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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 116

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■ 今回の使える技 「異体字を変換候補に入れる技」

 ・パソコンを使っている場合、森鴎外の「鴎」など、本来の字と違う文
  字を使わざるを得ないことは多いですね。しかし、どうしても固有名
  詞などで異体字を使いたい場合があると思います。今回は、そんなと
  きに役立つ技を紹介します。

  ★ 異体字を変換候補に入れる技

   ・MS-IMEのツールバーを出す。

   ・ツールバーの[プロパティ]から「辞書/学習」のタブを開く。

   ・「システム辞書」の一覧から「単漢字辞書」にチェックを入れて、
    OKを押す。

 ・これで、登録されている異体字も変換候補になります。ネット上など
  では文字化けの原因にもなりますから、できるだけ使わないようにし
  た方がいいと思いますが、印刷物などには使えます。

 ・昔は、こんな場合、外字を作成したりしていました。経験のある方も
  多いと思います。しかし、現在では、よく使われる異体字は、あらか
  じめ登録されていることが多いので、是非、試してみてください。

※ 前回は、カタカナ語を英語に変換する技を紹介しました。しかし、
  バージョンによっては、できない場合もあります。今回も同様です。
  2000以上であれば確実にできると思います。ただし、98以上の方は、
  「手書き入力」で手書きしたときに現われる候補一覧の文字を右クリ
  ックし、「異体字の挿入」を選べば個々に挿入することは可能です。

  また、「単漢字辞書」にチェックが入っていても、グレーの状態にな
  っているときは、オンではありません。一回クリックして、グレーの
  状態を解除して、もう一度チェックを入れてみてください。グレーの
  状態は、インストールはされているもののオフになっているというこ
  とです。前回の「カタカナ語英語辞書」も同様です。

■ 上達のヒント 「おせっかい機能を味方にする」

 ・ワードが使いにくいと思う一番の理由は、いわゆる「おせっかい機能」
  にあります。日本人には、すこぶる評判が悪いようです。実際、数年
  前に行われたマイクロソフトのアンケートでも、ダントツ1位でした。
  このメルマガでも、何度も取り上げてきましたが、いまだに、質問も
  多く、いかに日本人に向かないかを示しています。
 
 ・なら、使わなければいいじゃないかという声もありますが、それをみ
  んなで使うのも日本人。今や、使いたくなくとも使わざるを得ない方
  であふれています。そこでどう考えるか?それが、大切です。

 ・身の回りを見ると、コピー機にしても、ビデオデッキにしてもおせっ
  かい機能だらけです。携帯にしてもCDプレーヤーにしても、一度も
  使ったことのない機能はたくさんついているでしょう。しかし、それ
  ほど嫌われてはいません。なぜなら、無視してしまえばそれで済むか
  らです。多少、操作が煩雑にはなりますが、必要な機能だけ覚えて、
  無視さえすれば、おせっかいを感じることが少ないからです。

 ・それに対して、ワードは、頼みもしないのに、とんでもないところで
  「おせっかい」が出てくるので、混乱し、嫌われるのです。ですから、
  方法は二つ。おせっかい機能をオフにするか、おせっかい機能をよく
  理解し、味方につけるかです。

 ・このメルマガでは、第1回に、段落書式を初期化する技を取り上げた
  ように、味方につけるという立場で書かれています。はっきり言えば、
  わたしも、おせっかい機能は嫌いです。しかし、何のためにあるのか
  と考えれば、やはり、役に立つからと考えていいのではないでしょう
  か?ワードが世界で一番使われているのは、マイクロソフトの戦略が
  すぐれているからだと思いますが、同時に、日本人には嫌われていて
  も、その機能が支持されていると考えてもいいと思います。

 ・そこで、読者のみなさんには、[ツール]の[オートコレクト]をじっく
  り見ることをオススメします。おせっかい機能の大半は、ここに集中
  しています。細かいことは、これまでも説明しました。どちらにして
  も、ここをよく見れば、ワードを使う上での大きなヒントになると思
  います。また、使いたくない人は、オフにすることも可能です。是非、
  よく見て、自分で判断してください。そして、自分にとって、より使
  いやすくすることが肝心だと思います。

