25.4.17 室内室外温度とも20度夜の布団も二枚は暑くて一枚にする 朝のガスストーブも付けない        北側の断熱エコ障子も外して ガラスサッシ開閉可能状態にする

断熱エコ障子の内外温度差7層84ミリから8層96ミリを境に違いがある
   原因はなにか熱伝導スピードに関係が
  熱い熱エネルギーが空気を伝導拡散していく
    12ミリの空気層を伝導するのに時事刻々太陽の熱が供給されて
    左から右にすぐ流れれば蓄熱しないが流れにくくて貯まるが11度以上に増えない

    12ミリ伝導する間に入り口に11度の熱が貯まる
   2層の温度差は14度2層を流れにくい熱が3度高まり14度
 3層を流れにくい熱が18度で18度で
4層では2度で20度5層では2度で22度
供給される太陽の熱エネルギー=
   
1層 2層 3層 4層 5層 6層 7層
実測温度
7層データ
8層
1階
実測温度
8層データ
10層 12層 14層
厚み 12ミリ 24 36 48 60 72
内外温度差最高 11度 14度 18度 20度 22度 29度 30度
26度
25度 28度 28度 28度
厚み/温度差 12ミリ/11度
=1.09
24ミリ/14度
温度差/厚み 11/12
=0.916
14/24
=0.583
18/36=0.5 20度/48=0.416 22度/60=0.366 29/72=0.402
熱貫流率 3.00 1.99 1.49 1.189 0.990 0.848 0.74
11/3
=3.66
14/1.99
=7.03
18/1.49=12.08







店頭に戻る


 
断熱エコ障子に戻る

窓の断熱とは
窓は寒いとか夏の窓は暑い 窓は断熱できないのか
窓ガラスの両面には対流しない付着空気層が8o前後存在している、その外は空気の対流が生じる
室内の暖かい空気は室内対流で室内の付着空気層を熱伝導してガラスに熱伝導していく、そして室
外の付着空気層に熱伝導して外気の冷たい空気と対流して室内の暖房熱を外部に放出して寒い窓
になる。
夏には日射がガラスの外の付着空気層で暖まりガラスを熱伝導して室内の付着空気層で熱が蓄積
して室内の空気の対流で室内に温かい熱を蓄積して暑い部屋になる
ガラスの熱伝導率は1.05 空気の熱伝導率は0.0241である
熱エネルギー粒子がガラスの中を1.05で進んできて付着空気層の中で0.0241にスピードダウン
するこの差が窓の断熱となって温度差が2度から3度程度の断熱温度差が現れる
これが複層ガラスになると倍の4度から6度の断熱温度差が現れる
夏には日射がガラスを1.05のスピードから付着空気層で0.0241にスピードダウンするけれども
あとから次々と日射の熱エネルギー粒子がガラスの中を1.05で通過して付着空気層で0.0241に
スピードダウンする事により付着空気層には熱エネルギー粒子が蓄積してあふれた熱エネルギー粒子
が室内に対流して室内温度を高めている
窓の断熱は付着空気層8o前後による温度差を活用して断熱エコ障子は多層の空気層を築造するこ
とで断熱を獲得しています
2度から3度の温度差を5層重ねれば10どから15度の温度差確保、10層重ねれば20度から30度の
温度座を獲得できます
気温が0度に成る地域では窓に10層の断熱エコ障子をセットすれば20度の温度差が獲得できます


窓の断熱を考えると窓の断熱温度を測定したくなる

窓の断熱温度は何度あるのか。 ガラス窓の内外に温度差が無ければ窓の断熱はゼロ
であるがさて温度差はいくらあるか窓ガラスの断熱温度の測定をしました
窓から冬には48%夏には71%のエネルギーが窓から漏れるとされているが窓に対しては
実際どれだけ、窓からはどのように熱エネルギーが移動しているのかを知りたく


