021  今後の『あさカフェ』

2002.10.17 up

  はぁぁぁ〜。月日が経つのは早いなあ。
 十月四日に、松田さんのWEB FCがオープンしてから時々……たびたび……ちょくちょく訪れてにやにやしている。

 そんな風に独りでにやにやーとしていたら、なんと、此処のページを十日以上も手を着けていなかった!いや、つい惚けてしまったよ〜。
 そんな十日の間に、新番組も始まり、流れはもう『龍騎』だけじゃない。

 新番組の『あさカフェ』放送エリアは関西のみという地域限定番組。関東に住んでいるワタクシは絶対に見られない。内容は情報番組と言うではないか。そういうのをリアルタイムで見なくちゃ意味無いじゃん!見る事なんて不可能だ!

 しばし悩んで、結局友人にtel。すんなりと「あ、いいよ〜OK、まかして〜」との返事。うひひひー♪
 そして第一回目の放送が済み、FCのBBSではあーだこーだと大盛り上がりしていた頃、確認の連絡を入れてみた。
 「うん。ちゃんと録画はしたけど……」
けど!?
 「ごめん、
うっかり三倍速でとってしもて……」……一瞬、自分の中に殺意が芽生えるのが分かりました。まあ、大目に見てやろう。で、気になることを聞いてみた。

 
彼のこと、どう思う?

 全く知らない人が松田さんにどんな印象を持つのか、気になって気になって……。電話の向こうではとても答えにくそうに「う〜〜〜ん」と唸っていた(笑)。(唸りの原因は松田さんではなく、あさカフェという番組のカラーのせいだった)
 「あのさー、イイ男だよねえ。この人。番組の初めの方は何かえらい、綺麗かったしぃ。ちゅーか、番組ちゅーよりプロモーションビデオみたいなノリで、とりあえずファンは涎モンなカンジよ。で、この子、幾つなん?……あ、23?あ〜、やっぱ、若いんやねえ」
 回りくどいが、とりあえず、イイ男として記憶されたらしい。ふふふん
 「でも、ちょっと気になるんやけどー」え?なになに?
 「この人、大阪出身なんでしょ?で、番組もこっち(関西)でしか放送されへんのに、何で関西弁ちゃうの?」

 ……番組スタッフ、実は全国展開を考えていたりして?

 

022  踊らにゃ損

2002.10.24 up

  昨日、松田悟志公式サイトにて得た情報。

 
「colors」DVDまたはビデオの購入特典。12月16日に行われるトークイベントの招待券〜山野楽器で購入された方のみ・先着順〜

 PCの前で固まっていたワタクシ。

 なんじゃ、そりゃあ〜!おいおいおいおい!FCに入会するときに「DVDを買うわよ!」って申し込んだんだぞ。イベントに行きたい奴は、もう1本山野で買えってーのか?だいたい、オフラインでの購入とネットでの購入と特典が違うことでもダメージがあったってーのにさ。
 それに、購入方法とか特典とか情報を小出しにしやがって。
 一番最初の情報はFC入会時のネット購入でしょ?次に一般店での購入。特典が違うとの情報も明かされたから、特典によって切り替えた人も多かろう。(この時点で2本購入を決定した人も居たはずだ)で、トドメはこれだ!この特典、ご本人とご対面なんていうのはポイント大きすぎ!3本目を購入する事になった人も多いだろう。
 だいたい、DVDとビデオってソフトが違うだけでその中身は同じモンでしょ?そう、同じもの。きっと同じなんだよ。「ええ?こっちとあっちとじゃ特典全然違うじゃん?」「本人に直接会いたいワー」などというファン心理をついての策だ。ソフトを何本も買わせようという戦略だ。しかも、イベント実施日は松田さんのお誕生日だしっ!「さぁ、購入したまえ」というのがあからさまではないか!
 ふん!そんな戦略読み切っているさ。

 そして、本日。「あの、松田悟志の「colors」の予約をしたいんですが……。あ、ビデオテープの方を……」

 同じ阿呆なら、ねえ?

 

023  シュシュッとTHE FINAL★

2002.11.05 up

 10月から(関西のみで)放映されている『あさカフェ』
 友人に録画を頼んで「1ヶ月分録画したら送るね」そういってくれたのに、未だに到着せず。
 その友人は今忙しい時期なので、せっつくわけにもいかず、ビデオテープの到着をそわそわと待つばかりで落ち着かない。
 そんな私の手元に、別の友人から借りたビデオテープ『劇場版エピソードファイナル・メイキングビデオ』がある。
 貸してくれた友人は「ツッコミ所が多すぎて大変だよ」と言う。
 メイキングビデオにどうツッコミを入れるのだ!?謎を抱えたまま再生ボタンをスッタァート!

