
【1日目】2006年8月29日:14時−18時半、隠岐・飯美港、沖突堤中程の曲がり付近内向きにて/満潮17時半頃、干潮11時頃(中潮)/晴れ時々くもり、北東の風、波0m、澄み潮〜【2日目】8月30日:5時−10時半、
津戸港南防波堤先端付近外向きにて/満潮5時半頃、干潮11時半頃(小潮)/くもり一時雨のち晴れ、北東の風、波0m、澄み潮
【1日目】大不振ばく進中のやけくそ気味新ポイント開拓。隠岐では今年3回目、今回もかねてから目を付けていたポイントの一つ、飯美港の沖突堤に初釣行した。同港は島後北東部の小さな湾の奥にあり、漁船の出入りも少なく静かな釣りができる。水深も10m前後と紀州釣りには手頃である。小高い山に三方から囲まれ、北東風以外は風裏になりそうである。
釣場には誰もいない。釣り始めてしばらくすると、地元の漁師さんがバイクでやって来て声をかけてくる。他の港でもそうであったが、どうやら見慣れぬ人が港に来ると警戒モードになるらしい。さりげなく、釣果のことなどを話題にしながら、どこからやって来たかと質問が始まる。手慣れたものである。小生もいやがらずに協力する。そうすれば、すぐに安心して引き揚げていく。
その漁師さんによると、やはり隠岐でも今年は大変な不漁続きで、燃料代が出なくて困っているとのこと。釣れてないだろ...気の毒に、という表情である。この周辺はもともとチヌがたくさんいたところらしいが、近年数が減っているという。しかし、ということはチヌ場であることには間違いないようだ。少し期待が膨らむ。
結果は、暑さにひたすら耐え続けた甲斐なく、カンパチの幼魚やチャリコのオンパレードとなり、チヌの顔をついに見ることなく終わった。
【2日目】隠岐のホームグラウンド
津戸港に戻る。頼みのホームグラウンドも、気のせいか活性に乏しく、やっと釣れたチヌは26cmのカイズのみ。最後は、やってきた地元小学生の釣り遊びの仲間入りをして時間をつぶすハメになってしまった...トホホ。