窓の断熱温度24.4.7測定 左からガラス密着外 ガラス密着内 ガラス外8ミリ離れ ガラス内8o離れ


24.4.7日測定1
15時17分日射熱源 陽差し差し込む  
  ガラスの内側に断熱エコ障子をセットして空気の対流停止の状態
        ガラス外 ガラスに密着外 ガラス密着内 ガラス離れ内   窓の断熱温度
15時17分   20度   24度       23度      24度     20度と24度の差4度
15時30分   20度   24度      25度      27度     20度と27度の差7度
15時44分   22度   26度      25度      28度     22度と28度の差6度
15時54分   21度   25.5度    25度     29度     21度と29度の差8度
17時15分   10度   15度      15.5度    16度     10度と16度の差6度


24.4.9 測定2.
    断熱エコ障子をはずしてガラスだけの計測に移る
        ガラス外 ガラスに密着外 ガラス密着内 ガラス離れ内  窓の断熱温度
 8時45分   14度   16度      16度        18度    14度と18度の差4度
 9時00分   14度   17度      17度        18度    14度と18度の差4度   
 9時10分   15度   17度      17度        18度    15度と18度の差3度 
 

3.以上のガラス窓の温度測定を実施した結果
   イ.4/9の測定2ではガラス密着内外では温度差はありませんがガラスから離れた
     密着空気層と言われる部分では内外で4度ほどの温度差を測定しました
   ロ.4/7の測定1では日射熱がガラスに衝突内側離れに温度が高く測定しました

4.ガラス窓の温度測定をして窓の断熱とはなにかを考えると
  ガラス密着内外温度差はガラスの熱伝導率が1で温度差は0でガラスから離れた外側
 、内側にはガラスに付着した表面熱伝達層という空気層があることで空気の熱伝導率は
  0.0241でガラスよりも熱の移動は悪くガラス離れでは空気層不動で安定して温度差
  が出ること
  4/7は日差しが差し込み内側の付着空気層で熱が蓄積して温度が高くなる可能性も
  あります
  ガラス表面熱伝達層の温度は風等により一定値は現れずに物性値としてとらえること
  はできない
  が測定した範囲でガラス外とガラス離れ内の温度差を窓の断熱温度とするならば
  同じ窓で3度4度や4度8度の一定でない温度差が測定できた
  この一定しない表面熱伝達層の温度差を窓の断熱といえるのか疑問である

窓の断熱について24年はガラスだけの測定なので25年に再度アルミ枠も含めた温度
測定を行いました



窓はアルミ枠とガラス板で構成されています。アルミとガラスの違いは次の通りです
           密度           比熱         熱伝導率は
 アルミ     2700kg/m3   0.913kj/kgk     229.04W/mk
                       0.88j/gk
 ガラス     2600kg/m3   0.753kj/kgk     1.05w/mk
                       0.67j/gk

 アルミとガラスの熱伝導率は大きな開きがあるが実際どの程度に漏れているのかを確認
 するために、窓の断熱としてガラスの熱移動とアルミの熱移動について我が家のガラス窓
 について断熱温度測定をして調査しました。
以前の24年4月7日の時はガラスのみについて測定しましたが今回はアルミも含めて寒い窓の熱
の移動はどうなっているのかを知るためにアルミ枠とガラスに下の写真のように温度計を貼り付け
ました。密着とはアルミとガラスの外側と内側に直接はりつけて。離れは8oの木材片で間隔を確
保して貼り付けて温度差を測定して伝熱量を試算しました。


1.窓の断熱温度測定状況
25.11.29測定 2階南窓
左からアルミ密着外アルミ内 離れアルミ外アルミ内  ガラス密着外 内 ガラス離れ外 内


上の写真は下アルミ枠測定4本 その上ガラスの温度測定4本 上内部つり下げ1本状況を写しています

2−2.窓の温度測定

 測定1.下表は温度計を設置した午後に測定したデータです
    南窓に日差しが差し込み夏は暑かったが秋の暮れになると温かい熱源である
    断熱エコ障子の基での測定である