 約43分の再生中に大きく「おい!?」と声を出したのが3回。小さい声は5〜6回はあったかも(笑)。
 気になってしょうがなかった3回の声は、キャスト陣が映画についてコメントを述べている場面。(おそらく)私服の松田さんと涼平さんに。
 「君たち、そのシャツは何なの?どんな柄なの〜?」
 肩しか映っていないのにね、気になっちゃった。何か、こう……あまり関東ではお見かけしないよね、ってカンジの賑やかさ。特に松田さんのシャツは(笑)
 それから、メイキングフィルムのスタッフが撮影現場に乗り込もうとしたら、映画スタッフにかなり乱暴に止められた場面。
 劇場版公開前に発表されたメイキングビデオだから「この先のシーンは見せられない」って事なんだけど、それにしても、かなり派手な止め方してたよなあ。そういう演出なんだろうけど、お子さまはビックリしちゃうよ。昔の『水曜スペシャル』(川口浩探検隊とかやってた番組ね)思い出しちゃったよ。って例えがまた古いなあ……と自己ツッコミ。

 ツッコミ所もさることながらウットリ所も多かった
 OREジャーナルの編集長役、津田さん。コメントの最後の「バァーーン!」に撃たれてしまった
 コミカルな場面が多いお茶目な編集長だけど、カッコイイ場面は本当にステキ。この先の本編でもっと活躍して欲しいなあ。本編、あと僅かだけど。
 あとは、萩野さん。やはり、コメント中なんだけど、浅倉というキャラクターの難しさを語っていたところ。「爽やかになっちゃうし」って言う萩野さんがすっごい爽やかで〜……。最近、王蛇=浅倉威=萩野崇に目を奪われていて(笑)いや、もう。魅力的なキャストばかりで困っちゃう〜

 他には、移動車ってまるで番組宣伝のようにすぐ分かっちゃう様なペイントしてあるんだとか、撮影って細かく撮るんだなあとか、キャストのすぐ側にカメラってあるんだとか、完成された作品だけを見ていたら絶対見えないところに釘付け。

 このメイキングでは無かったけど、今後も出来ないかもしれないけど、変身後のライダーを演じている役者さん達のコメントも聞いてみたいなあ。

 

024  地獄へ道連れ

2002.11.08 up

 いつまで経っても届かない『あさカフェ』録画テープ。どうにも我慢が出来なくなってお願いしてある友人に電話をしてみた。
「あ、もしもし。あのさあ、『あさカフェ』なんだけど……」
「ごめん!今度の日曜日の分を録画したら送るから!!」

 ……はい?今度の日曜の分?いや。テープ1本には4回分しか入らないはず。っていうかそういうふうに録画してくれとお願いしているはず。もうとっくに4回分は録画済みだろ?

「ごめん……実は番組の3・4回の分、録画忘れてしまって」


 
な、なんだとぉ〜〜!

 謝る友人の声は既に耳からは遠いところで響いていた。しばらく謝っていたらしいが、正気を失っていた私には聞こえていなかった。

「…………じゃあ、今度の日曜日の分、録画したら送ってね(深い溜息)」
「あ、うん!もう、絶対日曜日中に発送するから、月曜には届くと思うし!……あの、ホンマ、ごめんなさいぃぃ〜(泣)」

 虚ろな目のまま、受話器を置いた。
 今のワタクシの中で「今度こいつと会ったときにどうしてやろう?」と、どす黒い感情が渦巻いている……。
 そうだな。『あさカフェ』の録画をうっかり取り忘れる、なんていう愚かな行動をとらないために松田ファンにさせてしまえばいいのか。ふっふっふ……。
 くっそー、覚悟しておけよ〜!

 

