茶は、17世紀初め中国から「舶来の仙薬」として、ヨーロッパに 輸入され、アメリカ大陸(ブラジル)産の砂糖を入れて飲むことが 上・中流階級の間で流行した。 産業革命が進展すると「砂糖入り紅茶」がアルコールの代替として 工場経営者から勧められた。甘く温かい紅茶にはカフェインが 含まれ、砂糖は即席のカロリー源であるため、疲労回復効果が あり、労働規律を保つには最適であった。 ・トワイニングの小売り
鎌倉時代に伝えられた喫茶の風は、遊興として流行・発展し、 茶の湯の精神・方法が確立。桃山時代の千利休により茶道として 大成されるにいたった。 栄西「喫茶養生記」:茶に関する最古の書(1211成立)2巻 Tea Road ( 次回 ) |