25.11.29寒い日
時折日差し
アルミ
離れ外
アルミ
密着外
アルミ
密着内
アルミ
離れ内
ガラス
離れ外
ガラス
密着外
ガラス
密着内
ガラス
離れ内
アルミの
断熱温度
ガラスの
断熱温度
13時15分 13度 13度 14度 15度 11度 14度 15度 15度 3度 4度
13時25分日差し 16度 16度 16度 16度 14度 16.5度 18度 18度 0度 4度
13時35分雲 16度 16度 17度 18度 13度 17度 18度 19度 2度 6度
13時45分雲 14度 14度 16度 16度 11度 15度 16度 16度 2度 5度
13時55分雲 12.5度 12.5度 14.度 14.5
10度 13度 14度 14.5度 2度 4.5度
14時00分 雲 12度 12度 14度 14度 10度 13度 14度 14度 2度 4度
14時05分 日 12度 12度 14度 14.05度 11度 13.5度 15度 15度 2.05度 4度
14時10分 雲 14.5度 14度 14.4度 15度 12.ど 14度 15度. 16度 0.5度 4度
14時15分雲 13度 13度 14度 15度 11度 14度 15度 15度 2度 4度


測定2.日差しが無くなった状態での窓の断熱はどうなっているかの測定は以下の通りです

25.11.29寒
時折日差し
アルミ
離れ外
アルミ
密着外
アルミ
密着内
アルミ
離れ内
ガラス
離れ外
ガラス
密着外
ガラス
密着内
ガラス
離れ内
アルミの
断熱温度
ガラスの
断熱温度
16時45分 曇りl 10度 10度 11度 11.5度 10度 10.5度 11度 12度 1.5度 2度
16時50分夕暮 10度 10度 11度 12度 10度 10.5度 12度 12度 2度 2度
16時55分夕暮 10度 10度 11度 12度 9.95度 10度 12度 12度 2度 2.05度


測定3.翌日は天気は快晴でぽかぽか天気での測定は以下の通り
25.11.30晴
ぽかぽか
アルミ
離れ外
アルミ
密着外
アルミ
密着内
アルミ
離れ内
ガラス
離れ外
ガラス
密着外
ガラス
密着内
ガラス
離れ内
アルミの
断熱温度
ガラスの
断熱温度
12時10分晴れl 37度 36度 31度 32度 32度 35度 36度 37度 5度 5度
12時15分晴れ 37度 36度 32度 32度 31.5度 35度 36度 37度 5度 5.5度
12時20分雲 34度 33度 31度 31度 27度 32度 33度 33度 3度 6度
12時40分晴れ 36度 35度 31度 31度 30度 35度 34度 35度 5度 5度
13時00分晴れ 27度 27度 26度 26度 23度 28度 28度 28度
1度 5度
13時30分 34度 35度 32度 31.5度 27.5度 36度 36度 34.9度 2.5度 7.4度
13時35分 34度 34度 32度 31.5度 26度 36度 36度 35度 2.5度 9度


測定4.夜になっての測定

25.11.30晴
アルミ
離れ外
アルミ
密着外
アルミ
密着内
アルミ
離れ内
ガラス
離れ外
ガラス
密着外
ガラス
密着内
ガラス
離れ内
20時20分l 8.5度 8度 9.9度 10度 8度 9度 10度 10度
20時25分 8.5度 8度 10度 10.2度 8度 9度 10度 10度
20時30分 8.5度 8度 10度 10度 8度 9度 10度 10度


 測定5.雨の続きの測定

25.12.1 雨
アルミ
離れ外
アルミ
密着外
アルミ
密着内
アルミ
離れ内
ガラス
離れ外
ガラス
密着外
ガラス
密着内
ガラス
離れ内
上内部 室内エコ
障子2層上
20時30分l 11度 11度 12.5度 13度 11度 12度 13度 13度 14.5度 18度
20時35分 11度 11度 12.5度 13度 10度 12度 14度 14度 14 18度
20時40分 11度 11度 12.5度 13.5度 11度 12度 13度 13度 14.5 18度


