京都学校教育相談研究大会

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平成17年度
第40回 全国学校教育相談研究大会
第28回 京都学校教育相談研究大会


700名の参加者を得て、成功裏に開催させていただきました。
参加者の皆様の研修への意欲はもちろん、スタッフ一同のもてなしの心のたまものです。
来年度、全国大会は東京で
京都の大会は例年通りアスニーで開催します。
多くの方々のご参加をお待ちしております。

1 主 催 全国学校教育相談研究会
京都府公立幼稚園教育研究会 

京都府小学校教育研究会 
京都府中学校教育研究会 
京都府立学校教育相談研究会 
京都市立小学校カウンセリング研究会 
京都市立中学校カウンセリング研究会 
京都府私立中高連合会カウンセリング研究会
    後 援 文部科学省
京都府教育委員会 
京都市教育委員会 
京都府私立中学校・高等学校連合会 
2 日 時 平成17年8月3日(水)  10:00〜16:30
  
     8月4日(木)    9:30〜16:00
3 場 所 京都華頂中学・高等学校 華頂短期大学
4 テーマ 「この時代を、こどもたちと共に あゆむ」 
5 講 演 記念講演 「現代児の心の発達〜何が問題か?〜」
        
兵庫教育大学学長・中央教育審議会委員   梶田叡一
 
学校嫌い、不登校、引き籠もりが見られます。課題に集中できない子、自分のことしか考えない自己中心的な子、すぐキレて暴力を振るう子もいます。現代の子どもたちに見られる生命力の低下、自己統制力の低下、規範意識や価値感覚の未発達をどうするか、ご一緒に考えてみたいと思います。
特別講演  「どう生きたらいいか」
        
作   家                宗田理
 
最近、自殺、それも集団自殺する記事をよく目にする。その遺書の中にこんな文章があった。「生きていても楽しいことがなさそうだから死ぬ」その文章を読んで、ぼくは楽しいことって何だろう?と思った。まず健康であること。お金もあっていい家に住み。いい車を持ち、好きなところに旅行に行くことができ、子どもは勉強ができ、スポーツも芸術も得意。こうなったらみんなからは羨ましがられたい。しかしだれもそんなふうにはいかない。というよりもこんな人はめったにいない。
 今から60年前の日本ときたら国は焦土と化し、食べものはなく。全国民が貧困のどん底にあった。あの時、楽しいことなんてだれも考えなかった。それでも絶望して自殺する人などいなかった。
 今モノは豊かで餓死する人などいないのに、子どもたちは決して明るい顔をしていないのはなぜだろう。それは明日を夢見ることができないからだ。生きるってどういうことかを考えてみたい。
6 講 座 1.「学校教育相談にみる特別支援教育〜精神科医の視点から〜」
   
京都府立心身障害者福祉センター附属リハビリテーション病院精神科・神経内科医 有賀やよい
LD・ADHD・高機能自閉症等の特別支援の必要な子どもたちは、整然と分類されるのではなく、いくつかの特徴を併せ持っていたり、学年が進むにつれて現れてくる特徴も変わります。それぞれの子どもの発達段階に応じた支援方法を、脳科学の視点から共に考えていきたいと思います。午前は概論の講義と事例紹 介、午後は参加者からの事例について一緒に考えます。事例提供をよろしくお願いします。
2.「社会性に問題のある子どもへの支援〜ビデオ分析〜」 
   
言語聴覚士・臨床発達心理士 高橋和子
軽度発達障害(LD・ADHD・高機能広汎性発達障害[高機能自閉症・アスペルガー症候群])の子どもたちは、多かれ少なかれ社会性に問題を持っています。この子どもたちの社会性の問題が、それぞれの障害特性のどのような仕組みから生じているのかが理解できれば、支援の方法が考えられます。この講座では、ビデオ分析を通して、子どもは何が分からないのかを明らかにし、どのように支援すればよいのかを具体的に検討します。
3.「多様化する不登校と個別の対応〜タイプ別アプローチ〜」
   
大阪国際大学講師 福井義一
不登校は、医療との連携が必要な状態、休養が必要な状態、適切な登校刺激が必要な状態、司法や福祉領域との連携が必要な状態など、ますます多様化しています。それぞれの状態に応じた適切なアセスメント(事前の査定)と対応があれば、必ず何らかの変化は見られます。この講座では、私が関わった事例や皆さんからの実際の事例を通してさまざまなアプローチを学びたいと思います。事例提供をお願いします。
4.「子ども虐待と学校の役割」
   
大阪大学大学院人間科学研究科助教授 西澤哲
子どもの虐待の急増が叫ばれ始めて10年になります。保護者からの虐待という体験は、子どもの心理や行動に重大な影響を与え、医療や福祉の領域にとどまらず、学校教育にも大きな課題をもたらすことになります。この講座では、実際の事例をもとに、虐待が与える子どもへの影響や、学校現場におけるそうした子どもたちへの支援のあり方を検討します。事例提供をよろしくお願いします。
5.「それぞれのリソース(資源)を活かす関わり〜教師のコーディネート〜」
   
