耳をすませばモデルの街 
聖蹟桜ヶ丘の写真

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映画「耳をすませば」の物語の進行に合わせて、舞台となった「聖蹟桜ヶ丘」の写真を掲載しています。
出来る限り映画の各シーンの構図に合わせつつ、聖蹟の街並みを撮影してみました。※写真をクリックすると拡大表示されます。


 ■オープニング

■上空からの杉の宮(聖蹟桜ヶ丘)駅前

耳をすませば 杉の宮(聖蹟桜ヶ丘)駅
オープニングの1シーン。「杉の宮駅」上空からのカット。現実では「聖蹟桜ヶ丘駅」です。。

京王デパートの看板、劇中では線路手前にありますが、実際には線路奥にあります。
撮影場所は公開当時は無かったので、劇中の背景はあくまで想定で描いたものでしょう。
劇中では1994年8月17日(水)と推測されています。

(一致度:★★☆)

■図書館、地球屋のある坂へ向かう道

耳をすませば 図書館、地球屋のある坂へ向かう道
劇中ではこの正面に坂(地球屋や図書館に続く坂)が見えていますが、
実際には坂は正面になく、少し右の方になります。
(現実には、図書館、地球屋はありません)

坂の道の名称は「いろは坂」、この駅前からいろは坂へ続く道を「さくら通り」と言います。
春には桜が見事で、毎年「さくら祭り」が開催されます。

(一致度:★★☆)

■坂の途中

耳をすませば いろは坂の途中
オープニングの1シーン。
タクシーが山に登っていくシーン。
劇中では左側に壁がなく、街が見渡せてます。

(一致度:★★☆)

■地球屋のある坂道

耳をすませば 地球屋のある坂道
劇中で地球屋が映し出されるシーン(西老人がテラスに出る)

いろは坂の途中にあります。
実際に地球屋はありませんが、雰囲気は似ています。

(一致度:★★☆)

■地球屋テラスからの景色

耳をすませば 地球屋テラスからの景色
地球屋のムーンが寝ているテラスから映し出される夜の街並みのシーン、

地球屋からの景色は、丘の上や、いろは坂桜公園からの絵を使用しているかと思われます。
手前の川(大栗川)の形とかそのままですね。

(一致度:★★☆)

■COLOUMN 雫の住む駅(向原駅)について


この後劇中では、雫が乗降する駅「向原駅」周辺が映し出されますが、現実の聖蹟桜ヶ丘の隣駅「百草園駅」とは大きく異なるのでここでは割愛します。
・公開当時、駅舎改札口は地下だった。
・駅前も閑散としている。ファミリーマートはあったが、現実では建物少し奥にある(今は閉店)。
・踏切はあるが、形が似ているというわけではない。
聖地巡礼の際にはご注意ください。
歩いていくとかなり離れています。

■雫の住む団地前

耳をすませば 雫の住む団地前
ファミマで牛乳を買い、家に帰る途中(少年達がたむろってるシーン)
給水塔のある、「愛宕団地」の一角に雰囲気が近い場所があります。

建物は「永山団地」に同じタイプがあります

耳をすませば 雫の住む団地
↑建物は永山団地にあるもの

(一致度:★★★)

■雫の住む団地入口

耳をすませば 雫の住む団地入口
団地の入口です。

といいつつ、入口の形状はちょっと違うんですよね…耳すま探しの探索は、まだまだ続きます…

(一致度:★★☆)

■COLOUMN 雫の住む団地について


雫の住む団地については、多摩ニュータウンの「永山団地」のものが使用されている模様です。
「耳をすませば」前年に公開された「平成狸合戦ぽんぽこ」で、三長老登場や妖怪パレードのシーンに永山団地が使われており、劇中に描かれている団地番号と同じ建物が永山団地に実在します。この周辺に雫の住む団地と同じタイプの建物がありました。

ですので、雫の住む団地については
・給水塔は、愛宕団地
・団地周辺は、東寺方団地
・建物は、永山団地
・駅周辺は、多摩に近いものは存在しない
と思われます。

■(おまけ)ぽんぽこ1シーン

耳をすませば ぽんぽこ 三長老登場
「平成狸合戦ぽんぽこ」の三長老登場シーンにおいて、永山団地が使用されています。

この2枚が合成されて使われています。
下の写真の奥の建物が、雫の住む建物と同じタイプでした。
(ぽんぽこの妖怪パレードシーンでも登場している)

耳をすませば ぽんぽこ 三長老登場
↑劇中でこの建物の番号がそのままでています

(一致度:★★★)
 ■夏編①(夕子と学校で待ち合わせ)

■雫の住む団地

耳をすませば 雫の住む団地
図書カードが気になりつつ、よく寝た翌朝のシーン。
劇中では1994年8月18日(木)と推測です。多摩市の図書館は木曜がお休みです。

給水塔がそのまま劇中で登場しています。
多摩ニュータウンの愛宕団地の一角にあります。
建物は永山団地がモデルかと思われます。

耳をすませば 雫の住む団地
↑建物はこちら

(一致度:★★★)

■雫の住む団地 ベランダ

耳をすませば 雫の住む団地 ベランダ
雫がパンを食べつつ、ベランダから飛行船を見るシーン。
パンおいしそうですよね。

※空き部屋を撮影しています。

(一致度:★★★)

■鉄塔と飛行船

耳をすませば 鉄塔と飛行船
空で飛行船が飛ぶシーン
鉄塔の形状がそのまま同じです。

飛行船を見て、いいことありそうって、いいですよね。
飛行船は漫画原作者の柊あおい先生がお好きで、映画公開時に宮崎監督が柊あおい先生を飛行船に誘い、一緒に乗っています。
宮崎監督が先生に「いや飛行船に乗りたいって書いてあったから」とのこと。なんかすごい。

