も・く・じ   ほーむ!

平成20年度 ≪≪  ある日 ある時 平成21年度  ≫≫ 平成年度

4月9日(木) 入園式がありました。

満開の桜の花の祝福を受け、17名の可愛い新入園児とお母さん、お父さん、そして、お祖父ちやんやお祖母ちやんも参加されて、希望に満ちた和やかな入園式でした。

一日前に始業式をした37名の在園児と先生たちがお迎えして、まず皆で幼稚園の仏様にお参りをしました。お当番の子供たちがステージの上に上がり、皆で手を合わせて、
  「おめめつむると ののさまの
   やさしいかおが みえてくる
   わすれませんよ いつまでも」
と歌います。

おやくそくの言葉は
  「わたくしたちは みほとけさまを おがみます
   わたくしたちは いつも ありがとうと いいます
   わたくしたちは おはなしを よくききます
   わたくしたちはみんななかよく いたします」
ととなえます。

つづいて、園歌「ぞうさんの おはなはながいのね・・・」をうたいました。

園長先生の挨拶につづき、9人の先生たちと運転手さんが、自己紹介をしました。

そして、今度は、在園児と新入園児(保護者の方々も)が向き合って、在園児から歌と言葉のプレゼントそして、現在の五歳児の子供たちが3月に伴ったプレゼントのペンダントを、新入園児一人ひとりの首に掛けてあげました。お互いに笑顔がこぼれていました。

入園式には、いつもお釈迦様のお誕生を祝って、「花まつり」もいたします。
お釈迦様は、今から2500年ほど前、インドの北部「釈迦国」に、王子様としてお生まれになりました。お母様は、マーヤー様といいます。花咲きにおう4月8日、マーヤー様がルンビニーの花園で、美しいアソカの花に手を伸ばされたその時に、お釈迦様はお生まれになり、七歩あゆまれて、天上天下を指さし、「私はこの世で最も尊い人になって、苦悩する人々を救おう」と宣言されたのです。
パネルシアターで、お釈迦様のお誕生の物語を、ニ人の先生が上演すると、みんなが、熱心に、観てくれました。

お釈迦様のお誕生を喜んで、天の竜神が甘い雨を降らせたこと、そして、お釈迦様のみ教えが、人々に喜びを与えたことにちなんで、お釈迦様の赤ちやん像に甘茶をかけてお祝いします。

その後は、それぞれのクラスに入って、子供たちは、保護者の方々と共に、はじめての園生活の第一日を過ごしました。笑顔のあふれる一日でした。

も・く・じ   ほーむ!

五月の子どもたち

ゴールデンウィークが終わり、五月第3週に入った頃、子どもたちの顔が「キラキラッ」と輝いていることに、気付かされました。目が、顔が、動作全体が、生き生きと輝いているのです。これほどはっきりと感じたのは、私としても初めてのような気がします。
ひよこ組さんも、たんぽぽ組さんも、もちろんこすもす組さんも、ばら組さんもです。
四月中は、まだ、ひよこ組さんもたんぽぽ組さんも、慣れない幼稚園生活での不安と、お母さん恋しさが離れなくて、いまひとつふっきれないところがあったのだろうと思いますが、連明け二,三日の助走期間を経て、すっかり集団生活の楽しさがわかってきたようですよ。
こすもす組さんやたんぽぽ組さんも、新しい教室と先生にも慣れて、いよいよ油が乗ってきたようです。
こういう子どもたちと遊んでいると、こちらもとっても楽しくなります。もっともっと子どもたちと遊んでいたいのですが、仕事もどんどん追われてくるので、そうもしていられません。

ひよこぐみだより(2歳児クラス)から 現在6名のクラスです
園生活にも大分慣れてきたようです。お友達の名前も覚えてきており、「ここが○○ちやんのタオルを掛ける場所!」と、皆の目印シールもすっかり覚えてきています。貼ってあるシールを見て、シール帳や絵本カードを配ってくれることも出てきました。でも、「私がやる」「ぼくがやる」と、取り合うようになってきたので、「今日は○○ちやんの番だよ!」というと、どの子も譲ってくれるようになりました。

