短歌という常識を疑え! 古典文法の呪縛から短歌を解放せよ! 耳順を過ぎて響く天の声。


五句三十一音詩の歴史に、日本語の歴史を重ねるとき、歌のスタンダードである現代語短歌が見えてくる。

時代 日本語  五句三十一音詩の名称とその特色   備  考     
奈良  古代語  短歌  言語体 話し言葉(万葉時代の口語)
書き言葉(万葉時代の文語)  
万葉集の時代      
平安  和歌  言文一致体 平仮名の誕生
話し言葉(平安時代の口語)
書き言葉(平安時代の文語)  
古今和歌集の時代
(略)  (移行期)     言文二途に開ける
狂歌の台頭     
江戸   近代語       狂歌  言語体  話し言葉(近世の口語)  ダブルスタンダード
和歌 文語体  古典語(平安時代の言葉) 
明治以降 短歌
 ↓    
言文一致体  話し言葉(現代の口語) 
書き言葉(現代の文語)
スペシャル・ツール
文語体  古典語(平安時代の言葉)  スタンダード・ツール
言文一致体  原点回帰
話し言葉(現代の口語)
書き言葉(現代の文語) 
歌の再生
スタンダード・ツール
文語体  古典語(平安時代の言葉)  スペシャル・ツール    



 現代語短歌と古典語短歌


円の会


五句三十一音詩のツールとしての言葉について~内容もさることなから~



少し長いので、YouTubeでは3分26秒、全体を見渡すには便利です。

 用語論~文語体短歌から古典語短歌へ、口語短歌から現代語短歌へ~



現代語短歌のすすめ、YouTubeなら3分15秒、見え方が少し異なります。


用語論~鯛屋貞柳を狂歌師とは言わない~

 

   狂歌とは何か、youtubeなら3分25秒、見え方が少し異なります
 用語論~矮小化された近世の狂歌すなわち「上方狂歌」の名称について~


近世の狂歌、YouTubeなら3分35秒、見え方が少し異なります
短歌変質論
私は尋ねたい
いわゆる「文語体歌人」のあなたに
なぜ古典文法なのか?

口語歌の万葉集から
平仮名が生まれ
言文一致の古今和歌集へ

やがて時代は
古代語から近代語へ
その過程である中世語の時代において
言文は二途に開かれ

明治大正昭和を経て
再び原点に回帰した
-読み書き話す-

ところで
あなたの短歌は
その変質した時代の五七五七七を良しとするのか?
いわゆる「文語体歌人」のあなたに

私は尋ねたいのだ







狂歌と天明狂歌
 
俳諧の連歌の発句は五七五
後発の川柳も五七五
しかし俳諧と川柳の軌道が
接近することはなかった

狂歌は五七五七七
後発の天明狂歌も五七五七七
しかし狂歌と天明狂歌の軌道が
接近することもなかった

俳諧と狂歌の軌道は接近し
ときに交わることがあった
鯛屋貞柳と西山宗因
貞柳を信奉した
一本亭芙蓉花なら蕪村

朱楽菅江は川柳も作っていたらしいが
俳諧と天明狂歌の関係はどうだったのだろう
国語辞典で「天明調」を引くと
俳諧の頽廃俗化を嘆く、から
蕪村らの
清新にして壮麗な
云々が出てくる

五句三十一音詩としての狂歌と
戯作文学としての天明狂歌

片や
八雲立つ
出雲八重垣の時代から
受け継がれてきた詩型であり
片や
鳥がなくあづまぶりはわづかにはたとせばかりこのかた
しかも線香花火に終わった詩型

その差は発句と川柳以上に大きかったようである

 




歌の発生から今日までを通観するとき、必然として見えてくる言文一致歌
 
YouTubeによる講座
𠮷岡生夫と巡る五句三十一音詩の世界
 

文語には
①書き言葉と②古典語
口語にも
①話し言葉と②現代語
の両意があります。

①が本来のもの
②は近代に限られた用語です。


②の文語とは言文一致運動とは裏腹に普通文(平安時代中期の文法を中心としながら後世の要素を加えたもの)が行われていた、その名残なのです。第二次大戦後、②の文語は消滅します。同様に②の口語も消滅します。

