催眠療法(ヒプノセラピー)・フラワーエッセンス 長野メンタルステーツ

  • ヒプノセラピー(催眠療法)
  • ヒプノセラピーセッション
  • 催眠療法とは
  • 前世療法を受けられる方へ
  • 催眠療法セッション料金
  • 催眠療法体験セミナー
  • 催眠療法講演会

 

講演例  『 人はなぜ過去世(前世)を思い出すのか 』

 

 

これまでに行った講演会の一例です。

 

講演会や談話会の講師要請についてはこちらをご覧下さい。

 

 

 

<講演例「なぜ人は過去世(前世)を思い出すのか〜セラピストの視点からの過去世〜」>

○日 時: 2007年4月15日(日) 14:30〜16:30
○会 場: 長野市・TOiGO WEST 4F
○講 師: ヒプノセラピスト 富井 清文

 
 ※講演に引き続き、催眠療法グループ体験を行いました。詳しくはこのページ下に

講演開催風景


■ 講演にあたって (講演会事前資料より) 2007.4.15

これまで約8年間、「退行催眠療法」と呼ばれる、過去のトラウマにアプローチし癒す療法を行ってきた中で、今の人生を形作っている「過去世(前世)」の体験にかかわるケースが、これまでの全退行催眠臨床の中の大半、約2,000例を占めています。


近年、テレビなどのメディアでもとりあげられ、社会的に「スピリチュアル」という言葉がブームにもなっています。その中にあって前世・過去世といわれるものの関心も高まっています。セラピストの立場からは「過去世は本当にあるのかないのか」「信じるか信じないか」という議論はいたしません。それよりも、数多くの人が催眠療法を通じそこにアプローチしていき、その体験を受け入れゆるしていくというプロセスを経ることにより、今直面している様々な問題が、根本的な解け方をしていくこと、さらにご自分の人生そのものの意味へと目を開いていく、という現場に立ち会っている者として、その実状や意味について講演を通じお伝えしたいと思っております。


なぜ人生を解いていくために過去にアプローチするのかというと、人生というものは「過去」で出来上がっているからです。精神的あるいは身体的な問題、一見自分の思いとは関係のなさそうな出来事、人間関係、自分を取り巻く環境など、人生において自動的に起こってくることは、その人の過去の体験が引き起こしています。特に過去の出来事を許さず嫌い、自分の中にしまい込んでしまったもの(トラウマ)が強い影響を与えます。過去世のトラウマは、カルマ・運命などと名を変えて呼ばれますが、本質的には同じことです。退行催眠療法では、自分の中に静かに深く耳を澄ませていき、これまで目を背け封じ込めてきた許せない過去にアプローチし、ただそこに光を当てることにより、そこに凝り固まっていた思いを越えた「愛」という体験をします。このことは、自分の人生そのもの、たいへん深いところとかかわっていくことです。単にその症状や問題を解決するにとどまりません。人生での学びとは、愛を体験すること、自身やすべての本質は愛であることを思い出していくことと言えるでしょう。愛を体験するとは「ゆるし」であり、「ゆるし」がもたらす恩恵は、人として一番大きなものではないでしょうか。


善/悪という見方を離れ、ただ「それ」を見るとき、人は「愛」という視点にいます。そしてその「愛」という視点に立ったとき、すべての「問題」は消えていきます。もともと「問題」など存在していないことに気がつくのです。人生の答えは、実はすべてその人が深いところで知っています。過去をゆるしたとき、本来の自分のすばらしさを再び思い出し、そしてそこへ帰っていく過程を、「大切な今の人生」という出来事として体験していることに気付くでしょう。
今実際にみなさんの人生において起こってきている出来事と、潜在意識に未消化なまま残されている多くのゆるせない「過去」が、どんな関係があり、それがどんなふうに人生をしばっているのか、それをどうとらえて今どう進んでいったら良いのかのヒントとなりますように。そして、スピリチュアルブームの意味について、ご自分の人生について、それぞれみなさんのとらえ方で考えていただく一つの材料となりましたら幸いです。

 

(ヒプノセラピスト 富井清文) 
  (関連ページ:前世療法を希望される方へ)