自立支援−カーペットのご紹介
アフガン難民を支える会は、首都カーブルに、女性(未亡人)の自立を目的とした縫製教室・識字教室(3ヶ所)を開設しています。また、手織りカーペット製作のための織り枠を希望する未亡人へ貸し出し、女性のカーペット織りを支援しています。

ここで紹介している作品は、全てがその女性たちの手作りです。
カーペットには良く見ると、アチコチに織り間違い…?ともいうべき箇所がいくつかあります。それは人間が織ったモノであるという証拠(間違いがゼロというのは、神の仕事であって、人間は間違いを犯すものだとするイスラーム的な発想から来ている。国宝級のカーペットを織る職人も、わざと間違えて織り。その箇所を彼らは「遊び」と表現する)であるとしています。
間違いのない仕事は、機械仕事と表現され、彼女たちは温かみがない!と言います。そう言われ、そんな織り間違いを見つけると、「確かに人間の作ったものだ!」と嬉しくなったりもするから不思議です。皆さまも、機会がありましたら、ぜひ、人間ならではの手作りに触れてみてください。
*SORAの手織りカーペットは、写真展や活動報告会で展示し、ご来場くださった方々へご紹介しています。
カーペット製作の風景も合わせてご覧ください!(写真集へ)


カーペットはウールで製作されています
 
 
色合いは、草木染めの風合いに仕上がっています
 

 
1枚の製作に数ヶ月かかります