目次 | 令和7(2025)年 | 8(’26)年 | 9(’27)年 | 10(’28)年 | 11(’29)年 | 12(’30)年 | 13(’31)年 |
※ | 『草食獣・曳杖篇~および評論と翻刻~』以後(「短歌人」令和7年2月号より) |
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番号 | 掲載誌 | |
1 | 彼岸の墓の通路におちていた家族写真だ古いがカラーの | 「短歌人」1月号 |
2 | プラスチックのカバーに守られ微笑める家族だどの墓の主 | |
3 | 耳遠くなったわたしが聴いている鬼の捨て子のたぶん泣く声 | |
4 | 今川焼きも大判焼きも回転焼きも御用とあればつねに御座候 | |
5 | 立ち上がることができない道端でころんだわたしに手が伸びてくる | |
6 | 清荒神(きよしこうじん)下車、宝塚小学校の「おもいやり席」で見る運動会 | |
7 | 桃中軒雲右衛門その生涯のすさまじきかなかなかな秋だ | |
8 | みそカツパンも小倉トーストも川西のコメダ珈琲で食べました | 「短歌人」2月号 |
9 | いつもきれいに使っていただき…監視する目があるようで居心地悪い | |
10 | 記者会見をしない(させない?)お笑いの松本人志は何者やねん | |
11 | 脳梗塞の後遺症あるは那須にしてなすなかにしの二人がんばれ | |
12 | 投票台に杖おき下手な字で書いた推しの候補者、世の中変だ | |
13 | 折田のる選挙カーのあと立花が斎藤元彦の応援にくる | |
14 | N党を名のる不可解わをかけてサインをもらうためならんでる | |
15 | 兵庫県知事選挙は今まさに進行中であるその第二幕 | 「短歌人」3月号 |
16 | 井戸知事は歌人でもあったアルバムに生田神社の曲水の宴 | |
17 | おぞましく汚らしくも現役の検事正北川健太郎がしたこと | |
18 | 昭和の大阪地検の検事正、吉永さんはご近所だった | |
19 | 一等星「アンタレス」なら和名では赤星、酒酔い星ほか楽し | |
20 | 星宿が星座となって夜の空をギリシア神話が占める明治だ | |
21 | 街の灯が空を照らせど金星とシリウスなどは見える夕刻 | |
22 | 脳内出血の術後で記憶にありません’九五年の大震災は | 「現代短歌新聞」3月号 |
23 | 三階で二階で一階でわたくしを除く家族が揺れていました | |
24 | あの日から三十年、テレビより「しあわせ運べるように」流れる | |
25 | 被災地と神戸をつなぐ中核に臼井真の曲があります | |
26 | 「神戸生まれ、震災を知らない」清水アナのドキュメンタリーを見ている朝だ | |
27 | 「短歌人」4月号 | |
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