①は三十一文字の歴史を原初から通観し、
②は近代短歌しか視野にありません。
残念ながら、現代短歌の主流をなす、
古典語短歌の背景を形成するものです。

草食獣は、言わずもがなですが
前者①の立場から発信しています。
第21回  豊蔵坊信海~京都時代の北村季吟と~ 気が置けない同世代の交流
第22回  豊蔵坊信海~淀城主とその周辺~ 京阪電車なら一駅、歴代城主との交流 
第23回  豊蔵坊信海~永井尚政と『狂歌旅枕 上』~ 侍と下下を連れた御隠居の東海道絵入り旅枕 
第24回  豊蔵坊信海~永井尚政と『狂歌旅枕 下』~   すべての条件によって迫り上がってくる信斎像
第25回  豊蔵坊信海~その人脈、武家篇一~ 老中職や武家伝奏のとの交流、また日光御門主との御目見得等は公人としての側面に狂歌人としての名声もあって華麗に展開します。 
第26回  豊蔵坊信海~その人脈、武家篇二~
第27回  豊蔵坊信海~その人脈、公家篇~
第28回  豊蔵坊信海~その人脈、文人篇~ 談林誹諧の影がさしてきます。 
第29回  豊蔵坊信海~徳川光圀と淀屋重当~ そして大坂がクローズアップされてきました。 
第30回  豊蔵坊信海~弟子 珍果亭言因~  青年、珍果亭言因すなわち鯛屋貞柳です。 
第31回  豊蔵坊信海~その史的ポジション、惟中より貞柳へ~ 惟中から貞柳へ、近世狂歌史の形成過程を遠望する。
第32回  豊蔵坊信海~その史的意味を問う、箔の小袖に縄帯の論~ 信海の歌論「箔の小袖に縄帯」と談林そして同時代 
第33回  豊蔵坊信海~歌謡を取り入れた作品~ 方言社会を自由に飛翔する歌謡のことばたち
番外編  スライドショー「狂歌とは何か」 五句三十一音詩史と日本語史を重ねて 
番外編  スライドショー「近世の狂歌」 ターミナルとしての鯛屋貞柳 
番外篇  スライドショー「指折れば自分史~現代語短歌のすすめ~」  言文一致運動を尻目に逆走した近代短歌とは? 
番外編  スライドショー「五句三十一音詩のツールとしての言葉について」  内容もさることながら、いや現時点では、それ以上に大切なことだろう 
第34回  豊蔵坊信海~男山・京都~   
第35回  豊蔵坊信海~浄瑠璃坂・江戸~   
第36回  豊蔵坊信海~東海道往還~   
第37回  豊蔵坊信海~富士を詠う~   
第38回  豊蔵坊信海~拾遺抄~   
第39回  豊蔵坊信海~衣鉢を継ぐ、月洞軒と貞柳~   

狂歌を五句三十一音詩史に回収する
 狂歌逍遙録
 




① 古今和歌集(10世紀)の五七五七七=日常語
② 古典語歌人(21世紀)の五七五七七=非日常語
③ 現代語歌人(21世紀)の五七五七七=日常語

∴ ① ≠ ②
   ①=③  

歌の原初から江戸時代の近代語さらには明治の言文一致運動を顧みるとき、甦れ!五七五七七、歌を滅亡から救うものがあるとするならは、日常語以外に何があるというのか。 







著                     書    菅笠やここなる先は虹の橋
 歌    集  そ    の    他
草食獣   草食獣への手紙   兎月庵日記 『草食獣・黎杖篇』(草稿)
続・草食獣   辞世の風景  書架新風(上半期) 『夫木和歌抄の森を歩く』
草食獣・勇怯篇   あっ、螢~歌と水辺の風景~   書架新風(下半期) 夫木和歌抄の歌人たち
草食獣・第四篇   狂歌逍遙 第1巻 狂歌大観を読む(1)  Twitter 談林俳諧と近代語~もしくは古代語からの離脱一覧~
草食獣・第五篇   狂歌逍遙 第1巻 狂歌大観を読む(2)  プロフィール 狂歌と歌謡~鯛屋貞柳とその前後の時代~
セレクション歌人31・𠮷岡生夫集 ゆたかに生きる 現代語短歌ガイダンス   来し方の記(あるいは望郷篇) 一本亭芙蓉花~人と作品~
草食獣・隠棲篇   狂歌逍遙 第2巻 近世上方狂歌叢書を読む  四国曼陀羅紀行 近代の歌語「おほちち」と「おほはは」の来歴を問う 
草食獣・第七篇   狂歌逍遙 第2巻 近世上方狂歌叢書を読む(2)  持仏堂 和歌・狂歌・短歌すなわち五句三十一音詩史に見る 私の秘宝館
イタダキマスゴチソウサマ一九九五年 王道をゆく ジュニアと五句三十一音詩の世界   吉岡生夫短編小説集  現代語短歌と古典語短歌
 草食獣・第八篇 軌跡~𠮷岡生夫短歌論集~   辞世「みそひともじ」集
  まじない歌の世界~もしくは幸福論~    エッセー集 狂歌逍遙 第3巻 江戸狂歌本選集を読む
  まじない歌の世界~もしくは幸福論~(2)  面影探訪記  
    小谷博泰の百首~ときとして異界~を読む 円の会  吉岡生夫 - Wikipedia 
   私たちの「ファミリーヒストリー」~𠮷岡正文の五十回忌に寄せて~      

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,hontoネットストアか)でどうぞ。


ロビン・D・ギル氏の狂歌に関する著作
MAD IN TRANSLATION(707頁参照)  robin d.gill氏の「新わっぱら」 






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 さてこそは杖に聞かうぞ道標 

公益社団法人 日本文藝家協会 会 員 文芸を職業とするものの職能団体です。
現代歌人協会 会 員 歌壇の第一線で活躍する作歌の職能集団です。

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三羽の兎が棲息中です。

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『あっ、螢 歌と水辺の風景』の版元です

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兎寸河(とのきがは)の西に一つの高樹(たかき)有りき。其(そ)の樹の影、旦日(あさひ)に当れば淡道島(あはぢしま)に逮(およ)び、夕日に当れば高安山(たかやすやま)を越えき。故(かれ)、是(こ)の樹を切りて船を作りしに、甚(いと)捷(はや)く行く船なりき。時に其の船を号(なづ)けて枯野(からの)と謂(い)ふ。故、是の船を以(も)ちて旦夕(あさゆふ)淡道島の寒泉(しみづ)を酌みて大御水(おおみもひ)献(たてまつ)りき。茲(こ)の船破壊(やぶ)れたるを以ちて塩を焼き、其の焼け遺(のこ)りし木を取りて琴に作りたりしに、其の音七里(ななさと)に響(ひび)きたりき。(『古事記』)

 


定礎:1998年12月25日 Yahoo!登録


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