Mac OS 8.5について

Mac OS 8.5 (Allegro)について

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Allegroでの改善点。

  • Finderが存在しなくても、デスクトップの再構築が可能に(インストーラーのクラッシュへの対処)
  • VM、ディスクキャッシュやプリント関係などのシステム参照項目がシステムファイルから分離され、システムフォルダーへ
  • 各バッファーサイズを修正(メモリーへの圧迫が減少)
  • イベント・キューが2倍に
  • ネイティブ化されたQuickDraw
  • AppleScriptがネイティブ化され、3倍から5倍、高速に
  • コピーが劇的に向上(8.1の半分になるらしい)
  • HTMLベースのApple Guide
  • V-Twinテクノロジーを採用したFind 2.0(ファイルに含まれるテキストも検索し、さらにコンテクストメニューから"サマリー(要約)"を選択すれば 例えば、3パラグラフある文章がまとまった1パラグラフの文章になったものをクリップボードに転送できる)
  • WorldScriptがシステムに組み込まれ、外国語のウェブページも正確に表示!
  • 新しいOpen/Saveダイアログ、Navigation Serviceの採用(MacOS XではCarbonへの移行に伴い、Navigation Serviceのみ対応)
  • アプリケーション・スイッチャー(メニューバーの右隅のアイコンのこと)はフローティング・ウィンドウからもショートカットからもアクセス可能
  • フローティング・ウィンドウAPI、メニュー・バーの表示/非表示APIをサポート
  • 新しくなったFinder
  • ドライブ設定が1.6にバージョンアップ
  • システムプロファイラーも2.0.1へなりより詳しくなった。
  • アップルスクリプトの劇的な高速化
  • アピアランスのテーマ変更は8.6へ持ち越されたようだ(KaleidoScope2.0.1を使えばいい話だが)。
  • 8.1までにはサードパーティ製ソフト(Smart Scroll)を用いないとできなかったスクロールバーの変化
  • Sherlock:究極の情報検索テクノロジー

    内容で検索ディスクに保存されているファイルの内容で予めインデックス(索引)を作成しておき、Sherlockアプリケーションの「内容で検索」パネルから、指定した用語・文章と関連のあるファイルを探し出すことができます。このとき、自然な日本語による検索文の入力が可能。言語解析アーキテクチャによる解析結果を利用して検索し、関連性/重要度の高い順に表示します。

    インターネット検索

    Sherlockアプリケーションの「インターネット検索」パネルでは、インターネット上の指定した検索エンジンに、検索したい単語や文章を投入し、検索結果を関連の高い順に表示します。*1また、検索結果の項目には、そのURLと内容紹介も一緒に表示され、ワンクリックで検索されたWebサイトにそのままアクセスすることが可能です。

    *1 検索エンジンがヒット率をサポートしている場合にのみ表示。

    文章の要約化

    文章の内容を自動で要約することができます。内容を要約したいファイルをFinder上で選択して、コンテクストメニューから「要約をクリップボードに表示...」を選択すると、言語解析アーキテクチャによる要約化が行われ、結果がクリップボードに表示されます。

    驚くほど速いネットワーク

    Open Transport 2.0

    ネットワークを経由したファイル共有、コピー、印刷、バックアップが驚くほど高速になりました。100BASE-Tの理論上の限界値にせまる効率でネットワークを使用し、他のコンピュータに勝る高速性を実現しました。Power Macintosh G3で動作するMac OS 8.5において、100メガビットのEthernetの80%使用を達成しています。実に、150MBのファイルを15秒足らずでコピーすることができます。

    ネットワークブラウザ

    AppleTalkネットワーク上のAppleShareサーバの検索、マウントが簡単に行える新しいインタフェースのブラウザ。よく接続するサーバについては、サーバ名・ゾーン名を登録し、サーバとの接続が素早くできるようになります。

    PowerPCに最適化されたAppleScript

    Finder上でのスクリプティング

    最大5倍の高速化がはかられ、よりスムースな作業が可能になります。AppleScriptを使用した作業/ワークフローをストレスなく実行可能。

    フォルダアクション

    フォルダ自体にAppleScriptによる「動作」を統合し、フォルダを開いたり、フォルダにファイルをコピーしたりといった、さまざまなフォルダの状況に応じて設定したスクリプトを自動的に実行させる事が可能になります。さらに、ColorSyncやネットワーク関連のコントロールパネルを始め、さまざまなコンポーネントがAppleScriptによってコントロールできるようになりました。