(一致度:★★★)

■団地入口

耳をすませば 団地入口
雫が団地から出てくるシーン

ちなみに、原作では月島家は一軒家で、しかも雫の専用部屋がちゃんとあります。
(一致度:★★☆)

■鉄塔

耳をすませば 鉄塔
うわ~暑い~と見上げる鉄塔
日差し、蝉の鳴き声、夏らしさがとてもよく出てます。

(一致度:★★☆)

■団地から学校への道

耳をすませば 団地から学校への道
劇中、団地群から階段を上がってくるところ。
下の写真「学校へ続く階段」へと繋がるシーンです。

写真を見ると関連性は薄そうですが、公開当時は劇中のように細い道でした。
横断歩道を渡り道路向こうにも行けて、下に行くこともでき、かなり雰囲気が似ていました(次の項目参考)。

今は向こう側に行くには、地下道を通ります。

(一致度:★★☆)

■学校へ続く坂①(らあめん明明)

耳をすませば 学校へ続く坂①(らあめん明明)
雫の住む団地群から、学校へ続く道。劇中では道路を雫が横断しています。
「らあめん明明」があるシーンですね。

公開後に道路が整備され、現在では道が広くなり雰囲気はかなり変わりましたが、
公開当時は劇中と似ていました。

耳をすませば
↑公開当時(1995年頃)のこの場所の写真です。

(一致度:★★☆)

■学校へ続く坂②

耳をすませば 学校へ続く坂②
上の写真「学校へ続く坂①」から左上に画面を動かしたシーン。
劇中では画面左上に学校があります。

(一致度:★★☆)

■COLOUMN 雫の行く学校について


学校については、「小金井市立小金井第一中学校」が使われている模様です。
こちらスタジオジブリ近くの学校で、JR中央線の武蔵小金井駅にあります。
聖蹟近くの学校ではないので、ここでは割愛します。
学校に出てくるゴミ箱は、多摩市のものが使用されています。

■(おまけ)多摩市のゴミ収集箱

耳をすませば 多摩市のゴミ収集箱
学校シーン等に登場する青の大きい鉄の箱、
あれは以前多摩にあった、ゴミ収集の箱です。2000年に廃止になりました。
公開当時、多摩のあちこちにありました。

■学校帰り道①

耳をすませば 学校帰り道①
学校から夕子と帰るシーン
今は家が多く立ち並んでいますが、公開当時は劇中同じく田畑が多かったです。

劇中も現実と同じく、奥に多摩川や府中四谷橋(当時建設中)、京王線が。
左手には百草園への山や野猿街道、そして手前に大栗川が描かれています。

耳をすませば
↑公開当時(1995年頃)の写真です。

(一致度:★★★)

■学校帰り道②

耳をすませば 学校帰り道②
同じく帰り道。遠くに街並みが見えます。

(一致度:★★☆)

■やなやつ!

耳をすませば やなやつ!の道
聖司にコンクリートロードをからかわれた帰り

このシーンに完全一致する場所はなかなかみつからず…一番近いと思われるところを撮影しました。

(一致度:★☆☆)

■団地の前

耳をすませば 団地の前
本を借りて雫が家に帰り、部屋で本を読んでいる時、映し出される団地前歩道のシーン。
子供達が、友達泳ぎ方を笑ってる場面です。

東寺方団地のある一角です。

(一致度:★★☆)
 ■夏編②(図書館へお使い→図書館帰りまで)

■(おまけ)雫が持つ紙袋

耳をすませば 雫が持つ紙袋
図書館にお使いに行く雫
この時弁当箱を入れる袋ですが、当時の「さくらや」の紙袋かと思われます。

さくらやは2010年に全店舗閉店、閉店時の紙袋は「ピンクに灰色」でしたが、
公開当時は劇中と同じく「黄色に灰色」でした。

ボロボロですが現物が残っていたので、ここに晒します。

(一致度:★★★)

■雫お出かけ

耳をすませば 雫お出かけ
雫が弁当の紙袋を持って、団地から外に出るシーン
劇中では1994年8月19日(金)との推測です。

(一致度:★★☆)

■姉に呼び止められる

耳をすませば 姉に呼び止められる団地
お姉ちゃんが階段の踊り場から呼び止めるシーン
この階段の踊り場が特徴的です。

(一致度:★★★)

■手紙キャッチ

耳をすませば 手紙キャッチ
姉から投げられた手紙を受け取るシーン
ナイスキャッチです。

(一致度:★★★)

■彼氏ー?

耳をすませば 彼氏ー?
クリップごと出すんじゃないよ!と姉がいうシーン
雫が「彼氏ー?」と聞いてますが、彼氏なんでしょうかね?
原作漫画では、お姉ちゃんは聖司の兄と付き合っておりました。

ちなみに劇中の1994年、携帯電話やメールはまだまだ一般に普及しておらず、
手紙での文通はよくあることでした。

(一致度:★★★)

■向原駅(雫の住む駅)ホーム看板

耳をすませば 向原駅 ホーム看板
雫が乗り込む「向河原駅」ですが、この駅に近い建物は聖蹟近辺にはありません…(隣の百草園とは大きく異なります)
ただし、「向河原駅」ホームに掲げられている看板の幾つかは、「聖蹟桜ヶ丘駅」ホーム内にもあります。

「桜ヶ丘皮フ科」の看板は、デザインそのままで、劇中に「梅ヶ丘皮フ科」として映し出されます。
その他、写真真ん中の「黄色い看板」、左の「水色、青、白のストライプ看板」に近いデザインの病院看板も、劇中に登場します。

