催眠療法(ヒプノセラピー)・フラワーエッセンス 長野メンタルステーツ

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■ 前世療法を希望される方へ

前世(過去世)療法は、世界的ベストセラーとなったブライアン・ワイス博士の著書などで一躍脚光を浴びることになりました。自分の中には今の人生だけでなくたくさんの人生の経験があり、それが今の人生として現れていることを退行催眠により体験し、これまで目を背け経験を拒否した体験などを今の体を通して経験し、しがみついていた感情・思いこみ、ゆるせなかったことを解消していきます。多くの方が、葛藤を越え自己が統合されてすっきりしていく感覚、今おかれている環境や人間関係についての善悪を越えた気づき、またさまざまな問題や心理的身体的苦痛が解消したり、解けなかった課題を解く道がひらけたり、自分の人生がより明確になる、という体験をされます。
この体験は、その方が前世(過去世)に対する理解が有る無しにかかわりません。セラピストの立場としては、前世が本当に有るか無いかという議論はいたしません。しかしこの癒しは、前世を信じている人、信じていない人、予備知識のある人、ない人に関係なく起こっています。

 


 

こちらでは前世(過去世)にかかわる体験が、全退行臨床中、約8割を占めています。こちらで行っているセラピーは、自分自身との閉ざされたコミュニケーションの回復を促し、滞っている人生のプロセスを助け、自身の本質を取り戻していくことであり、結果的にその癒しの過程で過去世のトラウマが浮上してくることがたいへん多いということです。そして、過去世のトラウマ(カルマ)と、現世の幼児期等のトラウマは、分けて考えられるものではありません。過去世退行が幼少期などの年齢退行による癒しと異なるのは、いわゆる「運命」や「カルマ」などといわれるものについて、今の人生にあらわれているさらに根の部分をたどっていくという点であり、基本的にはどちらも過去に囚われている自分を解放するものです。過去世も幼児期も、すべての過去は現在そして未来ともつながりをもっています。また「退行催眠」と言っても必ずしも過去の体験がおこるとは限らず、あわせてそれに付随した啓示的な内容、高次元の存在とのワーク、自己治療体験、未来体験など、その人がまさに今必要な体験へと導かれ、その展開もバリエーションも実に様々です。したがって今のその方のプロセスにとって最善であり、気づきと解放にとって最も役立つ体験へ導かれるよう意図し、再体験が望まれている過去があるならば導かれるままにそれを体験していきます。
セラピーの過程は、まず期待や恐れを手放し「自分を開くこと」を選び、そして高次の意識へと視点をあげ、その導きを受けながら行います。このセラピーの目的は、閉ざしていた自分自身とのコミュニケーションの扉を開き、自分の本質に気づいていくためにより高い意識との共同作業をすることにあります。

 


 

「興味本位だけど過去世を知りたいのですが」という方についてもセッションをお受けしていますが、退行催眠療法の目的は、過去世のストーリーを「知る」ということではありません。ご自分を「解放する」ためのセラピーであり、自分が持っている様々なドラマを手放し、自分の本質へと自身が戻っていく過程をサポートをするものであるということをご理解ください。退行催眠療法は、自分と向き合い、必要ならば未消化な人生のプロセスを遂げること、つまり過去を「ゆるす」ということを助けるのが目的であり、過去世のドラマを「知る」ことが目的ではありません。

また、「見たい」「どんなふうに出てくるだろうか」「こんな体験は避けたい」という期待・コントロールが、「手放す」「ゆだねる」という催眠状態に深く入っていく姿勢の邪魔をしてしまう傾向もあります。そしてセラピストは、自分のお好みの過去世へ連れて行ってくれるツアーガイドではなく、あくまでセラピストです。むしろ一番恐れている出来事、ゆるしがたい過去へ入っていく助けをすることが多いでしょう。
本気で自分の内に向き合うには、考えや期待、恐れに力を与えず、信頼を持って、ただ今を感じてみることが大切です。「今の自分」を静かに感じてください。過去世と向かい合うことは、とりもなおさず、今の自分にコミットするということです。コミットするということは、意識をそらさないこと、体験を"いとわない"こと、無条件に"リラックスしてしまう"在り方です。過去に本で読んだことや人に聞いたことも脇に置いて手を放し、今体験している自分の人生、そして「今」体験しているこの瞬間にただ意識を向けてみてください。それが実は時間を超えてアクセスしていく入り口です。

そして "恐れのなさ" こそが、すべての幻想を打ち破り、本物の自分に出会うための鍵です。

 


 

通常未消化な過去世はいくつも持っており、それが今の人生の傾向や具体的な事象に一つ一つつながっています。数々の過去世での体験が絶妙に今の人生、"自分の世界"を形造っています。そして一つの過去の解放とは、着ていた衣服を一つ脱ぎ、身軽になっていくこと、"自分の創り上げている世界"から外に出ること、本当の自分とは誰かをまた一つ思い出していくことです。過去の解放を体験すると、今現実に体験している事象とのつながりや、ゆるすということの意味が大局的に理解できていき、ご自分でさらに解放のプロセスを行っていく指針や、これからの人生の方向も見えてくるでしょう。


そしてさらに。 "私"という存在へと力が戻っていく毎に、ついに "私は癒す必要など無い" ということを真に知ったとき、本物の"私"がその圧倒的な輝きを放ち始めるでしょう。