住宅のコンセプトを考える 千葉県市川市-麻生英之建築設計事務所


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住宅の照明



 夜景という言葉があるように住宅の夜も昼間のように明るい必要はありません。
夜には夜の落ち着いた空間にするには、オフィスのように全体的に明るくするのではなく、読書や家事等必要なところだけを明るくしたほうがいいように思います。

 夜の長い北欧の照明器具や照明の使い方はそれぞれの家でよく考えられています。全体にどの家も天井は暗く、スタンド等で必要な明かりを重心の低い位置で確保し落ち着いた夜の空間になっています。中には天井にまったく照明が付いていない部屋もあります。

 照明は基本的に夜だけ使うものだから器具も昼間は目立たない、さりげない形のものがいいと思います。
 選ぶ際の基本を考えてみましょう。



色の比較

 オフィスで使われているのが昼白色の蛍光灯です。住宅でもこの色を使っている家もかなりありますが、温かさや落ち着きでいえば白熱灯の電球の色のほうが住宅にはあっています。



・LED照明について

 新しくしく発売される商品はほぼLEDとなりました。寿命、省エネ、初期照度等以前の蛍光灯や白熱灯と比べ、かなりアドバンテージがあります。色も昼白色、電球色に加え、中間色の温白色も加わりました。またリモコンでオン、オフするシーリング等は色も調整出来るタイプもあります。
発売当初欠点だった価格や光源の方向性の問題も解決されつつあります。

現時点でもどんどん進化している状態なので、セレクト時に最新のカタログ確認をお勧めします。



・形状による器具リスト

器具名 特徴 使用箇所
ダウンライト 天井に埋め込むタイプ。一般的に100φ前後。LEDが主流。比較的安価 居間、寝室、廊下、WC等
スポットライト 方向性を持たせた器具。天井や壁に取り付ける。ショップラインというレールを天井等につけスポットライトを自由な位置で使用することも出来る。 居間等
シーリングライト 天井に直につけるタイプ。明るさやデザイン等いろんなタイプがある。リモコン付が付いているタイプもある。 寝室、子供室等
ペンダント コードで天井から吊り下げるタイプ。どんなデザインのものがいいか一番悩む照明 食堂、和室
ブラケット 壁に取り付けるタイプ。 階段、居間等
間接照明 照明器具を見せずに光だけを見せる。建築で間接照明にする場合と器具自体が間接になっているタイプがある。 居間、廊下
スタンド 床や机等に置いて使用。日本人はあまり重要視しないが空間を低くみせる等効果的に使える。 居間等


よく使う器具リスト

・ペンダント
・ブラケット
・スタンド


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