マイクロビオトープ

(’98年12月中ごろスタート)
今、うちの店に水槽がおいてあります。はじめ入っていた生物は、蟹(2匹)、どじょう(5匹)、エビ(3匹)めだか(4匹)、タニシ(15匹くらい)、赤子(糸ミミズ?ひとかたまり)、ホテイアオイ、名前知らない浮き草、名前知らない水草。仲間内では、マイクロビオトープと呼んでおります。ビオトープに関する説明は、他に任せるとして、アレンジしてくれたのは、くわがた屋"雑木林"の服部君です。
お願いしました。女性客の多いおさや店頭に置くので、水が濁らないようにしたい、ガラスにコケが生えないようにしてほしいとの無理難題(まあビオトープの趣旨からいくと間違っておる!と言われそうですが。)。で、砂は何度も洗ってくれて、タニシをたくさん入れてくれたとのこと。フムフム。(服部氏に感謝)
さっそく、ながめる。好奇虫が、うづく。1時間見ていてもあきない。癒されたような気が、しないでもない。
で、ホテイアオイのかれた葉っぱの黒。これはいかん。女性客が嫌うぞ!なんとかせんとあかん。撤去!と思いかけたとたん、理科の教科書に載っていた"食物連鎖の"図式を思い出す。この枯れた葉っぱがバクテリアを繁殖させて、それを赤子が食べて、赤子をどじょうがたべて…。そんな風に考えると、ホエイアオイの黒もまあ、いとおしいとまでは言わないが、まあ許容できる。
そうおもって悦にいっていました。あらら翌朝、蟹が、えびを、おいしそうに食べていた。こら!かに!おまえは、拾ってきたかにだぞ。えびはなー、えびは、買ってきたやつだぞー。


以上”おさや新聞” ’99年2月号より抜粋
(若干の手が加えてあります。)

1週間〜2週間くらいで
・どじょうが、赤子を砂ごとほじくりかえされて、捕食>>>赤子ほぼ全滅。
・えびがさらに1匹、かにに食われる。
・赤子が全滅したせいか、水が一気ににごる。
2週間目に
・赤子補充>>>>>>一晩で水の濁りが消える。(驚いた!)
・どじょう>>>3匹撤去2匹在住
・めだか5匹補充 9匹在住
・えび5匹補充しかし、かにに食べられる。現在たぶん2匹のみ(絶滅危惧種指定)
・朝2時間くらい水槽の東側のみ日があたるので、水草を東側に集める。
4週間目に
・どじょうを2匹にしてもやはり2週間で赤子は、絶滅。
・赤子の代わりに、水を浄化してもう少し長生きしてくれないかとの期待を込めて、つり道具屋で、赤虫を買い、投入。
5週間目
・管理人の期待もむなしく、赤虫もほぼ全滅。
・水草が花のつぼみをつける。
6週目
・めだか、えびを、”天敵かに”から守り、生物の居住空間を、広くするため流木の下に石を置き、流木を底上げ、水を増やして水面を高くした。

とりあえずここまできて、インターネットに載せる事を決めたので、ここまでは写真もなしです。
他にもいろいろと、楽しい発見がありましたが、忘れました。これからは、なるべく写真付で、掲載していきます。


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