目白大学人間社会学部心理カウンセリング学科/同大学院心理学研究科教授 黒沢幸子
子どもの虐待の急増が叫ばれ始めて10年になります。保護者からの虐待という体験は、子どもの心理や行動に重大な影響を与え、医療や福祉の領域にとどまらず、学校教育にも大きな課題をもたらすことになります。この講座では、実際の事例をもとに、虐待が与える子どもへの影響や、学校現場におけるそうした子どもたちへの支援のあり方を検討します。事例提供をよろしくお願いします。
6.「保護者面接に役立つ技法〜家族療法〜」
   
龍谷大学講師/システムズアプローチ研究所所長 吉川悟
子どもの問題を解決するには、その家族の様子を知り、保護者や家族との連携や協力が欠かせません。しかし、実際には難しい問題が多くあります。家族を一つのシステムとして考える家族療法の中から、保護者面接に有効な技法を示し、ロールプレイなどの実習を通していくつかのポイントを体験し、学んでいきたいと思っています。
7.「不適切な行動や考え方を変える〜認知行動療法〜」
   
関西学院大学文学部教授 松見淳子
認知行動療法は、不適切な考え方や行動を適切なものに変えることによって、セルフコントロールを教えます。目標を明確にし、アセスメント(事前の査定)に基づいて計画的に介入し、観察し、結果を評価します。子どもの問題行動への対処や、社会的スキルの育成に活用できる基礎的な技法について、事例やデモンストレーションを交えて研修したいと思います。
8.「学校現場に活かす心理学〜交流分析〜」
   
プール学院大学名誉教授/日本交流分析学会認定スーパーバイザー 中村扶美子
交流分析は、自己発見、人間理解、よりよい人間関係を求める心理学です。自分特有の他人との交流(コミュニケーション)のパターンに気づき、それを変えることによって、生産的で親密な対人関係を築くことができます。この理論を学校現場でも有効に活用できるように、人格の構造分析、交流パターンの分 析、ストローク(人の存在を認めるはたらきかけ)、心理的ゲーム(最後に後味の悪い不快な感じが残る一連のやりとり)、禁止令等を取り上げ実習を通して学んでいきます。
9.「イメージの世界〜コラージュ療法〜」
   
京都文教大学臨床心理学科教授 森谷寛之
言葉ではなくイメージを扱う芸術療法の意義について講義し、新聞や雑誌の写真や文字などの切り抜きを台紙に貼り一つの作品にするコラージュ療法を中心に実習を行います。時間があれば描画療法についても触れます。実習をするために,切り抜いても差し支えのない雑誌やパンフレット数種類,および糊とはさみ,18色程度のクレヨンか,色鉛筆を持参してください。
10.「三つの質問で愛情と責任を自覚させる内観療法〜その基礎と応用〜」
   
奈良内観研修所所長 三木潤子
けんかやいじめ、不登校や心身の不調を解決するには、親や教師、仲間からの愛情を再体験し、自分の責任を自覚することが大切です。そのため、内観療法では「世話になったこと」「して返したこと」「迷惑をかけたこと」について具体的な事実を思い出す作業をします。講座では視聴覚教材を使って内観療法の基礎を学び、ミニ内観で体験学習をして、教室で応用する方法を身につけていただきます。
11.「『語る』ことより『出来る』ことへの援助へ〜臨床動作法の拓く可能性〜」
   ふぉりせ心理ストレス相談室代表 宮脇宏司「臨床動作法」
 
“判っていても出来ない”。歩み出そうとする意欲の生み出す力が「力み」となり、空回りの中で無力感に苛まれる子どもたちがいます。「判る」よりも「出来る」ことを直接の課題とする臨床動作法は、「動作」という課題を通じて意図の実現に結びつく努力の仕方を育てる心理援助法です。広々とした和室で実習します。動きやすい服装でご参加ください。
12.「自分も人も大切にする人間関係〜アサーション・トレーニング〜」
   
大阪府立女性総合センターコーディネーター 川喜田好恵
アサーションとは、自分にも相手にも気持ちのよい自己表現のことです。自分を過不足なく表現しなが ら、「いごこちの良い」人間関係を築くために、実習と講義を交えて体験的に学びます。「心の基本的人権」などのアサーションの基本、日常場面や問題解決のためのアサーションの実践、自分の行動パターンの点検など、簡単な講義をして、実習で理解を深めていきたいと思います。
13.「キレない子どもを育てるための教育プログラム〜セカンド・ステップ〜」
    
NPO法人 日本こどものための委員会認定指導講師 三好布生加
感情的にすぐにキレてしまう子どもが増えています。セカンドステップは、子どもの衝動性や攻撃的な行動を和らげ、社会への適応を高め、社会生活を円滑に送れるようにするために作られたプログラムです。アメリカのNPO法人CFCが開発し、現在北米の1万8千校で実施されています。今回は小学校低学年を 対象にしたプログラムを実施しますが、その他の年齢の子どもにも役立つヒントが多く含まれています。
14.「行動の変容を目指すグル−プ体験〜構成的グループエンカウンター〜」
    
