● iMac :搭載できるRAM容量

iMac の RAM は SO-DIMM と呼ばれる種類でこれまでのPowerMacintosh に使用されているものとは異なる,EDO およびファーストページモード RAM は非互換, PowerBook G3 シリーズと同じ形式, VRAM は G3 と共通である.メモリの増設は容易ではないが,難しいというほどでもない。まず、カバーを取り外すのは,ネジ1本を外せばすむ。しかし,それから4つのコネクタを抜き,さらに3本のネジを外す必要がある。これで,ロジックボードの表側全体にアクセスできるようになる。SGRAM(ビデオメモリ)を差すSO-DIMMスロット1基が見えている。さらに,CPU冷却ファンのすぐ隣にある金属カバーの下には,もうひとつのSO-DIMM空きスロットがあり,ここに増設RAMを差す。詳しくはここを見て下さい。ちなみに

最大サポートSO-DIMM - 64 MB

Total DRAM Supported - 128 MB

です(Appleが保証する分)

また、ボトム側の高さが不足するため、普通の128MB DIMMは装着できない(現状のPowerBook G3 series用では使用出来ない)ことになっていますが、この制限を超えたiMac専用メモリーとしてPeripheral Enhancements社がすでに、128MBと256MBの容量を持つ専用メモリーを発表しています。しかしこれに加えて新たにハギワラシスコム社が、このボトム側の高さで入るサイズの128MB DIMMを発売したそうです。今後iMacの最大搭載メモリー容量が、最大384MBに引き上げられる可能性がありそうです。また、128MBのメモリを使用する場合はグリーンハウス製の初期ロットはトラブル可能性が高いそうだ(〜8/29迄の物)。初期ロットではアドテック製を使った方がトラブルの可能性が低いそうだ。

● iMac :バックサイドキャッシュ比率変更

Powerlogix社から、iMacの バックサイドキャッシュバス設定を変更出来るソフトG3 Cache Controlが(Version 1.3)でています。

● iMac :既存プリンタの使用

米Apple Support は既存の EPSON インクジェットプリンタを使用する方法としてプリンタが接続されたMacintosh とストレートケーブルで接続し,プリンタを共有する方法と, Stalker Software を使用する方法を示している.

● iMac :強制再起動の方法

iMac では, command + option + パワーオンキー のキーコンビネーションはこれまでと多少異なっている.それらが効かない場合, iMac 側面の入出力カバーを開けて, Ethernet とモデムポートの間にあるリセットホールに針金を差し込んでリセットする。2つ穴がありますが。上のボタンを押して下さい。なお、下はプログラマーボタンです。さらにそれでもリセットできない場合は,電源ケーブルを抜き,少なくとも 30 秒待ってから再接続して起動して下さい。

● iMac :内蔵モデムの接続スピード

iMacの内蔵モデム接続速度バラツキは外付け製品よりもiMac内蔵の方が高速に接続出来るらしい。でも、56kで接続出来る可能性はかなり低いようです。接続速度の問題は加入しているISPが56kに対応していない所のユーザーたちが接続速度問題を騒ぎ立て,Appleを非難しているそうだ。(Appleによれば)この障害は,モデムをV.34規格からアップグレードしていないISPに対して起きているものだという。V.34モデムと対照的なV.90の性能が発揮されるのは,かなり状態の良好な電話回線が来ている場合に限ったことであり,さらに,ダウンストリームのみが対象となる(これぐらいは常識として覚えておきましょう)。

● iMac :iMac モデムアップデート (J)(hqx17KB,bin13KB)

このモデムスクリプトは、モデムの通信速度を33.6kbps、またはそれ以下に制限します。このことにより、電話回線の品質が低下している状況でもより安定して接続することができます。

● iMac :iMac アップデート 1.0 (J)(hqx2620KB,bin1919KB)

iMacのUSB ソフトウェアの改良。この改良によって、多くの USB 周辺機器の操作性が向上します。

● iMac :従来フロッピィドライブの使用 現行フロッピィドライブのポートがロジックボードにあります。力技で取り付けれるます。詳しくはここを参照して下さい[でも、トランスルーセント(決してスケルトンと呼んではいけないよ)な筐体に穴を開けるのはいやだなぁ]でもフロッピィでしか入れられないソフトもあるしね(xxDoubler系等)ま、これがありますからから利用するのも手ですけどね

● iMac :ATOK11の使用上での不具合

ジャストシステム社から、iMacで起こるATOK 11の仕様上の問題を解決するためのアップデータ ATOK11 for Macintosh R.1.1アップデータが配付されています。

● iMac :バンドルされたクラリスワークス

バンドルされたクラリスワークスを開くと登録画面が出るが,無視して次からダイアログが出ないように「 Never 」を選択する.登録は iMac を登録することで行われる.クラリスワークスのシリアル番号は製品にないのですが登録はiMacの登録と一緒に行われる。

● iMac :既存 Macintosh との Ether 接続

iMac を購入された方で,これまで Ethernet での LAN を組んでいなくても PowerMacintosh や PowerBook などの Ethernet ポートのある Macintosh を既に持っていた方は,HUB など購入しなくても,直接 iMac と既存 Macintosh を Ethernet ケーブルで直接接続してデータをやりとりすることができます.