測定6. 以下は21時48分に断熱エコ障子を外して直接室温19度の空気を窓ガラスに接触させた22時
   4分に断熱エコ障子を復旧した間の温度変化である。

25.12.1 雨
アルミ
離れ外
アルミ
密着外
アルミ
密着内
アルミ
離れ内
ガラス
離れ外
ガラス
密着外
ガラス
密着内
ガラス
離れ内
上内部 室内エコ
障子2層上
21時45分l 10.5度 10度 12度 13度 10度 11度 12度 13度 14度 18度
解放
21時48分
10度 10度 12度 13度 11度 10度 13度 14度 15.5 解放
21時50分 10度 10度 13度 14度 10度 11度 14度 15度 17
21時52分 10度 10度 14度 15度 10度 11度 15度 16度 18度
21時55分 10度 10度 14度 16度 10度 12度 15度 16度 18.3度
21時58分 10度 10度 14度 16度 10度 12度 15度 16度 19度
22時00分 10度 10度 14度 16度 10度 12度 15度 16度 19度
閉鎖
22時4分
10度 10度 15度 16度 10度 12度 15度 16度 18度 19度閉鎖
22時7分 10度 10度 14度 16度 10度 12度 14度 16度 17度 19度
22時10分 10.5 10度 14 15度 10度 12度 14度 14度 16度 19度
22時13分 10度 10度 13 14度 10度 12ど 14度 14度 15度 19度
22時16分 10度 10度 13度 14度 10度 12度 14度 14度 15度 18度
22時19分 10度 10度 12度 14度 10度 12度 13度 14度 15度 18度
22時23分 10度 10度 12度 13度 10度 12度 13度 14度 14度 18度
22時25分 10度 10度 12度 13度 10度 12度 13度 13度 14度 18度
22時28分 10度 10度 12度 13度 10度 12度 12度 13度 14度 18度


4.窓のアルミとガラスの内外温度差温度測定でわかったこと
    アルミサッシ窓のガラスの断熱温度は4度前後アルミは5度 
    断熱エコ障子でガラス内側の付着空気層は移動しない状態である
 A 日差しが熱源の場合は測定1と測定3
  イ. 熱源が日射熱を窓に受けた測定3の時はアルミ離れ外がもっとも高く
       ガラスでは室内内離れがもっとも温度が高い。
     ガラスが熱源になり室内暖房になるがそのままでは夏には暑い問題である
  ロ.日射熱を窓に受けた測定3.の場合アルミ密着内外の温度差はガラスよりも低い
    ガラスの内側の温度が高くその熱が室内に放熱して貫流する
 B.室内暖房が熱源の場合は測定2と測定4と5と6
  1.アルミとガラスの比較測定で密着内で熱伝導の大きいアルミの温度が低い
    室内の温度をアルミが熱を吸い出して低い温度になっているのか
  2.窓の断熱としては密着温度差1度程度で離れで5度6度であるがこの状態は
   断熱エコ障子で保護しているからである


以下は断熱エコ障子の一部を外しての計測1


下の表は断熱エコ障子を9時30分に外した窓の温度差測定値である
上内部は室内温度である18度の温度が半時間で1度下がって17度10時30分には16度
に下がっている。
暖房は継続しているのに窓から熱が漏れて室内温度が低下している


