┌──────────────────────────┐
   │【使える技・リニューアル版】   ==Number.031==│
   └──────────────────────────┘

◆ 今日のテーマ 「2行の文字列をいっぺんに貼り付ける」

Q━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

  次のような表がある。1年生の性別の欄に、2行にわたって男子女子
  と入っているが、どの学年も、男子女子と2行で入れたい。コピーし
  て、一発で貼り付けるには?

   ┌──┬──┬────────┬────────────┐
   │学年│性別│活動状況    │備考          │
   ├──┼──┼────────┼────────────┤
   │  │男子│        │            │
   │1年├──┼────────┼────────────┤
   │  │女子│        │            │
   ├──┼──┼────────┼────────────┤
   │  │  │        │            │
   │2年├──┼────────┼────────────┤
   │  │  │        │            │
   ├──┼──┼────────┼────────────┤
   │  │  │        │            │
   │3年├──┼────────┼────────────┤
   │  │  │        │            │
   ├──┼──┼────────┼────────────┤
   │  │  │        │            │
   │4年├──┼────────┼────────────┤
   │  │  │        │            │
   ├──┼──┼────────┼────────────┤
   │  │  │        │            │
   │5年├──┼────────┼────────────┤
   │  │  │        │            │
   ├──┼──┼────────┼────────────┤
   │  │  │        │            │
   │6年├──┼────────┼────────────┤
   │  │  │        │            │
   └──┴──┴────────┴────────────┘

A━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

  1年生の性別の男子女子の2つのセルを選択してコピー

  2年生から6年生までの10のセルを選択してから貼り付け

 ─────────────────────────────────

 ・まず、縦に2つコピーします。普通に、どこかのセルを選択して、貼
  り付けると、一組分しか貼り付けられませんが、範囲を選択してから
  貼り付けると、その数の分を繰り返しながら貼り付けられます。簡単
  なテクニックですが、知らないと手間がぐっと増えてしまいますので、
  是非、覚えてください。


   ┌──────────────────────────┐
   │【使える技・リニューアル版】   ==Number.032==│
   └──────────────────────────┘

◆ 今日のテーマ 「スペースで区切った文字列を1列の表にする」

Q━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

  スペースで区切った文字列がある。これを1列の表にするには?

ワード エクセル アクセス メモ帳 電卓 ソリティア

  上の文字列の部分をコピーして、ワードに貼り付け、下のような表に
  してください。ただし、文字列は、動かさないこと。

   ┌──────────────────────────┐
   │ワード                       │
   ├──────────────────────────┤
   │エクセル                      │
   ├──────────────────────────┤
   │アクセス                      │
   ├──────────────────────────┤
   │メモ帳                       │
   ├──────────────────────────┤
   │電卓                        │
   ├──────────────────────────┤
   │ソリティア                     │
   └──────────────────────────┘

A━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

   文字列全体を選択

  [罫線]−[変換]−[文字列を表にする]をクリック

  「文字列の区切り」の「その他」を選び、右側のボックスをクリック
  して、スペースキーを押す
  
  [OK]ボタンをクリック

 ─────────────────────────────────

 ・こうすると、1列の表ができます。はじめから、1列の表を作ろうと
  思ったら、改行しながら入力し、文字列を選択して、表の挿入のアイ
  コンをクリックするのが速いですが、今回の方法も覚えておくといい
  でしょう。


   ┌──────────────────────────┐
   │【使える技・リニューアル版】   ==Number.033==│
   └──────────────────────────┘

◆ 今日のテーマ 「背面の図を選択する」

Q━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

  大きさの違う図を重ねてしまった場合、下に隠れてしまった図を選択
  するには?

A━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

  見えているほうの図を選択状態にして、Tabキーを押す

   (テキストボックスだけなら Alt+↑↓キー でも可)

 ─────────────────────────────────

 ・小さな図が、大きな図の下になって完全に見えなくなると、クリック
  して下の図を選択することができません。そんなときに覚えておきた
  い技がこれです。

  まず、大きな図をクリックして選択状態にします。その状態で、Tab
  キーを押すと、図が順番に選択されます。

 ・図が、テキストボックスの場合は、Alt キーと方向キー(↑↓)を使
  うことができます。もちろん、隠れていない図でも同じです。知って
  いると便利な場合があります。


   ┌──────────────────────────┐
   │【使える技・リニューアル版】   ==Number.034==│
   └──────────────────────────┘

◆ 今日のテーマ 「下の図を右クリックする」

Q━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

  前回、大きな図の下に完全に隠れてしまった図を選択する方法を紹介
  したが、その方法で選択しても、右クリックすると上の図に対する右
  クリックになってしまう。下の図を右クリックするには?