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◆ ダイジェスト <14号「使える技」から>
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★ マウスを使って文字列を瞬間移動する技

  文字列を選択→移動したい位置で,Ctrl+右クリック

 ・これは、裏技に近いですね。それほど役に立つとは思えませんが、
  覚えておくと面白いと思います。

■ 作者より一言

 ・メール受信のフォントをMSゴシックからMS明朝に変えてみました。
  たったそれだけでも新鮮に感じます。人間、ちょっとしたことでも気
  分転換になるものですね。


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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 117

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■ 今回の使える技 「反転文字を作る技」

 ・読者の方から、よく反転文字を作るにはどうしたらいいかという質問
  を受けます。特に、ワープロ専用機を使っていた人に多いようですね。
  確かに、ワードには、反転文字という装飾はありません。しかし、作
  る方法はあります。今回は、その技を紹介します。
 
  ★ 反転文字を作る技

   ・反転したい文字を選択する

   ・[罫線]→[線種とページ罫線と網かけの設定]を選ぶ

   ・「網かけ」のタブを選択

   ・「背景」の色を黒にする

 ・ちょっと面倒な手順かもしれませんが、慣れてしまえば、どうという
  ことはありません。この手順でやれば、文字の色を設定することもな
  く反転文字になります。よく使われる方は、ユーザー設定を使って、
  [線種とページ罫線と網かけの設定]をツールバーに出しておきまし
  ょう。やり方は、上達のヒントを参考にしてください。

 ※「反転文字」とは、背景が黒く文字が白いものを言います。

■ 上達のヒント 「長い文字のメニューをボタンにする」

 ・今回紹介した[線種とページ罫線と網かけの設定]は、非常によく使
  うダイアログボックスです。ですから、是非、ツールバーに追加して
  ほしいのですが、単に、ユーザー設定で、ツールバーに登録しただけ
  では、長い文字が現われてしまい邪魔になります。そこで、今回は、
  このように文字で現われるものをボタンにする方法を紹介したいと思
  います。

 ・実は、85号で、少しだけツールバーのボタンの変更というものを説明
  したことがあります。やり方は、基本的に同じです。文字ボタンでも、
  ボタンには違いないからです。覚えている方は、すぐにできるでしょ
  う。とりあえず、一から説明します。

   ・[表示]→[ツールバー]→[ユーザー設定]から「コマンド」
    のタブを開く

   ・「分類」の「罫線」を選択し、[線種とページ罫線と網かけの設
    定]をツールバーの領域にドラッグ(必ず、どこかのグループ上
    にドラッグしてください。何もないところには移動できません)

   ・[線種とページ罫線と網かけの設定]という文字のボタンができ
    るので、そのままの状態で[選択したボタンの編集]を押す。

   ・[既存のスタイル]を選択すると、文字列が、ボタンの形になる。

   ・もう一度[選択したボタンの編集]を押し[ボタンイメージの変
    更]を押して、好みのアイコンを選ぶ。

 ・これで、ユーザー設定したものをボタンに変えることができます。で
  すから、よく使うものでも、文字だからいやだと思っていた方は、こ
  の方法を使って、アイコンにしてください。

 ・ワードの使い方は、実にさまざまです。ほとんどの人が使わないよう
  な機能でも、人によっては、最も重要ということもあります。ツール
  バーは、あくまでも標準的に作られていますので、自分にとって重要
  だな、便利だなと思ったら、カスタマイズして効率を上げましょう。

【注意】ワード2002で、[線種とページ罫線と網かけの設定]を出すと、
    入力に異常をきたすというバグがあります。ですから、2002を
    お使いの方は、利用しないでください。


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◆ ダイジェスト <10号「使える技」から>
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 ★ 簡単に『→』を入力する技:「みぎ」と入力