26.1.9 アルミ
離れ外
アルミ
密着外
アルミ
密着内
アルミ
離れ内
ガラス
離れ外
ガラス
密着外
ガラス
密着内
ガラス
離れ内
上内部室内温度
8時41分 12度 14度 12度 15度 18度
9時30分外す 18度
10時00分 12度 14度 10度 12度 15度 17度
10時30分 12度 14度 10度 12度 14度 16度
10時45分 11度 13.5度 10度 12度 14度 16度
15時.30分 9度 12度 8度 10度 12度 14度
33分着火12度 ガス暖房
着火12度
16時00分18度 18度 10度 14度 8度 11度 15度 18度 ガラスに結露
16時08分19度 19度 10度 14度 8度 12度 15度 20度 窓結露
16時21分ストップ20度 20度ストップ 10度 15度 8度 12度 16度 20度 結露
16時30分 10度 14度 8度 12度 15度 20度
16時35分 10度 14度 8度 12度 15度 18度 結露消かけ
16時54分 10度 13度 8度 11度 14度 17度 消えた
16時58分 10度 13度 8度 11度 14ど 16度
17時35分炊事始める 炊事ガス 9度 12度 7度 10度 13度 16度
17時56分炊事中 8度 12度 6.5度 10度 12度 15度 結露発生
18時40分食事終わる 8度 12度 6.5度 10度 13度 16度 結露
19時00分 8度 11度 6度 9度 12ど 15度 結露
20時10分 8度 10度 5度 8度 11度 14度 結露
20時21分 7度 10度 5度 8度 11度 13度 結露
20時30分 7度 10度 5度 8度 11度 13度 結露
20時33分点火12度 暖房点火12度 5度 8度 11ど 13度 結露
20時48分17度 17度 7度 12度 5度 9度 13度 17度 結露
20時58分18度 18度 8度 12.5度 6度 9.5度 14度 18度 結露
21時01分19度 19度 8度 13度 6度 10度 14.5度 19度 結露
21時18分20度 20度 9度 14度 6度 10度 15度 20度 結露
21場22分 8畳解放17度 17度 20度
21時30分17度 17度 9度 14度 6度 10度 15度 20度 結露
22時10分17度 17度 9度 14度 6度 10.5 15.5度 20度 著しい結露
アルミ
密着外
アルミ
密着内
ガラス
離れ外
ガラス
密着外
ガラス
密着内
上内部室内温度


結論

窓の温度測定でわかったこと
1.ガラスの断熱温度差は4度前後 温度差が大きければ大きい
2.アルミの断熱温度差は5度 温度差が小さくなれば下がる
3.外気8度室内温度20度でガラス内で16度外で12度離れ8度アルミで内15度外10度

4.外気6度室内温度20度で ガラス内で 15度外で10度離れ 6度アルミ 内14度  外9度

5.外気が2度下がるとガラス内外で4度差が5度差になるアルミで内外5度差がどちらも5度差下がり


室内温度 室外温度 内外
温度差
アルミ温度 アルミ内
外温度差
ガラス温度 ガラス内
外温度差
20度 8度 12度 外10度内15度 5度 外12度内16度 4度
18度 8度 10度 外10度内14度 4度 外11度内15度 4度
20度 6度 14度 外9度 内14度 5度 外10度内15度 5度
17度 5度 12度 外7度 内12度 5度 外9度 内13度 4度
13度 5度 8度 外7度内10度 3度 外8度 内11度 3度

1.窓の断熱を考えるとその数値はどうなる
   窓から漏れている熱エネルギーの計算はどうするのか
  窓から漏れる熱エネルギーは目で見ることは出来ない暑い寒い気持ちいいとか感覚で
  感じる以外に数値的に表すためには温度計で温度を測定して評価するか赤外線セン
  サーで測定するかであるが移動する熱量を工学的に把握して対策を検討するためには
  数値化する必要があるがどのようにけいさんすればいいのか