※写真は、聖蹟桜ヶ丘のホームです。ご注意ください。

(一致度:★★☆)

■電車車窓から見える看板(HOPE)

耳をすませば 電車車窓から見える看板(HOPE)
駅を発車すると、「HOPE」という看板が見えてきますが、
これはスタジオジブリのある「JR東小金井駅」の駅前にあった
ゲームセンターの看板がそのまま使用されています。
(残念ながら、現在このゲームセンターはありません…)

(一致度:★★★)

■電車車窓

耳をすませば 電車車窓
猫(ムーン)が隣に座るシーン
この時の背景は、なんとなくですが多摩センター→永山間の車窓に近い雰囲気です。

耳をすませば 耳をすませば ジオラマ
↑近藤喜文展では、実際に座れるジオラマがありました。

(一致度:★★☆)

■電車車内(京玉線)

耳をすませば 電車車内
劇中では進行方向右側に街並みが見えてきますが、実際には左側に見えてきます。

(一致度:★★☆)

■電車から見える杉の宮(聖蹟桜ヶ丘)駅

耳をすませば 電車から見える杉の宮(聖蹟桜ヶ丘)
電車の中から見える「杉の宮駅(駅ビル)」のシーンですが、
これは電車の中からではなく、駅の北西よりの位置から
京王デパートを撮影したものが使われている模様です。

この写真の建物の角度と、劇中の背景がほぼ同じです。
写真では前の建物で観れませんが、京王デパートの連絡通路、外壁、屋上の看板(当時)がそのまま使われています。

(一致度:★★★)

■杉の宮(聖蹟桜ヶ丘)到着直前の車窓風景

耳をすませば 杉の宮(聖蹟桜ヶ丘)到着直前の車窓風景
杉の宮(聖蹟桜ヶ丘)駅の到着直前に見える、
「北村の家具」看板、「松井皮フ科」「さくら銀行」の建物も、現実に近いものがあります。

(劇中)北村の家具→西村の家具(今はありません)
(劇中)松井皮フ科→小沢皮フ科(写真)
(劇中)さくら銀行→三菱銀行(当時)
(劇中)panasonic→panasonic(今はありません)

写真は小沢皮フ科の建物です。
劇中では車窓から見えます。

(一致度:★★★)

■杉の宮(聖蹟桜ヶ丘)駅ホーム

耳をすませば 杉の宮(聖蹟桜ヶ丘)駅ホーム
電車がホームに入った後、車窓から見える景色です。

劇中では「杉の宮」駅となっています。
原作では「風街」でした。

ちなみにぽんぽこで、三長老が降り立つのもちょうどこのあたりです。

(一致度:★★☆)

■杉の宮(聖蹟桜ヶ丘)駅、到着

耳をすませば 杉の宮(聖蹟桜ヶ丘)駅、到着
ほぼそのまま使われています。

劇中での電車は以前京王線で使われていた5000系で、
公開当時既にこの路線では走っておらず、多摩動物公園線でのみ走っていました。
現在はその多摩動物公園駅近く「京王れーるランド」に保管されております。

耳をすませば
↑多摩動物公園駅に保管されている5000系。

(一致度:★★★)

■電車から降りる

耳をすませば 電車から降りる
5000系は片開き式だそうですが、劇中では両開き式です。

(一致度:★★★)

■猫、階段へ向かう

耳をすませば 猫、階段へ向かう
ムーンが階段を下りるシーン。
劇中で映る「階段途中の看板」は、公開当時そのままありました。

ここの階段、現実では写真のようにエスカレーターがあり、公開当時もありました。
話によると1986年にはあったとのことです(八王子方面のエスカレーターは、かなり後になってから出来ました)。

劇中ではエスカレーターを消してますね。

(一致度:★★★)

■猫と雫、階段降りる

耳をすませば 猫と雫、階段降りる
上からの連続カット

(一致度:★★★)

■猫、改札口へ

耳をすませば 猫、改札口へ
劇中で、子供が「あ、猫!」といってるシーンですね。

(一致度:★★★)

■猫を追う雫

耳をすませば 猫を追う雫
以前は劇中と同じ壁があったのですが、今はトイレが出来てしまいました。
反対側には、昔の壁が残っています。


↑反対側にある駅の壁。

(一致度:★★★)

■杉の宮(聖蹟桜ヶ丘)改札口

耳をすませば 杉の宮(聖蹟桜ヶ丘)改札口
ほぼ劇中と同じです。

劇中では左側にも駅員がいる改札口がありますが、実際にはありません。

劇中では「北口」ですが、実際には「西口」になります。

(一致度:★★★)

■京玉線 杉の宮(京王線 聖蹟桜ヶ丘)駅出口

耳をすませば 京玉線 杉の宮(京王線 聖蹟桜ヶ丘)駅出口
猫を探し、キョロキョロするシーン。

劇中では、改札を出た後正面にありそうな雰囲気ですが、
実際には「(西口)改札口を出た後、左に曲がる」とこの場所に出れます。

劇中では「京玉線 杉の宮駅」と書かれています。

(一致度:★★★)

■杉の宮(聖蹟桜ヶ丘)駅前周辺

耳をすませば 杉の宮(聖蹟桜ヶ丘)駅前周辺
外に出た直後、見渡せる駅前の写真です。
ちょっと劇中とは雰囲気が違いますね。

公開当時、正面のビル(OPA)はなく、もっと閑散としていました。

耳をすませば
↑公開当時の駅前。

(一致度:★★☆)

