古文入門を受けて、現代語訳の仕方をていねいに教えていく。
 宿題として、本文写しと古語調べを課す。古語調べは予め「学習プリント」で調べる古語を指定しておく。その際、原文のまま表記し、品詞名を示して適当な形に直して辞書を引くようにしてある。
 前半、後半に分けて、訳と内容を問うていく。
 音読をし、単語に分ける。これは繰り返しやって勘を養う。
 現代語訳では、助動詞の意味を指摘し、主語を示す助詞を補わせたり、主語を補わせたりする。調べた古語はその都度聞く。
 前半の内容は、登場人物とその仕事や名前の確認、かぐや姫発見の様子、翁がこの子を自分の子供だと思った理由、養育方法などを取り上げる。
 後半の内容は、かぐや姫の霊力、成人の儀式、名づけ、宴会の様子などを取り上げる。



1.「学習プリント」を配布し、本文写し、古語調べ、できれば訳を宿題にする。

2.宿題の点検をする。

3.教師が前半(〜やうやう豊になりゆく。)を音読する。
 ・歴史的仮名遣いに注意させる。
  ・特に、「しう・やう」の長音に注意する。

4.生徒が2回音読する。

5.単語に区切って読ませる。

6.1文ずつ訳させる。
 1)主語を示す助詞を補わせる。
 2)省略されている主語を補わせる。
  ・主語が変わっているのに省略されている部分に注意する。
 3)助動詞(過去、完了)の意味を示す。
  ★「けり」となる時と「ける」となる時の条件の違いを発見させる。
  ・「なむ」がある時は「ける」になる。
 4)難解古語を意味を確認する。
  ・よろづ=1)万。2)いろいろ。3)何事につけても
  ・あやしがる=不思議だと思う。
  ・いと=程度の極限。1)非常に。2)まったく。3)(下に打消語を伴って)たいして。
  ・ゐる=一つの所にじっとしている。1)座る。2)じっとしている。3)滞在する。4)特別な地位に就く。5)生ずる。6)怒りなどがおさまる。
  ・うつくし=肉親や恋人、あるいは目下の者に対する愛情を示す。1)いとしい。2)かわいらしい。3)美しい。
  ・やうやう=1)だんだん。2)そろそろと。3)やっとのことで。

7.内容を考える。
 1)登場人物は。
  ・竹取の翁。(名前は、讃岐の造)
  ・三寸ばかりなる人。
  ・妻の嫗。
 2)子の特徴をまとめる。
  ・光る竹のなかにいた。
  ・三寸(9cm)ほどの身長。
  ・いとうつくし(たいへん可愛らしい)
 3)翁が「子となりたまふべき人なめり」と思った理由は。
  ・われ朝ごと夕ごとに見る竹の中におはする。(自分が毎朝毎夕見ている竹の中にいたから。)
 4)「子となりたまふべき人なめり」の洒落は。
  ・「子」と「籠」を掛けている。
  ・翁の取った竹が籠になるように、翁が見つけたので子になる。
 5)翁の変化は。
  ・黄金の入っている竹を見つける事が多くなって、豊かになっていった。