025  縁とタイミング

2002.11.14 up

 松田悟志。彼の過去に出演した作品は決して多くはないが、未だに、全てを見ることが出来ていない。少しずつでも、以前の彼を、見逃していた彼を取り戻す!!
 そう考えている今、本当にタイミング良く過去の作品を見る機会に出くわす。再放送のタイミングにばっちりかみ合っているのだ。
 夏にはWOWOWで制作・放送された『多重人格探偵 サイコ』があり(秘密の間〜006〜でも、ノロケ(?)済み)、秋にはTBSドラマ『恋を何年休んでいますか?』(それでも、松田さんの出演回は見逃している。ビデオ借りてこなくちゃ〜)があり、そして先週の土曜日『花井吾朗の事件簿』がBSジャパンで再放送された!
 この作品での松田さんは髪型は今と同じツンツンなんだけど、色が違う。金髪だ!(プラチナブロンド?かなり白っぽい色)黒髪しか見たこと無かっただけに掴みのインパクトは大!意外に似合ってたよ、ワタクシ的にOK
 季節は冬。他の作品と比べたらかなり、カジュアルな服装。ストリート系っちゅうの?そんな雰囲気。人物像もかなりやんちゃ君で、子供っぽい。
 ピンク地の豹柄マフラーにコート。保温性抜群なコート(ベンチコートみたいなタイプ。色はやっぱり黒)のおかげか、インナーはタンクトップ(これも黒)。それにボトムは確か、レザーパンツ(もう間違いなく黒)だったような気が……?なんだかねえ、それって衣裳じゃなくて、私服じゃないの?って思った。いや、似合ってますよ。あまりにも、私服過ぎる印象で笑うほどに。
 役柄は、大病院院長の一人息子で地元の不良グループのリーダー。
 今はすっかり更正した昔の仲間を利用し、大金を仕事先から盗ませようと画策する。もちろん更正した奴は抵抗する。そうした中で、松田さん演じるリーダーは殺されてしまう。そんなキャラクター。
 しかし、不良グループのリーダーという割には、引き連れている仲間は2〜3人。それって少なくない?
 言いなりにならない昔の仲間を待ち伏せして襲おうとし、ナイフを取り出す。でもナイフの扱い方がちょっと情けない。なんか腰が引けてるんだもん。口だけの不良ってカンジなのかな?で、番組開始20分ほどで、死亡。早い!
 でもね、登場も早かったし、彼が殺されるのがドラマの中心じゃないからしょうがないのだ。
 それでも、綺麗な死体役だった〜……いや、オチはそこではなく!

 以前の作品をもっと見たい!そう思っているときに、こうして立て続けに機会に恵まれる、というのはそれだけ、ワタクシと彼の相性が良い、縁が深い証拠だわ、うふふふん

 ちょっと、痛い?(笑)。

 

026  原宿駅の松田

2002.11.17 up

 週末に得た情報。11月16日から原宿駅にて松田悟志の『colors』告知を展開!

 というわけで。本日、日曜日曇り空の中、出掛けて来たぞ。
 情報に寄れば、駅の中にポスターと、駅を出たところにある大型スクリーンでCMが流れる。という事なんだけど……。
 ポスターは、何処にあるのよ!?ああ〜!ありました、ありました!表参道口へ向かう階段(エスカレーターの無い方。)の途中の壁。
 B2サイズくらいになるのだろうか?横にあしらわれたデザイン。おそらく、これがジャケット写真にもなっているんだろうな。オフィシャルサイトでも見たもん、この写真。それが一枚きり。(涙)
 いや、まだまだ新人、松田悟志。人の集まる原宿駅に掲載されているだけでも大喜びッス。

 そして、大型スクリーンによるビジュアルは?何しろ、サイトの方では時間は不明となっていたので、運が悪いとかなり待つ羽目になる。
 原宿駅に14:05に到着したワタクシ。さあ、何分待たなければならんのだろうか?
 人を待っている演技をしつつ(笑)ちらちらとスクリーンに目を向ける。すると……。うわ、出た!!

 黒背景でアップ。「名前は、松田悟志」と本人が一言。勿論衣裳は黒だ(笑)
 アップからロングへとショットは変わる。画面の真ん中に文字が現れる。

Black

 次いで、Red。ショットが変わる。僅かに横を向いた顔。少し、愁いを帯びた風な目。どひー照れる!
 現れて、消える文字は他に、
BlueGreenPurpleYellow、White。そして、画面一杯に

松田悟志
『colors』
DVD&VIDEO
12.4.sell

 かなり、シンプルな作り。時計を見ると、14:25。ふう。20分程度の待ち時間か。放映時間不明のままで現地待ちした割には短いぞ!これならイライラしなくても済むね!
 わずか20秒程度の短い放映時間だったけど、『龍騎』ではない「動いている松田悟志」が嬉しくて、原宿駅の人混みの中、ニマニマしているワタクシ。明らかに不審者だ。

 そして、社会人として培った勘で、「おそらく松田さんのフィルムは1時間に1本流れるだろう」と踏んでしばらく街を歩いて時間を潰す。
 ふっふっふ。その通りだったよ。ワタクシの読み通り!と、いうわけで、15:25、16:25と都合3回、上映をばっちり見てきたぜ!