Ethernet ケーブルには通常使われるストレートケーブルと直接接続するときなどに使用されるクロスケーブルがある.それぞれケーブル結線が一部異なっているだけであるが,このうちのクロスケーブルで互いの Macintosh の Ether ポートに接続すればよい.

しかし,ケーブルは外から見ただけでは区別が付きにくい.そのうちHUB など購入して LAN を構築する場合もあるかも知れず,その場合はケーブルの扱いが混乱する可能性がある. Ether ケーブルはほとんど全てをストレートケーブルにして,クロスにする必要がある場合はクロスに変換するアダブタを使用しているのでお試しいただきたい.つまり,ストレートケーブルとクロス変換アダブタを購入すればよい.

各 Macintosh 上でのファイルの転送についてはシステムに備わっている AppleShare によるファイル共有を利用すればよい.( iMac 他のマニュアルを参照のこと)

● iMac :CD-ROM Driveに起因した振動量

iMacに搭載されているCD-ROM Driveに起因した振動量を低減させるためのファームウェアーiMac CD Update 1.0を配付しています。iMac Update 1.0インストーラが終了しない場合がありますが, Epson プリンタを使用していて印刷途中のデータが残っているとそのようになるようです.インストーラは全てのアプリケーションが終了している必要があるが, Epson printer queue に何か残っていると EpsonMonitor というアプリケーションが起動するようになっている.Epson Monitor はメニューなどから終了することができません.この問題を解消するためには,機能拡張フォルダにある Epson Monitor フォルダ内の Spool folder にあるファイルを捨てればいいようです.

● iMac サポートページ

AppleにiMac Tech Info Library 日本語版があります.

USB(Universal Serial Bus)について

iMac : CD-ROM ディスクのセットと取り出し  

iMac : メモリの増設(1/2)

iMac : メモリの増設(2/2)

Ethernet による2台のコンピュータ間の情報交換

10/100Base-T Ethernetネットワークへの接続

インターネット接続に必要な設定

●iMac Tech Info Library 日本語版

iMac サポートのページとしてアップルが公開しています。

●iMac :その他いろいろ

iMac日本語版に付属するリストアーディスクで再インストールをすると、Apple 10/100 Fast Ethernetが含まれないらしい。イメージファイルの中を覗いてみても、機能拡張ファイルの中にはそれらしきファイルが入っていないようです。(入れ忘れなのだろうか?)

iMac には 2 枚の CD-ROM ディスクが入っていて, iMacInstall はソフトウェアを個別にインストールすることができるようになっている.

かつて Alchemy マシンで見られた起動時に一瞬?マークが出るのと同じ現象が iMac でもあるようだ.起動ディスクコントロールパネルで内蔵ハードディスクを指定することで回避できる.(ハードディスクに深刻な事態の発生する?マーク問題の方ではなく,起動ディスクを探すタイムロスによる一瞬の?マーク表示の問題の方である.もちろん起動 30 秒問題でもない)

iMac は PlainTalk Speech Recognition が使えない.

iMac では PPP コントロールパネルが廃され, RemoteAccess コントロールパネルに統合された. Remote Accessコントロールパネルから PPP 接続する方法が書かれている.モデムコントロールパネルの「経由先」は「内蔵モデム」にセットされ,「設定」の「モデム」が「 iMac 内蔵 56k 」となる. TCP/IP の経由先は「 PPP 」である.

もし,問題が起きる場合, AppleTalk コントロールパネルを開き,「経由先」を「リモートのみ」として接続し直してみる.

既存の StyleWriter を iMac に接続するには,二つの方法がある.

1.ネットワーク上の他の Macintosh に接続したStyleWriter を ColorShare/GrayShare を用いて使用する.

2.サードパーティ製 Ethernet / LocalTalk 変換製品を使う.

iMac では起動音の音量もモニタ&サウンドコントロールパネルでの設定によって変えられる.もし,起動音がしない場合,モニタ&サウンドコントロールパネルで消音になっている.

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