フレンド・サポートのわーく(3)
 
マイクロカウンセリングを学習する。
 
1.階層表を説明する。
 1)「マイクロカウンセリング」を配布する。
 2)階層表を説明する。

2.ビデオを視聴する。
 1)かかわり行動
  1)ネガティブな面接を見て、悪いところを考える。
  2)ポジティブな面接を見て、良いところを考える。
  3)ポイントをまとめる。
 2)質問技法
  1)ビデオを見て、開かれた質問と閉ざされた質問を理解する。
  2)ビデオを質問を分類する。
 3)はげまし技法・言い換え技法
  1)ビデオを見て、最小限のはげましと言い換えの効果をまとめる。
  2)効果的でない面接を見て、悪いところを考える。
  3)効果的な面接を見て、良いところを考える。
  4)ポイントをまとめる。
 4)感情の反映技法
  1)効果的な面接を見て、良いところを考える。
  2)ポイントをまとめる。
10
理解ができたか
興味が持てたか
役に立ちそうか 10
生徒の感想
1)先入観とか自分の解釈とか無意識の内にあるから、それを意識的に押さえることが大切だと思った。▼2)少し専門的なところもあったけど、普段の生活で人の話を聞いてあげるという機会はたくさんあるし、相手がすっきりしてくれるような聞き手になれればいいと思う。▼3)聞く側によって話し手が良い気持ちになったり悪い気持ちになったりすることがビデオを見ながら思った。熱くなって自分の気持ちを伝えてしまいそうになっても、押さえることが大切だと思った。▼4)カウンセリングは昔から興味がありました。けど、深いところまで知らなかったのが、今日ビデオを見て聴く立場のことを考えられてすごくためになりました。▼5)ちょっと難しかったけど、これらのことができるようになれば良い聞き役になれると思う。▼6)心理学は難しそうだなと思った。でも勉強したら役に立ちそうだから勉強したいです。▼7)ちょっと難しかった。相談に乗る時とかもっと相手の話とかを聞いてあげたら相手も自分の気持ちを伝えてくれるし、実行できたらいいなと思った。▼8)人の話を聞いてもらうと気が楽になることがあるけど、そういう人たちは聞き上手なんだと思いました。▼9)今日見たビデオは、駄目な例とよい例が比較してあったから、違いがよく分かったし、話す側も心地いいのか良くないのかの違いが本当に違うなと思った。▼10)ビデオを見て、聞く人が細かい技法を使うことで話している人が話しやすくなるということが改めて分かった。▼11)ビデオはすごいと思いました。聞く作業と教える作業を同時にしていくことがポイントっぽい。今までの授業の集大成のように思います。▼12)良い面接と悪い面接では全然違った。やっぱりまずは基本的な聞く態度というものが大切なんだと思いました。すごく大切な力だと思うから、次の授業からもっとたくさん学んでいこうと思った。
教師の感想
改めてビデオを見て、カウンセリングの奥の深さを痛感しました。僕もまだ修行中の身ですが、ロールプレイなどをしていて至らない所だらけです。話を聞いていていろいろ考えることが出てきて、それを相手に押しつけてはいけないけれども、押さえていると集中して聞けなくなる。共感と自己一致の問題ですが、こういったことを上手く処理できるのがトレーニングだと思います。ついつい教えてあげたくなる、どうしても我慢できない時は、相手に断った上で自分の感想を言うのはありでしょう。でも、そういうことをできるだけ押さえることが必要です。カウンセリングは聞く方にすごくストレスが溜まります。だからカウンセラーも自分より力のあるカウンセラーに話を聞いてもらうことが必要なのです。                



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