 はぁぁ〜発売が楽しみだわ。

 

027  松田悟志バースディイベント

2002.11.25 up

  曇り空の12時。六本木交差点に立つワタクシ。六本木の某店を借りて行われる 松田悟志Birthdayイベント に向かうワタクシ。冷たい風の中でもドキドキ・ワクワクのワタクシにはどーってコトないさ!足取り軽くアマンドの前をスキップ〜♪

 某ビルの3階にある某店(普段はバーになっているようだ)がイベント会場。店の入り口にはバースディイベント開催おめでとうの花が届いていた。(サンミュージックの人?事務所の人?送り主は忘れてしまった)
 入るとすぐに事務局のスタッフが入場者のチェック。あの、カッコイイ会員証を掲示してドリンクチケットを受け取る。既に席も決まっており、スタッフの方に案内して貰う。
 奥に長い店内の一番奥にステージが作られている。(元々こういうステージのあるバーなのか?)半円状にステージが作られており、ステージ上手には大型スクリーンが設置。下手奥にはファンの方からのプレゼント(ほんの一部)がテーブルにてんこ盛り。そんなステージを囲むように客席も作られ、裾広がりに椅子が設置されている。なんだか、お菓子のバウムクーヘンみたいなカンジ。しかも長細く切ったバウムクーヘンね。
 ワタクシの案内された席は前から4列目。ほほ〜、なかなか見やすいぞ!席からステージまでは3メートルくらいだろうか?かなり近い!ちゃんと大きく見えるはずだ!!うわ、どうしよう。今頃緊張してきたわ!!ドリンクを取って気を落ち着けていると司会役の方が登場。みんなで拍手と歌の練習をする。
 ファンクラブWEBサイトでも色々な意見が飛び交っていた、歌の途中の名前はどうする?に関して、司会の方から、
「「♪happy birthday dear○○〜」と名前を入れる箇所は“博士”とします」と決め事が伝えられた。(ファンクラブWEB上での松田さんのニックネームは“博士”なのだ。)そうして2度ほど練習し、いよいよ松田さんの登場か?……と、その前にちょっとCM(笑)中国地方でしか放映されていない『公共広告機構』のフィルムを流すという。既にサイト上で見たけど、どうしてサイトで見る画面ってのはあんなに小さいんでしょうかね?携帯電話の画面くらいの大きさ。PCなんだから、もっと大きくてもいいじゃん。

 サラリーマンに扮したワイシャツ姿の松田さん。ふてくされ気味に小石を投げる。自転車のサドルに乗せたジュースの空き缶を狙って何度も投げる。そんな男の足下にサッカーボールが転がってくる。ボールを取りに来た男の子に向かって、ポンッと投げ渡す。
 ボールを受け取った男の子、にっこり笑顔で「ありがとうございました」
 つられて笑顔になるサラリーマン。「あれ?なんで気持ちいいんだ?」

 そんなCM。何気ない一言だからこそ、心に響く、そういう気持ちをもっと大切にしなくちゃね。そんなCM。ああ、大きい画面で見ることが出来るなんて、嬉しいわ
 DVD&ビデオ発売の『colors』のフィルムも流す。原宿のスクリーン以外でも見られるなんて!あの、お気に入りショットが……ああ!やはり映った!はぁぁぁ〜♪嬉しいー!

 司会の方、「今日、参加している方はみんな松田君のファンなんですよね?」客席のモチロン!!といった感情がステージに投げられる。「ファンじゃない人は帰って下さいね」
 「12月にCDとDVDが発売されますが……DVD『colors』を買う人!」と会場に呼びかける。勿論(多分)全員が手を挙げる。
 「そりゃ、そうですよねえ。買わない人は、もう帰って下さい(笑)じゃあ、CD『DISTANCE』を買う人!」当然のように(多分)全員が手を挙げる。
 「ねえ?買いますよねえ、そりゃ。え〜っと、買わない人は本当に帰って下さいね。それにしても、松田君って、歌、上手いですよね?上手いと思う人!」これにも手を挙げる。司会だから当たり前といえば当たり前なんだが、もう、これでもか!ちゅーくらい持ち上げる!もう、恥ずかしいくらいに持ち上げる。いい加減、照れに限界を感じ始めた頃、ようやく松田悟志、ご本人の登場だ!

 喉元まで詰まった白いシャツ、その上からは幼稚園の子供が着るスモックの様な白いシャツ。でも、なんだか洗い晒しのよれよれだ。肩幅からずんどうのシルエットが可愛いと思った。膝まである。カーゴパンツのような少しだぶついたダークなカーキ色のズボン。安全靴のようにゴツイ編み上げブーツ。ふくらはぎ位までのブーツ丈。
 そんな衣裳で登場。オーバーブラウスかと思ったシャツは、何と100年前に実際にドイツで使用されていた白衣。100年前っていう時の流れにビックリ。
 「“博士”だからってことでわざわざ借りてきてくれて」言いながらしげしげと見る松田博士。
 「大事な物なので汚したらいけないんですよ。仮に、汚しても、松田君じゃなくて僕のせいって事になるんですよ。そういう風にスタッフの方にさっき言われて」嘆く司会者。
 「100年前の白衣。結構可愛いんですよ、この、前のトコに小さい十字もあって」赤い十字が見えるように、ほら、とシャツを拡げてみせる。
 「せっかくだから、もっと良くみせましょうよ。こう、クルっとターンでもして……」と博士に動くように言う。せっかくの言葉なので乗ってみせないとね、関西人としては!ショーモデルのように歩いて、ステージ先端でフロントターン。キャーーでも、スッゴイ恥ずかしそうだった。

