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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 121

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■ 今回の使える技 「ショートカットキーを割り当てる技」

 ・よく使う機能をアイコンにする技は、何回か紹介しましたが、キーボ
  ードを使ってショートカットにしたいという方もいると思います。今
  回は、そんな方に役立つ技を紹介します。

  ★ ショートカットキーを割り当てる技

   ・Ctrl+Alt+「+」を押す。(マウスポインターの形が変わる)

   ・ショートカットにしたい機能を、メニューやアイコンから選び、
    クリックする。

   ・[キーボードのユーザー設定]画面が現われるので、割り当てるキ
    ーを実際に押す。(Ctrl+Shift+k のように実際に押してくださ
    い。文字で打ち込むのではありません)

   ・[閉じる]ボタンを押して完了。

 ・この方法だと、実際に割り当てたいものを直接選べるので便利です。
  通常の方法は、[表示]メニューの[ツールバー]から、[ユーザー設定]
  のダイアログボックスを出し、[キーボード]ボタンから選びますが、
  英語になっているので、お目当てのものを探しにくいという欠点があ
  ります。しかし、上記の方法であれば、先に、割り当てたい機能を選
  択できるので、スムーズにいくと思います。ただし、より細かく設定
  したい場合は、通常の方法を使ってください。
 
■ 上達のヒント 「カスタマイズはわかりやすく」

 ・前にこのコーナーで、「自由にカスタマイズできる」ことが中級者の
  条件の一つであると述べました。カスタマイズすることにより、使い
  やすくなったり効率化できるからです。

 ・しかし、いくら自由にできるからといって、あまりにも改変してしま
  うのはどうでしょうか?自分以外の人は使いにくくなりますし、たと
  え、自分しか使わないのであっても、他のマシンを使うときに使いに
  くくなります。

 ・ですから、大幅に改変するのではなく、原形をとどめながら、使いや
  すい機能を追加するという感じでするのがいいでしょう。何事もそう
  ですが、やりすぎは禁物です。

 ・これは、ワードに限らず、Windows のカスタマイズにもいえます。と
  きどき、アイコンを何から何まで変えているパソコンを見かけるとき
  があります。非常に使いにくいです。色を変えるぐらいでしたらいい
  のですが、まったく違うアイコンに変えられていると戸惑うこともあ
  ります。好みの問題とはいえ、あまりほめられたことではありません。

 ・趣味的に満足したい方はともかく、使いやすさや効率化を求めている
  方は、その辺のバランスを考えてカスタマイズしてください。ほんの
  ちょっとのことで便利になることもあります。また、複数の人間が使
  うマシンの場合は、今回紹介したキーボードでカスタマイズしておけ
  ば、他人に迷惑をかけることもないでしょう。工夫して、上手に使っ
  てください。
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◆ ダイジェスト <22号「使える技」から>
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★ 段落のダイアログボックスを出す技
 
    インデントマーカーをダブルクリック

 ・段落は、通常、[書式]→[段落]か、右クリックで選びますが、マウス
  を使うときは、インデントマーカーの部分をダブルクリックすると出
  てきます。マウスを握っているときには便利です。

■ 作者より一言

 ・だいぶ暖かくなってきましたね。寒いのは苦手ですのでうれしい限り
  です。家の近くでは、桜の木がほんのりと色づいてきました。後は、
  日本経済の復活ですね。こちらは、ちょっと厳しそうですが、がんば
  るしかありませんね。


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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 122

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■ 今回の使える技 「ちょっとした絵文字を入れる技」

 ・日本語ワープロ専用機を使っていた方は、絵文字というものに親しん
  でいたと思います。画像が発達した今、昔ほど必要性はなくなりまし
  たが、ちょっとした装飾には役立ちます。今回は、絵文字を入れる技
  を紹介しましょう。

