My:Style

湯布院小旅行記

車窓より明石海峡大橋朝焼け朝日
今回は田舎へ帰るついでに、どこかに行こうと思い立ったところから始まりました。 今回の旅行は時間を有効活用するためと、一度乗ってみたかったことがあって、寝台列車を利用しての湯布院への旅に決めました。

乗った列車は「彗星」で、大阪駅から南宮崎駅までを結んでいました(05年10月1日 廃止)。そのうち大阪から大分までの約10時間の列車の旅です。
最寄の駅から、胸を躍らせて大阪駅へと向かいます。出発時刻は21:03。それまでにコンビニでお菓子や飲み物を買い込んで乗り場へと向かいます。轟音とともに、列車が入ってきました。これに乗って九州へ出発です。
今回、乗った車両はB寝台個室ソロの一室。カーテンのみで仕切られた昔ながらの寝台と同じ料金で、部屋に鍵の付いた個室に乗れるというものです。
部屋に入って、荷物を降ろしたときにはもう列車は走り出していました。そうこうしているうちに車掌さんが来て、切符を見て「すごい旅をしますね」と言っていかれました。学生がすごいと思ったのか、真意はどうだったのかわかりませんが。一息つくころには、もう次の停車駅についていました。

翌日は朝5時起床。どうやらもう九州に入っているようです。昇ったばかりの朝日が、おはようと言っているようです。7時には大分駅に到着なので、車窓をボーっと音楽を聴いて眺めながら合間に降りる準備を進めます。別府湾の朝日がかなりいいらしいのですが、この時期はもう高々と夏の日差しを照らしています。そんなこんなで大分駅に到着。駅の改札を出たところのパン屋さんでサンドイッチを購入、朝ご飯です。
次の由布院行きの電車は30分後です。今度は2両しかない田舎の電車に乗って由布院を目指します。緑濃くなった山々が、まるで出迎えてくれているようです。由布院が近くなると、豊後富士と呼ばれる「由布岳」が姿を現します。あっという間に到着です。
1時間近くの長い列車でしたが、外を眺めているとそうも感じませんでした。
ページトップへ戻る