    非常に簡単なインストレーション

    シンプルでわかりやすいインストレーション

    インストールの手順もシンプルに、短期間で全てのインストレーション/アップグレードが完了します。また、カスタムインストール時のインストールセットを保存することが可能になり、学校や企業において、同一の環境を構築するのが容易になりました。さらに、インストールが終了すると、インストレーションログに新規/消去/置き換えの記録が残るので、仮に使用中に問題が生じても解析に役立ちます。

    より進化した機能

    マルチメディアのためのソフトウェアQuickTime 3

    インターネットで提供されている動画、静止画、サウンドなどの再生を簡単に楽しむことができます。Mac OS 8.5をオンラインでユーザ登録すると、編集が可能なQuickTime 3 Proのアクセスキーが入手できます。簡単な操作でマルチメディアタイトルの作成や編集が可能になります。

    新しいアピアランス

    「アピアランス」コントロールパネルが新しくなりました。従来の旧「アピアランス」「システムフォント」「デスクトップパターン」「デスクトップピクチャ」「サウンド」の設定をひとまとめに、利用される方の好みの組み合わせで設定を保存。設定を簡単に切り替えることができます。また、ウィンドウのスクロールアローを下および右端だけにつけ、ウィンドウ内の表示される範囲によってスクロールボックスのサイズを調節する、「スマートスクロール」機能も装備。フォントをなめらかに表示するアンチエイリアス機能もサポートしました。

    ネットワークタイムサーバによる時刻合わせ

    サーバから提供される正確な時刻に同期し、ご利用のMacintoshの日付と時刻を正確に合わせることができます。電子メールの送信日時にも正確さが要求されるインターネット時代に必須の機能です。

    アプリケーション切替

    起動しているアプリケーションの一覧を表示し、アプリケーションメニューをティアオフ化する機能を装備。複数のアプリケーションを、マウスクリックかキーコンビネーションで素早く切り替えることができます。

    新しい「開く/保存する」 ダイアログボックス

    ファイルを開いたり、保存したりするときに新しいインタフェースを提供します。ファイルやフォルダを選択するダイアログは、サイズボックスをドラッグすることで表示サイズを変更することができ、フォルダの階層を含めてリスト表示されます。また、Finder上のフォルダをドラッグ&ドロップすることにより、フォルダの中身をダイアログに表示することができ ます。

    インターネットロケーションファイル

    Webブラウザに表示されているURLや、メールソフトで表示されている電子メールアドレスを、ファイルとして保存することが可能になりました。それぞれの持つアドレス情報によってアイコンが異なりますので、目的のアドレスを素早く見つけることができます。

    Multilingual Internet Access

    インターネットアプリケーション上で、さまざまな言語を表示することが可能になりました。これにより、さまざまな言語で書かれたWebページの 内容を見ることができます



    ● Tips

    MacOS8.5で今回新登場したヘルプセンターでの検索項目に「steve」または「harada(または原田)」と入力して検索すること「ことえり開発チーム」と「MacOS開発チーム」などが表示される。

    「control」+「option」+「command」キーを押しながら、アップルメニューのこのマッキントッシュについてをクリックすると、開発者のクレジットがスクリーンセーイバー表示され、これをしんぼう強く待っていると、日本開発チームの名前も出てくる。
    0S8.5はステレオ対応で、画面の左側をクリックすると左から、画面の右側をクリックすると右側からサウンドが聞こえる。アピアランスのサウンドでメニューバー を左右に移動しているとステレオ音響が実感出来る(ヘッドホンをつかうとよくわかる)。


    MacOS 8.5日本語版を「8」のキーを押しながら起動すると、MacOS 8.5 日本語開発スタッフの名前が表示され、負けん気を感じることが出来る。

    メモリコントロールパネルを開くさい、「コマンド」+「オプション」押しながら開くと、「メモリーテスト」項目が表示され、それを「切」にすると起動時にメモリーチェックがされないため、多少起動が早くな るそうです。MAXで増設されている方には効果があるのかもしれません。

    MacOS 8.5 をインストールしたらAliasの左下に矢印がつくようになりましたWinみたいで、やだと言っている人に朗報!!NoAliasBadgeを使うと消せるらしいです。使い方は至って簡単。 NoAliasBadgeを機能拡張フォルダに入れるだけです。

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