■猫(ムーン)ズーム

耳をすませば 猫(ムーン)ズーム
横断歩道を渡る猫を、ズームアップで映し出すシーン。
劇中ではタバコを加えた青年が横断しています。

(一致度:★★★)

■「図書館の方へ行く!」

耳をすませば 「図書館の方へ行く!」
雫が猫を発見し、「図書館の方へ行く!」と興奮するシーンです。

写真を撮ってみてわかったのですが、このカット、
上の写真の場所がほぼそのまま使われていました。

劇中での看板は「TTBインフォメーション」です。

(一致度:★★★)

■信号手前

耳をすませば 信号手前
信号を渡ろうとしたら、赤信号で雫が止まるシーンです。
劇中ではホームに屋根はありませんが、現実では当初から屋根はありました。

劇中に出てくる「P駐車場」の看板は、2000年頃まで実在していました。
台風か何かの時に壊れて、それ以来撤去されてしまいました。

耳をすませば
↑まだ「P駐車場」看板がある時代の写真です。

(一致度:★★☆)

■バイクが横切る

耳をすませば バイクが横切る
奥からバイクが横切るシーンです。

あまり劇中とは似ていませんね…。
全体的に、聖蹟桜ヶ丘は劇中の駅前のイメージより、
穏やかな印象を受けます。

(一致度:★★☆)

■横切るバス(KEI's Highway Express)

耳をすませば 横切るバス(KEI's Highway Express)
劇中では雫は横断歩道手前で止まり、その目の前をバスが横切ります。

劇中では「KEI's」ですが、現実では「KEIO」バスです。
劇中では「東京→博多」と書かれてますが、果たして当時この路線のバスが聖蹟が通ったかは不明です。
(1999年に京王電鉄はこの路線からは撤退)

聖蹟からは、羽田を結ぶ空港連絡バスと、長野愛知方面の高速バスが走っています。

(一致度:★★★)

■信号青へ

耳をすませば 信号青へ
折角なので、劇中に該当する信号機を撮影しました。

ちなみに、劇中信号機は「灰色」で、現実の写真は「焦げ茶」ですが、
公開当時は劇中と同じく、信号機は「灰色」でした。

(一致度:★★☆)

■横断歩道を渡る

耳をすませば 横断歩道を渡る
さらに折角なので、横断歩道も撮影しました。

(一致度:★★☆)

■猫を見失う

耳をすませば 猫を見失う
横断歩道を渡ったが、猫を見失ってしまった雫。

この通りは桜並木で、春は桜で見事になります。
例年「せいせき桜まつり」が開催され、歩行者天国となり、道路に誰でも落書きができる「らくがき」イベントが開催されます。

そのイベントには日本アニメーションも参加し、ラスカルやまる子ちゃんを描いてくれます。

(一致度:★★☆)

■「せっかく物語が始まりそうだったのに…」

耳をすませば 「せっかく物語が始まりそうだったのに…」
街中で猫を見失い、諦めるシーン。
劇中の看板(本屋)とは異なりますが、2階部分の壁面は劇中そのままです。

(一致度:★★★)

■坂の入り口

耳をすませば 坂の入り口
劇中で雫が道路を横切るシーンです。

劇中では、川沿いに建物(喫茶店があるビル)が建っていますが、
現実では川と建物(寿司屋のあるビル)の間に道があります。
また、坂方面道路の右側に歩道はありません。

(一致度:★★☆)

■橋を渡る雫

耳をすませば 橋を渡る雫
劇中のシーンに、出来る限り近いアングルで撮影しました。
ほとんどそのままです。

ここは「霞ヶ関橋」といって、下を流れる川は「大栗川」という川です。
映画パンフにある街のイラスト「雫のすむ街」では「小栗川」と書かれていました。

写真だと手すりが二段になっていますが、これは劇場公開後
に取り付けられたもので、公開時は一段でした。

耳をすませば
↑手すりが一段の頃の写真です。

(一致度:★★★)

■坂を登る雫

耳をすませば 坂を登る雫
図書館へと続く、坂のシーンです。

上にも書きましたが、現実の坂では、右側(街側)に歩道はありません。

(一致度:★★☆)

■図書館入り口

耳をすませば 図書館入り口
劇中では、この正面に図書館があります。

現実では「いろは坂さくら公園」があります。
名前の通り、4月にはサクラの花が見事です。

耳をすませば 図書館入り口下
↑丘の下はこんな景色です。
劇中(図書館に入ろうとして、丘下を覗き込み、
ムーンを見つけた時)とは異なりますね…。
たまに本当に猫をみかけます。

(一致度:★★☆)
※劇中の図書館っぽい建物は、聖蹟近辺には見つからないので割愛。

■竹林入口

耳をすませば 竹林入口
猫を追いかけ、図書館裏口からの裏道に似ています。

いままでの撮影場所から大きく移動し、日本アニメーション(以前宮崎監督や近藤監督が勤めていたアニメーション会社)近くです。
現在整備されていますが、以前はもっと土肌が出ていました

(一致度:★☆☆)

■竹林途中

耳をすませば 竹林途中
新聞が落ちているところ。
新聞の見出しが「阪神大逆転」ですが、一瞬しか映らないのもあり
公開時はその年に発生した「阪神大震災」かと思いました。

(一致度:★☆☆)

■竹林出口近く

耳をすませば 竹林出口近く
もうすぐ坂道が終わるところ。
劇中では壁ですが、こちらは壁はありません。

(一致度:★☆☆)

■竹林出口

耳をすませば 竹林出口
坂道を登り切り、丘の上の住宅街に出たところのシーン。

(一致度:★☆☆)

