鳥取県とその周辺の安全・楽ちんな港内フィールドでチヌを釣る!

のんびり紀州釣りを楽しむ『チヌどぼん会



















※海況情報リンク







【2007年】



2007年12月21日:11時半−16時、逢坂港東堤先端付近内向きにて/満潮13時頃半、干潮17時頃(中潮)/くもり、微風、波1.5m、わずか濁り潮

■釣り場閑散...チヌの気配まるで無し(その4)■

 フカセ釣りでのチヌ狙いは例年なら今が盛期であるが、今年も昨年に続いてさっぱり。釣り場にフカセ釣りの人は何と皆無である。曇ってはいたものの風がほとんどなく、海も適度に波があって潮流もゆったり。普通ならチヌの釣れる確率がきわめて高い環境であるが、やはり気配もなかった。今シーズンは、当歳のチビフグが湧いており、その影響もあるかもしれない。これで、竿納めになってしまうかも...。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ3/4(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(冬レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:チヌ狙いの釣り人なし。
2007年12月6日:12時半−16時半、逢坂港東堤先端付近内向きにて/満潮13時頃半、干潮17時頃(中潮)/晴れ、南西のち南の風、波1.5m、やや濁り潮

■西風で潮流が逆...チヌの気配まるで無し(その3)■

 きょうも西風。逢坂港東堤先端付近内向きのポイントでは、西風の場合港内向きの潮流がきつく釣れないことをこれでもかと証明した日となってしまった。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ3/4(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:先端外向きにフカセ釣り1人、釣果なし。
2007年12月2日:12時半−16時半、逢坂港西堤中程やや先端寄り内向きにて/満潮7時半頃、干潮15時頃(小潮)/くもり時々晴れ、南西の風、波1.5m、やや濁り潮

■チヌの気配まるで無し(その2)■

 ホームグラウンドの逢坂港へ赴くも、南西からの向かい風がきつく、マイポイントへ入れない。しかたなく、かって良型が釣れ盛った(現在は釣り人の姿さえほとんどない)西堤中程やや先端寄り内向きに陣取る。久しぶりなので、もしかすると状況が変わってきているかもしれないとの期待感もあった。
 潮は程よく濁り、条件としてはまずまずと思われたが、釣り始めてエサ取りもまともにいない反応にガックリ。数年前の前回釣行と同じ状況であった。やはりかっての隠れた名ポイントにもはや復活はないと感じた。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:3ヒロ(少しハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:先端外向きにフカセ釣り2人。内1人が手のひら未満の小チヌ2枚の釣果のみ。日曜日にもかかわらず、釣り人疎ら。
2007年11月23日:12時−17時、逢坂港東堤中程やや先端寄り内向きにて/満潮14時頃、干潮18時半頃(大潮)/晴れ、北西のち北東の風、波2.5m、きつい濁り潮のち濁り潮

■逢坂港・今回は波予報がはずれ、激濁り...チヌの気配まるで無し■

 天気予報では、高波が次第におさまるということであったので、好天に誘われての釣行。しかし、釣り場についてビックリ!底の砂が高波で舞い上がりドロドロの激濁りではないか。とはいえ、波がおさまるという予報を信じ、ともかく竿を出す。が...やっぱり、チヌはおろかエサ取りさえ疎ら。生命の存在さえほとんど感じられない。やっと濁りが薄れ始めたのは、日没直前であった。打つ手なし。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:先端内向きにフカセ釣り2人、チヌの釣果なし。サビキ釣りの人にもアジさえ釣れていない。
2007年11月17日:7時半−12時、泊港西堤の枝提先端付近外向きにて/満潮5時頃、干潮13時半頃(小潮)/晴れ、南のち南西の風、波1.0m、わずか濁り潮