 イ.熱貫流率による計算
 ロ.熱伝導フーリエの法則による熱流速による計算
 ハ.熱放射
  等が公表されているが

イ.熱貫流率による計算では
     現在見かける文言を並べてみると次の文言がある
   熱貫流率は室内外の温度差を一度とした場合単位面積1uあたり、
  単位時間あたりとあるが単位時間とは1時間なのか1秒あたりなのか
  熱伝導率の定義では熱伝導率は1秒あたりで熱貫流率は1時間あたりであるから
  ややこしい熱貫流率の計算は秒と時間ごちゃ混ぜの計算ではないか
  壁を通る(貫流する)熱量で単位はw/(u.k)とされています。
  熱は目で見ることは出来ません暑いとか寒いとかの感覚で感じる以外
  数量的表現は温度計で測定して評価する必要があります
  熱貫流率は物体中の熱の移動する熱量を表現しています
  熱貫流率の算出手順としては各層の熱伝導抵抗を求める
  熱伝導抵抗=層厚さ÷熱伝導率
  熱貫流率=1÷熱伝導抵抗 で計算するとされています
 1.ガラスの熱貫流率の計算は
  問題とされる窓の断熱としてはガラスの熱伝導率が1であるためガラス自体では
  温度差断熱が小さいのではないか
  付着空気層8o,ガラス4o内8oのガラス両側計16ミリで4度の断熱温度差
  があるが無風の元で効果があり通風状態で不安定になり数値としては採用できない
  窓の断熱は無いがガラス付着空気が熱伝達をしていると評価した場合には
  温度勾配 4度/20=0.2度/ミリ
  窓の断熱温度差4度    1uあたり4*1*1=4W/M2Kの熱の移動
  熱の移動で1度温度上昇で1/273体積が膨張 空気の比熱は1003
  熱抵抗値=厚み/熱伝導率 
  厚み16ミリとして 空気の熱伝導率0.0241
  熱抵抗値=0.016/0.0241=0.663
  熱貫流率=1/熱抵抗値   =1/0.663=1.5
  通風で温度差が変わり付着厚さも代わる状態
  外部の付着がかぜでとばされたときは内側だけになり
  厚み8ミリとして
  熱抵抗値=0.008/0.0241=0.331
  熱貫流率=1/熱抵抗値   =1/0.331=0.6となる

  一定値は望めないところにも窓の断熱と しては問題がある

  
 2.ガラスでややこしいガラス表面熱伝達率というのがある
  室外側の表面熱伝達率を4.9*0.837+16.3= 20.4(W/(M2.K))
  室内側の表面熱伝達率を5.4*0.837+4.1=  8.6(W/(M2.K))
  修正放射率を0.837とする 
  ガラスの厚さ 0.005
  ガラスの熱伝導率 1.0
  ガラスの熱抵抗はガラスの厚さ÷熱伝導率=0.005/1=  0.005
  1/熱貫流率=1/室外熱伝達率20.4+ガラスの熱抵抗値0.005+1/室内側
  の熱伝達率8.6
  で1/熱貫流率=1/20.4+0.005+1/8.6=0.049+0.005+0.116
  =0.170
  熱貫流率は5.88(W/(M2.K))となる
  室外側の表面熱伝達率0.049と室内側の表面熱伝達率0.116の合計は0.165になり
  この表面熱伝達の合計の熱貫流率だけで6.06になる
  これに表面熱伝達率0.165にガラスの0.005を加えても熱貫流率にさほどの
  影響がないガラスの熱貫流率は6などと記載されているが枠のアルミについては
  記載されていない


 3.アルミにも同じように伝達率を適用するとアルミ枠厚み15oとして 熱伝導率200
  アルミの熱抵抗はアルミの厚さ0.015÷熱伝導率200=0.015/200=
  0.000075
  アルミの厚さは薄い板を変形させて剛性を確保しているから見かけは15oある物とする
  1/熱貫流率=1/室外熱伝達率20.4+アルミの熱抵抗値0.000075+1/室内側の熱伝   達率8.6で1/熱貫流率=1/20.4+0.000075+1/8.6
  =0.0490+0.00007+0.11627=内外表面伝達率0.165+0.00007
  =0.16534
  熱貫流率=6.048
  熱伝達率でガラスとアルミを同じように計算するとアルミの熱抵抗値が低すぎて
  ガラスの熱貫流率は5.88アルミは6.048と熱伝導率ほどの差異はみられず

 4.測定した窓の温度差について試算してみる
   ガラスの面積7.424u*温度10度*ガラスの熱貫流率5.88=436w
   アルミの面積2.088u*10度*アルミの熱貫流率6.048=126w
   窓から移動する合計熱量は436+126=562wなのか 1時間あたり
   アルミよりもガラスの方が大きい
  アルミから23%ガラスから77%の熱が移動している計算になるが熱貫流率は
  一時間あたり562hといっても合否はわからない