東京聖栄大学助教授 岡田弘
構成的グル−プエンカウンタ−(SGE)は、課題遂行とふりかえりを通して自己変革をしていく、予防的開発的な教育相談の手法です。この講座では、ASCA(アメリカスク−ルカウンセラ−協会)が示すナショナル・スタンダ−ド・モデルに基づいて、学業的支援に生かすSGEの実際を体験と実践校の報告を織り交ぜながら学びたいと思います。
15.「個性を引き出し自発的な行動を促すためのコミュニケーション〜キャリア・コーチング〜」
    
NPO法人キャリアセンタービッグバン・ファクトリー代表理事 松田隆之
キャリア・コーチングは、「すべての答えは相手の中にある」という考え方に基づいて、子どもとの関係性を重視し、傾聴や質問によって、思いや考えを整理させ、自分で目標を設定し、実現するのに必要な行動を継続できるように支援します。この講座では、キャリア・コーチングの考え方や技法を、多くの実習をしながら学んでいきたいと思います。また、子ども一人一人の価値観や職業志向性などのキャリア開発に必要な視点についても考えたいと思います。
7 事例発表 事例発表は、全国学校教育相談研究会か京都学校教育相談研究会の会員に限らせていただきます。希望される方は、氏名・所属先名・連絡先電話番号・(メールがあればアドレス)、テーマ・簡単な内容・希望講座名を、6月30日(木)までに、事務局へメールかFAXでご連絡ください。
8 参加費 既会員・新会員・特別会員 4,000円   臨時会員 6,000円
 既会員 既に全国学校教育相談研究会の会員の方。参加費4,000円。平成17年度年会費未納の方は、年会費5,000円も納めてください。
 新会員 今回新たに会員になる方。参加費4,000円と年会費5,000円。紀要・会報・本会主催のワークショップ・ 海外研修旅行などの案内をお送りします。
 特別会員 京都府の後援団体に所属している学校に勤務する教職員と関係者(講師・スクールカウンセラー等)の方。参加費4,000円。後援団体の補助金を特別会費として充当しま す。総会には出席できません。紀要や会報等もお送りしません。 
 臨時会員 上記以外の方。参加費6,000円。総会には参加できません。紀要や会報等もお送りしません。ご不明な点のある方は、事務局までメールかFAXでお問い合わせください。
 
今回は第40回大会を記念して、参加費の中に、本大会の記録集「月刊学校教育相談1月増刊号」(ほんの森出版予価1,020円)と送料が含まれています。冊子は、後日郵送します。  
9 申込方法 1.〆切  平成17年7月15日(金)(少し早いですが、会場設定や事務処理のため期日厳守にご協力ください)
2.方法  郵便局にある「郵便払込取扱票」を使用し、1人につき1枚、口座番号・加入者名・金額と、通信欄に下記の@〜Gの事項を記入し、合計金額を振り込んでください。窓口手数料70円は各自ご負担ください。
 
口座番号 00920−9−147965
 加入者名 全国学校教育相談研究会

 
通信欄
 @都道府県名
 A氏名
 B所属先の名称および所属先の電話番号
 C希望講座(参加を希望する講座番号を1つ記入してください。
  *〆切日までに申し込まれた方は、必ず希望講座に参加できます。
  *迷っている方は3つまで記入できますが、結果は1日目にしかお知らせできません。
 D会員種別(【既会員・新会員・特別会員・臨時会員】の別を記入してください。)
 E年会費(【未納分・新規分・なし】の別を記入してください。)
 F弁当(お茶付1食900円 【1日目・2日目・なし】の別を記入してください。)
  *徒歩15分以内の範囲には大きな飲食店があまりありません。
  *1日目は会員以外の方は昼休みが2時間余りありますが、2日目は1時間30分しかありません。
  *弁当を食べる部屋は用意します。晴天時は、徒歩3分の円山公園でも食べられます。
 Gその他、連絡事項があれば記入してください。
記入例  @京都府 A京都太郎 B京都市立都小学校 075−123−4567  C12 D特別会員 Eなし F1日目・2日目
★〆切日を過ぎて申し込まれる方は、
 必ずホームページかメールで(やむを得ない場合はFAXで)事務局にご確認の後、「郵便払込取扱票」に上記の要領で記入し(参加希望講座は必ず第3順位まで)、合計金額を振り込んでください。結果は1日目にお知らせします。
@申し訳ありませんが、事務処理簡素化のため、確認の通知は差し上げません。念のため、郵便振込用紙の「振込票兼受領証」(半券)をご持参ください。
A振り込まれた参加費は、欠席されてもお返しできません。代わりの方が参加される場合は、予め事務局に連絡してください。ただし、講座は変えられません。
B1日だけの参加でも参加費は同じです。
C当日配布の参加者名簿に、氏名と所属先と参加講座番号を掲載させていただきます。名簿は本大会以外には使用しません。
  
10 アクセス ここをクリックしてください
11 備 考 @1日目と2日目の会場は隣接していますが、入り口が10mほど離れていますので(2日目の短大の入口の方が西)、お間違えのないようにしてください。
A受付は1日目の高校会場のみです。2日目はそのまま会場へお越しください。2日目から参加の方は短大会場で受け付けます。弁当券は1日目に両日分をお渡しします。
B会場は両日とも土足で結構です。
C会場には駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。車で来られる場合は円山公園の市営駐車場(有料)をご利用ください。
D最新の情報はホームページでご確認ください。
Eご不明な点は、事務局までお問い合わせください。連絡方法は、メールをご利用ください。電話での問い合わせはご遠慮ください。