■丘の上の住宅街

耳をすませば 丘の上の住宅街
猫を追いかけ住宅街に迷んだシーン。
この迷子感がいいですよね。

劇中ではこの先行き止まりとなっていますが、
現実では、この先右に曲がることが出来ます。

上の写真の場所以外に、本当の行きどまりもあります。竹林のすぐそばです。
耳をすませば
↑竹林から左に曲がるとある、行き止まり

(一致度:★★☆)

■丘の上からの景色

耳をすませば 丘の上からの景色
上の行き止まりから、街並みが見渡せるシーン。

この写真は、上の行き止まりの場所より少し離れた場所 (右に50mくらいの場所)から撮影しています。

ここからの絵は「まちカドまぞく」2期のオープニングでも、そのまま使われています。

(一致度:★★☆)

■雫、犬の鳴き声に反応

耳をすませば 雫、犬の鳴き声に反応
行き止まりで街を眺めていると、犬の鳴き声に反応するシーン。

現在は丘の下に家が多いですが、公開当時は劇中と同じく田畑が多かったです。

耳をすませば 桜ヶ丘四丁目からの景色
↑以前の丘の上からの景色。

(一致度:★★☆)

■地球屋前のロータリー

耳をすませば 地球屋前のロータリー
「丘の上に、こんなところあったんだ」と本当に思わせるロータリーです。
劇中よりスケールが少し大きいです。

以前はこの近くに1本だけ木が生えているとこがあり、劇中の「ロータリー全体」はこの写真、「ロータリーに植えてある木」は下のイメージがしました。
(残念ながら、単体の木は現在ありません)

耳をすませば 地球屋前のロータリー
↑以前、ロータリー近くにあった単体の木の写真。

(一致度:★★☆)

■図書館へ!

耳をすませば 図書館へ
図書館に向かいダッシュするシーン
劇中と違いこちらガードレールが無いですが、路肩の模様等が同じです。

(一致度:★☆☆)

■図書館へ行く道①

耳をすませば 図書館へ行く道①
地球屋から図書館へ向かう道です。
かなりそのまま劇中で使われています。

この写真の場所は、現実ではロータリーやいろは坂とは離れた場所にあります。
走る方向も異なり、その先には図書館のあるいろは坂さくら公園はありません。

(一致度:★★★)

■図書館へ行く道②

耳をすませば 図書館へ行く道②
同じく図書館へ行く道。
ここもそのまま使われています。よくTVロケ番組にも登場します。

1997年放映のTBS番組「気分は上々」で、内村光良さんもここを訪れています。

(一致度:★★★)

■天守の丘

耳をすませば 天守の丘
劇中で図書館への階段に続く「天守の丘」。

現実では「天守台(関戸城跡)」という記念碑があります。
ここは鎌倉時代からそう呼ばれていたみたいです。

ちなみに、この階段を降りると図書館(いろは坂桜公園)とは正反対の方にいってしまいます。
公開時劇場で、聖蹟の人たちが「おいおいどこ行くんだよ」と突っ込んでました。
耳をすませば 天守の丘
↑以前は立て札でした。

(一致度:★★★)

■図書館へ行く階段

耳をすませば 図書館へ行く階段
「いいとこみつけちゃった~♪」と喜びながら雫が駆け下りるシーン。
後半の「いこう!おそれずに!」も同じカットです。

耳をすませば 図書館へ行く階段
階段降りて、柵の向こうはカーブが見れます。劇中ではこちら合体させてますね。

(一致度:★★★)

■いいとこみつけちゃった~♪

耳をすませば いいとこみつけちゃった~♪
階段を駆け下りるシーン

(一致度:★★☆)

■「すってき~♪」

耳をすませば すってき~♪
くるくる回転しながら道路を横断するシーン。

とても危険なので、真似はしないようにしましょう。

(一致度:★★☆)

■聖司、弁当を渡す

耳をすませば 聖司、弁当を渡す
図書館前で、「おまえの弁当、重いんだな!」と言って聖司が雫に弁当渡すシーン。

少し似ているので、撮影しました。
いろは坂桜公園から見えます。

(一致度:★☆☆)

■コンクリートロード♪①

耳をすませば コンクリートロード♪
弁当を渡した後、聖司がムーンと共に自転車で駆け上がるシーン
いろは坂1つ目のカーブです。

(一致度:★★☆)

■コンクリートロード♪

耳をすませば コンクリートロード♪
コンクリートロードをうたいながら帰ります。
現実では、左側に歩道、階段はありません

(一致度:★★☆)

■図書館から家へ

耳をすませば 図書館から家へ
雫が図書館から家に帰る途中の道。

この上の道にも、近い雰囲気の場所があります。

(一致度:★★☆)

■川のせせらぎ

耳をすませば 川のせせらぎ
劇中のシーンとかなり似ていました。
(現在は遊歩道になっています)

「橋を渡る雫」の近くになります。
現在はこの岸壁は改装され、遊歩道があります。

(一致度:★★★)

■家に帰る道①

耳をすませば 家に帰る道
劇中だと、ビル(駅ビル)がもう少し建っていますね。

現実では、駅ビルから少し離れた場所です。

(一致度:★★☆)

■家に帰る道②

耳をすませば 家に帰る道
このシーンの「夏の終わり」を感じさせる情景がとても素敵です。

(一致度:★★★)
 ■秋編①(2学期開始~夕子と公園で話すまで)

■雨の9月

耳をすませば 雨の9月
2学期も始まり、学校に行く時の団地シーン
劇中では1994年9月5日(月)です。
9月ってこういう雨の日多いですよね。秋の始まり感がよく出ています。

(一致度:★★★)

■団地入口

耳をすませば 団地入口
お母さんと雫が外に出るシーン
お母さん勉強がんばってますね。尊敬します。

(一致度:★★☆)