■新ポイント開拓・泊港三度目の正直...小チヌポツポツ■

20cm・20cm

 楽に座って釣りができる好場所ということになると、鳥取県沿岸には意外と少ない。良さそうなポイントにはほとんど巨大なテトラポッドが入っており、楽釣りができないのである。テトラポッドの入っていない防波堤内向きも、水深がごく浅いところがほとんどで、およそ釣れそうに感じられない。これまであちこち試してはみたものの、まだ具体的な成果があがっていないのは、このような事情がある。
 泊港西堤の枝提先端付近外向きは、港内のかなり奥になるが、水深が3ヒロ弱ほどあり、なんとか釣りになりそうな雰囲気である。釣り人も少ない(釣れないから?)。過去2回の釣行は昨年のチヌ不振時だったので、不振が解消した今年、現在の状況を確かめるために釣行した。
 結果は、小チヌがポツポツで(20cm前後4尾)、以前にも聞いたことがあるが、やはりここは小チヌ場のようである。最後に味が極上のマコガレイ25cm強が釣れ、これでなんとか満足。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:他の釣り人なし。
2007年11月7日:13時−17時半、隠岐島後・加茂港小突堤外向きにて/満潮13時半頃、干潮18時半頃(中潮)/晴れ、北東の風、波なし、澄み潮|8日5時−9時半、飯美港沖突堤中程の曲がり付近内向きにて/満潮14時頃、干潮7時半(大潮)/晴れ、南西の風、波なし、澄み潮

■隠岐釣行...削岩機の大音響にガックリ■

【加茂港】43cm・40cm・32cm・24cm


 【7日加茂港】前回隠岐遠征の爆釣再び...皮算用を胸に迷わず加茂港へ。前回ハリ折れで大物を逃した反省から、3号バリにサイズアップし13時前竿を出す。2投目から早くも43cmのチヌをゲット、しばらくして32cmを追加した。このポイントのチヌの濃さに感激してしまう。
 ところが、今日も爆釣まちがいなしと確信したそのとき、突然対岸の山あいから大音響が...!?何と山腹を削り崩す造成工事が始まったではないか!それに合わせるように、とたんに魚信がなくなってしまった。隠岐の港では公共工事が多く、頻繁にこのような状況に遭遇するが、このような環境ではまずチヌは釣れたことがない。地震も含めて、海底を伝わってくる振動にチヌはことさら怯えるようである。工事が終わった17時過ぎ、とたんに40cmを追加して日没終了となった。

 【8日飯美港】加茂港をあきらめ、三度目の正直狙い、懸案のポイントのひとつ飯美港へ転進。いかにもチヌが居そうなこの港内であるが、過去二度の釣行でチヌの釣果に恵まれていない。
 夜明け前に21cm、25cmの良型カサゴが連続して釣れ、家族へのご馳走みやげを確保。今日はもしかすると、いよいよチヌ様のお出ましか?と期待を抱かせる。
 ところが、釣れるのは18cm〜25cmくらいのアジばかり。チヌの気配は一向に感じられない。ここで知り合った都会からの移住組Y氏も、チヌの釣果は見たことがないという。残念ながら三度目の正直はならず徒労に終わった。隠岐ならどこでもチヌが釣れそうなイメージがあるが、なかなかそうはいかないことを思い知らされた。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:【加茂港】6ヒロ(ハワセ)【飯美港】7ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・半ボイルL


*他の釣り人の状況:サビキ釣り5人のみ
2007年11月3日:13時−17時、逢坂港東堤先端付近内向きにて/満潮8時頃、干潮16時半頃(小潮)/晴れ、西のち北西の風、波1.5m、やや濁り潮のちわずか濁り潮

■予報がはずれ、最悪の西風...チヌの気配なし■

 天気予報が北風ということであったので、好天に誘われての釣行。このポイントは、西風が吹くと、港内に向かって潮流が入り込むパターンになりやすい。こうなると、過去の経験から釣果はほとんど見込めない。
 釣り場に着いて愕然とした。予報とは違う西風である。今日は、このポイントの不漁条件を確認する釣行になってしまった。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒3号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ3/4(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:外向きにフカセ釣り3人、チヌの釣果なし。
2007年10月28日:13時−17時、逢坂港東堤中程やや先端寄り内向きにて/満潮17時頃、干潮9時頃(中潮)/晴れ、北東のち南東の風、波2.0m、ひどい濁り潮のち濁り潮