5. 表面熱伝達率の適用自体に疑問問題があるから表面熱伝達率は適用しないで
  計算すると

熱伝導率    熱伝導抵抗 熱貫流率
5ミリガラス 0.005/1=0.005 1/0.005=200
アルミ枠厚み15ミリ 200 0.015/200=0.000075 1/0.000075=13333
空気層12o1層 0.0241 0.012/0.0241=0.497 1/0.497=2.0

  窓の内外温度差(18度−8度)を10度と設定したときのガラス窓を通る熱量の算定として

  ガラスの熱伝導率は1とします アルミの熱伝導率は200とします
   空気の熱伝導率は0.0241とします 木材の熱伝導率は0.12とします

  アルミにも同じように伝達率を適用するとアルミ枠厚み15oとして 熱伝導率200
  アルミの熱抵抗はアルミの厚さ0.015÷熱伝導率200=0.015/200=
  0.000075
  アルミの厚さは薄い板を変形させて剛性を確保しているから見かけは15oある
  物とする

 ガラスの熱貫流率200*面積7..424u*温度10度*1時間=14848w/
 アルミサッシを通る熱量は熱貫流率13333*面積2.088u*温度10度*1時間=
 278393w。窓から移動する合計熱量は293241wとなります
 単位時間は1時間
 窓の内 ガラスから5パーセント アルミ枠からは95l熱が逃げていることになります

 

 ロ.熱伝導フーリエの法則による熱流速による計算

室内温度 室外温度 内外
温度差
アルミ温度 アルミ内
外温度差
ガラス温度 ガラス内
外温度差
20度 8度 12度 外10度内15度 5度 外12度内16度 4度
18度 8度 10度 外10度内14度 4度 外11度内15度 4度
20度 6度 14度 外9度 内14度 5度 外10度内15度 5度
17度 5度 12度 外7度 内12度 5度 外9度 内13度 4度
13度 5度 8度 外7度内10度 3度 外8度 内11度 3度

 

1. 測定6.の断熱エコ障子を外して直接室内空気が一瞬にガラス窓にふれる状態の
   ガラス窓のガラス温度3度アルミ5度の断熱の伝熱量を計算してみると
   1W=0..8598KCAL/H =0.8598kcal/3600sec=0.0002388kcal/secとして

  ガラス板面積7.424u/ガラス厚み0.005*温度差3度*熱伝導率1.05=4677ワット
    4677W*0.0002388kcal/sec=1.1168kcal/sec

  アルミ枠面積2.088u/アルミ厚み0.015*温度差5度*熱伝導率229.04=
      159411ワット
    159411w*0.0002388kcal/sec=38.06kcal/sec

  窓面積9.51uから ガラス4677h+アルミ159411h=164088ワットの伝熱量/秒が漏れている
  164088w*0.0002388=39.1kcal/secの熱が漏れている計算になる

2.窓ガラスすべてに断熱エコ障子2層で断熱をしている場合の室内18度上内部14度温度差
   4度としての計算では
  窓面積9.51u/空気層0.024*温度差4度*空気の熱伝導率0.0257=40.73h
  カロリーにすると40.73*0.0002388=0.0097キロカロリーとなる

3. 以上の計算で室内は18度外気は10度とすると8度の温度差により39.1kcal/seの
  熱漏れが発生して、これが寒い窓の原因で断熱エコ障子をセットすることにより
   0.0097キロカロリーの漏れに押さえることが出来る1/4030に窓の断熱性能を改善したことになる
   省エネ効果抜群である



2−2.窓からの熱の漏れ計算は窓の熱漏れ断熱計算1のページに移ります



 






店頭に戻る
お客

      このぺーじは温度差

窓の断熱1
省エネ窓対策に戻る
ガス使用量に戻る
日射熱源