■団地正面

耳をすませば 団地正面
お母さんと雫が二手に分かれるシーン。
9月の雨の描写がとても素敵です。

(一致度:★★☆)

■学校から地球屋へ①

耳をすませば 学校から地球屋へ
学校帰り際には晴れて、雫が図書館に行く途中の道のシーンです。

(一致度:★★☆)

■学校から地球屋へ②

耳をすませば 学校から地球屋へ
図書館へ行く途中、地球屋の方向が気になるシーン。

(一致度:★★☆)

■学校から地球屋へ③

耳をすませば 学校から地球屋へ
上の絵から右に画面を移動させて、映し出される階段のシーン。

実際の写真の場所は、離れたところにあります。

(一致度:★★☆)

■学校から地球屋へ④

耳をすませば 学校から地球屋へ
足を止めて、地球屋に寄ろうかと考えるシーン。

劇中のこのシーン、とてもいいですよね。
柵は今はしっかりガードレールになっていますが、公開当時は劇中に近い形でした。


耳をすませば 学校から地球屋へ
↑以前の柵の写真。

(一致度:★★☆)

■学校から地球屋へ⑤

耳をすませば 学校から地球屋へ
雫が階段をかけ上げるシーン。

この「学校帰りから地球屋へ」の写真一連について、
撮影場所が「夏編②」の「丘の上の住宅地」と近いです。
劇中では離れている感じもします。

(一致度:★★☆)

■閉店中の地球屋

耳をすませば 閉店中の地球屋
しまっている地球屋前、自転車が通りすぎるシーン。

ここまで来て閉まっていたら、ションボリですよね。
ロータリーの別角度の写真です。

(一致度:★★☆)

■夕子と話す公園

耳をすませば 夕子と話す公園
夕子から電話で呼びだされ、2人で会話を行う公園のシーン

給水塔のある愛宕団地近くにいくつか公園があり、そこが使われいる…とファンでの推測です。
自分は遠景は上の写真の家並み、ベンチ等は下の写真のものが近いかな…と。
あくまで雰囲気が似ている…程度でとらえてください。
耳をすませば

(一致度:★☆☆)
 ■秋編②(杉村告白神社~地球屋帰りまで)

■杉村が告白した神社

耳をすませば 杉村が告白した神社
劇中では1994年9月6日(火)
これはもう有名なシーンですね。

杉村が雫に告白する神社です。ほぼそのままの形であります。
休みの日となると、ここで記念撮影している人をよくみかけます。

この神社のシーン、近藤監督と動画の方とかなりのやりとり、修正があった模様です。
ひとつひとつのカット、動き、ものすごく考えこまれているんですよね。アニメってすごい。

ちなみに漫画原作でも、杉村がフラれるのは同じような神社です。

耳をすませば 耳をすませば 耳をすませば 耳をすませば 耳をすませば 耳をすませば 耳をすませば 耳をすませば 耳をすませば
↑映画のカットにあわせていくつか撮影しました。クリックで拡大します。

(一致度:★★★)

■神社後 団地

耳をすませば 神社後 団地
神社での一件後、家に帰ってしばらく時がたった時。
中学生はこの時間、家にいれるんですよね。
ふとした日常を、よく描いています。

(一致度:★★★)

■雫、ションボリ地球屋へ①

耳をすませば 雫、ションボリ地球屋へ
杉村に告白された後、家に帰り、そして地球屋へ行く時のシーン。

駅に降りて地球屋方面に向かいます。
写真右上側の京王デパートが、劇中の映像に近い雰囲気があります。

(一致度:★☆☆)

■雫、ションボリ地球屋へ②

耳をすませば 雫、ションボリ地球屋へ
地球屋に向かって坂を歩くシーン。

実際には、こちら側には歩道はありません。

(一致度:★★☆)

■雫、ションボリ地球屋へ③

耳をすませば 雫、ションボリ地球屋へ
そして階段を上がるシーン。

ほぼそのままですが、劇中では階段に踊り場があります。

(一致度:★★★)

■地球屋前

耳をすませば 地球屋前
地球屋前に到着したシーン。

ロータリー別角度から。

(一致度:★★☆)

■聖司登場

耳をすませば 天沢聖司登場
自転車で聖司が坂を上って登場するシーン。

ロータリー別角度から。

(一致度:★★☆)

■聖司と雫

耳をすませば 聖司と雫
聖司が雫を見つけ、語り掛けるシーン。

以前、この場所には薬屋がありました。
今でこそ飲食店が多くできましたが、当時土産物は洋菓子屋ノアしかありませんでした。

(一致度:★★☆)

■地球屋横階段からの街並み

耳をすませば 地球屋横階段からの街並み
地球屋前で聖司に会って、元気になって地球屋横に入るシーン
雫、すっかり立ち直ってますよね(…杉村、ちょっと可哀そうです)

坂のカーブがそのままですが、実際には左上から街並みは見えません

(一致度:★★☆)

■地球屋テラスから見えるの街並み

耳をすませば 地球屋テラスから見えるの街並み
地球屋テラスから、中に入るまでの景色。

テラスからの景色は、以前は入れた耳丘や空き地の方がちかいかもしれませんが、雰囲気として撮影。

(一致度:★★☆)

■街の夕暮れ

耳をすませば 街の夕暮れ
地球屋にて、バロンを眺め、時が流れた情景のシーン。
この分単位での背景描写がとても大変だったらしいです。
夕暮れの時間の流れが、ものすごくよく描かれていますよね。

写真は丘の上から住宅を見下ろせる場所から。
なんとなくイメージが近いなーと思っておりおました。


(一致度:★☆☆)