A━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

   下の図を選択状態にする

   アプリケーションキーを打つ

 ─────────────────────────────────

 ・まずは、前回のおさらいです。小さい図の上に大きい図を重ねてしま
  うと普通は、下の図は見えなくなってしまいます。そして、それを選
  択しようにもクリックではできません。そこで、「見えているほうの
  図を選択状態にして、Tabキー を押す」という方法を紹介しました。

 ・しかし、せっかく隠れているほうの小さな図を選択しても、右クリッ
  クすると、上の大きな図に対する操作しかできません。これは、下に
  隠れた図を最前面にしたいときなど不便です。

 ・そこで、下の図を Tabキーで選択状態にしたとき、アプリケーション
  キーを打つのです。

 ・アプリケーションキーとは、右側の AltキーとCtrlキーの間にある矢
  印が付いたキーです。このキーは、選択状態のものに対する右クリッ
  クと同じ働きをします。普段から上手に使うと非常に役に立つキーで
  す。


   ┌──────────────────────────┐
   │【使える技・リニューアル版】   ==Number.035==│
   └──────────────────────────┘

◆ 今日のテーマ 「文字を斜めにする」

Q━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

  ワードアートを使わず、普通の文字を斜めにするには?

A━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

   文字列をコピー

  [編集]−[形式を選択して貼り付け]をクリック

  「図(Windowsメタファイル)」を選んで[OK]

   貼り付けられた図の回転ハンドル(緑の丸いところ)をドラッグして
   回転

 ─────────────────────────────────

 ・つまり、文字列を「図」として貼り付け、それを回転ハンドルで回転
  させるという手順です。古いバージョンではできないかもしれません。
  少なくとも、2002以上ならできます。

 ・文字を傾けたいときは、ワードアートを使うのが簡単です。詳しくは
  こちら http://www.pat.hi-ho.ne.jp/hirosilk/w116.htm#119

 ・しかし、普通の文字に近い形で斜めにしたいときは、今回の方法のほ
  うが適しているかもしれません。ただし、図になるので、元の文字列
  を完全には再現できず、動かし方にも制限があるため、どちらが良い
  か判断できません。両方を試してみて、良いと判断したほうを使うの
  がいいと思います。


   ┌──────────────────────────┐
   │【使える技・リニューアル版】   ==Number.036==│
   └──────────────────────────┘

◆ 今日のテーマ 「ローマ字でルビをつける」

Q━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

  日本語の上にローマ字でルビをつけるには?

A━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

  文字列を選択

  [書式]−[拡張書式]−[ルビ]をクリック

  「ルビ」の部分をローマ字に変更

 ─────────────────────────────────

 ・これは技と言うほどのものではありませんでした。単に、カナ文字を
  ローマ字にかえるというだけです。しかし、ルビという固定観念にと
  らわれると、盲点となります。実際、読者からの質問もありました。

 ・それだけでなく、カタカナで振るにはどうしたらいいですか?という
  質問を受けたこともあります。これも同じで、カタカナに変更すれば
  いいわけです。

 ・以前、ルビに記号を使う方法を紹介したことがありますが、これも発
  想は同じ。★や◆どをルビとして打てば、傍点の変形として利用する
  ことができます。柔軟に使うと、結構面白いですよ。


   ┌──────────────────────────┐
   │【使える技・リニューアル版】   ==Number.037==│
   └──────────────────────────┘

◆ 今日のテーマ 「英字の下にカタカナでルビを振る」

Q━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

  英字の下にカタカナでルビを振るには?

A━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

   英字の部分を選択

  [書式]−[拡張書式]−[ルビ]をクリック

  「ルビ」の部分にカナを入れて[OK]をクリック

  [Alt]キー +[F9]キーを押す

  {EQ\・・・・・・・・・・・\up・・・・}の「up」を「do」に
   書き換える

  [Alt]キー +[F9]キーを押す

 ─────────────────────────────────

 ・前回に続いて、ルビの問題です。これは、ルビを下につけるという技。
  [Alt]+[F9]を使って、フィールドコードを操作します。

 ・フィールドコードは、普段は隠れていますが、ルビやページ番号など、
  知らないところで働いている場合があります。一度[Alt]+[F9]を
  押すとコードが現れ、もう一度、[Alt]+[F9]を押すと閉じられま
  す。

 ・今回は、ルビの位置「up」を「do(down)」に変更しました。それによ
  り、下に付けることが可能になったのです。英語にフリガナを振るよ
  うなときは非常に有効でしょう。


   ┌──────────────────────────┐
   │【使える技・リニューアル版】   ==Number.038==│
   └──────────────────────────┘

◆ 今日のテーマ 「簡単に語句の意味を調べる」

Q━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

  ワード文書上で、簡単に語句の意味を調べるには?

