BlackJumboDogをサービスとして起動させるソフト、BGTSKMANは、 オフィシャルがなくなっています。その代替えとして、ExecSvcを使うことにします。
では、BlackJumboDog をサービスとして起動させる設定にはいります。このと き、アプリケーションはリモートでしか操作できなくなり、ダイアログ等のインター フェースが見えなくなります。ですから、問い合わせが内容に、あらかじめ BlackJumboDog を設定しておきましょう。[設定] → [オプション] の、[終了確認 のメッセージを表示する] のチェックをはずしておきます。
まず、ExecSvcをインストールしましょう。最新のバージョンは、0.6となっています。ファイル名 exsvc06.lzhをダウンロードしてください。そして、LZH書庫を処理できるアーカイバを使って、 このファイルを展開します。私は、"C:\online\exsvc"に展開しました。その結果、フォルダ構造が 次のようになりました。
C: +- online + exsvc ( ExecSvcの 実行ファイル) | + SapporoWorks + BlackJumboDog (実行ファイルと設定ファイル) + log (ログファイル)
つぎに、ファイルに含まれているReadme.txtをよく読んで、サービスを登録します。 次のようにすれば、インストールできると思います。
これで、ExecSvcのインストールは終了です。しかし、これで終わりではありません。 次は、ExecSvcにBlackJumboDogをサービスとして登録します。その方法は、次のようになります。
#初期設定ファイル(ExecSvc v0.3以降を対象) #セクションは全部で20個まで書けます。 # #default section #LOG = ON : ログをログファイル(ExecSvc.log)に出力します。 # OFF: ログをログファイルに出力しません。 #LVL = 0 : エラーのみ出力 # 1 : エラー、警告を出力(デフォルト) # 2 : エラー、警告、一般情報を出力 # 3 : エラー、警告、一般情報、デバッグ情報を出力 LOG = ON LVL = 1 [BlackJumboDog] EXE = C:\online\SapporoWorks\BlackJumboDog\BlackJumboDog.exe DIR = C:\online\SapporoWorks\BlackJumboDogそれぞれ、EXE : 実行ファイル、DIR : 実行時ディレクトリ(フォルダ)を表します。
最後の二つは、BGTSKMANと同じなので、省略します。第10章を参照ください。
これで、サービスとしてBlackJumboDogが起動されました。 ちゃんと起動されているかどうか、タスクマネージャーで確認してください。 また、設定がちゃんと残っているか、リモート接続で確認してください。
一度、リモートからダイヤルアップ手動接続してみてください。そのとき、ダイアログにユーザ名や パスワードがちゃんと入力されていて、そのままで接続できるかどうか確認してください。成功すれば、 BlackJumboDogのサービス化は完了です。
Windows2000をログインせずにBlackJumboDogを起動することができます。