★案内のご入り用の方は、郵便番号・住所・氏名を明記して、メールでご請求ください。
12 事務局 611-0042 宇治市小倉町南堀池
               京都府立西宇治高等学校  西村宣幸
        FAX   0774−23−5040
        Eメール  soudanken@mail.goo.ne.jp
 

全国学校教育相談研究会


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平成16年度 第27回 研究大会
  

1 主 催 京都府公立幼稚園教育研究会 
京都府小学校教育研究会 
京都府中学校教育研究会 
京都府立学校教育相談研究会 
京都市立小学校カウンセリング研究会 
京都市立中学校カウンセリング研究会 
京都市立高等学校カウンセリング研究会 
京都府私立中高協会カウンセリング研究会
     後 援 京都府教育委員会 
京都市教育委員会 
京都府私立中学校・高等学校連合会 
2 日 時 平成16年8月9日(月) 9:30〜16:30  
3 場 所 京都市生涯学習総合センター(中京区聚楽廻松下町9番地の2Z 075-802-3141 )  
4 大会テーマ 「子どもの心を受け止めて〜学校教育相談の原点に戻って〜」 
5 講 演 演題 「教師ができるカウンセリング」 
       講師 明治大学助教授
 諸富祥彦
6 分科会
第1分科会 「LD・ADHD・ASを考える」 高橋和子(大阪アスペの会ディレクター)
特別な支援を必要とする子ども達は年々増えています。どのように支援すればいいのか一緒に考えていきましょう。高橋先生はお子さんも高機能自閉症で、その貴重な映像を見ながら研修します。事例をお持ちの方は是非ご相談ください。
第2分科会 「虐待を考える」 森山順子(NPO 女性と子どものエンパワメント関西事務局長)
最近児童虐待がエスカレートしています。子どもを単なる弱者と考えるのでなく、子どもにも『私にも何かできる』という自信と、何ができるのかという情報を伝えるという姿勢で、虐待について一緒に考えましょう。事例をお持ちの方は是非ご相談ください。
第3分科会「子どもの問題行動を考える」 白石大介(武庫川女子大学大学院教授)
学級崩壊や子どもの荒れなどが新たな問題になっています。それは子どもだけの問題ではなく、教師や子どもを取り巻く環境にも問題があります。子どもにどのように対応すればいいのか、教師はどのように協力し合えばいいのか、一緒に考えましょう。事例をお持ちの方は是非ご相談ください。
第4分科会 「コーディネーターとしての教師〜スクールカウンセラーとの協働を考える」伊坂はるみ(京都府・市スクールカウンセラー)
中学校を初めとして、スクールカウンセラーが導入されている学校が増えています。お互いの専門性を生かしながら協働して子どもを支援したり、他の専門機関と連携するにはどうすればいいのか。各学校の取り組みと課題を持ち寄り、教育相談に携わる教師のこれからの大切な課題について研修と交流を深めましょう。事例をお持ちの方は是非ご相談ください。
第5分科会 「描画療法」 高橋依子(甲子園大学教授)
最近の子どもは言葉の力が低下しています。自分の思いを自分の言葉で語れない子どものために、描画を通してどのようにアプローチすればいいのか、その子らの表現したものをどのように受け止めればいいのか、実習を通して研修しましょう。
第6分科会 「グループワーク」 津村俊充(南山大学教授)
子どもたちの人間関係は日に日に希薄になっています。自然発生的ではなく意図的に交流する場を作り出すことも必要です。そうしたグループワークをどのように進めればいいのか、どのような所に注意すればいいのか、実習を通して体験的に研修をしましょう。
第7分科会 「内観療法」 三木潤子(奈良内観研究所所長)
静かに自分を見つめると、心の窓が開かれて、自分のほんとうの姿が浮かび上がってきますそういう内観の方法をビデオを見たり、講義を聞いたりしたして理解した後、実際に体験してみましょう。学校での活用方法なども交えて研修しましょう。
第8分科会 「教師の自己理解・相手理解」 水谷守弐(親と子のこころの電話相談スーパーバイザー)
カウンセリングは、相手の話を心をこめて一生懸命に聴くことが基本です。聴くことによって相手を理解すると同時に、自分自身をよく知ることができます。楽しい体験実習を通して、カウンセリングの基礎を学びましょう。初めての人は是非ご参加ください。
7 参加費 2,200円  
8 申し込み方法 最寄りの郵便局にある郵便振替用紙に下記の事項を記入し、参加費を振り込んでください。
口座番号  00930−0−159571
加入者名  京都学校教育相談研究大会
通信欄   希望する分科会番号を第2希望まで記入してください。
住所氏名  学校や所属先の住所と名称と電話番号、氏名を記入してださい。
         *振込手数料は各自ご負担ください。
         *1枚で複数人数申し込んでいただいても結構です。その場合、それぞれの方の希望分科会がわかるように記入してください。
         *振込票(振込用紙の半券)は大切に保管しておいてください。
9 締め切り 平成16年7月16日(金)
10 備考 1.振り込まれた参加費は、当日欠席されてもお返しできません。
2.念のため、郵便振込の「振込票」(半券)を持参してください。
3.分科会が第1希望にならない場合のみ、こちらから連絡します。
4.分科会1〜4で、事例を提供していただける方は事務局までファックスかEメールでご連絡ください。分科会の希望を優先させていただきます。
5.原則として、締切り日までの申込は全てお受けします。それ以降については、下記のホームページをご覧になるか、事務局までファックスかEメールでお問い合わせください。なお、当日申込はございません。
6.周辺に飲食店が少ないので、できるだけ弁当をご持参ください。昼食のできる部屋  を用意しています。
7.最新の情報は下記のホームページでご確認ください。http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nobu-nisi/soudanken.htm
8.ご不明な点は、事務局の西村(京都府立西宇治高等学校)までお問い合わせください。