たんぽぽぐみだより(3歳児クラス)から 15名のクラスです
園生活の流れも分かってきて、「先生、お弁当?」「バスの時間?」と聞いてきたり、「たくさん遊んだね!帰ろうね!」というと、「また明日ね。先生さようなら!」と手を振って帰ってゆく子どもたちです。随分お友だちの名前も覚えてきました。「ねえ!あの子がねー!」と言っていたのが、「○○くんが××した!」「△△ちやんはまだこないの?」と、名前が出てくるようになりました。

こすもすぐみだより(4歳児クラス)から 19名のクラスです
みんな生活の流れもよく分かるようになり、朝の身の回りの片付けや着替え等も、自分でスムーズにできるようになってきました。グループの活動も、とても張り切っていて、「今日は何番さん?」「きのう1番さんだったから今日は2番さんでしょ?」と、配り物や食事の時のテーブル拭き、給食運びなど、頑張っていますよ。遊びの面では、「一緒にあそぼ!」と誘う声もよく聞かれて、気の合う友達と好きな遊びを見つけて遊んでいます。

ばらぐみだより(5歳児クラス)から 14名のクラスです
園庭の花壇に、皆で、ミニトマト、ナス、キュウリ、ピーマン、枝豆を植えました。毎朝、お当番さんがジョーロで水をやっています。枝豆の芽が出ると、「ここにも出ているよ!」「こっちにも!」と大はしやぎ。ミニトマトにも小さな花が咲き、実がなりはじめました。収穫の時を、今からみんなで楽しみに、育てています。
鬼ごっこで園庭を走り回ったり、大縄でジャンプしたり、元気に遊んでいます。

も・く・じ   ほーむ!

春の親子遠足

5月22日(金)春の遠足がありました。春は親子遠足で、秋は園児だけの遠足です。
目的地は、計画ではトリムパークかなづだったのですが、残念ながら、当日は曇り時々雨という予報だったので、三国の越前松島水族館になりました。でも、子どもたちは、第2候補地である水族館の方に胸を膨らませていた子が多かったようです。

リュックや水筒を背や肩に、お母さんたちと一緒に続々幼稚園に集まってきました。
前々日に貰っていた大きな切符を切ってもらって、出席を確認しました。全員出席です。現地に着くと広い場所が確保できないので、出発前に幼稚園のホールで、練習したフォークダンスを、お母さんたちと一緒に楽しみました。

大型観光バス2台と中型観光バス1台に分乗して、歌を歌ったり手遊びをしているうちに、黄金色の麦畑と田植えの終わったばかりの水田とのコントラストが美しい坂井平野を駆け抜けて、あっという間に越前松島水族館に着きました。

もうイルカショーが始まるところでした。みんな急いで新しいイルカショープールの観客席に陣取り、素晴らしいショーを観ました。ジャンプしたり、ステージの上に上がって逆ブリッジをしたり、三頭のイルカの見事な演技に、大きな拍手を贈りました。

次は、メイン館の前で、クラス毎に記念撮影をしました。撮影者は園長先生、旧式のカメラです。「ひよこ組の○○ちやん!こっち向いてー!」「はい!チーズ!」

幸い雨は降っていなかったのですが、水族館より、お部屋を二つ提供して下さいました。そこで、楽しいお弁当です。大きい方の部屋には大体ひよこ、たんぽぽ、こすもす組さん、小さい部屋にはばら組さんが陣取って、美味しいお弁当を広げました。赤ちやんもいます。
お母さんの作ってくれたお弁当。みんなで食べるお弁当は、また格別の味がしますね!

