パキスタン地震 長期支援活動記録(2007年04月〜06月)
 
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パキスタン地震の震源地周辺地図はこちらから
ファリダバード村の地図はこちらから


<2007年06月26日の記録>
バラコットから被災地ファリダバードや観光地ナラーン・カガーンへ向かう道路も、少しずつですが修復されています。

山肌は、今も土砂が流れ、地震の爪あとが残りますが、川の上には立派な橋が架かりました!
ファリダバードへと続く道


<2007年06月21日の記録>
ヌーリー村の下のバザール・ファリダバードで、懐かしい顔を発見!

被災後、イスラマバードのテント村で一緒に過ごしたサードとシャクールです。

被災当時はまだまだ赤ちゃんだったサードが、可愛い男の子に!
働き者のシャクールも立派な青年に成長していました。
サード&シャクール


<2007年06月16日の記録>
ヌーリー村のあちこちに、新しい家が建ち始めました。

外側は男性が仕上げますが、内側の壁塗りやカマドを固めるのは女性の仕事。どれだけきれいに塗れるか、腕の見せ所です!
壁を塗るのは女性の仕事


<2007年06月11日の記録>
コミュニティセンターも、いよいよ内装に取り掛かれそうな雰囲気です。
いつになったら完成するのか?という感じですが、これがパキスタン!2週間で完成する…といったものが3ヶ月以上も掛かったりするのです。

ヌーリー村のセンター建設現場までは、車道もなく、人力で建設資材を運び上げます。写真では、少しわかりにくいですが、何十キロもの重さがある石材も、背中に担いで運び上げます。
石材も背中に担いで運びあげます


<2007年06月06日の記録>
靴を並べる女の子 みんな、順番に並べます 日本と靴の向きが違うけれど…
NWA小学校の子どもたち。
完成しつつあるコミュニティセンターで勉強しています。

朝、センターへ来ると、自分たちの靴を脱いで、ちゃんと並べます。家では脱ぎっぱなしで散らかったままの靴ですが、センターでは私たちがうるさく言うので、子どもたちもちゃんと並べるようになりました。
日本とは、並んでいる靴の向きが違うけれど…。でも、やればできるんです!


<2007年06月01日の記録>
以前、紹介したアルシャッドさん宅の寝室です。

お姉さんたちが作っ、刺繍の入ったベッドカバーや枕カバー。

新築祝い?なのか、金銀のモール飾りもにぎやかです。
金銀モールがにぎやかな寝室


<2007年05月27日の記録>
マンセラからバラコットへ向かう途中、「新しいバラコット町の予定地はこちら!」という看板が立っています。

大地震で崩壊し、瓦礫の町と化したバラコット。

パキスタン政府は、今も、バラコット区域は危険ゾーンとして、建物の建設などを許可していません。バラコット区域の住民は、新バラコットへ移転するよう通達されていますが、様々な問題があり、なかなか解決しないようです。
新バラコット予定地の看板


<2007年05月21日の記録>
新しいホールで勉強中 お兄ちゃんにくっ付いて、小さい子も この子は、1年生です!
まだまだ、窓やドアはないけれど、できあがりつつあるセンターのでっかいホールで、子どもたちは勉強を始めています。カーリッド先生やディルパズィール先生と一緒に、ウルドゥー語や英語を勉強する子どもたち。たま〜に、歌を歌ったりもしています。学校は楽しいかな?


<2007年05月16日の記録>
コミュニティセンターの裏山からの土砂崩れを防ぐために、石垣を作り上げました。

雨が降ると土が流れ出してしまって、ちょっとした平らな土地も、あっという間に斜面になってしまうヌーリー村…。

センター建設も、なかなか大変な作業なのです!
立派な石垣ができあがりました!


<2007年05月14日の記録>
斜面が崩れるので… 土砂対策に… 石垣を組みました!
ヌーリー村のコミュニティセンターは、一段高くなった裏の土地の土砂がザラザラと崩れて流れてきてしまいます。一時は、外側の壁の際まで土砂が流れて、隙間がないほどになりました。

現在は、土砂を取り除き、石垣を組んで土砂が流れ出さないようにと対策を立てました。
少しは、有効でしょうか?


<2007年05月11日の記録>
コミュニティセンターの柱になる木材の切り出し作業中です。

電気もない村では、昔ながらのノコギリを使っています。
電動ノコギリなどを支給するのは簡単だけれど、村人が持続して作業できるように、なるべく昔ながらのやり方を保ちながら、必要に応じて、それをサポートすることが大切だと、私たちは考えています。

時間は掛かるけれど、村人が自分たちの手でセンターを建設しています。
木材の切り出し作業中!


<2007年05月07日の記録>
ヌーリー村には、電気がありません。なので、もちろん電化製品もありません。

村人が使うのは、炭火を使ったアイロンです。カマドで熱々に燃える炭火を、アイロンの中に入れてフタをします。素早く服にアイロンを掛けますが、熱の寿命はそれほど長くありません。

炭火が消えそうになったら、アイロンを持って、ブルンブルンと振り回します。風の力で、炭火が息を吹き返します。
これが炭火のアイロンです!


<2007年05月02日の記録>
アルシャッドさん宅 内壁がきれいに塗られた部屋 シッカリとしたカマドも完成!
ようやく春を迎えたヌーリー村。村人たちは、泥縄状態で、住まいを建設して冬を越しました。
NWAコミュニティセンター近所のアルシャッドさん宅は、昨年9月の早い時期から自宅の建設を開始。壁も塗り終わり、ステキなカマドも完成!
内装も早々とできあがり、きちんとドアが取り付けられたこと(多くの家屋はドアがなく、厚手のフエルト地の布が掛かっている)は、この家のお母さんの自慢です。


<2007年04月27日の記録>
コミュニティセンターの屋根は、トタンですが、雨・雪から守るために、ペンキでコーティングされました。

ペンキの色は、みどり!
周りの風景に溶け込む色を…ということで、この色になりました。
センターの屋根は緑色になりました!


<2007年04月17日の記録>
お天気の良い日は、外で遊ぶ子どもたち。カーリッド先生と一緒に、何やら楽しそうです…!

被災地も、だんだんと暖かくなってきました。
お遊戯する子どもたち


<2007年04月01日の記録>
地震発生当初、NWAが緊急支援基地としてテントを張り、泊り込みで援助活動に当たっていたバラコット地区のシャー・イスマイール村。

現在は、壊れた家屋も片付き、瓦礫も取り除かれて、新しい家が建つのか、コンクリートブロックなどの準備がされつつあります。

子どもたちの笑顔に出会うのが楽しみです。
NWA緊急支援基地の現在の様子