9.なお、今年度の全国学校教育相談研究大会は、8月2日(月)3日(火)、神戸で開催されます。詳細は、事務局の西村までお問い合わせください。

11 事務局 611-0042 宇治市小倉町南堀池
               京都府立西宇治高等学校  西村宣幸
        FAX   0774−23−5040
        Eメール  soudanken@mail.goo.ne.jp


なお、平成17年度の28回大会は、
第40回全国学校教育相談研究大会を兼ねて
8月3日(水)4日(木)、
華頂女子中学高等学校および華頂短期大学
で開催します。ご期待ください。
 

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平成15年度 第26回 研究大会  

1 主 催 京都府公立幼稚園教育研究会 
京都府小学校教育研究会 
京都府中学校教育研究会 
京都府立学校教育相談研究会 
京都市立小学校カウンセリング研究会 
京都市立中学校カウンセリング研究会 
京都市立高等学校カウンセリング研究会 
京都府私立中高協会カウンセリング研究会
     後 援 京都府教育委員会 
京都市教育委員会 
京都府私立中学校・高等学校協会  
2 日 時 平成15年8月7日(木) 9:00〜16:30  
3 場 所 京都市生涯学習総合センター(中京区聚楽廻松下町9番地の2Z 075-802-3141 )  
4 大会テーマ 「こころの自然」 
5 講 演 演題 「子どもの内なる自然」 
       講師 京都大学名誉教授
 日高雅雄
6 分科会
第1分科会 ミニ・シンポジウム「LD,ADHD,AS」 大阪拘置所 小栗正幸
第2分科会 ミニ・シンポジウム「虐待」 京都市児童福祉センター 門真一郎 
第3分科会 ミニ・シンポジウム「危機介入京都府警察本部サポートセンター 脇久美子 
第4分科会 生徒を生かすコミュニケーション〜交流分析入門〜 関西カウンセリングセンター 掃部恵美
第5分科会 絵画療法〜教育相談に生かすアートセラピー〜 京都文教大学 森谷寛之
第6分科会 グループワーク〜あたたかな人間関係づくり〜 南山大学 楠本和彦
第7分科会 ストレスマネジメント〜体も心もリラックス〜 松木心理学研究所 松木繁
第8分科会 教師の自己理解・子ども理解〜楽しい体験実習を通して〜 京都市総合教育センター 水谷守弐
7 参加費 2,200円(当日徴収します)   
8 申し込み方法 氏名・所属・分科会希望(第1〜第3)を、メールか、FAXで。
メール nobu-nisi@kyoto-be.ne.jp
FAX  075−572−2317
9 締め切り 平成14年7月22日(火) 定員になり次第締め切らせていただきます。
10 備考 お問い合わせは nobu-nisi@kyoto-be.ne.jp までお願いします。
 

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平成14年度 第25回 研究大会
  

1 主 催 京都府公立幼稚園教育研究会 
京都府小学校教育研究会 
京都府中学校教育研究会 
京都府立学校教育相談研究会 
京都市立小学校カウンセリング研究会 
京都市立中学校カウンセリング研究会 
京都市立高等学校カウンセリング研究会 
京都府私立中高協会カウンセリング研究会
     後 援 京都府教育委員会 
京都市教育委員会 
京都府私立中学校・高等学校協会  
2 日 時 平成14年8月1日(水) 9:00〜16:30  
3 場 所 京都市生涯学習総合センター(中京区聚楽廻松下町9番地の2Z 075-802-3141 )  
4 大会テーマ 「こころのまどを ひらいて」 
5 講 演 演題 「プログラムとしての学習」 
       講師 総合地球環境学研究所所長     日高敏隆
 
6 分科会
第1分科会(不登校のS君とともにすごして
不登校の子どもを取り巻く友だち・家族・地域の大人の中で、その子がその子らしく生きるために必要なものとは?
第2分科会(中退したAさんとのかかわり)
高校生のAさんとのかかわりの中で気づいたこと、考えたこと、教えられたこと。
第3分科会(生徒を生かすコミュニケーション)
  関西カウンセリングセンターこころの相談室カウンセラー 掃部恵美
交流分析を通じて、自分自身のコミュニケーション・パターンを振り返り、人と関わる方法を学ぶ。
第4分科会(内閉神経症の生徒に対する表現精神療法の適用)
  京都文教大学院臨床心理学研究科教授 酒木 保

