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第1章 接続しよう

まず、パソコンが2台以上いります。それと、モデムやTAなどの、インターネット接続回線を一方のマシンにセットしてください。たとえば、私のうちでは現在4台のマシンがあり、そのうちの1台にモデムが接続されています。
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AK73PROは自作AT互換機、PC9821XA12はNECのキューハチ、 CF-C33EJ-8はノートパソコンで、BKi810は小型のAT互換機です。 また、この4台のマシンにはすべてWindows95以上のOSがインストールされています。 これは結構重要です。なぜなら、インターネットにつなぐためには、TCP/IPというプロトコル(言語)が 使用されるためです。Windows95は、標準でTCP/IPに対応しているので、インターネットにつなぐことができます。 そして、AK73PROは、モデムを使ってすでにインターネットに接続できる環境になっています。

まず、4台のパソコンをつなげることから始めましょう。そのために、必要な材料は、次のものです。

これが、それぞれのマシンに対して一つずつ必要になります。 また、それをとりまとめるための、ハブと呼ばれる機械が必要になります。 自分のマシンに対して、どれを買えばいいかは、次のように考えればいいでしょう。

UNIXでも使いたい人は、ボードに搭載されているチップも考慮して購入しなければいけませんが、 Windowsでしか使わない人は、そこらで売っている1,2千円のものでも十分に使えます。

私の場合は、次のようなものを用意しました。

増設や、接続は、そんなに難しくありません。 ドライバー1本と、ちからわざでできます。 PCIバスやISAバスの場合は、ケースを開けてスロットにつっこむだけです。 ここで、一つだけ注意することは、スロットに対して垂直に力をこめて、挿入してください。 ちゃんと奥までささないと、認識しないかもしれません。マニュアルをよく読んで、正しく装着してください。 CバスやPCカードの場合は、ケースを開ける必要はなく、 カバーをはずしてレールに沿って力一杯入れるだけでOK。 後はLANケーブルとハブとをつなぐだけです。これでハードウェア的な設定は終了です。 その結果、次のような状態になりました。
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カラフルでしょ。こうすると、どのマシンにどの色がつながっているかわかるので、ケーブルの処理が少しだけど簡単になります。

これで使えるようになったらいいんですけど、まだまだコンピュータはそんなに賢くないんで、自分でセットアップ(設定)しなければいけません。まず、差し込んだネットワークアダプタを認識させましょう。

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