  ★ ちょっとした絵文字を入れる技

   ・[挿入]メニューの[記号と特殊文字]から「記号と文字」を選ぶ。

   ・「フォント」を「Webdings」か「Wingdings」にする。

 ・ここにたくさん絵文字があります。お好きなものを選んでください。
  これは、フォントの一種ですから、フォントのサイズを上げることに
  より大きくすることもできますし、色を変えることもできます。通常
  のフォントと同じ操作ができるということです。もちろん、太字や斜
  体などもできます。正に「絵文字」そのものですね。

 ・また、絵文字の上をダブルクリックすると、ダイアログボックスが現
  われます。種類を変えたいときなど便利です。是非、試してみてくだ
  さい。
 
■ 上達のヒント 「ショートカットキーやオートコレクトを使う」

 ・今回、絵文字を入れる技を紹介しましたが、ダイアログボックスに、
  [オートコレクト]や[ショートカットキー]というボタンがあったこと
  に気づいた方もいると思います。よく使う絵文字は、こちらで登録し
  ておくといいでしょう。

  [ショートカットキー]に登録する方法は、ボタンを押した後、割り当
  てるキーを実際に押してみてください。

  例えば、CtrlとShiftとLを同時に押します。すると、「割り当てるキ
  ーを押してください」というボックスに表示されます。Ctrlキーを押
  しただけでは何も表示されませんので気をつけてください。あくまで
  も割り付けるキーを同時に押してください。そして、[割り当て]のボ
  タンを押せば完了です。そうすれば、いつでも、ショートカットキー
  で絵文字を入力することができます。

 ・また、オートコレクトを利用することもできます。オートコレクトで
  気をつけていただきたい点は、自動的に変わってしまうということで
  す。(それがオートコレクトの働きです)もし、オートコレクトの修
  正文字列に「あ」などと名前を付けてしまうと、「あ」と入力すると、
  自動的に絵文字になってしまい、何度やっても元に戻りません。元に
  戻す方法は、ダイジェストに再掲しておきましたが、非常に不便です。

 ・ですから、絶対に使わないような名前でつけるのがいいでしょう。そ
  うすれば役に立ちます。しかし、付けた名前が不適当だったと気づい
  たときは、[ツール]→[オートコレクト]の「オートコレクト」のタブ
  を開いて、修正文字列の一覧から変更したり、削除したりすることが
  できます。

 ・とにかく、オートコレクトは、ワードのおせっかい機能の代表選手で
  すから、うまく付き合っていかなければなりません。逆に、まったく
  付き合わないという手もあります。まったく付き合わない場合は、同
  じ場所にある「入力中に自動修正する」のチェックを外してください。
  その場合は、オートコレクトは使えなくなります。どちらにしても、
  自分で判断して、使いやすいほうを選択してください。
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◆ ダイジェスト <35号「使える技」から>
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★ オートコレクトを元の状態に戻す技:Ctrl+z

 ・Ctrl+z は,前にもやりましたが,通常,元に戻すときのショートカ
  ットキーです。しかし,オートコレクトが働いたときは,コレクトさ
  れる前の状態に戻ります。たとえば,image と打ち込むと Imageに変
  換されますが,その状態で,Ctrl+z を打ち込むと,image に戻りま
  す。もちろん,他のものも同じです。ワードが「余計なおせっかい」
  したなと思ったら,この技を使いましょう。そうすれば,オートコレ
  クトの便利な部分を十分使うことができます。

■ 作者より一言

 ・卒業シーズンですね。読者の中にも、卒業された方がいらっしゃると
  思います。更に、進学なされる方、新社会人となられる方、新しい人
  生をがんばってください。また、転勤なども多い季節ですね。この時
  期になると不達メールが増えてきます。もし、メールアドレスが変わ
  った場合は、面倒でも、再登録してください。お願いします。


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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 123

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■ 今回の使える技 「自動的にページの先頭に来る段落を作る技」