A━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

  Altキーを押しながら、語句をクリック

  (※)ワード2003以上限定の技です

 ─────────────────────────────────

 ・この技を使うとリサーチ機能が働き、作業ウィンドウが開いて語句の
  意味が表示されます。手軽で便利な機能です。

 ・元々、リサーチ機能は、検索する文字列のボックスに語句を入れて使
  うものですが、すでに入力されている文字ならば、今回の方法を使う
  のがいいでしょう。


   ┌──────────────────────────┐
   │【使える技・リニューアル版】   ==Number.039==│
   └──────────────────────────┘

◆ 今日のテーマ 「座席表を作る」

Q━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

  下図のような表を簡単に作るには?

 ┌──────────────────────────────┐
 │┌────┐┌────┐┌────┐┌────┐┌────┐│
 ││    ││    ││    ││    ││    ││
 │└────┘└────┘└────┘└────┘└────┘│
 │┌────┐┌────┐┌────┐┌────┐┌────┐│
 ││    ││    ││    ││    ││    ││
 │└────┘└────┘└────┘└────┘└────┘│
 │┌────┐┌────┐┌────┐┌────┐┌────┐│
 ││    ││    ││    ││    ││    ││
 │└────┘└────┘└────┘└────┘└────┘│
 │┌────┐┌────┐┌────┐┌────┐┌────┐│
 ││    ││    ││    ││    ││    ││
 │└────┘└────┘└────┘└────┘└────┘│
 │┌────┐┌────┐┌────┐┌────┐┌────┐│
 ││    ││    ││    ││    ││    ││
 │└────┘└────┘└────┘└────┘└────┘│
 │┌────┐┌────┐┌────┐┌────┐┌────┐│
 ││    ││    ││    ││    ││    ││
 │└────┘└────┘└────┘└────┘└────┘│
 └──────────────────────────────┘

A━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

   [表の挿入]で、5行6列の表を作る。

   表全体を選択。

   [罫線]−[表のプロパティ]をクリック。

   「表」のタブを開き[オプション]ボタンをクリック。

   「セルの間隔を指定する」にチェックを入れる。

   右隣のボックスの数値を変更する。(例えば、0.2cmにする)

 ─────────────────────────────────

 ・一応、座席表としておきましたが、座席表に限らず、このように隙間
  の開いた表を作りたい場合、メチャクチャ便利な技です。普通に罫線
  を使うことを考えると手間がぜんぜん違いますね。

 ・このセル間隔を空ける技を覚えると、いろいろ応用できます。例えば、
  とりあえず、1行1列の表をつくり間隔を空けた後、セルの分割を使
  えば、さまざまな形が可能になります。是非、挑戦してみてください。


   ┌──────────────────────────┐
   │【使える技・リニューアル版】   ==Number.040==│
   └──────────────────────────┘

◆ 今日のテーマ「表全体を選択と同時に[表のプロパティ]を出す」

Q━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

  表全体を選択と同時に[表のプロパティ]のダイアログボックスを
  出すには?

A━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

  表の左上にある全体を選択するボタンの上をダブルクリック

 ─────────────────────────────────

 ・この技を使えば、簡単に表のプロパティを開けます。マウスのポイン
  タを表の中に持っていくと、左上に四角に囲まれた上下左右の矢印の
  マークが出ます。(田に似ているマークです)

    田←ここをクリック(形は少し違います)
   ┌────┬────┬────┬────┬────┐
   │    │    │    │    │    │
   ├────┼────┼────┼────┼────┤
   │    │    │    │    │    │
   ├────┼────┼────┼────┼────┤
   │    │    │    │    │    │
   └────┴────┴────┴────┴────┘

  ここをクリックすれば、表全体を選択できます。それをダブルクリッ
  クすると選択だけでなく、表のプロパティが同時に出るのです。

  表のプロパティを使いたいときは、とても便利です。


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