お腹が膨れたら、園内自由散策です。メイン館では、大きな水槽で回遊魚が悠々と泳いでいます。個別の水槽では、たこ、かに、ひらめ、うつぼ、など海の生き物、そして淡水魚の水槽では、こいやふな、そして外国の魚など、珍しい生き物の姿に、子どもたちは食い入るように見入っていました。外に出ると、あざらしのプール。ゴッ、ゴッと、面白い声で鳴いていましたよ!海亀のプールでは、餌をやることもできました。
触れるプールでは、たこやさめなどに、恐る恐る触る子、平気で触る子、でもスリル満点です。かわうそやペンギン、それに珍しい蛙のコーナーもありました。

そうこうしている内に、楽しい時間はアッと言う間に過ぎてしまいました。お魚たちにお別れをして、バスに集合しました。バスの中には、いつの間に貼ってくれたのか、先生たちの作ったいろいろなお魚の折り紙が貼ってあって、子どもたちも、海の中に一緒に泳いでいるような気分になりました。本当に楽しかった、親子遠足の一日でした。

も・く・じ   ほーむ!

6月6日(土)「父の日参観」がありました。

ふだん園に出入りする機会の少ないお父様に、園での子どもの様子を見て頂き、一緒に進んで頂きます。子どもたちもお父様も、とても楽しみにしておられる行事ですが、都合によりお家のどなたが参加して頂いても構いません。兄弟在園の子もあり、お母さんの姿も多く見られます。

先ずは、ホールで、オープニングです。全園児がステージに上がり、「バスごっこ」「パパのお返事」「おとうさん」の歌を歌いました。4月から新しく入った子どもたちも、自信を持って、嬉しそうに歌うことができました。お父様をはじめお家の方々は、にこにこして観て下さいました。
その後、子どもたちは、それぞれ、お父さんやお家の方々のところへ行って一緒に座りました。
そして、最初はお参りです。「幼児のおつとめ」「いつまでも」「みていてね」の仏教讃歌を皆でお唱えし、「四つのお約束」を皆で唱和しました。年長児のお当番さんだけは、園長先生と一緒に、ステージの上でお参りし、「お約束」の発声を、立派に務めることができました。
次に園長先生の挨拶がありました。園長先生は、「たけのこたけぼう」のお話をしました。
それから、岩倉先生の指導で、じやんけんゲームをしました。先生の出したグー、チョキ、パーに勝つ手をすばやく出したり、今度は負ける手をすばやく出したり、園児たちも、お父さんたちも、夢中になって楽しんで下さいました。

その後は、それぞれの年齢ごとに分かれて、お父さんたちと遊びました。

ひよこ組さんは、クラスで、親子ふれあい遊びをしました。こちょこちょとくすぐりあったり、大きな布を敷いて、その中に子どもが仰向けに寝転がり、両方からお父さんやお母さんが布の端っこを持って、前後に引っ張ったり、持ち上げてハンモックのように左右に揺らしたり。ふだんできないことをしてもらって、子どもたちは大喜び!お父さんやお母さんたちも、もちろんニコニコ顔でした。その後は、園庭で、ブランコや遊具で、親子でのんぴり遊びました。プレゼントは、子どもが描いた絵と顔写真を貼ったカードです。
子どもたちの素朴な気持ちのこもったプレゼントに親御さんの強が思わずほころびます。

たんぽぽ組さんは、ホールで、体育遊びです。
お父さんの足の上に乗っかって一緒に歩いたり、グルグル回しをしてもらったり。じゃんけん汽車ごっこをみんなでしたり。それから、平均台や山やトランポリンのサーキットコースをお父さんと手をつないで回ったり。お父さんの力強さを存分に味わいながら、楽しく過ごしました。
プレゼントは、あじさいの花で縁どりしたカードに、カタツムリの殻には子どもの顔写真、裏には子どもの描いた絵のある壁掛けです。成長を始めたばかりの可愛い子どもの輝くような1ページです。

こすもす組さんは、クラスで、お父さんたちと一緒に、廃材を使ってゲーム機を作りました。お父さんたちも、熱が入って、面白いものを作ろうと、子どもたちと首っ引きで取り組んでいる姿は、とても微笑ましかったですよ!そして、出来上がったゲーム機で、一緒に遊びました。手作りはいいですね!
プレゼントは、手作りの6月分力レンダーにお父さんの似顔絵を描き、下に付けた牛乳パックの小物入れには自分の似顔絵を描いたカレンダー小物入れセットです。いつまでも大切にして下さいね!

