窓の断熱を考えると窓から漏れる熱エネルギーの計算が気になる窓の断熱計算
.算定モデル 我が家
寒い窓の実態 はなにか
直接室内空気がガラス窓にふれる状態として室内温度20度外気10度温度差10度
のガラス窓の断熱の伝熱量を計算してみると
1W=0..8598KCAL/H =0.8598kcal/3600sec=0.0002388kcal/secとして
ガラス板面積7.424u/ガラス厚み0.005*温度差10度*熱伝導率1.05=15590ワット
15590W*0.0002388kcal/sec=3.722kcal/sec
アルミ枠面積2.088u/アルミ厚み0.015*温度差10度*熱伝導率229.04=318823ワット
318823w*0.0002388kcal/sec=76.1kcal/sec
窓面積9.51uから ガラス15590h+318823h=334413ワットの伝熱量/秒が漏れている
334413w*0.0002388=79.85kcal/secの熱が漏れている計算になる
uあたりでは 79.85kcal/sec/窓面積9.51u=8.39kcal/sec/窓面積uの漏れになる
ガラスが複層ガラスの場合はどうなるか
防寒対策として窓 9.5136uに複層ガラスを設置したときは
窓面積9.5136u/空気層厚み0.012*温度差10度*熱伝導率0.0241=191h
hをキロカロリーに変換191*0.000238=0.0450kcal/sec の漏れ
アルミ枠面積2.088u/アルミ厚み0.015*温度差10度*熱伝導率229.04=318823ワット
318823w*0.0002388kcal/sec=76.1kcal/secは同じ
窓面積9.51uから 複層ガラスから0.0450kcal/sec の漏れアルミ枠から76.1kcal/secは
合計76.145kcal/secとなって複層ガラスの効果が現れていない
アルミ枠で複層ガラスにしてもuあたりでは 76.145kcal/sec/窓面積9.51u=
8.00kcal/sec/窓面積uの漏れになる
部屋の温度差10度の熱かろりー168.768KCALの熱は窓から79.8kcal/secの熱が漏
れている
これは2秒で無くなってしまい外との温度差は無くなって寒い部屋になる暖房しても温かく
成らない 寒い窓の原因である 断熱レベル0である
我が家は昭和58年に築造した。構造設計は鉄骨で断熱耐火性能のよいALC壁で道路に
面する南面に二階の台所とリビングの壁面は全面天井までガラス張りで外の景色は丸見
えで部屋は明るく外から見てもかっこよく外からは内部の様子はガラスで屈折反射して中
はよく見えない物である
出来上がって住んでみて、感じたのは壁面は熱伝導率0.17のALC壁で作ったから暖かい
であろうと考えていたが冬になると底冷えする寒い家であった新築当時には今ほど窓の断
熱性能についての認識はなく大きな窓を作るのがブームでかっこよかった。冬になると朝起
きるのが寒くて朝の4時頃にタイマー設定で電気のヒーター暖房で部屋を暖めて6時頃には
石油の温風ヒーターのスイッチをいれて部屋を暖めて妻は7時頃起きて朝食の準備をしてい
た
この寒さをなんとか改善しなければと乗り出し断熱エコ障子を発明するきっかけになったが
開発過程で窓の断熱性能を改善するために現状の窓の断熱性能を温度計で測定調査した
結果、ガラス窓のガラスの断熱温度は0度で付着空気で3度から4度の断熱温度差であること
がわかった。
が窓はアルミサッシとガラスで構成されていてガラスの熱伝導率は1.05で窓サッシ枠のアルミの
熱伝導率は229であることから外の冷気がすぐに室内に伝導して室内の暖気と窓際の冷気
が対流を起こして室内の暖気が瞬く間に無くなる
以上のデータで我が家の窓の形状に基づき断熱性能について考えてみると
リビング
の平面の大きさは2.9b×3.9b=11.31u×天井高さ2.35bで南側壁面に柱をのぞいて
幅2.27b高さ2.257bの開口部の窓面積5.123uである。この中にガラス板が(0.46
*0.37+0.8*0.37*2+0.16*0.825+0.8*0.825*2+046*0.735+
03.8*0.735*2=3.975u)9枚で3.975uアルミ枠材1.148uで構成されている
台所
の平面の大きさは1.8*3.9b=7.02u高さ2.3bでリビングと一体である
幅1.465高さ2.265の開口部窓面積3.318uである。この中にガラス板が((0.685*
0.365+0.67*0.82+0.67*0.73)*2=2.577u)6枚アルミ枠材0.74u
炊事場
の平面の大きさは底辺3.9b上辺2.6b高さ2.2bの台形面積7.15u
斜辺に窓が幅1.73高さ0.62窓面積1.0726u ガラス板0.8*0.545*2枚=
