その頃は革ツナギなんて高嶺の花だった。真っ黒な皮製か、ニット地のようなスーツもあったっけ。
Z2氏がク○タニのデイトナタイプ上半身が赤で下が黒いのを買ってきた。
うううっ、欲しい!!・・・ バイト、ばいと、アルバイト。
貯めたお金を握り締めて、カ○ヤへ走った。
頑固そうな職人肌の親爺は「うちはオーダーだから3ヶ月かかるよ。」
ん〜む、 注文してからバイトに励めばよかったなぁ。 あとの祭り。
しかし、デザインも自由に出来る。自分の名前も入れられるぞぉ!
膝パットも入れてやろ!!
店員さんにレースに出るのか?と聞かれた。
まだ、そんな気はないと答えたが、店員さんは????
後年、延髄パットとかも一般的になってきたが、当時何色か使った革ツナギで町乗りしているバイク野郎は皆無だったから。
数ヵ月後、なじみのバイク屋(鈴木輪業:葛飾区小岩)に遊びに行くと仲間からオイオイとお呼びがかかる。
差し出された本を見るとなんか見たことあるツナギ。
みよしレイ子さんがTOMOのツナギ着て載ってました。写真をクリックすると大きな画像に成ります。
ん〜む、断りも無く!! 広告料も無く!! なぁ〜んて。 はははっ
太もものサイド部分 名前が入っていて FUKUYA が読める
「八重洲出版社 1981年 モーターサイクリスト4月号臨時増刊 世界のバイク用品カタログ’81」より
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