 バースディイベントだからとケーキが登場。会場の灯りは落とされ、先程練習した ♪Happy Birthday を唄う。ロウソクを吹き消した途端、あちこちからクラッカーの鳴る音がした。実は、このクラッカーがファンクラブWEBサイト上のBBSで「このスレッドは博士は見ちゃいやん!」と松田さんには秘密で、有志の方で進められていた企画の一つだったのだ。
 ケーキは、主催の事務局で用意した物だから本人も分かっていただろうが、このクラッカーには相当驚いていたようだ。いつも涼しげな目が、まん丸になっていた(笑)。
 「どうですか?こういう大勢の方にお祝いして貰うお誕生日会は?」
 「いやぁ、ないっすねえ。初めてです。すごい、嬉しいです。ありがとう」まだ、目はまん丸のままだ。

 あるトコロから借りてきた大事な白衣を汚したらマズイ!というわけで、松田博士はお色直しの為、一度退場となった。
 松田さんが退場となっている間、関西でしか見られない『あさcafe』をちょっとだけ見せてもらえる事となった。ワタクシ個人としては、ついこの間友人に頼みまくって録画したビデオでチェックしたばかりの番組なもんだから、どういう風に扱われるんだろう?考えているうちに、『あさcafe』が流れる。
 フレンチブルドックと戯れるペットの回とアートな休日・北浜の回をチョイ摘んで繋いだ今回だけのフィルム。クールな松田悟志をフューチャーしたカンジとなった。ペットの回での「僕の瞳に見つめられたら…君はどうする?」の台詞を盛り込まれて今回用のフィルムは作られた。どうする?って問われても、メロメロになるしか、ありませんがな〜!そうして狼狽えている間にご本人、再登場!

 ボトムに変化はないが、濃いグレーのVネックのインナーに黒のベロアのジャケットを着て再登場!左胸のブローチが可愛い!
 お色直し後は、司会役の方とトントントントーンとお話を進める具合に過ぎていった。そう。来月発売される『colors』の事。

 「『colors』っていうだけあって色毎で話があって……色分けした短編集って言うか」その中でも“紫の章”は笑いのポイントらしい。本人曰く、「“松田悟志の狂気の部分”なんで、だいぶおかしいんだけどー」それって、笑うトコなんですか?
 どうおかしいかというと、「新宿副都心を「うわーーー!!」って叫びながら走った」という。
 『colors』を全て見たと言う司会の人が言うには「叫んでいても、カッコイイ。」
 しかし、本人は「引きの画(え)なんで、カメラは遠くの方にいるんですよ。そこで、「うわぁぁーー!」って叫びながら俺が走ると、危ない人だと思ってバッと道が開くねん」そこがおかしいらしい。getしたら要チェック!!
 しかし、叫んで、走りまくって終わるのが紫の章?あの……それって松田さんの王蛇の部分?(笑)
 「東京見物に来ている普通のおばちゃん達に、都会の洗礼を浴びせてしまった……」少し悔いているらしい。

 『colors』では色んな松田悟志を楽しむ趣向となっているようで、様々な画を見せてくれるようだ。そのうちの一つに松田さんのお部屋初公開なんて事もしてくれちゃう!「クールな松田悟志らしいお部屋」(by:司会者)だそうだ。

 他に、「子供の頃のあだ名は?」に「んーーー?(しばらく考え)“まっすん”かなぁ。小2くらいから。今でもそう」
 どんな子供だったか?には腕白坊主だったらしい。「なんだか、ピンポンダッシュとかしていたカンジですね」と司会の方が笑うと、「めっちゃ、やりましたね。もう1秒間に10回押すくらい」かなり、イタズラばっかりしてたのね〜。

 「買い物とか良く行くところは何処?」
 「服買ったりなんかは新宿が多いですかね?渋谷は呑みに誘われてやっと行くくらい。あ、でも釣具屋には良く行きますよ。そのくらいですね」
 けっこう、出歩いているらしいぞ。街を歩いていてファンの人に声を掛けられたり……という事はあまりないらしい。でも、子供には100%即バレだそうだ。目深に帽子を被っていてもすぐ気付かれてしまうらしい。「あ!ナイトだ〜」って寄って来るって。
 しかし、新宿かぁ。ワタクシも新宿ならちょくちょく出掛けてるし、ひょっとしたら遭遇してしまうかも!?いや、実は遭遇しているのかも……?