 ・前に見出しの前で自動的に改ページする技を紹介しましたが、今回は、
  見出しに限らず、必ず改ページしたい段落を作る技を紹介します。

  ★ 自動的にページの先頭に来る段落を作る技

   ・ワードを起動し、新規文書を開く。

   ・カーソルは先頭のままで、[書式]メニューから[段落]のダイア
    ログボックスを出す。

   ・「改ページと改行」のタブを開き、「段落前で改ページする」
    にチェックを入れる。

   ・[OK]ボタンを押す。

   ・スタイルのリストボックス内をクリック。

   ・「先頭段落」を入力してEnterを押す。

   ・[書式]メニューから[スタイル]のダイアログボックスを出す。

   ・[構成内容変更]ボタンを押す。

   ・コピー元の文書から「先頭段落」を選択して[コピー]ボタンを
    押す。

   ・[閉じる]ボタンを押して完了。

 ・これで、「先頭段落」というスタイルが、すべての文書で使えるよう
  になりました。もちろん、名前は任意でいいのですが、わかりやすい
  ものがいいでしょう。このスタイルを作っておくと、文書を作成する
  ときに、必ずページの先頭したい段落に適用しておけば、編集作業が
  楽になります。もちろん、決まった書式などがある場合は、あらかじ
  め作成してから、スタイル名を入れればいいだけです。

 ・適用するためには、段落にカーソルを置いて、スタイルボックスから、
  選ぶだけです。地味ですが、非常に役に立つ技です。
 
■ 上達のヒント 「Normal.dotについて」

 ・今回紹介した技は、結果的に言うと、スタイルを作って、Normal.dot
  に登録するという方法で行いました。この Normal.dot とは何でしょ
  うか?

 ・簡単に言うと、ワードを起動したときに現われる新規作成のテンプレ
  ート、つまり、白紙のことです。このテンプレートは、何も書かれて
  いませんが、ページ設定や標準のフォントなどの情報を持っています。
  今回は、新たに作ったスタイルを埋め込んだわけです。

 ・これまでも、ページ設定をして、[既定値として設定]ボタンを押した
  り、フォントを設定して[既定値として設定]ボタンを押すことにより
  Normal.dotの変更を行ってきました。ここに設定すれば、以後、その
  設定を自由に使うことができます。

 ・ワードの設定は、その文書だけに通用するものと、どの文書でも通用
  するものがあります。スタイルは、通常、設定しただけでは、その文
  書しか適用できませんが、今回のように、Normal.dotに登録してやる
  ことにより、以後、作るファイルで使えるようになるのです。その点
  を頭に置いておくといいと思います。

 ・逆に、初期設定に戻したい場合は、この Normal.dot を削除してくだ
  さい。場所は、エクスプローラーを使って

  Cドライブ→Windows→ApplicationData→Microsoft→Templates と

  いう具合にルートをたどっていってください。そこに、Normalという
  ファイルがあります。それが、Normal.dotです。このファイルを削除
  してしまえば、諸設定が初期状態になります。

 ・削除してしまうと、Normal.dotがなくなってしまうのでは?と心配な
  される方もいると思いますが、ワードを一回立ち上げ、終了すると、
  自動的に、初期設定の Normal.dot が作られますので安心してくださ
  い。この問題については、読者からたくさんの質問をいただきました。
  普段、あまり意識しないものだと思いますので、いざというときは、
  この技を使って初期化してください。
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◆ ダイジェスト <16号「使える技」から>
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★ 既に書かれた文章をテキストボックスに入れる技

    範囲を選択→テキストボックスのアイコンをクリック

 ・たったこれだけで、既に入力した文章が、テキストボックスに入りま
  す。便利ですので覚えておきましょう。ただし、ボックスの大きさは
  自動的の調整されませんので、手動で適当な大きさにしてください。
  