8.教師が後半(この児、養ふほどに〜)を音読する。
  ・歴史的仮名遣いに注意させる。

9.生徒が2回音読する。

10.単語に区切って読ませる。

11.1文ずつ訳させる。
 1)主語を示す助詞を補わせる。
 2)省略されている主語を補わせる。
  ・主語が変わっているのに省略されている部分に注意する。
 3)助動詞(過去、完了)の意味を示す。
 4)難解古語を意味を確認する。
  ・いつく=1)心身を清めて、神に仕える。2)大切に世話する。
  ・清ら=生まれながらの光り輝く気品を加えた、最高の美しさを示す。1)気品があって美しい。2)(服装や調度が)すばらしい。
  (清げ)=本来はそれほど美しくないものが、本人の心がけによって後天的に獲得する清楚な美を表す。
  ・遊ぶ=管弦を演奏する。1)狩猟、行楽、酒宴などをする。2)詩歌、音楽、舞などを楽しむ。3)あちこち気ままに歩き回る。4)遊戯をする。
  ・かしこし=自然界の霊力や威力のあるものに対して、古代人が描いた恐れおののく気持ちを表す。1)恐ろしい。2)恐れ多い。3)尊い。4)賢明である。5)すばらしい  。6)尊重すべきである。7)好都合である。8)はなはだしい
  ・貴=身分が高いことと、容姿や振る舞いなどが上品で優美なさまを表す。1)身分が高い。2)上品である。
  ・賤し=中心的価値から見て劣ったもの、見下げるべきものに対していう語。1)身分が低い。2)下品だ。3)みすぼらしい。4)取るに足りない。5)心が汚い。
  ・いかで=1)(疑問)どうして。2)(反語)どうして〜か。3)(願望)どうにかして
  ・音=1)物音。2)評判。3)便り。
  ・愛づ=1)かわいがる。愛する。2)ほめる。3)感心する。

12.内容を考える。
 
 1)成人式の儀式は。
   ・髪上げ、裳着す
  ・髪上げ=成人前は、振り分け髪であるが、髪上げの儀式で、前髪を結い上げて後ろへ垂らす。平安時代の美人の条件は、長い、ストレートの、黒い髪であった。
  ・裳着=袴の後ろだけのもの。十二単の一番上のもの。
 2)「いつき養ふ」の説明。
  ・帳の内よりも出ださず。
  ・貴族の子女教育の最終目標は、できるだけ身分の高い男性と結婚させることであった。平生からうかつに存在を知られたり、顔を見られたりすることを極力避けた。
 3)かぐや姫の超能力は。
  ・三月で大人の背丈になる。
  ・気品があって美しい。
  ・家の中に光が満ちあふれる。
  ・気分の悪い時、腹ただしいときも収まる。
 4)翁が「勢ひ猛の者になりにけり」の理由は。
  ・長年竹を取っていて、その竹の中に黄金が詰まっていたから。
 5)命名について説明。
  ・なよ竹のかぐや姫。
  ・弱竹=若い竹の性質から、しなやかにたわむ。
  ・かぐや=光り輝く。
 6)翁の「遊び」の目的は。
  ・「遊び」について説明する。
  ・かぐや姫の婿探し。←世界の男を呼び集える。
  ・翁の勢いを誇示する。←身分の高い男だけでなく、低い男も呼ぶ。

13.意味を確かめながら、全員で音読する。

14.その後の物語の概略を説明する。
 ・五人の貴公子の求婚譚。
 ・かぐや姫の昇天
 ・時間があれば、かぐや姫の昇天を教材化し、授業する。



 内容の面では、まず、天人の人間を超えた能力である。真夜中であるのに、満月の十倍の明るさになったり、雲に乗って地上1m50cmの所まで来たりしている。

 次に、かぐや姫の生い立ちの部分で不明であった、かぐや姫の正体と、地球に来た理由である。かぐや姫は月の王女であった。それが地球に来た理由は、姫が罪を犯したことと、翁が善行をした褒美である。どんな罪を犯したのかわからないし、翁がどんな善行をしたのかもわからない。また、なぜ翁だけが恩恵を受けるのかもわからない。天人にそれを与える資格があるのか、そもそも天人とは何者なのか。神なのか。

 そして、姫の罪の償いの期限が終わったこと、翁が恩恵を敷けて十分に豊になったことで、姫は月に帰っていくことになる。

 当然、翁は引き止めようとする。王が「片時」と言ったが実際は二十年以上たっていること、姫は重病であることを言い立てる。時間の問題は、地球と月(異界)の時間の流れの違いにある。浦島太郎と同じである。

 王はそんな翁を相手にせず、強圧的な態度で姫を連れて行く。戸が自然に開いたり、姫が自然に外で出たりするのも、人間を超えた能力の表れである。人間である翁にはなすすべがない。

