あなたの職場ではきちんとした禁煙・分煙環境が整っていますか? |
喫煙対策なし 化学物質過敏症 対策を要望 受け入れられず 休 職 解 雇 |
職場のタバコで化学物質過敏症(化学傷害)に |
その後 |
喫煙対策なし 体調不良 対策を要望 受け入れられず 人間関係が悪化 やむなく退職
|
わかってもらえない、煙を吸わされるつらさ |
その後 |
不完全分煙 対策を要望 有効な措置とられず 気管支喘息 やむなく退職 |
中途半端な分煙で、気管支喘息に ハウスメーカー関連子会社の内勤社員として約7年間勤務。入社時はきわめて健康だったが、職場の受動喫煙に耐えながら仕事をするうち、徐々に体調が悪くなり、ついに気管支喘息を発症。 喫煙コーナーの煙が充満 社員は10名ほどで8_9割が喫煙者。入社後2年間は関連会社と広いオフィスを共用しており、喫煙対策はなかった。やがて自社のみで小さい事務所に移転。事務所の隅に低いパーテーションで仕切っただけの喫煙コーナーが設けられたが、煙や臭いは室内に漂っていた。1年後、組織統合で人員が16人に増えたころから、それまであまり気にならなかったタバコの煙にストレスを感じるようになる。 ノンスモーカーの同僚も肺気胸に 4年目に入社してきた内勤の女性Yさんはタバコ煙に敏感な人だったため、上司に対して一緒に喫煙コーナーの改善を訴えた。煙が漏れないような措置を具体的に提案したが、配置変えの時期まで待つように言われる。その間の応急措置としてビニールカーテンで覆うという案は「みっともない」と却下された。代わりに設置された空気清浄機はほとんど効果がなく、目の刺激やのどの痛みに悩まされる。 そのうちYさんは肺気胸になり入院、手術。いったん復帰したが、間もなく退職した。 気管支喘息を発症 再三の訴えもむなしく、配置変えの後も「空間分煙」は実施されなかった。同僚の喫煙者にも理解されず、とうとうライターの点火音にまで怯えるようになる。やがて、風邪も引いていないのにむせるような咳が出始め、呼吸が苦しくなって病院へ。「気管支喘息」と診断され、「これ以上タバコ煙のなかで働くことはできない」と退職。 |
その後 |
喫煙対策なし メニエル病息 衛生委員会へ 「禁煙化」決まるが やむなく退職
|
ルールは禁煙でも、「煙害」は置き去りのまま 市役所に勤務。20代後半まで喫煙していたが、結婚を機にやめ、以来20余年間ノンスモーカー。 職場には喫煙規制が全くなく、執務中も会議中も常時タバコの煙にさらされていた。やがて病に倒れ、「メニエル病」、「突発性難聴」と診断される。診断書には「タバコは禁忌すべきもの」と記載された。 健康に生きたいという願いから、職場内での喫煙規制を求める運動を開始。衛生委員会で「段階的に規制を強化し、最終的には全面禁煙とする」と決定したが、当局の都合でなかなか履行されず、煙害はほとんど解消されなかった。 対策の内容は「禁煙タイム」に始まり、「喫煙コーナー」の設置、「空気清浄機」の設置と少しずつ変わっていったが、すべて不完全分煙で効果なし。退職する1年前の時点では、空気清浄機付きの喫煙コーナーが自席のすぐそばにあり、そこから流れてくる煙で常に不快感を覚え、病気の再発を恐れる毎日だった。このような状態で仕事を続けていくことに生命の危険を感じ、また対策が遅々として進まない失望から、定年を前にして退職せざるを得なくなる。 退職願には「タバコによる健康不安」と理由を明記したが、これに対する当局の反応はいっさいなかった。 |
|
喫煙対策なし 喘息の発作 対策を要望 喫煙者による やむなく退職 |
発作を起こし、救急車で運ばれたのに・・・ 経理職として小さな化粧品会社に入社。幼い子どもを抱えてやっと見つけた転職先だった。社内の男性はほぼ全員が喫煙者で、同じ部屋で働く直属の上司に毎日タバコ煙を浴びせられた。もともと喘息の症状があったため仕事中に発作を起こして倒れ、救急車で病院に運ばれる。 |
その後 |