 ・縦書きテキストボックスを選んだ場合は、自動的に縦書きになります。
  これも、便利ですね。

■ 作者より一言

 ・またまたウィルスが大流行。昨日と今日で、10通ぐらいのウィルスメ
  ールが届きました。幸い、プロバイダのウィルスチェックに引っかか
  り駆除されていたので被害はありませんでしたが、ウィルスは、いつ
  来るかわかりません。気をつけましょう。また、プロバイダに、ウィ
  ルスチェックのサービスがある場合は、たとえ有料でも入っていた方
  がいいでしょう。それで万全というわけには行きませんが、被害を受
  ける確率がぐっと減ると思います。


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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 124

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■ 今回の使える技 「組み文字を作る技」

 ・今回は、64号でも、少し触れました「組文字」を紹介します。組み文
  字は、一つの文字として、6文字まで組み合わせることができます。
  やりかたは簡単です。

  ★ 組み文字を作る技

   ・組み文字にしたい文字を選択。

   ・[書式]メニューの[拡張書式]から[組み文字]を選択。

   ・フォントやサイズなどを指定して、OK。

 ・たったこれだけですので、手間はありません。拡張書式のツールバー
  を出している方ならば、更に簡単です。株式会社とか有限会社など、
  4文字を小さく1文字にするときなどに、よく使われます。

 ・解除するときは、組み文字を選択して、作るときと同じダイアログボ
  ックスを出し、[解除]ボタンを押してください。
 
■ 上達のヒント 「ちょっとした工夫でここまでできる」

 ・今回、何故、組み文字を紹介したかというと、ちょっとしたことを思
  いついたからです。組み文字といえば、メルマガ上では見本が見せら
  れないのですが、2文字を1文字として表したり、4文字が1文字と
  して表したりするものです。

 ・しかし、この機能を使って何か面白いことができないか?と考えたと
  き、ふと、記号を使ったらどうかと思いました。ためしに、●●●と
  入力して、組み文字にしてみてください。逆三角形の記号ができまし
  た。また、●○●○と入力して、組み文字にしてみてください。する
  と、また、新しい記号ができました。====なら?----なら?とや
  っていくと、組み文字を使って、これまでになかった仕切り線などを
  作ることもできます。

 ・また、記号に限らず、大大大大のように文字で作ったり、6666などの
  数字でもいいでしょう。その他、無限に可能性が広がります。本来の
  使い方とは違いますが、うまく使うと、おしゃれな感じすらします。
  みなさんも是非、試してみてください。とても楽しいですよ。

 ・大切なことは、組み文字でできるのなら、割注でもできるのでは?と
  発展的に考えることです。もちろんできます。そちらの方が、より複
  雑なものを作ることができます。このように、工夫する気持ちを持つ
  ことが上達する上で欠かせないものといえるでしょう。

 ・みなさんも、面白い技がありましたら、是非、教えてください。この
  マガジンでも紹介したいと思います。

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◆ ダイジェスト <23号「使える技」から>
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★ ウィンドウを分割する技

   垂直スクロールバーの▲の上にある部分をドラッグ

 ・ちょっと分かりにくいかもしれません。右端についている垂直スクロ
  ールバーを上に動かす▲の上にほんの少し「くぼみ」のようなものが
  あります。そこに、マウスポインターを近づけると、ポインターの形
  が変りますから、その状態で、下へドラッグしてください。

 ・すると、現在編集している文書が二つに分かれます。分かれたといっ
  ても、けっして二つになったわけではなく、一つのものを二つに表示
  しただけです。ですから、どちらを編集しても、両方に反映されます。

 ・この技のいいところは、上は上、下は下でスクロールすることによっ
  て離れた部分を同時に見ることができるということです。最初の方を
  参照にしながら入力したいときなど役に立ちますので、是非試してみ
  てください。

 ・尚、編集が終わったら、またドラッグすれば元に戻ります。

■ 作者より一言

 ・本文でもお伝えしたとおり、面白い使い方をしている方は、是非、メ
  ールでお知らせください。→ mailto:hirosilk@pat.hi-ho.ne.jp
  最近、少しネタ切れです。基本的な技はたくさんあるのですが、ちょ
  っと気の利いた技となると、なかなか見つかりません。何とか、頭を
  ひねってがんばりたいと思います。


