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お宮まいり ・・・初めての神さまへのごあいさつ
お子様が産まれてから生後約1ヶ月後(男児31日目・女児32日目以降)に初めて氏神さま(うぶすなさま)にお参りする事を、「お宮参り」や「初宮詣」と言います。
「お宮参り」は、神様に赤ちゃんが無事に誕生したことを感謝申し上げ、これからも健やかに成長するよう祈願する人生儀礼の一つです。
またそれだけではなく、地域社会の新たな一員として氏子の仲間入りを神様に認めてもらうという意味もあります。
お参りする日は、母子の体調やご家族皆様のご都合のよい日を選びご参拝下さい。
■ 初宮まいりQ&A よくある質問
□ 初宮まいりのときの服装は?
赤ちゃんには白羽二重の内着や、ベビードレスをつけられている方が多いです。
また打ちかけの着物(祝着)を用意された場合は、父方の祖母が赤ちゃんを抱き、赤ちゃんの背中に着物を覆うように掛け紐を結びます。もちろん、母方の祖母や母親が赤ちゃんを抱いても差し支えありません。
赤ちゃんのご両親や御祖父母の服装は、これでなければならないという服装はありませんが、御神前でご祈願されるのですから、フォーマルな服装(よそ行きの格好)でご参拝いただけたらと思います。
□ 初宮詣の時の祈願料(玉串料)はおいくらですか?
初宮詣は、1万円・7千円・5千円のいずれか
お心持ちをお供え下さい。
ご祈祷は同じです。
お持ち帰りいただくものが少し変わります。
また、のし袋を用意される場合は、紅白の蝶結びののし袋に表書きで「初穂料」または「玉串料」と赤ちゃんの「姓名」をお書きください。
□食べ初めとは?
赤ちゃんが生まれて100日目の儀式で、
「一生食べることに困らないように」との願いを込めてお祝いします。
食べ初めとはいうものの、実際にご飯を食べ始めるのは5ヶ月頃からの
離乳開始の時期なので、生後3ヶ月であるこの食べ初めでは実際には
食べさせません。食べる真似だけです。
この時に歯固め石を口に近づけで「丈夫な歯になりますよう」と願います。
祝い膳には
祝い膳は一汁三菜が基本です。献立は、
・尾頭つきの魚(鯛など)
・赤飯
・吸い物
・煮物
・香の物
それに
・歯固め石を加えて御祝いして下さい。
□ 暖房・冷房はありますか?
当社では、待合室・御祈祷を受けていただく拝殿ともエアコンがあります。
□赤ちゃんのおでこに
風習で、赤ちゃんの額に、男の子には「大」の字を、女の子には「小」の字を朱で書きます。
「大」は、力強く、「小」は優しく育って欲しいと言う願いで、また神社に参拝の道中の魔除けと「朱は冷やす」といわれ、病気などで熱が出ないようにというおまじないの意味もあります。
当社でも、御祈祷の前に書かせていただくことができますが、道中の魔除けの意味もあります。ご自宅で、口紅で結構ですのでお書きいただきご参拝下さい。
ご祈祷待合室
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