閉じこもりの生徒に対して表現精神療法を導入した事例を報告する。
第5分科会(ふれあうことでやさしくなれる)
  聖徳栄養短期大学助教授 岡田 弘
円滑な人間関係のコツは、自分を知り、相手を知ること。日常での人を活かすコミュニケーションのあり方を学ぶ。
第5分科会(LD、ADHD、ASの子どもたちを心をつかむ)
  立命館大学教授 山本正輝
  武田総合病院精神科医 増田恭男
  カウンセリングサイコロジーのスキルを教育現場でどのように使うのかについて、ミニシンポジウムをする。
第7分科会(教師の自己理解・子ども理解〜楽しい体験実習を通して〜)
  永松記念教育センター 水谷守弐

カウンセリングは、相手の話を心をこめて一生懸命に聴くことが基本です。そのことによって相手を理解します。この講座は、まず手始めに教師自身が自分をよく知る作業 を行います。次に相手の話を傾聴して相手を理解する実習を行います。楽しい実習を通してカウンセリングの基礎を学びます。初めての人は進んで参加して下さい。
7 参加費 2,200円(当日徴収します)   
8 申し込み方法 氏名・所属・分科会希望(第1〜第3)を、メールか、FAXで。
メール nobu-nisi@kyoto-be.ne.jp
FAX  075−572−2317
9 締め切り 平成13年7月19日(金) 定員になり次第締め切らせていただきます。
10 備考 教員以外の方は、1〜2の事例研究の分科会には参加できません。
お問い合わせは nobu-nisi@kyoto-be.ne.jp までお願いします。
 

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平成13年度 第24回 研究大会 

1 主 催 京都府公立幼稚園教育研究会 
京都府小学校教育研究会 
京都府中学校教育研究会 
京都府立学校教育相談研究会 
京都市立小学校カウンセリング研究会 
京都市立中学校カウンセリング研究会 
京都市立高等学校カウンセリング研究会 
京都府私立中高協会カウンセリング研究会
     後 援 京都府教育委員会 
京都市教育委員会 
京都府私立中学校・高等学校協会  
2 日 時 平成13年8月1日(水) 9:00〜16:30  
3 場 所 京都市生涯学習総合センター(中京区聚楽廻松下町9番地の2Z 075-802-3141 )  
4 大会テーマ 「子どもの育ちといやし」
 
5 講 演 演題 「虐待の子どもに与える影響」 
       講師 大阪大学大学院 人間科学研究科助教授     西澤 哲
 
6 分科会
第1分科会(小学校の事例研究・欠点あっても、まるごと、君)
いじめの問題をクラスの中で、教師・児童がともに考えた事例です。
第2分科会(高校の事例研究・多重人格を示すせいとについて)
カウンセラーが援助の体制づくりをどう進めたかの事例です。
第3分科会(フォーカシング入門)
  京都教育大学助教授 内田利広
フォーカシングとは、カウンセリングの一技法です。それを教育現場で活用できるように指導していきます。
第4分科会(描画療法入門)
  甲子園大学教授 高橋依子

描画することによって心を癒されるという体験をした人は多いです。ご一緒に、描画療法を経験してみませんか?
第5分科会(学校で使える心理テスト)
  京都文教大学教授 高石浩一
明日からの学校現場で使える心理テストを実際にしてみませんか?
第5分科会(ミニ・シンポジウム)
  ふぉりせ心理ストレス相談室室長 宮脇宏司

幼稚園・小学校・中学校・高校の各先生方から、今現場で何が起こっているか、何に困っているか、問題を出していただき、参加者全員で考える分科会です。今年度はパネリストとして、警察少年サポートセンターからも参加していただきます。
第7分科会(教師の自己理解・子ども理解〜楽しい体験実習を通して〜)
  永松記念教育センター 水谷守弐

カウンセリングは、相手の話を心をこめて一生懸命に聴くことが基本です。そのことによって相手を理解します。この講座は、まず手始めに教師自身が自分をよく知る作業 を行います。次に相手の話を傾聴して相手を理解する実習を行います。楽しい実習を通してカウンセリングの基礎を学びます。初めての人は進んで参加して下さい。
7 参加費 2,200円(当日徴収します)   
8 申し込み方法 氏名・所属・分科会希望(第1〜第3)を、メールか、FAXで。
メール nobu-nisi@kyoto-be.ne.jp
FAX  075−572−2317
9 締め切り 平成13年7月21日(土) 定員になり次第締め切らせていただきます。
10 備考 教員以外の方は、1〜2の事例研究の分科会には参加できません。
お問い合わせは nobu-nisi@kyoto-be.ne.jp までお願いします。
 



