my favorite phrase
好きな言葉から
lifestyle 1


 ■英語の言葉とその解説
リニューアル前のこのホームページにあった「ひとこと」のコーナーを参考に、
英語の言葉(文章)に個人的な解説(意訳)と感想を入れたコーナーです。
かつての同僚であり、現在ペンタゴン(米空軍)に勤務している方よりクリスマス
プレゼントに頂いたメッセージ集、それに雑誌の広告文や音楽の歌詞などから抜粋しました。
No matter what a man's past may have been,
his future is spotless.

人は過去にどこまでしばられなければならないのだろうか。
過去に希望を見出せなかったことがあったとしても、いまがそんな状態であったとしても
明日はその延長線上に果たしてあるのだろうか。
延長線ととらえるのも、未来を切り拓いていくのも自分自身の決断ひとつであろう。

「たとえ過去がどのようなものだったとしても(たとえシミだらけのものであったとしても)、
未来はシミのないもの(これからのもの)である」
過去と未来について

日本人はお金に対して控えめな傾向があるのかもしれないが、
金銭そのものは決して悪とは言えないだろう。これは儒教的な背景からだろうか。

 「お金が目的になってはいけない」とは一般に言われていることである。しかし敢えて言えば、
もっともっと富み栄えて大いに潤っていくことを指向すべきである。むしろそれをどう有効に用
いて社会に還元していくか、そこがポイントではないだろうか。ただ貯めるだけなら意味はない
だろう、「使ってなんぼ」の世界。

「お金は、使うと役に立つが、使われると害にもなる

Money is a good servant but a bad master.

お金についての考え方
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Success comes in cans; failure comes in can'ts

成功するには「出来る」と信じることが大切である。

たとえまだ実現していないときでさえ、ヘンリーフォードにはすでに車のイメージが、
ライト兄弟にはすでに飛ぶ飛行機のイメージがあった。
どのようなイメージを持つか
によって、それを実現していこうとする、目には見えない働きがある。そしてそのような
イメージへと引き付けられて行くのである。

出来ないのではと思ってしまうと、ほんとうに出来なかった時、「やっぱり思った通りだった」と
出来ない自分に安心してしまうことになる。

その「繰り返し」がやがて「習慣」となり、「習慣」はやがてそのヒトの「性格」に、そして「パーソナリティ」
を作り上げていく。どちらを選ぶのか、それは大きな選択となる。


「成功は出来るという信念から、失敗は出来ないのではと思う不安から」

成功への信念
1-10 11-20 21-30 31-40 41-50
世界的な石油企業グループのひとつChevronの広告文からの引用である。異文化間コミュニケーションのカギとなるのはこのことばなのもしれない。

言葉を多少変えると"We respect what makes each person unique." となる。ひとりひとりの個性を大切にするとは、違いをユニークなものと捉え受け入れていくことなのだろう。

「我々は、それぞれの国のユニークさを大切にします」

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We treasure what makes every country unique.
ユニークさ
and its background.
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'there must be some kind of balancing justice.'
4人兄弟の末っ子として育った彼は、5歳で喘息を発病、8歳で結核と髄膜炎に。それぞれ1年以上、
家から離れて治療に専念することになった。10歳のとき、一番上の姉がガンで死亡、その3年後には
父親が手術後の合併症で亡くなった。19歳のときには2番目の姉が事故死。身内の不幸の連続を
経験し、医療関係を目指したのも無理のない話かもしれない。しかし不遇ともいえる状況のなか、
彼が考えていたのは上の言葉だった。

現在、Daniel Vasella氏はスイスを代表するトータルヘルスケア企業ノバルティス(Novartis)の最高経営
責任者である。
世界140カ国以上に事業を展開し、ムーディーズの格付けでは世界で数少ないトリプルA
(AAA)を獲得。彼はグローバルビジネスのCEOモデルとなっている。

"When I was young, I thought that the sum of mishappenings in our lives is constant,
that there must be some kind of balancing justice."

「小さい頃にはいろいろと不幸の連続だったけど、
(きっと後の人生では)公平にバランスがとれるのではないかと思っていました。」


【参考】
      TIME GLOBAL BUSINESS AUGUST 5, 2002
試練を乗り越えて
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The sky keeps its true color a secret,
and only shares it with those who climb the mountain.

トヨタの英文雑誌に出していた広告より。努力した結果得られるものは、それ相当なものということだろうか。

努力という言葉がどこか軽くみられがちな時代のように思うときもある。スイスイと泳いでいくことができればそれにこしたことはないが、スマートな生き方の対極にあったとしても、自分自身に正直に取り組んでいきたいものである。

「空の本当の色は秘密に隠されている。しかし、山を上り詰めた人はその色を分かちあうことができる。

最後に得られるもの
A symbol, a higher power guiding us toward something better.

ニュージーランドのチャタム諸島は人口750名ほどの小さな島。2000年最初の日の出を見るためにRussell Goomes氏は孫娘のShontelleちゃんを連れて、山に登った。その朝、太陽の光を見たその瞬間に彼が語ったことば。新しい年がすばらしいものとなるように導いてくれますように、そんな願いを込めてだろう。

朝、太陽が昇った瞬間のその感動や感じた気持ちを大切にして、1日をスタートできれば、どんなに素晴らしいことだろう。

「(太陽とは)なにかシンボルのようなものだろうか、何かもっとすばらしいものへと導いてくれるような大きな力。

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力の源
Don't quit over doubts and questions, for there's something you may learn.

疑問や問題そのものは悪いものだろうか。すべてを状況のせいにして考える時代は終わり、むしろそこに価値を見い出そうとする社会へと変わろうとする動きが見られるようになった。消費者中心に企業が指向し始めたのはその端的な現れだろう。不況の中にあってさえも、いいもの、価値あるものは確実に売れ、また驚くほどの人気を集めている。

ある発展途上国に靴を売るため、ふたりのセールスマンが派遣された。誰一人として靴をはいていないその国の状況を見て、ひとりのセールスマンは、これは売れないと結論づけた。しかしもうひとりのほうは違っていた。これから必ず売れるぞ、まだ誰も靴をはいていないのだから。

同じ状況を見ても、それを問題にするか、チャレンジすべき課題として捉えるか。すべてはスタートから違っていた。

「疑いや問題をやめてはいけない。そこから何かを学ぶことができるのだから。

8
問題からの出発

なるほど、どのような自分を受け入れていくか、飾ることのないありのままの自分を受け入れていくことがすべてのスタートのような気がす。シンプルな姿の自分が一番すばらしい、そう言えるようになりたいものである。他人にやさしく、自分にはもっとやさしく」の生き方でいいのではないだろうか。

「ありのままの自分を受け入れることができなければ、ヒトは何を持っていたとしても決して満足することは出来ないだろう。

9
Until you make peace with who you are,
you'll never be content with what you have.

自己受容
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On a rainy day, I am in the rain.
On a windy day, I am in the wind..

大丸心斎橋店での『相田みつを展』で出会った書の作品から。雨の日には雨の日の、風の日には風の日ならではの
持ち味があるのではないだろうか。もし毎日晴れた日ばっかりとしたら、果たしてそれでOKだろうか。どのような天候
のなかにあっても、どのような環境の中にあったとしても、その環境でしか味わえないものを発見して、味わっていこう!


「雨の日には雨のなかを 風の日には風のなかを

雨の日・風の日
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