まさかココまではするまい。と本当に思っていたんだ。しかし、今ワタクシの手元には『仮面ライダー龍騎 ブックCD』がある。そう、“ごうかえほんで、ライダーのひみつだいこうかい!”そして、“ナイトとゾルダがうたっているぞ!”のCDである。
最初に入った一軒目で買おうと思って、カムフラージュがてら(本来は発売日に購入を決意していた)某ミュージシャンのシングルを重ねてレジへ持って行こうと、慣れないアニメ・特撮コーナーをウロウロする。まるで後ろ暗いアダルトビデオを誤魔化すために、大ヒットしたハリウッド作品を重ねてレジに出すような小心者のオヤジのようだ。
ところが、龍騎のサントラはあるのだが、このブックCDがない。全体にライダーシリーズの棚置きも少ない。やはり、一般的な店では不向きか?
仕方がなく、某ミュージシャンのシングルのみをその店では購入。ブックCDは別の店で……。
と、そんなこんなで入手した『仮面ライダー龍騎 ブックCD』
目当てはもちろん秋山 蓮(松田
悟志)が唄う『Lonly Soldier』。して、感想は……。
……以外と歌う声、かわいいのね〜!
で、詩の内容は「蓮=仮面ライダーナイト」のキャラクターをはっきり位置づけさせる詩。クールでドライで、孤独に闘うぜ。とか思わせといて、その実、かなり熱い奴。そういう色が出てる。“一人でも戦う、君を守るためなら!”とか、そんな強いことを言ってるんだけど、それが格好いいんだけど(笑)、可愛くもある。そんな強がり言っちゃって〜♪って感じに。かなり熱血キャラだよなあ。“僕が命に換えても〜”だもん。
北岡
秀一(涼平)の唄う『消えない虹』も、キャラクター観を強く出している曲。彼も唄う声は高めなのね〜。
どちらの曲もつい、にまにまと頬が緩んでしまう。どうも、愛とか夢とかそういうキーワードは笑ってしまうワタクシ。ふざけた曲なんかじゃないのにね。そしてどちらも、「avexアレンジです!!」と主張している。それにも笑っちゃうのかもしれない。
いや〜。美味しいCDだわ。満腹、満腹。
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