平成12年度 第23回 研究大会 

1 主 催 京都府公立幼稚園教育研究会 
京都府小学校教育研究会 
京都府中学校教育研究会 
京都府立学校教育相談研究会 
京都市立小学校カウンセリング研究会 
京都市立中学校カウンセリング研究会 
京都市立高等学校カウンセリング研究会 
京都府私立中高協会カウンセリング研究会
     後 援 京都府教育委員会 
京都市教育委員会 
京都府私立中学校・高等学校協会  
2 日 時 平成12年8月9日(水) 9:00〜16:30  
3 場 所 京都市生涯学習総合センター(中京区聚楽廻松下町9番地の2Z 075-802-3141 )  
4 大会テーマ 「よきかかわりから、よきつながりへ」
 
5 講 演 演題 「思春期と心理問題」 
       講師 京都文教大学教授     鑢幹八郎
 
6 分科会
第1分科会(小学校の事例研究・不登校傾向児童とのかかわり)
クラスに溶け込めず、友達にも心を開くこどがあまりなかった不登校傾向の児童に対して、養護教諭と連携をとりながらかかわりを深め、保護者の協力を得ながら、児童とのつながりを持とうと心掛けて進めた事例です。
第2分科会(中学校の事例研究・教師不信におちいったA君の事例を考える)
短縮事例法という簡便な事例研究法を使って、参加者と共に、教師不信に陥って問題行動を起こしたA君にかかわった事例を考えます。事例研究の方法も参考にしてください。
第3分科会(高等学校の事例研究・不適応の女子高生Aさんにかかわった事例)
精神的に不安定な状態になった女子高生Aさんが担任や養護教諭や専門家など、多方面から援助を受けて最初の苦しい状況から徐々に立ち直っていった事例です。
第4分科会(教育相談におけるアートセラピー)
  京都文教大学教授 森谷寛之

 表現力の乏しい子どもたちと心の交流をはかるためには、描画やコラージュなど創作活動を通じて行うと効果的です。実習を交えてアートセラピーを紹介します。参加を希望される方は、身近にある写真の多い雑誌を2、3種類と糊とハサミを持参してください。
第5分科会(ミニ・シンポジウム)
  ほりせ心理ストレス相談室 宮脇宏司

 幼稚園・小学校・中学校・高校の各先生方から、今現場で何が起こっているか、何に困っているか、問題を出していただき、参加者全員で考える分科会です。子どもたちが育っていく課程でどのようなことが起ころうとしているのかを、校種を超えて一緒に考えてみませんか。
第6分科会(人を生かすコミュニケーション)
  関西カウンセリングセンター 掃部恵美

 人間関係の基本はコミュニケーションです。円滑な人間関係のコツは、自分を知り、相手を知ること。この講座では、自分のコミュニケーションパターンを振り返りながら、日常での人を生かすコミュニケーションの在り方を共に学んで行きたいと思います。
第7分科会(教師の自己理解・子ども理解〜楽しい体験実習を通して〜)
  永松記念教育センター 水谷守弐

 カウンセリングは、相手の話を心をこめて一生懸命に聴くことが基本です。そのことによって相手を理解します。この講座は、まず手始めに教師自身が自分をよく知る作業 を行います。次に相手の話を傾聴して相手を理解する実習を行います。楽しい実習を通してカウンセリングの基礎を学びます。初めての人は進んで参加して下さい。講師は、毎年好評の水谷先生です。  
7 参加費 2,200円(当日徴収します)   
8 申し込み方法 氏名・所属・分科会希望(第1〜第3)を、メールか、FAXで。
メール nobu-nisi@kyoto-be.ne.jp
FAX  075−572−2317
9 締め切り 平成12年7月21日(金) 定員になり次第締め切らせていただきます。
10 備考 教員以外の方は、1〜3の事例研究の分科会には参加できません。
お問い合わせは nobu-nisi@kyoto-be.ne.jp までお願いします。
 