■前回よりひどい底濁り...出会い頭のボウズ回避■

35cm

 逢坂港は、今回もさらにひどい濁りでガッカリ。やがて波がやや収まるとの予報で、濁りが徐々に解消してくることは予想できるものの、きょうも苦戦覚悟で望むことになってしまった。
 ところが、意外や意外!釣り始めて2投目で突然アタリ。まったく意表をつかれてしまった。釣れたのは、不運なチヌ35cmであった。早速、これはもしかすると3枚くらいゲットできるかも...といつもの皮算用にとらわれる。がしかし、このポイントはそんなに甘くはないのだ。1枚目があまり早く釣れると、ほとんどの場合そのあとが続かない。要は出会い頭の幸運な釣果なのである。
 結局セオリー通り、その後は沈黙の時間となった。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ1/4(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:先端と中程内向きにそれぞれフカセ釣りアングラー1人ずつ。いずれも釣果なし。対面の西突堤先端のフカセ釣りアングラーも最後まで静かだった。
2007年10月22日:13時−17時半、赤碕港東の新波止(第3防波堤)先端付近外向き・テトラの際にて/満潮10時頃、干潮17時頃(中潮)/晴れ、北西の風、波1.5m、やや濁り潮
 
■久しぶりの赤碕港新波止...チヌの気配なし■

 ホームグラウンドの逢坂港は西向きの風が強すぎて竿が振れそうになく、追い風の赤碕港東の新波止に釣行した。荒れた直後のささ濁りで、コンディションとしてはまずまずかなとは思ったものの、そこはチヌ釣りの難解なところ。フグばかりでチヌの気配は全然感じられなかった。
 ちなみに、相も変らぬ地元常連グループの強引な割り込みに閉口する。迷惑お構いなし、大声をあげての釣り談義には、マナーの欠けらもない。この傍若無人ぶりは何とかならないものであろうか。西風に強い唯一のポイントであるが、残念なことである。
 このポイントは、昨年よりもやや水深が深くなっているようである。
 
ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:周囲にフカセ釣りの人3人、チヌの釣果なし。
2007年10月14日:13時−17時半、逢坂港東堤先端内向きにて/満潮17時頃、干潮9時半頃(中潮)/晴れ、東の風、波1.5m、濁り潮のちやや濁り潮

■底濁りも、ボウズ回避■

37cm

 逢坂港にチヌ狙いの釣り人が戻って来つつある。チヌの釣果が回復してきた証拠であろう。今日は初めやや東の風が強く、東提の東側の浅瀬で巻き上がった砂が西向きの表面潮流に乗って港内に入り込み濁りがきつい。このような状況では、紀州釣りは良い結果が期待できないことは経験済みである。気象予報では夕方に一旦東風が弱まるとのことであるので、濁りはある程度解消するとみた。
 釣り始めて2時間ほど経過したとき、予想通りしだいに潮の濁りが解消してきた。そのころ、潮流でシモるウキの規則的な動きが突然不規則な動きに。半信半疑ながらすかさず合わせると、ずっしりとハリがかりした。しばらく引きを楽しんで、取り込んだチヌは37cmであった。ひとまずボーズ回避である。その後ササにごり程度になり、釣れそうな雰囲気になっていったが、ついに後が続かず日没終了となった。


ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ3/4(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:先端にフカセ釣り3人。一人だけ30〜35cm3枚の釣果。対岸の西提先端にはフカセ釣り2人。釣れたようすはなかった。
2007年10月3日:13時半−19時半、隠岐島後・津戸港南防波堤・先端外向きにて/満潮--時頃、干潮14時頃(小潮)/晴れ、東の風、波1.5m、澄み潮|4日5時−10時、加茂港小突堤外向きにて/満潮7時頃、干潮16時(小潮)/晴れ、北東のち南の風、波無し、わずか濁り潮

■加茂港にて爆釣!■

【津戸港】38cm・32cm
【加茂港】45cm・44cm・43cm・41cm
41cm・36cm・35cm・31cm・31cm
25cm
【津戸港】24cm


 【3日】 1日目は、前回復調の兆しが見られた津戸港へ。今日はいつもと違って東風が強く、風波がやや高い。条件的にはまずまずの状況である。ところが、ここでは珍しく今年はグレが湧いており、コッパグレのオンパレードとなってしまった。夕方から日没前にかけて、何とかチヌの32cmと38cmをものにしただけで日没終了。フェリーの船酔いも残り、どっと疲れが出る。