 かぐや姫は翁に別れの挨拶をするが、翁は駄々っ子のように聞き入れない。そこでかぐや姫は、着物を形見に思い出してほしい、と手紙を書き置く。

 天人が天の羽衣と不死の薬が入った箱を持ってくる。地球は汚い所なので解毒剤である。天の羽衣を着ると地球での記憶がなくなる。羽衣を着る前に、かぐや姫は最後に帝に手紙を書く。自分のためにこれだけの兵士を遣わしてもらったことに感謝し、宮仕えできなかった無礼を謝罪し、歌を添える。

 そして、壺に入った不死の薬を天人から頭中将を帝に献上する。かぐや姫は天の羽衣を着ると翁のことをすっかり忘れて天に昇っていく。


0.学習プリント1を配布し、本文写しと語句調べを宿題にする。

1.教師が、「はじめ」〜「と書き置く(3302)」を音読し、読み方を確認する。

2.生徒と音読する。2回。

3.主な登場人物は。

4.立てる人どもは、装束の清らなること、ものにも似ず。飛ぶ車一つ具したり。羅蓋さしたり。

 1)「立てる」の「る」の意味は。

 2)「清らなる」「具す」 の意味を確認する。

 3)「羅蓋」の説明。

5.その中に王とおぼしき人、家に、「造麻呂、まうで来。」と言ふに、猛く思ひつる造麻呂も、ものに酔ひたる心地して、うつぶしに伏せり。

 1)敬語の種類について説明する。

 2)敬語の構造について説明する。

  1)尊敬

  2)謙譲

  3)丁寧

 3)敬語の主体について説明する。

  1)誰が敬意を表しているか。

  2)地の文の場合と会話文の場合で異なる。

  3)地の文

  4)会話文

 4)敬語の対象について説明する。

  1)誰に対して敬意を表しているか。

  2)尊敬、謙譲、丁寧の場合によって異なる。

  3)尊敬

  4)謙譲

  5)丁寧

   a)地の文

   b)会話文

 5)訳し方について説明する。

  1)尊敬

  2)謙譲

  3)丁寧。

 6)敬語にあたる語について説明する。

 7)「まうづ」の敬意は。

   身分の高い所=王の所

 8)「猛し」の意味は。

 9)勇ましく思っていた翁がものに酔った気持ちでうつ伏した理由は。

6.いはく、「なむぢ、をさなき人、いささかなる功徳を翁つくりけるによりて、なむぢが助けにとて、かた時のほどとて下ししを、そこらの年ごろ、そこらの黄金給ひて、身を変へたるがごとなりにたり。

 1)主語を確認する。

 2)「給ひ」の敬意について

   下二段活用の場合は、謙譲。いただく。

 3)「なりにたり」の品詞分解は。

7.かぐや姫は、罪をつくり給へりければ、かくいやしきおのれがもとに、しばしおはしつるなり。罪の限り果てぬればかく迎ふるを、翁は泣き嘆く、あたはぬことなり。はや 出だし奉れ。」と言ふ。

 1)「給へ」の敬意は。

 2)「給へりければ」の品詞分解は。

 3)「いやし」の意味は。

 4)「おはし」の敬意は。

 5)「おはしつるなり」の品詞分解は。

 6)「あたはぬことなり」の助動詞は。

 7)「奉れ」の敬意は。

 8)かぐや姫が地球に来た理由は。

 9)かぐや姫が月に帰る理由は。

8.翁答へて申す、「かぐや姫を養ひ奉ること二十余年になりぬ。かた時とのたまふに、あやしくなり侍りぬ。また異所に、かぐや姫と申す人ぞおはすらむ。」と言ふ。

 1)「申す」の敬意は。

 2)「奉る」の敬意は。

 3)「なりぬ」の品詞分解は。

 4)「のたまふ」の敬意は。

 5)「あやし」の意味は。

 6)「侍り」の敬意は。

   丁寧の補助動詞。〜ます。

 7)「申す」「おはす」の敬意は。

 8)係り結びは。

 9)「また異所に、かぐや姫と申す人ぞおはすらむ」と言った理由は。

9.「ここにおはするかぐや姫は、重き病をし給へば、え出でおはしますまじ。」と申せば、その返り事はなくて、屋の上に飛ぶ車を寄せて、「いざ、かぐや姫。きたなき所に、いかでか久しくおはせむ。」と言ふ。