 この先の活動として、『マーク』(フレックスインターナショナル出版)という雑誌と松田ラボ・ザ・ムービーとのコラボレーションにて『松田ラボ・ザ・マガジン』が創刊される。発売は12月25日。詳しいことはMLで発表されるはず!
 他には、松田さんデザインのTシャツも販売決定!Tシャツのデザイン画も見せてくれた。これも近いうちにMLで発表されるだろう。
 多分シャツの地は白。フロントの右半分に大きく花がプリントされ、左胸に赤い円。この赤い円が絶妙。さすが、勉強した人だ。
 花の原画も見せてくれた。B4くらいの大きさの紙にエンピツで丁寧に描かれた花。これは、百合?いくら前の方の席とはいえ、絵を見るには遠いよ〜。おまけに丁寧と言うよりも細密。この細密な画は約3時間で描き、その後細かい直しをしたそうだ。
 Tシャツとこの原画複製をセットで販売する計画もあるそうだ。

 途中、松田さんを囲んで記念撮影も行われた。20名を一グループとして、撮影。
 うっひゃー!ド緊張!!こ、こんなに近くに松田さんが〜!せっかくの記念撮影なのに笑顔が強張っていたよ……。でも、何度取り直しても強張りは収まらないだろうなあ。
 小さなお子さんは松田さんのすぐ前に立って撮影。なのだが、なかにはお母さんから離れずに後ろに隠れてしまう子供さんもいた。どんなに男前の松田さんでも、お母さんには敵わないのネ〜。

 楽しかったひとときは過ぎていく……。もう、宴はおしまい。
 「俳優として与える側にいるのに、こうしてみんなから与えられるという事が不思議で……嬉しい。本当に楽しかった…(目線を客席に問いかける)ですか?僕は楽しめました」ニッコリ。

 はい、本当に楽しいひととき終わってしまうのが残念。あちこちから「え〜!?」と不満の声が挙がった。ワタクシの声もそのうちの一つ。
 最後、退出していくワタクシ達を松田さんは出口でお見送り。そこで握手して本当にお別れ。おい!握手ですって?最後の最後でそんな、緊張させることやるなよ!いや、やってくれるのはそりゃ、嬉しいけど!記念撮影よりもカチカチの笑顔で向かい合うこととなった。
 「あ、あの!今日は本当に楽しかったです!ありがとーございます!!」
 「こちらこそ、楽しかったです〜。ありがとう」
 背の高い松田さんは、膝を曲げてかがんでくれる。こちらと目線が合うように低くなってくれちゃったのだ。おかげで視線は逸らせない。余計に舞い上がってしまい、ロクな事が言えなかったよ……(涙)おまけに、このイベントのやり取りの殆どを記憶からすっ飛ばすという衝撃。思い出すのに一苦労。
 それでも楽しく、けれどアワアワとしたまま会場を後にする。出口のドア横にはマネージャーの川口さんまでがお見送りをしてくれる。「ありがとうございました」と微笑むダンディな川口さん。階段の踊り場ではスタッフの方が「足下にお気をつけ下さい。本日はありがとうございました」と挨拶をしてくれる。このイベントに関わる全ての人が本当に素敵な人だから、楽しく過ごせたんだな〜と、思った。

 これから先もこうしたイベントは、もっとやってくれるはず!楽しみはまだまだあるはず!
 楽しかったこのワクワクをもっと大きくして次に備えるよ!

 それから、MLの有志が進めていた企画のもう一つは「みんなでバースディカードを贈る」ということ。プレゼントを贈るのはそれぞれだけど、みんなで有る程度統一した物をプレゼントできたら……ということで立案、進行が為された。
 BBSでそういうスレッドを発見して、そういうことなら乗っちゃおう!とイベント前日の夜に大慌てでカードを作製。
 松田さん、そういうカードのプレゼントも喜んでくれたかな?

 

028  繋がらない電話

2002.12.01 up

 年明けの1月25・26日、五反田ゆうぽーとにて仮面ライダースーパーライヴショーが催される。
 そして、本日が先行発売日だったのだ。チケットセンターの会員ではない為、先行とはいえ、ほとんど一般と変わらないわ!電話繋がってもチケット取れるんかい!?
 そんな不安に駆られながらも受話器を手に、ダイヤルを回す!