■地球屋でカントリーロードを唄った後の帰り道①

耳をすませば 地球屋でカントリーロードを唄った後の帰り道
シーンが夜となり、聖司が雫を送り帰るシーン。
少し先に進むと、劇中と同じく遠くに夜の都市(新宿副都心)が見れます。
左の街灯とかも同じですね。

耳をすませば 聖蹟桜ヶ丘 遠くに副都心
↑遠くに副都心
(一致度:★★☆)

■地球屋でカントリーロードを唄った後の帰り道②

耳をすませば 地球屋でカントリーロードを唄った後の帰り道
上記から少し離れた場所。ここは杉の宮(聖蹟桜ヶ丘)を映していますね。
この「聖司に送ってもらう、途中」に映されるの家々は、
聖蹟の丘の上の住宅街の雰囲気がとてもよく出ています。


耳をすませば
↑次のカットで別の夜景だったのものに近いのを撮影。

(一致度:★★☆)

■地球屋後、聖司と別れ①

耳をすませば 地球屋後、聖司と別れ
地球屋で元気に歌った後、聖司に自転車で送ってもらい分かれる場所。
劇中でも神社があり、何となく似ています。
ここは丘の上から少し離れ、日本アニメーション近くになります。

宮崎、近藤監督も、日アニ時代休憩がてらこのあたりまで散歩に来たのではないでしょうか…(妄想です)
以前は日アニとこの場所の途中に、定食屋がありました。

(一致度:★★☆)

■地球屋後、聖司と別れ②

耳をすませば 地球屋後、聖司と別れ
そして「今日はありがとう」と言ってお別れするシーンです。
神社の鳥居がありますが、劇中と異なり壁はありません。
現在では左の木の柵はなく、別の建物が建っています。

(一致度:★★☆)
 ■秋編③(学校屋上~聖司イタリア旅立ちまで)

■雨上がりの学校屋上

耳をすませば 雨上がりの学校屋上
劇中では1994年9月7日(水) 聖司と二人で学校校舎上に上がった後、映し出される遠くの景色に似ています。

まさに「多摩の丘」と言った感じです。

(一致度:★★☆)

■地球屋で小説の許可をもらった後の帰り

耳をすませば 地球屋で小説の許可をもらった後の帰り
劇中の柵がそのまま丘の上にあります
ここからは初日の出がよく見えるので、元旦は人でいっぱいになります。
耳をすませば
↑次のカットに合わせた写真。
柵はそのままですが、柵の外は雑木林です。

(一致度:★★☆)

■「行こう!恐れずに!」

耳をすませば 「行こう!恐れずに!」
神社横の階段と、いろは坂カーブを合成している感じですね。「いいとこ見つけちゃった」と同じ場所です。

「行こう!恐れずに!午後の上昇気流が乱れるとき、星にも手が届こう!」こう叫びながら駆け下りたい階段ですよね。
井上直久さんの絵との相性も抜群です。

耳をすませば
こちら階段

(一致度:★★☆)

■図書館で聖司で会った後の別れ①

耳をすませば 図書館で聖司で会った後の別れ
聖司がイタリアへと旅立つ前の、図書館前での別れシーンです。
劇中では、右に図書館の駐輪場があります。

図書館で聖司くんが読んでいる「霧のむこうのふしぎな町」は実在する本で、千と千尋の神隠しに影響を与えた本と言われています。
ちなみに原作では「魔法の森」という本を借りてました。

(一致度:★★☆)

■聖司、イタリアへ旅立ち②

耳をすませば

雫が聖司と見送るシーン。 当時の「聖蹟桜ヶ丘」駅周辺そのままです。
(京王、ホテル桜ヶ丘、今は無い第一勧銀のネオンがそのままです。
公開当時は高層マンションはありませんでした)


耳をすませば 聖司、イタリアへ旅立ち
↑公開当時の駅周辺の様子です。

(一致度:★★★)

■聖司、イタリアへ旅立ち②

耳をすませば 聖司、イタリアへ旅立ち
そしてイタリアクレモーナへ。聖司くんかっこいいですね…。
ちなみに耳をすませば公開直前の特別番組で、元日テレアナウンサーの大神いずみさんが実際にクレモーナに行って取材をしていました。

(一致度:★★☆)
 ■秋編④(耳すま完成~団地帰りまで)

■「耳をすませば」完成後、地球屋にて①

耳をすませば 「耳をすませば」完成後、地球屋にて
劇中では1994年11月10日(木)と推測。
「耳をすませば」が完成し、西老人に読んでもらっている時、地球屋から見える街並みです。

左に見える川の形とかそのままですね。以前は建物は少なく、田畑が多かったです。

不安いっぱいの表現がよくでています。そして町は普通に生活をしている。この対比いい感じです

(一致度:★★☆)

■「耳をすませば」完成後、地球屋にて②

耳をすませば 「耳をすませば」完成後、地球屋にて
「耳をすませば」を読んでもらった後のシーン
西老人の「あなたは素敵です」、こんな言葉をかけてあげられる老人になりたいですね。

↑泣き顔の背景アングル?

