モントリオール

このページではカナダモントリオールを紹介します。古い町並と、近代的地下街を併せ持つ落ち着いた素敵な町です。

カナダ東海岸旅行ー3

そろそろ日本食が懐かしくなったころ、スーパーで翌朝の買い物をしていたらすしを見つけ買い求めました。今の時代世界どこへ行っても日本食特にすしは大人気、別に日本人相手ではないと思われるが、比較的安く売られている。日本食レストラン、すしバーに行かなくても気軽に手に入る。

自由時間を利用してモントリオールの旧市街の散策、馬車に揺られて散策中です。御者が英語で詳しく説明してくれるが、半分程度しかわからない。同行ツアー客をさそって乗っています。

五大湖を流れ出した水は、やがてカナダケベック州に流れ込む。そのあたりでは幅二千メートルを超える大河になっている。その流れのちょうど中間点の中州にモントリオール島がある。そうモントリオールはクロワッサンの形をした島なのです。

この中洲の街、モントリオールは、最近まで人口三百五十万人のカナダ最大の都市だった。多数派のフランス系の住民が政治力を強め、彼らフランス系住民だけに有利な法律を次々につくって、少数派のアングロサクソン系住民をここからトロントやオンタリオ州に追い出してしまった。それ以来、モントリオールの人口は減り始め、トロントにその首位の座を奪われ、カナダで二番目の都市になってしまってはいたが、それでも古い首都の面影は、街のあちこちに今もそのまま残っている。

この町では景観保護の為、マクドナルドもこの状態、本来の赤基調の多さが全く無くひさしの黄色しか目立たない。これも条例で定められているのか。こてこて・けばけばしい装飾がなく、町全体が落ち着いている。

地上の落ち着いた古い町並みに反して、地下は近代的な様相に一変する。過酷な冬対策として、地下にその機能が集約されている。全長30キロほどに広がった地下街は、世界一ではないだろうか。そこではコンサート等のイベントが繰り広げられ、地底都市の様相を呈している。

地下の巨大なモニュメント。一見無駄な造作と思われるが、地下にありがちな殺風景な景観を打ち消し調和している。
厳しい冬もこの状態であれば、快適に過ごせるのではないだろうか。

古い都市部分に欠かせないのが教会。このノートルダム寺院
も非常に立派で観光スポットになっている。

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