 何度リダイヤルボタンを押しているのだろう?今何時?ああ、かけ始めてから15分。この時間でかからないとは……もうダメかな。でも、「売り切れです」の声を聞かないと諦めきれないよー。
 その10分後、え?かかった!いやったぁ〜!「ナビダイヤルにお繋げします」よっしゃ〜!
 プルルルループルルルルー…ああ、この呼び出し音がもどかしい!プルルルループルルルルー……。まだ、繋がらないの?プルルルループルルルルー……。プルルッ……ッツーーー。約2分後に呼び出し音が途切れた。
 くっそぉ。諦めるもんかぁ!!リダイヤルボタンをポチッとな!
 最初に繋がってから5分後、つまり7時30分に2度目の「ナビダイヤルにお繋げします」よぉし、来たぞ!このまま繋がってくれよ、頼むよ〜!……またも、呼び出し音は途切れる。ぐぬぬぬぅ。めげないぞ!ファイトだ!!
 時計はアッという間に8時を指している。これで何度目のアナウンスだ?「大変込み合っており、かかりにくくなっております」それはもういい!

 友人から携帯電話に連絡が入る。一緒にイベントに行こうと約束している友人だ。お互いがチケットを取るために悪戦苦闘している。え?もしや、友人の方でチケット、取れたのか?ところが、少し弱気な彼女の声だった。
 「どう?ダメだよ〜繋がらないよう」
 「こっちも全然ダメ。でもさぁ……」
 「諦めきれないよね!!」
 二人の声は綺麗にハーモニーを奏でる。気持ちも重なっているようだ。お互い、もう少し頑張ろうと励まし合い、チケットの予約番号を回す。

 8時40分、三度目の正直!チケット欲しいのよ!イベント行きたいのよ!そんな願いも虚しく、またもや呼び出し音の途中で切れる。予約手続きまで届かないよぉ。
 8時50分。か、かかった!今度こそ本当に、繋がった!ひゃっほーーい!ラッキークッキーケンタッキー♪
 電話が繋がった喜びで少し壊れたらしい。ギャグの繋がりが(一段と)悪いようだ。
 「ガイダンスに従って操作ボタンを押して下さい」はいはい。え〜っと……。「もう一度操作を…」あれ?操作が反映されていない?おかしいな?やり直し?「もう一度操作を…」え、また?入力、間違えているのかな?「もう一度…」嘘でしょ!どうしてよー!!何故なの??
 受話器に向かって叫び、問いかけているワタクシ。

 回線が切れた。と、同時にワタクシの何処かもキレた。「ざけんなよ!」
 革ジャンを引っかけ、メモ帳とエンピツ、小銭を持って部屋を飛び出した。負けるモンかぁ〜!絶対電話を繋げてやる〜!乱暴に玄関を開け、「うあぁぁぁ〜!」叫びながら走る。これから発売する松田さんの『colors』紫の章ではこんな感じかも知れないとちらりと思った(笑)
 目指すは公衆電話。そういえば、公衆電話を使うのって何年ぶりだ?

 それから約10分後、かかった。予約ガイダンスまで辿り着いたぞ!よし、第一希望は……と。「発売は終了しました」なに!?じゃあ、第二希望だ!こ、これもダメか。では……。

 公演回、全て売り切れ。この二時間、燃え尽きたぜ。真っ白な灰によ……。

 友人の方もダメで、チケットは取れずじまい。来週の日曜日、今度は一般発売で頑張ろうと、慰め合い、気合いを入れた。くぅっ!次こそはと唇を噛みしめ、拳を握る!!

 そして、その一般発売でも取れなかったら、ライダーは諦めて、後楽園にハリケンジャーショーを見に行こうか……。

 

029  笑顔の日曜日

2002.12.09 up

 ふわわわー!ヤバイ、ヤバイ、ヤバイバ!(?)ちょっと時間があるからってノンキにお茶飲みすぎている!もう、こんな時間。早く支度しなければ!!
 防寒の準備をばっちりして、自転車に乗る。発進!目指すは一番近いローソン。

