美しい港町・シドニー
Sydney, Australia.
■Rocks(ロックス)へ
ホテルからすぐ北側の地区が「ロックス」です。ここは文字通り岩場から成る地域だったそうで、「アーガイルカット」(写真下右)は、1843年から数十年もかけて、流刑者によって掘られたトンネルです。
いまは車が通っていますが、左右のトンネルの岩場からは、その当時の流刑者の息遣いまでもが伝わってきそうです。
ここからのハーバーブリッジの眺めも素晴らしいです。
ホテルが半島の先端にありますが、このあたりで結婚式などの記念写真を撮ったりするのだとか!
ハーバーブリッジ
■ハーバーブリッジ
ハーバーブリッジにはまってしまった....というか気が付けば、橋の写真ばかり撮っていたことに、帰ってみてあらためて思いました。それくらい、なぜか同じ風景なのですが、橋がシドニーの街と調和して気に入っています。
日本に帰る前日の朝、あの橋を歩いて渡ってみようということで、Wynyard駅から電車に乗って、橋の向こう側の駅(ミルソンズ・ポイント)まで行って、そこから歩いて戻ってみることにしました。Wynyardは地下にある駅ですが、数分もしないうちに地上に出たかと思っていると、やがてハーバーブリッジを渡り始めました。ほんの数分の鉄道の旅。
さてここから歩きます。その前にあのイアンソープも撮影した(オーストラリア観光局のパンフに出ていますが)ところで、一枚記念写真を!橋の周辺は住宅街でもちょっと高めの雰囲気。確かに眺望を考えると納得ですが、それでも日本のことを考えると、まだ許容範囲といえるかもしれません(?)。
橋の上は鉄道と乗用車、自転車、歩行者と区分されています。歩行者の場合は、橋の東側の道を通ります。
■シドニーのシンボル
ハーバーブリッジは1923年に着工、9年の歳月をかけて1932年に完成。「コート・ハンガー」として親しまれているとのことだが、シングルアーチとしては世界第二位で、いまも南北のシドニーを結ぶ架け橋として大きな役割を果たしています。ロックス側の支柱(パイロン)には、展望台兼博物館があったので、ここに上ってみることにしました。実はお金を払うものと思っていなかったので、うっかり料金を見過ごし、いつの間にか展望台へ。展示は建設当時の写真などを中心にいかに苦労して、この橋ができたかが十二分に伝わってきました。
ここからの眺めは最高です!橋の上を見ると、ゆっくりと階段を昇っていく人影が。そう「ブリッジウォ−ク」と呼ばれるもので、頂上まで上っていくことができます。料金は大人、子ども、平日、週末で異なるようですが、10000円を超えても
それだけの価値は十分にありようです。
ぜひ次回はチャレンジしたいと思っていますが、どうなることでしょう!
「ブリッジウォーク」は
ゆっくりとゆっくりと、約3時間のツアーです。