 ・右に限らず、上なら「↑」、下なら「↓」というように、言葉を入れ
  ることにより記号を出すことができます。

  【例】「星」☆、★、※ 「ゆうびん」〒 「電話」п@など

 ・いろいろ試してみてください。

■ 作者より一言

 ・Googleで「ワード 質問」と入力すると、検索結果として、一番最初
  の方に「ワード・エクセル質問所」が現われてしまいます。ちなみに
  今日は、2番目。また「エクセル 質問」だと一番に出現してしまい
  ます。その影響もあってか、読者以外の方からも、質問のシャワーが
  浴びせられています。今は何とかしのいでいますが、かなりきつくな
  ってきました。そこで、申し訳ありませんが、質問するときは、なる
  べく具体的にわかりやすくお願いします。最近は、1日に、3通ぐら
  いは意味不明の質問が届きます。言葉で表しづらいものは、添付で、
  サンプルを送ってください。サンプルがあると答えやすいです。よろ
  しくお願いいたします。


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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 118

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■ 今回の使える技 「読めない字を部首で探す技」

 ・例えば、「旆」という字を打ち込もうしても、読めない場合は困りま
  すよね。今回は、そんなときに役立つ技を紹介します。

  ★ 読めない字を部首で探す技

   ・適当に漢字の部分(偏やつくり)を入力する
   (「旆」の場合なら「方」)

   ・F5キーを押す

 ・これで、部首アプレットが起動し「方」が偏になった漢字が出現しま
  す。偏やつくりの名前は適当でいいですが、部首がはっきりわかって
  いる場合は、それを入れてみましょう。たやすく探すことができると
  思います。
 
■ 上達のヒント 「手書きアプレットも使ってみよう」

 ・今回、部首を使って読めない字を探す方法を紹介しましたが、探す方
  法は他にもあります。一つは「総画数」辞書で調べるときなどは、お
  なじみの方法ですが、画数を数えなければならないし、数え方が難し
  いものもあります。国語の勉強ならばともかく、あまり実践的だとは
  いえないでしょう。

 ・そこで、もう一つの方法「手書きアプレット」の利用をオススメしま
  す。手書きアプレットは、文字どおりマウスで字を書く方法です。慣
  れないときれいな字はかけませんが、きれいに書く必要はありません。
  かなり乱れていても認識してくれますので、是非やってみてください。

 ・やり方は簡単です。IMEツールバーのIMEパッドにあります。通常「般」
  と書かれている右側にあるボタンです。このボタンをクリックすると、
  通常、最初に現われますが、「手書き」「部首」「総画数」「文字一
  覧」などがあるため、最初に現われないことがあります。その場合は、
  左上にある「部首」などの文字の部分をクリックすれば選べますので、
  そこから選んでください。

 ・ちょっとした字ならば、書いてしまう方が早いです。コツとしては、
  ハネなどを入れないこと。線を中心に文字っぽく書けば大丈夫です。
  また、入力に限らず、読めない字の読みを調べるのにも使えます。該
  当の漢字の上にマウスを乗せると読みが表示されますので、こちらも
  利用してください。しかも、ワードに限らず、IME の技ですので、他
  のアプリケーションを使っているときでも使えます。せっかくですか
  ら、有効に使いましょう。

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◆ ダイジェスト <17号「使える技」から>
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★ 同じ語を一括で置き換える技

  [編集]→[置換]を選び,上のボックスに置き換えたい文字列を入れ
  下のボックスに新しい文字列を入れて[すべて置換]をクリックする。

 ・基本技ですが、非常に役に立つ技です。例えば、1月を2月に置き換
  えたい場合は、上のボックスに「1月」を下のボックスに「2月」を
  入れて置き換えしてください。「1」と「2」を置き換えると、関係
  のない「1」も「2」に置き換えられてしまいます。置換前の文字列
  をなるべく長めに設定するのがコツです。 

■ 作者より一言

 ・yosshy発行のメルマガも、2月6日に、通算1000号を達成し、このメ
  ルマガが、1040号。我ながら、ものすごい数だなと思います。第1号
  から数えて、980日。答えた質問数も累計 2000を超えています。メル
  マガを発行しない限り、絶対にできなかった数字だと思います。やは
  り、みなさんの励ましがパワーとなって突き動かされているものと感
  じています。力尽きるまでがんばりたいと思います。


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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 119