ばら組さんは、近くのお泉水公園まで歩いてゆき、親子体操やフォークダンスとサッカーをしました。柔らかい芝生の上で、ふだん使わない筋肉を伸ばしたり、ゴールに向かってポールを蹴ったりしました。
美しい環境の中で、とてもほのぼのとしたひとときでしたよ!
園に戻ってから、子どもたちがお父さんの似顔絵をきれいなパネルに仕上げたプレゼントを手渡しました。お父さんたちは、もらった瞬間、お顔がニコニコになりました。

も・く・じ   ほーむ!

6月23日(火)「さつま芋苗植付けと小遠足」がありました。

昨年から、苗の埴付けは年中児(4歳児)の活動とし、収穫は年中・年長児で行くことにしました。

昨年から、行き先は坂井市三国町山岸(道の駅「みくに」の近く)です。JA浜四郷支店の青年部の方々のお世話になっています。

9時20分、こすもす組園児19名と先生方は園バスで、お手伝いのお母さん方4名と園長・副園長は、園のワゴン車で、九頭川を2度渡り(高屋橋と三国大橋)、目的地に着きました。

道の駅でトイレをすまし、見渡す限りのきれいな砂地の畑が広がる、あの有名なラッキョウ畑の一角の芋畑に向かいました。昨年から2年目なので、青年部の方が待っていて下さる、畑に無手到着しました。きれいに整地されていて、畝がきれいに続いています。

今年は良いお天気に恵まれて、絶好の芋植え日和?でした。他の畑には、他の園の子どもたちも来ておられました。

青年部の方に皆でご挨拶し、植え方の説明を受けました。「ビニールの穴を拡げて、砂を掘って、苗の先と元を間違えないように、お舟の形に入れて、しっかり砂をかぶせて下さい。」みんな真剣に開いていました。先生やお母さん方にも手伝っていただいて、さあ!いよいよ植付けです。新鮮な苗が、畝の上にきれいに並んでいます。

子どもたちは、砂地なので、さらさらの感触を楽しみながら、素手で穴を掘ることができます。お母さんたちはまったくはじめての方もおられて、子どもたちもお母さん方も、目を輝かせながら、ていねいに、植えていきました。

一人十株近くも植えると、水をかけて、終了です。畑一面にきれいに植え漉すことができました。
あとは、きれいな空気の中で、お日様を浴びながら、お芋はどんどん育っていってくれるでしょう。
10月の収穫が楽しみです。水やりや草取りなど、日常の管理は、青年部の方がやって下さいます。

子どもたち、先生、お母さんたち、運転手さん、JA青年部の方々とで、記念撮影をし、皆でお礼を言って、畑を後にしました。

そして、子どもたちと先生は、近くのテクノポート福井総合公園へ。木陰でゆっくりお弁当を食べ、いろいろな遊具で楽しく遊びました。素晴らしい一日でした。

も・く・じ   ほーむ!

7月11日(土)「聖徳幼稚園 夏まつり」がありました。

お母さん方が着々と準備してこられた「聖徳幼稚園夏まつり」が、朝9時30分より行われました。
子どもたちの願いを託した短冊を飾りつけた笹飾りが隅々に飾られる中、「七夕まつり」を兼ねたおまつりです。

オープニングは、ホールで、大勢のお家の方々等をお迎えして、園児たちによる歌、お遊戯、そして太鼓の演奏と、大いに盛り上がりました。

先ずは、全園児による合唱。「笹の葉さらさら〜 軒端にゆれて〜 お星様きらきら 金銀砂子〜」
『たなばたさま』という歌です。それに「ヤッホッホ夏休み」と「イカイカイルカ」。
ひよこ組さんからばら組さんまで、楽しく歌えました。

