読者への挑戦?  


冗談ですよ。(でもいつかやってみたいな、「読者への挑戦」。)
今回はレポートではなくて初の小説形式になってしまいました。
それにしてもこんなに長くなるとは思わなかった。
この話の中で「益田君が少年時代経験した」事は、
「例によって」私(ナルシアです。関口君じゃないよ。)の実体験を元にしています。
実際に私は以前こういった場面を経験し、それにはちゃんとした理由がありました。
それを京極堂達を担ぎ出して、解いてもらおうという趣向です。
この話はパズラーではないので、ここまでに謎を解く手掛かりが全て
出揃っている、という訳ではありません。解決編を読んで、「知るか、そんな事。」
と言われるかも。しかし、「塗仏の宴〜宴の始末」を最後まで読まれた皆さんなら、
ある程度察しは付く?と、思うんですが。





さあ。あなたにお尋ねします。
朝靄に沈む神域で、「薬屋」と名乗る者達は、いったい何をしていたのでしょう。
そこで、あなたの推理を目次ページのメールか、「ちょっとそこまで猫やまで」
(アンケートコーナー。名前をお忘れなく)のコメント欄に書き込んでいって下さい!
一番面白い答えを解決編で使う…というのは駄目ですよね、もう理由は分って
いるので。
そうですねえ、あたった方のネームを解決編での「薬屋」の
呼び名に使わせていただくというのは…
いえ、イヤならしませんけど、どうでしょう?

予告で「私も…」となっているのは、はじめ目撃者を子供時代の増岡弁護士に
しようと思っていたので(笑)。
でも解決編の辻褄合わせをしているうちに年代に無理が出て来て、結局益田君が
目撃者にされてしまいました。
これってヒントになってる?

それでは、次回「神の薬屋〜解決編」でお待ちしています。



1998年11年



*- INDEX / 京極堂Index -*