 【4日】 2日目は、津戸港をあきらめ加茂港へ転進。異常低水温の昨年は、カイズ1尾の貧果だったポイントである。まだ暗いうちは何の反応もなく、今回もあてはずれか...?と急に眠気におそわれる。ところが、夜明けとともに思いもかけないことが始まった。突然チヌの43cmが釣れて喜んでいると、次の一投でまた44cmのチヌ、さらにその次は45cmと3年ぶりの良型3連発である。その後、もうこれで一服かなと思いきや、やや時間をおいて41cm、31cm、35cmとコンスタントにヒット。昨年とのあまりの違いに、やや呆然としてしまった。その後しばらく一服状態になり、時間切れが近づいた頃25cmのカイズが来て第二ラウンドの始まり。少し間合いをおきながら、あれよアレヨと31cm、36cm、41cmとサイズアップが続いた。最後のクライマックスは時間切れ直前。小さなアタリを合わせたところ、何とこれまで経験したことのないとんでもない引きに襲われた。明らかにチヌの走りであるが、ドラッグが鳴り続けてなかなか止まらない。道糸がどんどん出て行く。1分くらいドラッグを調整しながら何とか持ちこたえたが、やっと引き寄せにかかった直後に痛恨のバラシ!ハリが折れていた。2号のチヌバリが折れるほどのチヌって!?...悔しいー!!!(泣き)

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:【津戸港】6ヒロ(ハワセ)【加茂港】5ヒロ3/4(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・半ボイルL


*他の釣り人の状況:サビキ釣り2人のみ
2007年9月26日:13時−17時半、鳥取港3号岸壁ケーソン北付近にて/満潮13時半頃、干潮20時頃(大潮)/晴れ、北東の風、波1.5m、わずか濁り潮

■ポイント開拓・噂の鳥取港3号岸壁へ...釣れず、騒々しいだけ■

 鳥取港3号岸壁が最近開放され、情報誌で良型チヌが釣れると話題になっている。ちょっと様子見の釣行。一番のポイント・ケーソン際は当然すでに先客がいて入れない。やむを得ず20mほど北に離れて陣取る。市街地に近いため、予想通り見物客や冷やかし、講釈師の類が多く、とても静かに釣ることなどできない。
 しかも、午後からは夕日が直接目に入る厳しい逆光となるため、釣りにならない状態になった。ウグイとチャリコに遊ばれただけで、結局ボーズに終わった。やはり汽水域の底釣りは、ウグイがいるときびしい。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5.5-6ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:一番のポイント・ケーソン際の人も釣果なしのようす。他は、サビキ釣りの人やルアー・アングラーばかり。
2007年9月21日:13時−18時、逢坂港東堤先端内向きにて/満潮7時頃、干潮16時頃(若潮)/晴れ、北東の風、波1.0m、わずか濁り潮

■猛暑でヘトヘト...チヌも来たらず■

 逢坂港に相変わらず釣り人は少ない。例年ならば、今頃はチヌやグレが釣れ盛りにぎわうのであるが、9月も下旬にさしかかったというのに33℃の猛暑。しかも風はほとんどなく、蒸し風呂状態である。こんなときに釣行するほうが無謀なのかも。
 水を1.5L近く補給して何とか熱中症はしのいだものの、その甲斐なくついにチヌさんの顔は拝むことができなかった。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4.5-5ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:アジ釣りの人ばかり。
2007年9月12日:13時半−19時半、隠岐島後・津戸港南防波堤・先端外向きにて/満潮15時頃、干潮21時頃(大潮)/くもりのち晴れ、北東の風、波0.5m、澄み潮|13日5時−10時、同じポイントにて/満潮3時半頃、干潮9時(中潮)/晴れ、東の風、波0.5m、澄み潮


■隠岐もチヌ回復の兆し...釣果はまだまだの感■

46cm・34cm

 【12日】 前回の釣行で、鳥取県沿岸の海域ではチヌが復調しつつあることを確認できたが、隠岐のマイポイントではどうであろうか?その確認のための釣行である。幸い潮流情報によると、島後と島前の間の海峡は今潮流がゆるやかで、津戸港防波堤の外向きに的を絞ることにした。
 エサ取りと戯れながら、釣り始めてから4時間あまりが経過した。潮がほとんど動かなくなったそのとき、待望のチヌ34cmが釣れる。このポイントではSサイズであるが、長く続いた不振のあと、久方ぶりであるので自然に気分が乗ってくる。そして、薄暮の18時頃、ついに待望Lサイズの46cmをゲットした。このポイントではチヌ2枚はややさびしいが、46cmは自己最高記録を1cm更新するものであり、まずまずとしなければならない。明日の早朝に期待。