昨年から、環境省が7月7日を、「クールアース・デー」と定め、七夕ライトダウンをはじめ様々な取組みをして、地球温暖化防止をみんなで進めてゆくことになりました。
夏まつりを主催する聖徳幼稚園育友会(保護者と教師の会)でも、今年は、参加者にマイバッグ、マイ箸、ゴミ袋を持参してもらい、エコロジーに配慮することになりました。
園長先生からも、次のような挨拶がありました。
「園長先生が子どもの頃は、よく停電があり、宿題をしている最中だとローソクの光で勉強をした。夜になると家の中の電灯以外はほとんど明かりがなく、地上が真っ暗になったので、お星様がよく見えました。天の川は、誰に教えられる必要もなく、夜空の中央を大きな川のように流れていました。そして、ちょっと眼を凝らすと、流れ星が、「スー、スー」と流れるのが、いくつも見えました。
七夕の夜には、天の川の両側の牽牛星と織姫星が、年に一度会える日なのですよ!『地上を暗くして、私たちをよく見て下さい。電気やエネルギーを節約して、空気をもっときれいにすると、お空の美しさがもっともっとよくわかりますよ!』と言っているのではないでしょうか。みんなの力で、美しい地球を守っていきましょう!今年育友会が取り組んでいることは、素晴らしいことですね!」

次に、ひよこ組さんは、「バナナの森のピクニック」を踊ってくれました。とても可愛かったですよ!
たんぽぼ組さんは、「ソーラー音頭」を踊ってくれました。みんなとても楽しくおどれましたね!
こすもす組さんは、「神楽(そもそもは−)」の曲で鳴子を打ちながら踊りました。
そして、ばら組さんは、「平和の太鼓を打ち鳴らせ」を、和太鼓で演奏しました。紙製の太鼓に、昨年から、バザー収益で買っていただいた本物の太鼓(中国製)一台を加え、とても元気に演奏することができました。会場の皆さん、どれもこれも、大いに拍手喝采してくださいました。

そして10時15分からは、いよいよ模擬店もオープンして、「うどん」「そば」「ひやし中華」や「パン」「フランクフルト」「アイスクリーム」「わたがし」などの「軽食コーナー」、「マイバッグ作り」や「ヨーヨーつり」「スマートボール」「つりぼり」などの「工作・ゲームコーナー」「似顔絵コーナー」そして「バザー」と、とても賑やかなお祭りムードになりました。子どもたちには、胸のときめく、甘い思い出となったことでしょう。
和気あいあいと準備してこられたお母様方、そして当日いそいそとお手伝いしておられたお父様方、本当にご苦労様でございました。ありがとうございます。お天気に恵まれて良かったですね!

も・く・じ   ほーむ!

7月27,28日(月,火)年長児「お泊り保育」がありました。

空模様が心配されたのですが、何とか「奥越青少年自然の家」に行くことができました。
27日午前9時、ばら組園児(14名の内1名欠席)は、家族の皆さんが見送る中、大呂師高原へ向け、園バスにて出発しました。園長先生も、黒バスで付いてゆきます。

勝山街道を東進し、九頭竜川に沿って登ってゆくと、雄大な景色の大呂師高原に着きました。「自然の家」の前で記念撮影し、お泊りする二間続きの広い部屋で入所式を行い、所長さんのご挨拶を受けたり、主事の先生から、布団やシーツの畳み方や、所内のルールを教わりました。

それから、自然の家の中を散策した後、きれいな食堂で、昼食を頂きました。メニューは、何とラーメンでした。セルフサービスで、お当番さんが、皆の席に、ラーメンの入ったどんぶりやデザートを配ってくれて、「いただきます!」をみんなでしてから、美味しく頂きました。
午後は、自然保護センターまで500mほど歩き、玄関前でナチュラリストの素敵なおばさんと落ち合いました。愛称「やまんば」先生です。やまんば先生は、まず私たちにクイズを出しました。七星てんとう虫の背中の模様が書いてある1〜5番のカードを見せて、正しいと患うカードの前に並ぶのです。子どもたちは、全長5番のカードの前に並びました。正しいのはどの模様なのでしょうか?それはこれから森の中で本物のてんとう虫さんに出会って確かめましょう。

