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In Fading memory
 「薄れゆく記憶のなかで」
  ■INDEX
  ■旅行記第1回
     
その1
     その2
     その3
     その4
     その5
  ■旅行記第2回
  ■旅行記第3回
one of my favorite movies.

薄れゆく記憶のなかで
In Fading Memory
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第1回岐阜・長良川の旅
【1日目】
(出発08:20)新快速で
米原へ(到着9:50)。
米原発(出発10:26)の普通電車で大垣へ(到着9:50)さらに近鉄電車(出発11:07)に乗り換え、
駒野
へ(到着11:44)。
駒野駅から揖斐川下流の海津町にある(らしき)映画のシーンを目ざして歩く。
12:45
中州先端に到着。 
来た道を引き返し、
駒野駅まで歩く。到着13:30頃。近鉄電車(出発14:14)に乗り換え、大垣
(到着14:55)。大垣から(出発15:05)JRに乗り換え、ほどなく
岐阜駅へ到着。ホテルへチェックイン。
しばらく休憩後、新岐阜駅より市電にて忠節橋へ。
忠節橋よりタクシーにて岐山高校へ、さらに徒歩にて長良高校へ。
長良川ホテルまで歩いて、タクシーにて忠節橋へ。忠節橋を渡って川べりを散策。
市民会館を経由して、高島屋など中心部を通って、ホテルへ戻る。

【2日目】
(出発08:40)市電にて忠節橋へ。
まず
岐阜北高校、続いて橋を渡って華陽高校へ。忠節橋をふたたび。
忠節橋発(出発10:15)の電車で黒野経由、谷汲へ(到着11:08)。
谷汲山華厳寺へ。徒歩にて谷汲口駅へ(約4kmあまり)。谷汲口発(出発12:40)の樽見鉄道にて
水鳥(みどり)
へ。
根尾谷断層と資料館の見学。昼食は天狗そば。
水鳥(みどり)発(出発14:03)の樽見鉄道にて大垣へ(到着14:58)。大垣から(出発15:05)岐阜、
美濃太田
を経由して飛騨金山へ(到着17:51)。到着後、徒歩にて旅館へ。 

【3日目】
朝食後、飛騨金山駅(出発8:35)から町営バスにて滝口へ(到着8:43)。
滝口から横谷峡を徒歩にてのぼっていく。まず
白滝、続いて二見滝へ。次に紅葉滝、鶏鳴滝へ。
さらにのぼって熊牧場を目ざすが見つからず、まむしと遭遇後、急きょ引き返すことに。
ふたたび
白滝(到着10:30頃)へ。徒歩にて町営の温泉施設『ウェルネスぬく森の里』へ。
ひとあびして、バスにて(出発12:25)飛騨金山駅へ(到着12:30)。駅弁
『栗こわい』を食べながら列車を待つ。
飛騨金山駅(出発13:55)美濃太田経由、岐阜へ(到着15:35)。岐阜市内の書店を散策。
岐阜駅(出発16:43)、大垣、米原経由で帰宅(到着19:25)。

旅ノートより


1日目
(出発08:20)新快速で米原へ(到着9:50)。米原発(出発10:26)の普通電車で大垣へ(到着9:50)。

新快速は滋賀県内に入ると、いちだんとたんぼの緑が目に鮮やかになる。途中下車してゆっくりと散策してみたい駅もいくつかあった。また安土からしばらく行くと右手に見えた資料館の建物がすごく印象的だった。 米原に到着。ここでしばらくの間、次の電車の待ち合わせ。ホームの待ち合い室は、かばんやリュックを背負った旅行中の大学生や高校生が目についた。ここから北陸線の『しらさぎ』や中央線の『しなの』とも接続している模様。ちょうど向いに座っていた女子大生だろうか、ふたり組みは「ここは何県だろうか」と楽しく話し合っていた。『青春18切符』を利用して名古屋方面に行くようだ。たくさん食べ物を持ってきていたのか「旅の楽しみ」とか言ってよく食べていた。電車が到着。4両編成だろうか、それでも座席はほぼいっぱいに。ひとりひとりの座席が若干窪んでいる設計が面白い。関ヶ原など冬は雪の関所となる地域を通って、大垣駅に到着。ホームの一部は工事中のようだった。改札を出て、近鉄電車の大垣駅を探したが、すぐにわかった。

さらに近鉄電車(出発11:07)に乗り換え、駒野へ(到着11:44)。

駒野駅から揖斐川下流の
海津町にある(らしき)映画のシーンを目ざして歩く。近鉄電車はすごくていねいな応対だった。とくに特別な扱いをされたというわけではないが、そんな印象が感じられた。駒野駅で定期を失くした女子高生に対する応対を聞いていても思った。また「サイクルトレイン」といって自転車の持ち込みも可能なようだ、無人の駅が多いからか、『TRAIN CREW』のバッジをつけた係員が車内を定期的に廻っていた。車内は高校生が数名と年輩の人たちでゆったり。女子高生のミニが白いブラウスとあって新鮮なさわやかさだった。どこでも流行は同じらしい。ルーズソックスもスタンダードになっていた。養老山地を右手に見ながら南下していく、やがて駒野駅に到着。駅前で何か食べようと思っていたが、駅前にはこれといったところもなく、また夏休みなのでか閉店がやたらと目につき、結局近くの商店でパン2個とチョコレート、ウーロン茶のペットボトルを買う。駅前にあった地図などから推測にして、映画の中で補習のあと、ふたりで歩いたと思われる海津町の中州を目ざしていく。しばらく歩くと、川の気配のようなものを感じる。家々の間から堤防のようなものが見えてきた。その方向に歩いていく。まよいながらも手元の地図と照らし合わせながら....。橋を渡って中州に到着、この川は揖斐川になるのだが、この中州の先端が映画のロケ地になるだろうと見当をつけたのだった。建設省の河口堰の建物を右手に見ながら、通行禁止のヒモを乗り越える。さらに道は細く一直線に続いていく。


【補足説明】
当時は、映画のクレジットに出ていた「海津町」をヒントに地図に頼って歩いていたのでしたが、
いまから振り返るとなぜ揖斐川だと思ったのか。
その理由としては、映画のシーン中の「先が尖った地形」をイメージして、地図上で探していたからでした。
そのロケの正しい場所は、長良川の海津町長瀬付近であろうと思われます。

■1999年に書き上げたものを再UPしてみました。