 【13日】 釣りの世界では、過剰な期待は大きな落胆を生むだけとわかっていても、つい期待してしまうのが人情...。コッパグレのオンパレードで、まさかのボーズとなってしまった。本格的なチヌの復調にはもう少し時間がかかりそうだ。

ハリス:1.75号または1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:6.5ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルLL。


*他の釣り人の状況:他の釣り人なし。

2007年9月3日:13時半−18時、逢坂港東堤先端内向きにて/満潮21時頃、干潮12時半(小潮)/くもり、北西のち北東の風、波1.0m、わずか濁り潮

■ホームグラウンドに、チヌさんお帰り!!■

41cm・36cm

 熱中症のリスクが解消し、約3週間ぶりの釣行。やっぱり安心なホームグラウンドに足が向く。釣り場は相変わらずアジ釣りの人々ばかりで、チヌ狙いの人の姿はない。騒々しいアジ釣りのグループのそばをあえて避け、いつもよりかなり奥に場所を確保する。アジ釣りの人の撒き散らすアミエビの臭い汁がかかる心配もなく、ゆっくり釣りが楽しめる。
 釣り始めて約30分、誘いをかけた直後にウキに微妙な前アタリ!チヌが寄るまでには早すぎるので半信半疑で眺めていたところ、すぐにスーっとウキが30cmほど沈んだ。口角に鈎ががっちりとかかったチヌ41cmであった。ついにここにもチヌが帰ってきた。昨年来のご無沙汰であった。その後、なんと珍しい超高級魚のアコウ(キジハタ)が28cm、31cmと連発で釣れ、17時ごろチヌ36cmを追加して終了した。
 チヌさんのお帰りと、超美味なアコウのお土産を手にして、久しぶりの至福のひととき。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ黒2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:アジ釣りの人ばかり。
2007年8月11日:6時半−9時半、赤碕港第三防波堤(東の突堤)の先端外向きテトラ際にて/満潮12時頃、干潮6時(大潮)/晴れ、微風のち南東の風強く、波0.5mのち1.0m、澄み潮

■突然の強風で中止■
 
 猛暑に耐え、さあ!これから、というときに突然予報になかった強風が。釣具が飛ばされ始めたのであわてて退散した。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・生1kg、刺し餌:オキアミ・生LL。


*他の釣り人の状況:釣り人閑散、アジ釣りばかり。
2007年8月6日:6時半−11時、逢坂港東堤先端内向きにて/満潮7時頃、干潮14時頃(小潮)/晴れ、微風、波0.5m、澄み潮
 
■チヌはどこへ行った??■

 水温が上がってきてエサ取りが多くなる季節。もともとウキ釣りの釣り人が少なくなる季節ではあるが、それにしても釣り場は釣れ盛るアジ釣りの人ばかりである。やっぱり今年も何かおかしい。チヌもグレも釣れていないようである。
 結局、実績のあるホームグラウンドのこのポイントでもダメだった...。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:アジ狙いの釣り人のみ。

2007年7月19日:14時−19時、赤碕港東突堤(通称白灯台)の枝堤根元付近外向きにて/満潮17時頃、干潮10時半(中潮)/晴れのちくもり、北西の風、波0.5m、やや濁り潮

■今日もチヌさん来たらず■
 
 新しいポイント探しのため!と自らを元気付けながら、今回も赤碕港東突堤(通称白灯台)の先端に昨年完成した枝堤の外側を攻める。エサ取りの動きは活発でやや濁りもあり、まずまず期待を抱かせる状況である。が...、なぜか釣り人はほとんどいない。
 結果は、やはりチヌは来なかった。日が暮れかけるとエサ取りも来なくなり万事休す。このポイントは、いかにもチヌの居つきそうなようすではあるが、期待に反してなかなか結果が出てこない。地元の常連さんの話でも、チヌが釣れたのをまだ見たことがないという。ただ、チヌ狙いで内向き側に毎日のように通っている人がいるらしく、案外内向きの方が好ポイントかもしれない。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:4ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ・ボイル1kg、刺し餌:オキアミ・ボイルL。