少し雨が降っていたのですが、自然散策に出かけました。レインコートを着ていましたが、すぐに雨は止みました。森の中の遊歩道には、「ざとう虫」があるいていました。赤腹(いもり)や沢蟹にも出会いました。やまんば先生は、くずの葉っぱを皆に説明してくれました。それを左手の指を輸にした上に置いて右手で叩くと、「ボン」と音がします。草笛の作り方も習いました。はじめは中々音が鳴らないのですが、だんだんといい音が出るようになりました。道の中をきれいな清水が横切っているところもありました。みんな手を突っ込んで、「アッ 冷たい!」と声を上げていました。
山道を2キロほど上下して、自然保護センターまで、戻ってきました。結局てんとう虫には出会わなかったので、広場で、やまんば先生が答えを敢えてくれました。みんなの答えは合っていたのかな???
それから、「紙とんぼ」の作り方を教わりました。そして一緒に飛ばして遊びました。やまんば先生と一緒に森の中を歩いたことで、いろんなことを教わり、体験する事ができました。それから、自然保護センターの中を、見学しました。自然のいとなみを、剥製や本物そっくりのレプリカやビデオなどで、手に取るように、身近に感じ取ることができました。みんな熱心に、時間の経つのも忘れて、鑑賞していました。
夕食は、また、広い食堂で、自然の家特製のお料理を頂きました。

昼間いっぱい活動したので、夜は、屋内でキャンドルサービスをしました。先生扮する女神のファイヤーを当番さんのろうそくに移し、誓いの言葉を斉唱して、始まりです。フォークダンスやゲームなどをして、思い出の夜は更けました。外に出てから、花火をしました。
それからは、みんなお風呂に入り、布団を敷いて、眠りました。

翌日は、朝のラジオ体操の後、アスレチックで遊びました。それから朝食を頂き、恐竜ランドに寄って、遊びました。そしてお昼前、無事、お母さんたちの待っている幼稚園に帰ってくることができました。
一まわりも二まわりも、たくましくなった子どもたちでした。

も・く・じ   ほーむ!

9月11日(金)「祖父母参観日」がありました。

大好きなおじいちゃま・おばあちゃまに園に来て頂き、可愛いお孫さんたちの頑張っている姿を見て頂いたり、一緒に遊んで頂く「祖父母参観」の行事が行われました。
祖父母というと、一人の子どもに4人づつおられることになり、遠方から来て下さった方もあって、朝から、とても賑やかで和やかな雰囲気でした。
それでも、兄弟在園の子もあり、お母さんやお父さんの姿も多く見られます。

まず、ホールでの集いです。10時から、全園児の「おまいり」を見て頂きました。特に年長児さんによる献灯・献花も行いました。全園児での「こどものおつとめ」に続き、「いつまでも」と「みていてね」を歌い、年長組お当事さんの発声により「おやくそく」を皆で唱えました。おじいちゃま・おばあちゃまたちは、一緒におまいりしながら、やさしく見守って下さいました。

そして園長先生の挨拶がありました。園長先生は、「おじいちゃん・おばあちゃんは、みんなのお父さん・お母さんの、そのまたお父さん・お母さんですね!皆さんの何十倍も永く生きてこられたので、色んなことをよく知っておられますよ!おじいちゃん・おばあちゃんから、沢山たくさん敢えて頂きましょう。そして、私達も、お父さんお母さんも、おじいちゃんおばあちゃんも、みんなみんなみ仏さまの子どもなんですよ!」と挨拶しました。

それから、園児たちは、ステージに登って、『おじいちゃん・おばあちゃん』の歌を歌いました。
「おじいーちゃん おばあちゃん やさしいおめめ 大すきよ〜 おはなしーしてね やくそくよ〜」
続いて『でぶいもちゃん、ちびいもちゃん』『まつぼっくり』『さんぽ』を歌いました。