 1)敬語は。

   「申せ」の主体は作者。

   「おはせ」の主体は王。

   「申せ」の対象は王。

 2)「え」の意味は。

 3)係り結びと訳は。

 4)翁の必死の言い訳を無視して、王が姫に語りかける。

10.立てこめたる所の戸、すなはち、ただ開きに開きぬ。格子どもも、人はなくして開きぬ。嫗抱きてゐたるかぐや姫、外に出でぬ。えとどむまじければ、たださし仰ぎて泣きをり。

 1)「開きに開きぬ」の助動詞は。

 2)完了の「ぬ」の多用。

 3)天人の超能カは。

11.竹取心惑ひて泣き伏せる所に寄りて、かぐや姫言ふ、「ここにも、心にもあらでかくまかるに、昇らむをだに見送り給へ。」と言へども、

 1)「まかる」の敬意は。

   る」と対になる謙譲語であったが、中古になって丁寧語として使われはじめたので、   対になる語は「まうづ」に変わり、「参る」と対応する語は「まかづ」となってい   った。

 2)「給へ」の敬意は。

12.「何しに、悲しきに、見送り奉らむ。我をいかにせよとて、捨てては昇り給ふぞ。具してゐておはせね。」と、泣きて伏せれば、心惑ひぬ。

 1)敬語は。

 2)「何しに、悲しきに、見送り奉らむ」の訳は。

 3)「伏せれば、心惑ひぬ」の助動詞は。

13.「文を書き置きてまからむ。恋しからむ折々、取り出でて見給へ。」とて、うち泣きて書く言葉は、

 1)敬語は。

15.「この国に生まれぬるとならば、嘆かせ奉らぬほどまで侍らむ。過ぎ別れぬること、返す返す、本意なくこそおぼえ侍れ。

 1)助動詞は。

 2)敬語は。

   侍れ(丁寧。姫→翁)

 3)係り結びは。

15.脱ぎ置く衣を形見と見給へ。月の出でたらむ夜は、見おこせ給へ。見捨て奉りてまかる空よりも、落ちぬべき心地する。」と書き置く。

 1)敬語は。

 2)「ぬべき」の助動詞の意味は。


16.学習プリント2を配布し、本文写しと語句調べを宿題にする。

17.教師が、「天人の中〜おわり」を音読し、読み方を確認する。

18.生徒と音読する。2回。

19.天人の中に持たせたる箱あり。天の羽衣入れり。またあるは、不死の薬入れり。一人の天人言ふ、「壺なる御薬奉れ。きたなき所のもの聞こしめしたれば、御心地あしからむものぞ。」とて、持て寄りたれば、

 1)「持たせたる」の「せ」の意味は。

 2)「奉れ」の敬意は。

 3)「聞こしめし」の敬意は。

 4)「ものぞ」の意味は。

 5)箱に入っていたものを確認する。

 6)薬の効能は。

20.わづかなめ給ひて、少し形見とて、脱ぎ置く衣に包まむとすれば、ある天人包ませず。御衣を取り出でて着せむとす。そのときに、かぐや姫、「しばし待て。」と言ふ。

 1)助動詞は。

 2)敬語は。

21.「衣着せつる人は、心異になるなりといふ。ものひとこと言ひ置くべきことありけ

 り。」と言ひて、文書く。天人、「遅し。」と心もとながり給ふ。

 1)助動詞は。

 2)敬語は。

 3)「心もとなし」の意味は。

 4)天の羽衣の効用は。

22.かぐや姫、「もの知らぬこと、なのたまひそ。」とて、いみじく静かに、おほやけに御文奉り給ふ。あわてぬさまなり。

 1)「な〜そ」の意味は。

 2)助動詞は。

 3)「のたまひ」の敬意は。

 4)「奉り給ふ」の敬意は。

23.「かく、あまたの人を給ひてとどめさせ給へど、許さぬ迎へまうで来て、とりゐてまかりぬれば、くちをしく悲しきこと。

 1)敬語は。

   姫→帝。

   姫→帝。帝の元へ来る。帝の元から出て行く。

 2)「許さぬ」の「ぬ」の意味は。

 3)「許さぬ迎へ」とは。

24.宮仕へつかうまつらずなりぬるも、かくわづらはしき身にて侍れば。心得ずおぼしめされつらめども、心強く承らずなりにしこと、なめげなるものにおぼしめしとどめられ ぬるなむ、心にとどまり侍りぬる。」とて、