*他の釣り人の状況:ウキ釣りの人1人、先端内向きにて。日が高いうちに帰ってしまい、釣果はなかったようす。
2007年6月26日:14時半−19時半、隠岐島後・飯美港沖突堤先端付近内向きにて/満潮10時頃、干潮18時半(中潮)/くもり、北東の風、波1.0m、澄み潮|27日5時−9時半、隠岐島後・福浦港西突堤中間付近外向きにて/満潮11時頃、干潮19時(中潮)/晴れ、北西の風、波なし、澄み潮


■隠岐の島まで行って...たったの1枚■

【福浦港】32cm

 【26日】 隠岐の新しいポイントを開拓するため飯美港へ。昨年は晩夏だったが今年は梅雨明け前、2度目の釣行である。
 昨年は島内のどこに釣行してもチヌがほとんど釣れず、鳥取県沿岸にしても隠岐にしても一体どうなってしまったのか?と頭を抱え込んでしまった。隠岐への、今年初釣行の今回、今年こそはと気合が入る。
 ところが、釣り場を見物に来た地元の人と話をしてみると、どうやら昨年と同様漁師さんの水揚げが依然低迷しているという。本格的な漁業と釣りとを一緒くたにして考えるのは無理があるのかもしれないが、同じ海での現象なので不漁との相関を否定する根拠もないと思える。
 期待とは裏腹にやはり今日もチヌは釣れなかった。ここは漁船の出入りも少なく静かで風光明媚、深さも5〜6ヒロで手頃。ぜひマイポイントにしたかったのであるが、現実はなかなかきびしいものがある。次回は晩秋に三度目の正直期待で...。

 【27日】 気を取り直して、不振の昨年の中でもチヌ4枚の実績がある福浦港へ。ここも静かで、実に爽やかなロケーションが特徴の好きなポイントであるが、今回は、昨年の実績に上積みを期待しての釣行である。
 釣り始めから1時間ほど経過して早速32cmのチヌをゲット。久しぶりの引きの感触を楽しみながら慎重に取り込む。これは有望!と、俄然元気が出てきた。
 ところが、しばらくしてベラのオンパレードとなり、さらに小アジの連発に変わって万事休す。最後はエサ取りもどこかに行ってしまい、寂しい思いで竿を納めることと相成った。

ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:【26日飯美港】7ヒロ(ハワセ)【26日福浦港】5ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(夏レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生L。


*他の釣り人の状況:他の釣り人なし。

2007年6月18日:14時半−18時半、赤碕港東突堤(通称白灯台)の枝堤根元付近外向きにて/満潮15時半頃、干潮23時(中潮)/くもり、北東の風、波1.0m、澄み潮

■シーズン・インはまだかなー...■
 
 いよいよ紀州釣りのシーズン・イン。ここはひとつ、新しいポイント探しのため赤碕港東突堤(通称白灯台)の先端に昨年完成した枝堤を攻めてみた。ここの外向きに積まれているテトラポッドはサイズが小さく比較的安全なので、さらに安全そうなポイントを選んで陣取る。北向きとなるので、夏の暑さをしのぐのにも好都合な場所である。

 深さは4ヒロ程度でまずまず、テトラ際の好ポイントというロケーションで大いに期待を抱かせる。常連さんらしき釣り人の話では、昨今はほとんど釣れてないとのことであったが、その話を裏付けるかのように、平日とはいえ広い釣り場にほとんど釣り人の姿が見られない。この人は今月の初めごろに先端寄りの内向きで35cm大のチヌを2枚ゲットしたという。

 結果は、やはりボーズだった。が、盛期になれば良型が望めそうな楽しみなポイントである。

ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(冬レシピ)+オキアミ生1kg、刺し餌:オキアミ生LL。


*他の釣り人の状況:ウキ釣りの人1人、釣果なし。

2007年5月12日:7時−12時半、平田港突堤中程外向き(消波ブロック積みの西横)にて/満潮11時半頃、干潮4時(若潮)/晴れのちくもり、北東の風、波1.5m、濁り潮