そして、おじいちゃん・おばあちゃんたちもいっしょに、『虫のこえ』を歌って頂きました。

「あれまつむしが ないている♪♪♪ ちんちろちんちろちんちろりん♪♪♪」

そして、「福井はいいざ!」の手遊びを、皆でしました。この時、面白いハプニングがありました。
開いている窓から、一匹の「鬼ヤンマ(大型のトンボ)」が入ってきたのです。みんなが注目する中、鬼ヤンマは、天井の一番上や、ステージの上で、ホバーリングをしたり、すいすい飛び回ったり。
その優雅な姿に、子どもたちもおじいちゃん・おばあちゃんたちも、しばし、魅了されていました。

その後は、おじいちゃん・おばあちゃんに、各クラスに入って頂いて、子どもたちと一緒に遊んで頂きました。各クラスの今日のテーマは、次のとおりです。
 ひよこ組さんは、「おやつを食べ、子どもたちといっしょに、すごしましょう!」
 たんぽぽ組さんは、2クラスに分かれて「手遊び、音遊びを一緒にしましょう!」紙風船も作りました。
 こすもす組さんは、「わらべ歌あそびやいろんなふれあいあそびを、いっしょにしましょう!」
 ばら組さんは、「手遊び(十五夜さんのもちつき)や、折り紙(月うさぎ)を一緒に楽しみましょう!」
最後に、それぞれ一生懸命自分自分で作ったプレゼントを、おじいちゃん・おばあちゃんに渡しました。

たんぽぽ組さんは梨のフレームに自分の写真を貼り、回りに折り紙を貼った「壁掛け」。こすもす組さんは、きれいなマーブリング模様のついた紙で作った、写真と絵の「壁掛け」。ばらぐみさんは、オーブン粘土で作った可愛い「お念珠」です。みんな、おじいちやんおばあちやんのことを思いながら作りました。

園舎一杯に、笑顔が溢れ、暖かいものに包まれた今日の一日でした。有難うございます。

も・く・じ   ほーむ!

10月4日(日) 運動会がありました。

昨年から、降っても照っても宝永小学校の体育館の中で行うことにしていました。
当日は晴れで、お父さんたちが、車と人力で、入場門・玉入れ・作り物など、沢山の用品を手際良く体育館へ運んで下さいました。幸い当園は感染者が皆無でしたが、新型インフルエンザが流行っている時期なので、開けられるだけの窓を開け、最大限、換気を良くして臨みました。
8時30分、いよいよ開会式です。入場行進に続き、おまいりと園長の挨拶があって、当日は、紅白に分かれるので、年長児のリードによる応援合戦がありました。
まずはプログラムを見て頂きましょう!

かけっこ

全園児

赤白リレー

こすもす・ばら

にじいろの パレード

ひよこ親子

は・ぴ・ぽ〜 まめちっち

たんぽぽ・すみれ

バルーン・ダンス RID ON DREAM

こすもす

フラッグ  ARE PIRATES!