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■ 今回の使える技 「文字を斜めに配置する技」

 ・読者から多い質問の一つとして、文字を斜めに配置できないかという
  ものがあります。これは、基本的にはできません。図形に文字を入れ
  て回転させても文字の向きは変わらないからです。しかし、どうして
  も斜めに配置したい場合もあります。今回は、そんなときに役立つ技
  を紹介します。

  ★ 文字を斜めに配置する技

   ・「図形描画」のツールバーを出す

   ・「ワードアートの挿入」をクリック

   ・一番ノーマルなスタイルを選ぶ

   ・「テキストの編集」のダイアログボックスから、フォントと
    サイズを選ぶ

   ・ワードアートの上をクリックして、右クリックするか、ツー
    ルバーから「ワードアートの書式設定」のダイアログを出す。

   ・「塗りつぶし」の「色」を黒にし、「線」の「色」から「線
    なし」を選ぶ

   ・ツールバーから「自由に回転」ボタンを押す

   ・マウスで好きな角度に回転

 ・こうして、言葉を羅列すると長いようですが、慣れてしまえば、流れ
  るように操作することができます。文字は、多少太くなりますが、ど
  うしても斜めに配置したい場合は、こうするよりほかにありません。

 ・また、フォントに明朝体を選ぶと文字が欠けてしまうことがあります。
  明朝体の小さい字を使いたい方は、「線」の「色」を「線なし」にす
  るのではなく「太さ」を「0.25pt」にしてください。これならば、よ
  ほど小さな字でない限り欠けることはないでしょう。
 
■ 上達のヒント 「ワードアートも使ってみよう」

 ・みなさんは、ワードアートをお使いですか?たぶん、1度は使ったこ
  とがあると思います。しかし、最初は面白くとも、すぐに飽きてしま
  い使う箇所が少ないというのが一般的ではないでしょうか?ポスター
  やチラシを作られる方はともかく、一般的には、あまり使われていな
  いものと思われます。

 ・今回、紹介した技は、本来の使い方ではありませんが、ちょっとした
  地図に書き込むときなどは便利です。ワードアートというと、変形し
  たデザイン文字という観念がありますが、自在に動く文字と考えるこ
  ともできます。つまり、ノーマルな形で使うこともできるのです。

 ・テキストボックスに文字を打ち込み、線なしにすれば、通常の文字で
  も自由に動きますが、今回のように斜めにはできません。ワードアー
  トならば、ツールバーをクリックするだけで、縦書きにもできますし、
  広さも調節できます。また、変形も、スタイルに登録されていないも
  のもできますし、手動で変形することもできます。

 ・つまり、スタイルにこだわらず、ノーマルな形からスタートして、自
  分好みの形に変えることができるのです。ポイントは、ワードアート
  のツールバーです。ここをあれこれといじっていれば、だいたいの操
  作はつかめると思います。

 ・やたらに使うのは感心しませんが、自分なりに何か使えないか考えて
  みてください。人によっては、大きな戦力になる場合もあります。例
  えば、図や写真と組み合わせてグループ化するとか、いろいろ考えて
  みてください。そういう試行錯誤が上達につながっていくと思います。

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◆ ダイジェスト <16号「使える技」から>
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★ 既に書かれた文章をテキストボックスに入れる技

    範囲を選択→テキストボックスのアイコンをクリック

 ・たったこれだけで,既に入力した文章が,テキストボックスに入りま
  す。便利ですので覚えておきましょう。ただし,ボックスの大きさは
  自動的の調整されませんので,手動で適当な大きさにしてください。

■ 作者より一言

 ・花粉症の季節ですね。苦しんでいる人はいませんか?yosshyは、花粉
  症ではありませんが、それでも、くしゃみが出たり、鼻がむずむずし
  たりすることがあります。最近は、いろいろな薬もあるらしいですが、
  早くスパッと治る治療薬が開発されるといいですね。


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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 120