■のっこみチヌはやっぱりダメ...■
 
 前回平田港で午後にエサ取りもいなくなった経験をふまえて(傍若無人な地元常連さんを避ける意味もあり)、今回は苦手な朝釣りに挑戦。今日は土曜日でもあり釣り人は多い。一人がすでに30cm強のチヌを1枚釣っている。

 今回は先端は避けて、防波堤中間の曲がり付近外側の消波ブロック横で竿を出す。ここなら地元常連さんのプレッシャーもなさそうだし、こういうロケーションは元来チヌのポイントの一つでもある。水深も3ヒロ強くらいで、ちょっと浅いが問題はない。

 天気は快晴で暖かく、風もおだやかで実に気持ちの良い釣り日和となった。が…、チヌさんはついに来なかった。今度夏には必ずお会いしましょう。


ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:3ヒロ-4ヒロ(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(改良冬レシピ=ヌカ17%減量、アミエビ1kg弱追加)+オキアミ半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ半ボイルL。


*他の釣り人の状況:ウキ釣りの人6-7人、チヌ30cm強1尾のみの釣果。

2007年4月27日:12時−16時半、平田港突堤先端外向きにて/満潮12時半頃、干潮17時半(若潮)/晴れのちくもり、北東の風、波1.0m、やや濁り潮
 
■のっこみチヌ難攻■
 
 紀州釣りで春の実績のほとんどないのが、毎年この時期の個人的な懸案となっている。今年も冬眠宣言中にもかかわらず、春に釣れる釣場を探しにダメもとでさすらいの釣行へ。小さな漁港・平田港を選んだ理由は、@春にチヌが釣れ盛る皆生海岸(浜のテトラ)に近く、そこと同じでおそらく汽水域の境水道からチヌが大挙して回遊してくると考えられること(実績情報もあり)、A防波堤にテトラポッドが設置されていないので釣りやすいこと、B漁船の出入りがほとんどないので静かに釣ることが出来ること。

釣場に着くと、午前組のウキ釣り2人組がいて、その内ひとりが何と45cm大のチヌを見せてくれた。釣果はそれだけだが、やっぱり…と、にわかにやる気満々となる。先端外側に陣取り、この時期にしてはエサ取りもかなり元気で、これはもしかしたら?!と期待が膨らむ。水深4ヒロ弱、まずまずだ。

が、現実はそんなに甘くはなかった。これからという15時頃から突然エサ取りの活性がなくなり沈黙、刺し餌がそのままであがってくるようになる。オマケに地元の常連さんが次々と集まり始め、釣り座の両側から「ここはオレの場所」とばかりに露骨なプレシャーをかけられる展開に。釣り人のマナーがどんどん崩壊していく様を、今日もまざまざと見せつけられながら退散した。


ハリス:1.75号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:3ヒロ半-4ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(改良冬レシピ=ヌカ17%減量、アミエビ1kg弱追加)+オキアミ半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ半ボイルL。


*他の釣り人の状況:ウキ釣りの人2人、チヌ45cm大1尾の釣果。

2007年1月1日:13時−17時、逢坂港東堤先端内向きにて/満潮15時頃、干潮17時半(中潮)/くもり時々晴れ、南東の風、波1.0m、わずか濁り潮
 
■初釣りの儀は、予定通り...■

 恒例の元旦初釣りの儀式をとりおこなった。予定通り、チヌさんはお留守であった、ワッハッハ。ヒマなので、このポイントの常連の一人と”井戸端会議”となって、昨年の不漁の深刻さを改めて思い知らされた。ここの常連さん達も、どこのポイントに行ってもチヌがほとんど釣れず、すでに諦めているという。釣場が閑散としているわけである。このポイントで、昨秋釣れたチヌがたったの2枚だけだったとボヤくと、それでも良い方だとのこと。
 今年は、普通のレベルでいいから、何とか回復してほしいものである。

ハリス:1.5号2ヒロ、鈎:チヌ2号、ウキ:「技チヌ1号」、ウキ下:5ヒロ半(ハワセ)、撒き餌:自作ダンゴ(改良冬レシピ=ヌカ17%減量、アミエビ1kg弱追加)+オキアミ半ボイル1kg、刺し餌:オキアミ半ボイルL。


*他の釣り人の状況:常連さんもボーズ。