 1)敬語は。

 2)「心得ずおぼしめされつらめども」の品詞分解は。

   (現在推量已)ども(逆接確定)

 3)「承らずなりにしこと」の品詞分解は。

 4)「なめげなるものにおぼしめしとどめられぬるなむ、心にとどまり侍りぬる」の品詞  分解は。

 5)「かくわづらはしき身にて侍れば」が掛かる部分は。

 6)「わずらわしき身」とは。

25.今はとて天の羽衣着る折ぞ君をあはれと思ひ出でける とて、壺の薬添へて、頭中将呼び寄せて、奉らす。中将に、天人取りて伝ふ。

 1)係り結びは。

 2)「ける」の意味は。

 3)「す」の意味は。

 4)敬語は。

 5)薬を渡す経過は。

26.中将取りつれば、ふと天の羽衣うち着せ奉りつれば、翁を、いとほしく、かなしとおぼしつることも失せぬ。この衣着つる人は、もの思ひなくなりにければ、車に乗りて、百人ばかり天人具して、昇りぬ。

 1)敬語は。

 2)「この衣着つる人」とは。



コメント

ホーム

























かぐや姫の昇天1 学習プリント(はじめ〜3302書き置く)

点検  月  日

学習の準備

1.本文をノートに写しなさい。

2.次の漢字の読み方を歴史的仮名遣いで書きなさい。

 装束 具し 羅蓋 猛く 酔ひ 功徳 黄金 給ひ 奉れ 侍り 異所 病 屋 開き

 格子 嫗 外 仰ぎ 文 本意

3.次の語句の意味を古語辞典で調べ、語句プリントに書きなさい。

 具す まうづ 猛し いささか 功徳 かた時 そこら 給ふ いやし おはす 奉る

 のたまふ あやし 侍り おはします すなはち え まかる 何しに 本意

4.現代語訳を書きなさい。

学習のポイント

1.主語や目的語を補って訳す。

2.敬語を指摘し、種類・主体・対象を考える。

3.助動詞の意味に注意して訳す。

4.登場人物を確認する。

5.天人の様子をまとめる。

6.かぐや姫が地球に来た理由を理解する。

7.かぐや姫が月へ帰る理由を理解する。

8.王と翁の認識の違いを考える。

9.翁がかぐや姫を引き止めようとする言い分をまとめる。

10.王の翁への態度を理解する。

11.かぐや姫の翁に対する気持ちを理解する。

12.かぐや姫が形見として置いていったものをまとめる。





かぐや姫の昇天2 学習プリント(3303天人の中に〜おわり)

点検  月  日

学習の準備

1.本文をノートに写しなさい。

2.次の漢字の読み方を歴史的仮名遣いで書きなさい。

 天の羽衣 御衣 異に 承らず 頭中将

3.次の語句の意味を古語辞典で調べ、語句プリントに書きなさい。

 聞こしめす ものぞ 心もとなし な〜そ おほやけ つかうまつる わずらはし

 おぼしめす 承る なめげ いとほし

4.現代語訳を書きなさい。

学習のポイント

1.主語や目的語を補って訳す。

2.敬語を指摘し、種類・主体・対象を考える。

3.助動詞の意味に注意して訳す。

4.登場人物を確認する。

5.天人がかぐや姫に薬を与えた理由を理解する。

6.天の羽衣の霊力を理解する。

7.かぐや姫の帝に対する気持ちを理解する。

8.かぐや姫が月に帰っていく様子をまとめる。

感想を

ホームへ