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■ 今回の使える技 「設定されている書式を確認する技」

 ・文書を複雑に作ってしまった場合、どんな書式が設定されているのか
  知りたいときがあります。今回は、そんなときに役に立つ技を紹介し
  ます。

  ★ 設定されている書式を確認する技  Shift+F1

 ・とにかくやってみてください。?マークのカーソルが出ます。そして、
  クリックした地点の「文字書式」「段落書式」を確認することができ
  ます。

 ・解除するときは、もう一度、Shift+F1 を押してください。
 
■ 上達のヒント 「Googleの利用」

 ・みなさんは、何か調べるときに、どのようにして調べていますか?
  方法は、いろいろあると思いますが、ネットを日常的に使っていらっ
  しゃる方は、ネットで調べる機会も多いと思います。そんなときに役
  立つのが検索サイトですね。

 ・現在は、あっという間に検索され、かつ、キャッシュがおいてあるた
  め、検索した時点で削除されているページも検索される「Google」が
  大人気です。わたしも愛用しています。とにかく速いのが特徴。また、
  ラインマーカーのようなもので、検索した語を記してもらえるのもう
  れしいです。

 ・そのスピードを利用すると、なまじ辞書などを引くよりも速く答えを
  出すことができます。もし、操作で、何かわからないことがあれば、
  ここで、キーワードを入れることにより、すばやい解決が望めます。

 ・また、わたしも、大変な量のメルマガを書いているので、自分で書い
  たものを自分のフォルダで検索するのも大変になっています。そこで
  キーワードを入れると、何と自分の書いたものも簡単に探し出せるの
  です。

 ・そんなわけで、最近は、バックナンバーを検索するとき、キーワード
  を使って探しています。自分のものを探すのに検索サイトを使う。そ
  して、その方が数倍速い。この事実を知ってほしいのです。

 ・先日、「ワードの質問」とか「エクセルの質問」というキーワードを
  入れると、検索結果として、わたしの「ワード・エクセル質問所」が、
  トップかトップに近いところで表示されるということを述べました。
  大変ありがたいことですが、そのため、質問の量が、倍増しています。

 ・そこで、みなさんにお願いがあります。現在、質問が、週に70通以上
  と非常にキツイ状況ですので、とりあえず、わからないことがありま
  したら、Googleで検索にかけてほしいのです。わたしのバックナンバ
  ーも上位に登場しますから、キーワードに「ワードの使える技」と入
  れ、スペースを入れて、質問したい事柄のキーワードを入れてみてく
  ださい。Web ページから探すのは、作者でも厳しい状況ですから、み
  なさんも探すのが大変だと思います。でも、この方法ならば、すぐに
  見つかると思いますし、また、私以外にも、情報を提供しているサイ
  トはいっぱいありますから、質問せずとも解決というケースも多くな
  ると思います。

 ・どちらにしても、ネットをフル活用することが上達につながります。
  自力で解決すると自信もつきますし、うれしいものです。まずは、試
  してみてください。

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◆ ダイジェスト <18号「使える技」から>
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★ 図などをドット単位で動かす技  Ctrl+矢印キー

 ・実際にやってみてください。オートシェイプで描いた図形などもすべ
  て同じ操作でできます。マウスのドラッグで、だいたいの位置まで持
  ってきたら、最後にこの技で微調整しましょう。思い通りの位置に動
  かせるはずです。

 ・注意点としては、必ず対象の図やテキストボックスなどを選択状態に
  しておくこと。また、テキストボックスなどでは、文字を入力する状
  態になっているとできません。必ず、枠をクリックして、ボックス自
  体を選択するようにしましょう。

 ・マウスで微調整する方法は、Alt+ドラッグ です。こちらは普通にド
  ラッグするより細かく動きますので、それで十分という人は、この技
  も使ってください。ただし、本当に微妙な位置に動かしたい場合は、
  矢印キーを使った方法がベストだと思います。

■ 作者より一言

 ・何と、水曜日の質問数が、19通。これは、新記録です。非常にうれし
  いのですが、笑っていられない状態になってきました。そこで、今回、
  上達のヒントで述べさせていただいたように、マガジンに関するもの
  以外は、できるだけ、検索サイトなどを使い、自力で解決する力をつ
  けてほしいと思います。しかし、どうしてもわからない場合は、遠慮
  なく質問していただいて結構です。よろしくお願いいたします。


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