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   ★ あなたの技術をほんのちょっとだけ高めるマガジン ★
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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 125

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■ 今回の使える技 「後から、文字の種類を変更する技」

 ・前に似たような技(ダイジェスト参考)を紹介しましたが、すでに入力
  した文字を他の種類に買える技を紹介します。

  ★ 後から、文字の種類を変更する技

   ・範囲を選択して、[書式]→[文字種の変換]を押す。

   ・変換したいものを選び、OK。

 ・文字種の変換というダイアログボックスを開いてみてください。実に
  多くの変換メニューがあるのに気づくと思います。先頭だけ大文字に
  したり、半角全角の切り替えをしたり、ひらがなをカタカナに変えた
  りすることもできます。過去に読者からも、数通の質問がありました。
  覚えておいて損のない機能だと思います。
 
■ 上達のヒント 「ソフトは永遠の未完成」

 ・みなさんは、「ソフトは永遠の未完成」という言葉を聞いたことがあ
  りますか?意味は、そのままですが、ワードやエクセルのような世界
  的なソフトでも、細かいバグが、たくさん存在しているということで
  す。ですから、理論的にできるはずのことができないなどという現象
  が、しょっちゅう起こることになります。

 ・そんなとき、どうしたらいいのかといえば、ソフトを終了し、再起動
  する、Windows を再起動する。その程度で直ることがあります。また、
  昔の電気製品などは、ひっぱたくと直るなんてことがありましたが、
  図をちょっと動かしたり、一回改行して元に戻すなど、ちょっと刺激
  を与えると直ることがあります。ソフトなんて、その程度のものです。

 ・しかし、読者から、その種の質問も多く届きます。すっきりしないと
  気がすまない性格の人も多く、何故だ何故だと反問しながら苦しんで
  いる人も多いようです。でも、よく考えてみてください。日常生活で
  も、ちょっとした危険はいっぱいあります。しかし、ほとんどは、ト
  ラブルにならないで済んでいるだけということも多いものです。

 ・よくたとえに使うのですが、道路に空き缶が1つ落ちていたとしまし
  ょう。たいていの場合は、事故につながりません。しかし、きわめて、
  タイミングが悪く、車が缶を飛ばし、それが対向車にぶつかりなんて
  ことがあれば、事故がおきてもおかしくないでしょう。その程度のバ
  グは無限に存在するといってもよく、ときどき起こる不思議な現象は、
  その程度のバグがヒットしてしまったと考えてください。

 ・とにかく、変だなと思ったら、再起動。どうしても直らなかったら、
  機嫌が悪いのだと考え、少し休ませる。それで、直ってしまうことが
  多いのです。根本的な障害でなく、ソフトの未完成の部分が現出した
  障害ならば、自然に直ってしまうものです。パソコンは、その辺を認
  識して付き合っていくことが大切です。過度の信頼は禁物です。

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◆ ダイジェスト <2号・51号「使える技」から>
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★ 後から英字の大文字小文字を切り替える技:Shift+F3

 ・実際にやってみてください。打ち込んだ文字を選択し,Shift+F3 を
  打つと,あたかも未確定状態で,F10 を打っているときと同じように,
  全部大文字,全部小文字,頭だけ大文字というように変換することが
  できます。

 ・一つ一つやるのでは大変ですので,すべて変えたい場合は,全体を選
  択してからやってください。英字以外は,影響を受けませんので,一
  括で処理できます。随所に英字を使われる方には便利です。

■ 作者より一言

 ・かつて日本は、経済一流、政治三流と言われましたが、最近は、経済
  は二流、政治は、相変わらず三流という感じですね。経済は、一人一
  人が、がんばっていけば、また一流と呼ばれる日がくるかもしれませ
  んが、政治が一流になる日は永遠に来ないように思われます。寂しい
  ことですが・・・。


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