 昨日、12月8日の日曜日は仮面ライダースーパーライブの一般発売日。先日の先行発売では全滅だったので、今度こそは!と意気込んでいた。

 チケット発売は午前10時。5分前には発券機・roppyを独り占め。これで取れなきゃ……どうしよう(涙)
 数秒でチケット売り切れになっちゃったらどうしよう?他にチケットを取る人と重ならなければ良いな、後ろから急かされるとメチャクチャ焦るもんな。実は不安でいっぱい。ああ〜、どうしようどうしよう!取れるよね。いや、取らなくちゃ〜!ワタクシは26日・日曜日の公演をgetすることが担当。25日・土曜日の公演は友人が取ることになっている。そう、上手くいけば両日のライブが見られるのだ。
 店内のBGMに混じって時刻のカウントダウンが聞こえる。もうすぐ……10,9,8,7,6,5,4,3,2,1,0!と同時にチケット申込ボタンを押す。
 ところが画面には「お取り扱い時刻ではありません。」
 ガガーン、何をー?この機械の時刻設定が遅れている〜!逸る気持ちとぶち切れそうな感情を抑え、もう一度申し込みボタンを押す!ああ〜、この「只今問い合わせ中」の文字が腹立たしい!繋がってくれ〜!
 チケットを取りたい一心で機械に念を込めるワタクシ。珍しく人がいなくて良かった、気味悪がられなくてすむ。

 5分後、ローソンチケット2枚をポケットに忍ばせ、笑顔でコンビニを後にするワタクシであった。
 笑顔にもなろう。先行予約の屈辱の夜。機械の反応にイライラしたこの朝。ソレを乗り越えて第1希望の公演と席を取れたのだから。

 帰宅して友人の首尾を訊ねる。25日・土曜日のチケットは取れなかったらしい。で、念のためと26日・日曜日の第2希望の公演を取ったという。
 というわけで、1月26日・日曜日はスーパーライブを堪能する日に決定。
 友人は涼平さんファンだし、日曜日のチケットが取れて本当に良かった。松田さん、楽しみにしてますよぉ!

 でも、土曜日の公演が観られないのはちょっと残念。だって土曜日は萩野さん出るんだもん……。

 

030  大失態

2002.12.14 up

 本日は2月に横浜・関内大ホールで開催される『松田悟志☆TALK LIVE』のチケット発売日!

 もう、先週から「頑張るぞ!」と気合いを入れて、間近に涼平さんファンの友人からも「トークだったら見てみたい」と言われたために更に気を引き締めて挑む!……はずだった!!その大事な今日、
目が覚めたのは10時10分。
 ああ〜、よく寝た。幸せ〜。今日は良い天気だなあ、でもちょっと寒い!
 時計を見て時刻を認識するのに数秒。今日は12月14日、土曜日。なんだっけ?土曜日に早起きしなくちゃいけない出来事があった。……今日は12月14日、土曜日。うああー!チケットの発売だよ〜!!
もう、チケット発売時刻、過ぎてるよ!

 
「*○@◆×●☆$?!」人間の言葉になっていない咆吼と共にガバッと跳ね起き、大慌てで、とりあえずパジャマではない格好に着替え、顔も洗わず外へ飛び出し、自転車で走り出す!
 一番近いコンビニは、白と緑のツートンカラーがイメージカラーのファ●リー☆ート。
 出入り口すぐ横に発券機が設置されている。邪魔者は無し!チケットコードを控えていたので、すぐさま検索。ところが、検索結果は0件。ど、どういうことだ!予め誤りの無いように控えていたコードナンバーなのに、本日発売なのに!……しまった!!
 本日発売だからこそ、この発券機では10時台では発売されないのだった!(ぴあ系のチケットは発売日の11時過ぎ(あるいは翌日)でないと発券機からの購入は不可)焦りすぎだ、ワタクシってば!!

 すぐさま店を飛び出し、爽やかブルーが眩しいロー#ンへ向かう。冷たい風は寝坊したワタクシを戒めるかのように突き刺さる。
 うわわわ〜!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい〜!
 息を荒げて店内へ駆け込む。もう自転車ごと入店する勢い。ここでも、邪魔者は無し。力の入りすぎて震えている指で発券機の操作パネルを叩く。
 もう、売り切れです。なんてなったらどうしよう……。怖い考えが浮かんでは消え機械の前でうろうろと挙動不審人物に。
 ……良かった、繋がって。チケット取れたよぉ!
 ほんの20〜30秒のはずなのに10分くらい経ったかのよう。本当に時間を感じる感覚っていうのは、その時々で変わってしまう。曖昧だ。そんな我が人生何度目かの不思議体験をしているうちに、発券機からレシートが吐き出される。

 会計を済ませ受け取ったチケットは1階席!よ、良かった!!でも、2×列目。ステージ前から2×列目。この会場からすると1階席のかなり後ろだ……。
 チケット発売時刻の10時にちゃんと手続きをしていれば、もう10列くらいは前の席を取れたかもしれない……。

 涼平さんファンの友人に、松田さんの楽しさ、素敵さを日頃から売り込んでいて、更に売り込むためにこのイベントは良いチャンスなのに、ステージが見え難い席でごめん。
 大事なチケット発売日にこんな寝坊しても、ファンなんですよ。松田さん、本当、ごめんなさい。

 


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