社会人基礎力(1)


 経済産業省では、2005年7月から、我が国経済を担う産業人材の確保・育成の観点から、産業界、教育界、学界などと協力して、職場等で求められる能力(「社会人基礎力」)の明確化、企業における人材確保・育成、企業や若者の双方に納得感のある就職プロセスの在り方等について検討を始めた。そして、2006年2月に「中間取りまとめ」を公表した。
 この授業は、やがて社会人になる高校生の社会人基礎力の育成を目指している。
05 1.授業のねらいを説明する。
1)やがて社会人になる高校生の社会人基礎力の育成を目指す。
15 2.社会人基礎力を説明する   1)『社会人基礎力』を配布する。
2)社会の変化について説明する。
 ・商業経済の変化。
 ・家庭や地域の変化。
 ・教育の変化
3)社会で求められる能力について説明する。
 ・踏襲から、創出へ。
 ・求められる3つの能力。
 ・学校で育成される「基礎学力」と、会社で育成される「専門知識」をつなぐ、「社会人基礎力」。
 ・その3つの力の基盤になる「人間性・基本的生活習慣」
4)社会人基礎力について説明する。
 ・「前に踏み出す力(アクション)」「考え抜く力(シンキング)「チームで働く力(チームワーク)」。
 ・失敗を恐れず前に進み、疑問を持ち考え抜き、多様な人と目標に向けて協力できる力の育成。
5)3つの力の中の具体的な力について説明する。
 1)前に踏み出す力(アクション)
  主体性、働きかけ力、実行力
 2)考え抜く力(シンキング)
  課題発見力、計画力、創造力
 3)チームで働く力(チームワーク)
  発信力、傾聴力、柔軟力、状況把握力、規律力、ストレスコントロール力
10 3.社会人基礎力をチェックする 1)『社会人基礎力チェック』を配布する。
2)評価基準と方法を説明する。
3)読み上げながら回答させる。
4)集計させる。
10 4.自分の社会人基礎力を考える 1)『社会人基礎力ウェビング』を配布する。
2)ウェビングを説明する。
 ・「ウェブ」とは蜘蛛の巣。
 ・蜘蛛の巣のように発想をつなげながら発散させる思考法。
3)書き方を説明する。
 ・上段に最も高い力,下段に最も低い力。
4)記入させる。
5)隣の人に説明させる。
6)『わたしの社会人基礎力』を配布する。
7)記入を宿題にする。
05 5.ふりかえり  1)『ふりかえり』用紙を配布する。
2)今日の授業の満足度を10点満点で記入させる。
3)今日の授業の感想を書かせる。
4)回収する。
                                  


生徒の満足度&感想

10

ヌ例となっている話が分かりやすかった。人に説明するのが最初ちょっと説明しにくかったがよかった。ネ国語という感じがしない授業だと思った。最後のグループで話すのが楽しかった。ノ現代と昔の違いの話は面白かった。昔のような人とのつながりはとても大事なものだろうけど、時代の流れが激しくなることによって薄れていくのは寂しいけども、仕方のないことなのだろうかと思った。ハ予想していた国語表現とは違っていたのですが面白かったです。でもちょっと社会の授業っぽいです。ヒ僕の社会人基礎力がないことがわかった。フ人の話を聴くのは難しいと思った。ヘ楽しい授業だなと思った。これから生きていくのにも、とても役立つ授業だと思う。ホ自分のことを言葉にして伝えていくのは難しいことだと思った。聞いた話を覚えていてうまく伝えるのも難しい。マもっと専門的な小難しい授業だと思っていたが、想像と全然違って雰囲気も明るく、とても楽しく集中できました。まだ゜少しテレがあるので、積極的に楽しんでいきたいです。ム自分のことを他の人に話してもらうのはなかなか恥ずかしかったです。逆に、相手の話はちゃんと聴いていたつもりだったが、いざ人と話すとなると難しかった。でも結構楽しかった。メ社会人になるためにはたくさんの能力が必要なんだと改めて思いました。モとりえあず初めてで戸惑った。でも、普段考えないことを考えてしかもみんなと喋るのは新鮮だった。



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