき散らかしてチヌを寄せる釣りである。フカセ釣りが難しくなるエサ取りの激しい夏が逆に盛期となるが、エサ取りがほとんどいない春のチヌ釣りにはやはり向いていないのであろうか?この疑問を晴らしたいため、今年も意地の釣行を決行した。

【1日目】今回も、まず新ポイント開拓の意味も含めて、かねてから目を付けていた西郷湾内の津井(さい)港防波堤に初釣行。風向きの関係で先端に陣取る。釣り始めてまもなくエサ取りが現れほっとするも、今回も予期せぬアリャリャ!何と近くに砕石の積み出し岸壁があるようで、船積みの騒音が尋常でないガラガラドドーン。一気に釣趣をそがれる。この激しい音波の衝撃でチヌが驚いたのかどうか、とうとうフグとアジのオンパレードで日が暮れてしまった。

【2日目】津井(さい)港をあきらめ、いつもの津戸港へ転進した。この時期は藻にじゃまされてやや釣りにくいが、潮の流れは比較的緩やかでまずまず。ところが、ここではこれまでの同時期がそうであったように底付近にエサ取りもほとんどおらず、まったく退屈な4時間半となった。終了時間となって道具を片づけ、海に向かって海底をながめながらヤケの小便をしていると、ややッ!何とちょうどその真下を40cmをゆうに越すチヌが...防波堤先端の内側から外側に向かってゆるりと泳いでいくではないか!確かに、いることはまちがいないのだ。

ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:津井港4ヒロ〜5ヒロ半(ハワセ)/津戸港5ヒロ〜6ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(冬レシピ)+アミエビ1kg+オキアミ半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ半ボイルL。


*他の釣り人の状況:津井港でマダイ釣りの人ひとり。釣果なし。レンタカー会社の人も言っていたが、今年の隠岐は、まだめぼしいものがほとんど釣れないという。


6月まで冬眠に入ります(予定)...おやすみなさい

2006年1月29日:12時半−17時、逢坂港東堤先端内向きにて/満潮16時頃、干潮8時(大潮)/晴れ、北西の風、波1.5m、澄み潮
 
■連敗...内向きはシーズン終了か?■

 春のようなポカポカ陽気に誘われての釣行。しかも日曜日とあってポイント付近は6人のチヌ師がひしめいている。内向きの末席にゆったりと陣取る。隣の釣り人に聞くと、水温が低くて底はエサ取りも疎らとのことで、今日はハワせずにウキ下を調整することにした。とにかく暖かくて気持ちのいい午後のひととき...でも今回もただそれだけで空しい終了。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:3ヒロ3/4、撒き餌:自作ダンゴ(冬レシピ)+オキアミ・生1kg、刺し餌:オキアミ・生L。


*他の釣り人の状況:周囲に釣り人6人。先端外向きの1人が13時頃に40cm弱のチヌをあげた。その他全員ボーズ。


2006年1月9日:12時半−16時半、逢坂港東堤先端内向きにて/満潮12時頃、干潮15時半(長潮)/晴れのちくもり、西の風、波1.5m、やや濁り潮
 
■初釣りの儀...ことしはボーズ■

 釣り場で団子の調合をしながら、汲み上げた海水に手をつけてビックリ!前回釣行(昨年末)とは打って変わって、水温が冷たいのなんの。これはもう例年ならば2月中旬の下がりきった水温である。今年は約1ヶ月早い寒波の襲来で、この影響が沿岸海域にも及んでいるようだ。ささ濁りで穏やかな、普通であればいかにも釣れそうな海況であったが、残念ながらチヌ様のお出ましはついになかった。今年も楽しいチヌ釣りができますように...初釣りの儀、何事もなく終了。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(冬レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:釣り人ほとんどいない。