(一致度:★★☆)

■地球屋で「耳をすませば」を見せた後の帰り①

耳をすませば 地球屋で「耳をすませば」を見せた後の帰り
おいしい「なべ焼きうどん」をご馳走してもらい、西老人に家まで送ってもらうシーン。
東寺方団地周辺です。

ちなみにこのなべ焼きうどん、出前か手作りかジブリでもわからないそうです。

(一致度:★★☆)

■地球屋で「耳をすませば」を見せた後の帰り②

耳をすませば 地球屋で「耳をすませば」を見せた後の帰り
車から降りるシーン。
東寺方団地近辺です。

(一致度:★★☆)

■地球屋で「耳をすませば」を見せた後の帰り③

耳をすませば 地球屋で「耳をすませば」を見せた後の帰り
家まで歩いて帰るシーン。
劇中掲示板には「向原三丁目」と記載されていますが、「向い原」は原作での雫が住む地名となります。

耳をすませばを書き終えて、少し成長した雫。
「そうか、簡単なことなんだ。私もやればいいんだ」→「書いてみてわかった、書きたいだけじゃダメだ。もっと勉強しなきゃって」。
この流れが耳すまの真骨頂だと思っています。

(一致度:★★☆)
 ■秋編⑤(日の出~ラスト)

■雫の部屋から見える鉄塔

耳をすませば 雫の部屋から見える鉄塔
劇中では1994年11月11日(金)と推測。
戦士が休息しぐっすり眠った翌朝のシーン。
下に画面を移すと聖司がいます。

よく聖司に気がつきましたよね。運命ですね。

(一致度:★★☆)

■窓からの雫

耳をすませば 窓からの雫
聖司におどろいて、窓から乗り出すシーン
劇中では朝晩の空気が冷え始めた、晩秋の感じがほんとよく出てます。
※空き部屋を撮影しています。

(一致度:★★★)

■早朝、雫の団地の下

耳をすませば 早朝、雫の団地の下
聖司が雫を載せて、団地から出発するシーン
東寺方団地周辺です。

(一致度:★★☆)

■秘密の場所への道、坂道

耳をすませば 秘密の場所への道、坂道
自転車で坂に上りはじめシーン。

この写真はあくまで近い形として。
いろは坂下の近くにありますが、劇中のような田畑の真ん中というわけではありません。

(一致度:★☆☆)

■秘密の場所への道、坂途中

耳をすませば 秘密の場所への道、坂途中
2人で一生懸命、坂を上っているシーン
アングルを劇中に合わせました

(一致度:★☆☆)

■秘密の場所への道、坂の上

耳をすませば 秘密の場所への道、坂の上
坂を上り切ったシーン。
上からは少し離れた場所です
遠景が劇中と同じ雰囲気ですね

(一致度:★★☆)

■秘密の場所への道、住宅街

耳をすませば 秘密の場所への道、住宅街
二人で坂をのぼりきった後、雫が自転車に乗りなおして進むシーン
新聞配達途中のバイクが観れます。

道の曲がり具合など、かなり似ています。

(一致度:★★★)

■秘密の場所

耳をすませば 秘密の場所
そして秘密の場所…
ここは色々な説がありますが、自分は以前入ることができた通称「耳丘」が一番近いかと思います。
この写真は、その耳丘から撮影できた日の出です。

耳丘は「いろは坂桜公園」からも入れましたが、丘の上の空き地(今は家ができている)から入ることもでき、そこの雰囲気がまさに「秘密の場所」でした。
ただ、そこが確実に秘密の場所とはいえません。

鈴木敏夫プロデューサーが、「劇中ラストの日の出シーン、宮崎監督が日本アニメーション時代の徹夜明けの朝、多摩丘陵の向こうに登る朝日を何回もみていた体験がヒントになっている」と語っていました。

きっと、宮崎監督にとっての「秘密の場所」があったのでしょう…。

(一致度:???)

○撮影について

掲載は劇中のシーン順に掲載しております。「耳をすませば」を観ながらこの写真集を観ると、より一層楽しめるでしょう。

○写真類似評価について

劇中の景色と、現実の景色がどれくらい似ているのか!?
一致度評価もつけました(あくまで全て、自分の推論です)。

(一致度:★★★)ほぼそのままの風景が使われている。
(一致度:★★☆)風景の一部が使われている。構図等似てる。推測。
(一致度:★☆☆)ほんの少ししか似てない。かなり無理がある。

映画公開から12年、ロケハンからは13年~27年経過しているので、大分聖蹟の街並みも変化しました。
類似評価は、公開当時(1995年)の聖蹟桜ヶ丘を元につけています。


○豆知識

スタジオジブリの聖蹟桜ヶ丘ロケハンは、1994年6月17日頃に行われた模様です。
ロケハンが撮影した写真集は、1996年3月21日~26日に行われた「耳をすませばの世界展」で展示されていました。

また、宮崎駿監督が聖蹟桜ヶ丘にある「日本アニメーション」に勤めていたのは1975~1979年、近藤監督は1978~1980年だそうで、おそらく大きな原案はこの頃の聖蹟桜ケ丘なのでしょう。



○最後に

撮影協力をしてくれた耳仲間の「もっちー」さん「マイク」さん、アドバイスをしてくれた「まりも」さん「パクシ」さん「まさき」さん「おやかた」さん、偉大なる「もーり」さん、そしてこの映画を創ってくれた宮崎駿監督、近藤喜文監督、本当にありがとうございました!

撮影は仲間の付き添いの元、安全第一で撮影しました。もし聖蹟探索をする場合は、くれぐれも車には気をつけて下さい。
また、住民の迷惑にならないよう心掛けましょう。ゴミは必ず持ち帰りましょう。立ち入り禁止の場所には絶対に入らないようにしましょう。



撮影は、夏編は2007年8月11~14日(劇中冒頭より1、2週間早い)、それと秋編は11月23日(劇中最後の日より2週間後)です。
また追加で2022年8月にも撮影を行いました。

当サイトのとしては、最終的にはみなさんに聖蹟に足を運んで欲しいと思います。
この写真を見て、実際に聖蹟に来てみたい!と思ってくれれば幸いです。