平成11年度 第22回 研究大会 

1 主 催 京都府公立幼稚園教育研究会 
京都府小学校教育研究会 
京都府中学校教育研究会 
京都府立学校教育相談研究会 
京都市立小学校カウンセリング研究会 
京都市立中学校カウンセリング研究会 
京都市立高等学校カウンセリング研究会 
京都府私立中高協会カウンセリング研究会
     後 援 京都府教育委員会 
京都市教育委員会 
京都府私立中学校・高等学校協会  
2 日 時 平成11年8月9日(月) 9:00〜16:30  
3 場 所 京都市生涯学習総合センター(中京区聚楽廻松下町9番地の2Z 075-802-3141 )  
4 大会テーマ 「出会い ふれあい 育ちあい」  
5 講 演 演題 「教育カウンセリングの提唱」 
       講師 聖徳栄養短期大学教授     國分康孝  
6 分科会
第1分科会(小学校の事例研究)
第2分科会(中学校の事例研究を、インシデント・プロセス法で)
第3分科会(高等学校の事例研究を、短縮事例法で)
第4分科会(教育相談におけるアートセラピー) 京都文教大学教授 森谷寛之
 子どもたちと心の交流をはかるためには、作文、日記などいろいろな創作活動を通じて行うと効果的です。実習を交えてアートセラピーを紹介します。参加を希望される方は、日頃から身近にある写真の多い雑誌を2、3種類と糊とハサミを持参してください。
第5分科会(あたたかな人間関係づくり) 聖徳栄養短期大学講師 岡田
 考え方・行動・感情に焦点をあて、教員であれば誰でも取り組むことをできる育てる。カウンセリング(サイコエジュケーション)を体験して頂きます。生徒理解・自己理解の哲学とスキルを学び、学級づくりの根本にあるあたたかな人間関係づくりを体験してください。
第6分科会(3つの私と人間関係) 関西カウンセリングセンター 掃部恵美
人は誰でも「3つの私」という自我状態を持っています。この自我状態が互いに反応し合って、コミュニケーションが行われます。この講座では、自分の自我状態を知り、日常の場面での児童・生徒や保護者や他の教師との人間関係を振り返り、ともに学んで行きたいと思います。
第7分科会(教師の自己理解・子ども理解〜楽しい体験実習を通して〜)
                       永松記念教育センター 水谷守弐
 カウンセリングは、相手の話を心をこめて一生懸命に聴くことが基本です。そのことによって相手を理解します。この講座は、まず手始めに教師自身が自分をよく知る作業 を行います。次に相手の話を傾聴して相手を理解する実習を行います。楽しい実習を通してカウンセリングの基礎を学びます。初めての人は進んで参加して下さい。講師は、毎年好評の水谷先生です。  
7 参加費 2,200円(当日徴収します)   
8 申し込み方法 氏名・所属・分科会希望(第1〜第3)を、メールか、FAXで。
メール nobu-nisi@kyoto-be.ne.jp
FAX  075−572−2317
9 締め切り 平成11年7月21日(水) 定員になり次第締め切らせていただきます。
10 備考 教員以外の方は、1〜3の事例研究の分科会には参加できません。
お問い合わせは nobu-nisi@kyoto-be.ne.jp までお願いします。
 

 

平成10年度 第21回 研究大会

1 主 催 京都府公立幼稚園教育研究会 
京都府小学校教育研究会 
京都府中学校教育研究会 
京都府立学校教育相談研究会 
京都市立小学校カウンセリング研究会 
京都市立中学校カウンセリング研究会 
京都市立高等学校カウンセリング研究会 
京都府私立中高協会カウンセリング研究会
    後 援 京都府教育委員会 
京都市教育委員会 
京都府私立中学校・高等学校協会
2 日 時 平成10年8月6日(木) 9:00〜16:30 
3 場 所 京都市生涯学習総合センター(中京区聚楽廻松下町9番地の2Z 075-802-3141 )
4 大会テーマ 「つながる」
5 講 演 演題 「ひとりひとりがつながる」 
       講師 大阪市立大学教授     倉戸ヨシヤ氏
6 分科会
1)小学校の事例研究:短縮事例法で保健室登校児童に対する教職員の連携を考える 
 短縮事例法という簡便的な事例研究の方法を使って、参加者と共に小学校の保健室登校の事例について考えます。
2)中学校の事例研究:インシデント・プロセス法で不登校を考える 
 インシデント・プロセス法を使って、短い象徴的な出来事を手がかりにして参加者が問題解決の当事者として、中学校の不登校の事例について考えます。
3)高校の事例研究:自分の思いや考えをことばで表現できない生徒との1年間の取り組み 
  相談室担当者が、高校2年の女の子と1年間かかわった事例です。相談室でも4回ほどしか発声したことかないけれども、相談室に居場所を見出し、彼女なりにつながりを築いていこうとした事例です。 
4) 体に気づき心に気づく 
    講師 大阪市立大学教授 倉戸ヨシヤ氏 
 人のからだとこころは密接につながっています。からだに気づくことは、こころに気  づくことでもあります。自分の正直な気持ちに気づいているか、また自分の考えや価値  観をしっかり持っているか、自分を大切にしているか、人間としての基本的な「生きざ  ま」を問います。動きやすい服装でご参加下さい。
5) アート・セラピー 
    講師 北海道医療大学教授 市来百合子氏 
 アートセラピーとは、美術的創作活動を通して人間のあり方より深く理解していこう  とする心理療法のひとつです。講座では、まずは自分の表現にふれていただき、生徒と  のかかわりの中で表現されているものや、その扱いについて考えます。参加を希望される方は、ハサミ・のり・いらない雑誌2冊・好みの空き箱2つ・できれば色紙や包装紙  を持参して下さい。
6) ふれあいづくりのエクササイズ 
    講師 大阪府立箕面東高等学校教諭 西谷英昭氏 
 開放的で安心感のもてる教室風土を作りたい。生徒と生徒、生徒と教師の望ましい人間関係を作りたい。そのためには、お互いが自己を開き、他人を受け入れ、違いを認めあう雰囲気が必要です。HRや授業などで実践できる関係づくりの具体例を体験しなが ら学んでいきます。 
7) カウンセリング入門 
    講師 永松記念教育センター嘱託カウンセラー 水谷守弐氏 
  カウンセリングは、相手の話を心をこめて一生懸命に聴くことが基本です。そのことによって相手を理解します。この講座は、まず手始めに教師自身が自分をよく知る作業を行います。次に相手の話を傾聴して相手を理解する実習を行います。楽しい実習を通してカウンセリングの基礎を学びます。初めての人は進んで参加して下さい。講師は、毎年好評の水谷先生です。
 
7 参加費 2,200円 
 


教育相談
ほ〜む