0.872u アルミ枠0.2u
まとめると
リビング 台所 炊事場 合計
窓の面積 5.123u 3.318u 1.0726u 9.5136u 100%
ガラス面積 3.975u 2.577u 0.872u 7.424u 78%
アルミ枠 1.148u 0.74u 0.2u 2.088u 22%
床面積 11.31 7.02u 7.15 25.48u
体積 天井高さ2.3b 合計58.6立米
次に更に温度差が10度と大きい場合を想定して計算すると
.屋外温度10度 部屋の温度20度 内外温度差10度とすると部屋の熱量は
部屋容積58.6立米の空気の温度を10度上昇させる熱量は空気の密度1.2KG/M3
空気の比熱0.24KCAL/KG
=58.6立米*10度*1.2*0.24=168.768KCAL
. 内外温度差10度の時のガラス窓からの熱漏れ
直接室内空気がガラス窓にふれる状態として室内温度20度外気10度温度差10度
のガラス窓の断熱の伝熱量を計算してみると
1W=0..8598KCAL/H =0.8598kcal/3600sec=0.0002388kcal/secとして
ガラス板面積7.424u/ガラス厚み0.005*温度差10度*熱伝導率1.05=15590ワット
15590W*0.0002388kcal/sec=3.722kcal/sec
アルミ枠面積2.088u/アルミ厚み0.015*温度差10度*熱伝導率229.04=318823ワット
318823w*0.0002388kcal/sec=76.1kcal/sec
窓面積9.51uから ガラス15590h+318823h=334413ワットの伝熱量/秒が漏れている
334413w*0.0002388=79.85kcal/secの熱が漏れている計算になる
アルミサッシの窓から毎秒 3.722kcal/sec+76.1kcal/sec=79.8kcal/secの熱が漏れている
断熱0 | 断熱レベル1 | 断熱レベル2 | 断熱レベル3 | 断熱レベル4 | 断熱レベル5 | 断熱レベル6 | 断熱レベル7 | 断熱レベル8 | 断熱レベル9 | 断熱レベル10 | 断熱レベル11 | |
79.8kcal/sec | 0.0450kcal/sec の漏れ | 0.0227kcal/sec の漏れ | 0.0151kcal/sec の漏れ | 0.01136kcal/sec の漏れ | 0.00909kcal/sec の漏れ | 0.00757kcal/sec の漏れ | 0.00649kcal/sec の漏れ | 0.00568kcal/sec の漏れ | 0.00514kcal/sec の漏れ | 0.00454kcal/sec の漏れ | 0.00413kcal/sec の漏れ | |
温度差10度の時 | 2秒で0 | 62分でない | 123分でなくなる | 185分でなくなる 3時間9分 |
247分でなくなる 4時間12分 |
309分 5時間15分 |
6時間11分でなくなる | 7時間13分でなくなる | 8時間15分でなくなる | 9時間6分でなくなる | 10時間18分でなくなる | 11時間20分でなくなる |
.断熱レベル0では窓から逃げる熱を電気のヒーター暖房だけでは不足で石油ファンヒータも
追加して暖房して暖房費を沢山費やして暖を取っていたということです
外の冷たい温度熱はどんどん室内に流入していることになり底冷えするはずであります
窓の断熱性能はアルミ枠材とガラス板で維持されているから暖房した熱はアルミ枠材
とガラスから外に逃げ出している状態で冬の暖房した熱がアルミ枠材から逃げ出すという
ことでしょうか。
上の計算では断熱エコ障子を多層にするほど漏れる熱は少なくなる計算です1層では
常時暖房が必要です
窓の大きさにも損失の大きさは左右されると成りますが
窓の断熱性能とは断熱してよくなる状態を指すのだがアルミ枠材の熱伝導がよすぎて
マイナス断熱であり、寒い窓には断熱エコ障子が必要です
上記24年の窓の熱の移動についての計算の真偽を高めるために25年はガスストーブの発熱量
と窓の温度計測を比較して検討をしました
1.ガスストーブで部屋を暖房するエネルギーガス使用量と漏出するエネルギーの比較
ガス使用量で確認
平成26年度末から27年1月15日まで我が家の断熱性能を向上すべきにてリビング台所炊事場の
ノマドを内2層に外4層に性能アップを行った
リビング台所の窓は外に雨戸があるが雨戸を閉めるのは年1回あるかないかで台風の
時だけであるから
ま雨戸の敷居を利用してガラスとの間に4層の断熱エコ障子を高さ2360幅500*900*900*750+
ベランダ入り口750を作り炊事場の窓は1層も利用して新たに4層を会わせて5層ににして
断熱性能を改善した
ガス使用量で確認