ばら

どうぶつの森へ 自動車でゴー! パート

ひよこ親子

どうぶつの森へ 自動車でゴー! パート2

未就園児

わたし 似合うかしら

保護者

10

赤白 たまいれ

全園児

11

赤白で そろ〜り そろ〜り

祖父母・ばら

12

赤白 ころがせ大玉

小学生

13

赤白つなひき パート

保護者

14

赤白つなひき パート

こすもす・ばら

15

イルカになって ジャンプ パート

たんぽぽ親子

16

イルカになって ジャンプ パート

こすもす親子

17

赤白 イルカリレー

ばら親子

18

みんなでおどろう「地球を一回り」

全員

どれもこれも楽しくて見栄えがしましたよ!
まずは全園児のかけっこ。中々かっこ良かったよ!
ひよこ組親子の「パレード」。腰蓑?を着けた子供たち、お父さんやお母さんと手をつないで嬉しそうでしたよ!
たんぽぽ組さんのお遊戯、可愛かったですよ!
こすもす組さんのバルーンを使った演技。途中から親も加わって見事でした!
ぱら組さんの「WE ARE PIRETES!」。フラッグ(旗)を使ったマーチングかっこいい!
未就園児の子ども(赤ちやん)たちも、お父さんやお母さんや、お兄ちやんやお姉ちやんに手を引かれて、初レースデビュー。可愛いね!
仮装競争割烹着の母(父)さんや、たくお先生のアンパンマン、盛り上がっていましたね!
お祖父さんお祖母さんたちも、ばら組さんと一緒に頑張りました。若返りましたね!
小学生のお兄さんお姉さんたちも、赤白大玉ころがしリレーに大勢参加してくれましたね!
保護者のつなひき。先生たちも加わって、盛り上がっていましたね!
こすもす・ばらさんの赤白つなひき。白熱していましたね!
たんぽぽさん親子と、こすもすさん親子は、イルカになって、青い海をもぐったり跳んだり。
ばら組親子のイルカリレー。迫力がありますね!
最後は、みんなで踊ろう!楽しさがドーム一杯に広がりました。
後片付けも皆さんてきぱきと手伝って下さり、本当に良い運動会をさせて頂いたと、感謝しております。運動の大好きな子どもたちが、たくさんたくさん育ってくれるものと思います。

も・く・じ   ほーむ!

12月17日(木) おもちつきがありました。

本当は、12月2日に、未就園児の皆さんもお招きして行う予定でしたが、ちょうど、前の週から新型インフルエンザが発生し、前日まで休園となってしまったので延期となり、園児とお手伝いのお母さんやお家の方だけで行いました。
2日前からもち米を洗ってザルで水を切り、当日は8時頃から、お母さんたちが、グラグラお湯の沸いたお釜の上に「せいろ」を載せ、もち米を蒸しました。

子供たちはみんなエプロンをしてお広場に集まり、ワクワクしながら、始まるのを待ちました。
まず、園長先生が、「太ったねずみと痩せたねずみ」のお話をして、青から日本の人たちが、お正月に向けてお餅を搗くことをとても楽しみにしていたこと、お餅を食べるととても力が付くことを話しました。
最初の臼は、お母さんの臼とりで、園長先生が搗きました。ドスンドスンと力強く振り下ろす「杵」に合わせ、子供たちは、おもちつきの歌を歌ったり、「ペッタンコ!ペッタンコ!」と掛け声を掛けたりして応接しました。

最初に出来上がったおもちは、お母さんたちが大きな鏡もちに丸めて、ばら組の子供二人が、代表して、仏さまにお供えしました。
次の臼から、琢生先生やお父さん、おじいちやん、それに運転手さんも加わり、順繰りに、ニつの臼で搗きました。ニ臼も三臼も搗いて下さるお父さんたち、とても頼もしかったですよ!臼とりのお母さんたちも、上手でしたね!

子どもたちも、ばら組さんからひよこ組さんまで、子供用の杵で、ペッタン、ぺッタンと搗きました。ばら組さんとこすもす組さんは、自分だけで杵を持って搗くことができました。たんぽぽ組さんとひよこ組さんは、先生に手を添えてもらって搗きました。みんなとても、顔が輝いていましたよ!
そして、子供たちは、きなこもちやごまもちにする丸餅を自分で丸めたり、持ち帰る小もちを丸めたり、初体験やめったに無い体験で、夢中でやっていました。

そして、お母さんたちが配ってくれた、搗き立てのきなこもちやごまもちの美味しいこと美味しいこと、大満足の一日でした。

 

平成20年度 ≪≪  ある日 ある時 平成21年度  ≫≫ 平成年度

も・く・じ   ほーむ!

学校法人 聖徳幼稚園
〒910−0003 福井市松本3丁目11−19
Tel/0776−27−1779 Fax/0776−22−2848
e-mail/shotoku@pat.hi-ho.ne.jp