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近江・彦根への旅
Hikone, Shiga Pref.
国宝・彦根城を訪ねて
「初春の近江へ」
昨年に訪れた姫路城と並んでぜひとも行ってみたいと思っていたのが、
近江にある彦根城でした。
初春といってもまだ肌寒い中でしたが、彦根に春を探しに出かけてみました。
宿泊は、昨年の写真コンテストで当選した「ホテル・サンルート」の宿泊券を利用しました。
有効期限が3月末だったので、ギリギリでセーフといったところです。

■スケジュール
まずはといってもJRで一本なので、特に何も迷うこともありません(笑)!
しかし、いきなり最寄の駅で出発が大幅に遅れました。というのも人身事故の発生で、上下で結局2時間以上にわたって東海道線がストップしたからでした。

例の事故があってからというもの、JRは人身事故の処理に対して、当該の線路を走る列車だけでなく、上下の線路すべてを警察の実況見分が終わるまでストップさせるようにしているために、すぐに影響が出てきます。
以前のラッシュアワーに起こった人身事故では、JRから阪神・阪急・京阪・山陽・大阪市営地下鉄・京都市営地下鉄・神戸市営地下鉄などでも振替輸送を行なっていました。姫路から米原までの区間が完全に2時間以上ストップしたので、それ以外に方法もなかったのでしょう。
人身事故は、ここ数ヶ月の間にいままでにはないくら増えているのがわかります。不景気や世相を反映してのことのようですが、非常に哀しい出来事です。

さて、家を出る頃は太陽がまぶしく輝いていたのが、京都あたりからはうす曇に、そして山科からひと山越えて、大津に入ったあたりからはにわか雨に。気温もすっかり下がってきます。4時間近く遅れて6時すぎに彦根駅に着いたときは、もうすでに真っ暗でした。

■夕食はホテルすぐ近くのビルの5F「龍麟」に行きました。とびこみでしたが、ここの中華はメニューも豊富で、料金も手頃で十分に満足できました。中華でとくに好きな「回鍋猪肉片(ホイゴーロ)」もあったので、注文しました。焼き飯や五目麺、カシューナッツと海老の炒め物と合わせて頂きました。
No.1 「一路彦根へ」 
No.2 「玄宮園と周辺散策」
No.3 「やす井にて」


■彦根城へ登城
美しい石畳を一段一段と確かめるように
登っていきます。
一路彦根へ
■春の予感
小雪舞うこの日でしたが、春の訪れが
近いことを予感しました。
■水戸と彦根
彦根城の手前に咲いていた梅の花は
姉妹都市である水戸市から贈られた
ものでした。
彦根の姉妹都市は、ほかに四国の
高松市があります。
■紅梅と天守閣
今から400年近く前の1622年に20年の
歳月をかけて完成した彦根城です。
唐破風、千鳥破風、火灯窓をつけた
華やかな天守閣は国宝に指定されて
います。
■城郭の内部
気の枠組みが当時の建築を物語って
います。往時のまま現存する全国でも
数少ない名城です。
■天守閣からの眺め
中央の島は多景島です。
そしてさらに向こうには湖西の山々が
雪を被っています。
スキー場が湖西には多く、積雪は
100cmを超えます。
同じ近畿でも表情さまざま!
■石垣
専門ではないので詳しいことはわかりませんが、
上手に積み上げていますね。
■次へ「玄宮園と周辺散策」