フレンド・サポートのわーく(9)
アクション・ラーニングの説明と、デモンストレーションをする。
 
1.アクション・ラーニングの説明をする。
 1)「アクション・ラーニング」を配布する。
 2)定義、5つの構成要素、2つの基本ルール、5つのモラル、流れ、役割を説明する。
 
2.デモンストレーションをする。
 1)今回は教師がALコーチになり、途中までの過程をデモンストレーションする。次回は、生徒だけでするので、よく体験・観察するように言う。
 2)問題提示者を決める。
 3)参加者を募る。後の人は観察者になる。
 4)デモンストレーションをする。
  時間を短縮して、できれば最後までする。
 
10
理解ができたか
興味が持てたか
役に立ちそうか


生徒の感想
1)質問だけでこんなにも話が広がるとは思わなかった。確かに人と対立する時はお互いの意見ばかりを言ったりしているし、一歩身を引いて質問するというのは大切だと思う。▼2)質問だけで問題解決に導いたのはすごいと思った。質問の仕方によって問題が明確になった。▼3)こういうところでしかできない話だったのに、みんなよい質問をしていて、うまく話が進んでよかったし、解決もできたみたいだしよかったですね。▼4)問題だす人が1人対全員のところが面白かった。本当に解決したかはわからないけど、最後は最初より問題提示者がよい顔をしていてよかった。▼5)真剣にみんなで考えて同じ時間を共有できてよかった。質問という後押しだけで問題提示者は自分で頑張ろうと思えたことはよかったんじゃないかなぁ。▼6)みんなに質問されている内に、自分の中で道が見えて来たような気がします。▼7)一つの個人的な問題を多人数で徹底的に考えるのはあまりないけれど経験できてよかった。▼8)みんなで話し合うことで一人では思いつかない質問や解決策が出て面白かった。▼9)みんなが積極的に参加していてよかったと思う。質問ばかりだけど結論が出るので面白い

教師の感想
年度当初からアクション・ラーニングを最後に実施できてよかった。最近企業でよく取り入れられている手法で、意見を言わずに質問だけで、問題解決と学習が同時にできるというスグレ物。しかし、果たして生徒にできるか、乗るか反るかの冒険だったが、積極的に参加してくれ、大好評だった。授業の先生との相性という微妙な問題だったが、変に同調したり非難したりすることなく、意見がましいことも全くなく、非常にいい質問が連発した。いい質問が出れば問題もいい方向に解決していく。気分の問題が大きかったが、その気分を大きく変えさせるだけの力が質問にあったのだからたいしたものだ。今回は教師がコーチ役をしたが、次回は生徒同士でやってみよう。



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