*- ねこ物語 -*



 
「白猫も黒猫も、黄猫も竃猫も
猫はみーんな可愛いのだ!by猫八」
─報告者:猫八さん─

「白猫も黒猫も、鼠を獲る猫は良い猫だ。」
と言うのは、現実主義者、ケ小平を表す言葉として有名ですが…

 衝撃の真実!
実は「白猫」ではなくて「黄猫」だった!
(黄猫と言っても、カラーひよこじゃないんですから、パンクなイエロー
猫ではなくて、トラ猫の様な、明るい茶の事ですよぅ>ナルシアさん)

 有る日、私は見るとも無くテレビを点けていました。
中国中央電視台1というチャンネルです。その番組で、おじいさんが
昔の思い出話を始めました。
 避暑地での午後、自分が描いた猫の絵の出来について友達と
語っていると、丁度そこに、会議を終えたケ小平が帰って来た。
そこで、おじいさん(当時は青年かも?)が、
「(この絵の)黄猫と黒猫、どちらが良いですか?」
 と小平同志に尋ねると、
「黄猫も黒猫も鼠を採る猫は良い猫だ。」
 と彼は答えた。

 これは一見、長閑な午後の話題のようですが、それまでケ小平が
参加していた会議と言うのが問題で、その場に居た人達の間には
さーっと緊張感が走ったと、回想者は言っていました。多分、劉小奇
批判が始まる頃でしょう。会議の内容とケ小平の立場を暗喩していると
受け取った訳です。(腹芸?会議はトップ機密なので話してはいけない。)
だから、この事は他に漏らしてはいけないと各々言い合ったと語って
いました。(けど、こんなに広まってるじゃないか!!)

 「黄猫も黒猫も…」と始まるより、やはり「白猫も黒猫も…」でなくては
座りが悪いですよね。

衝撃の真実!私が見たこの番組放映の真の意味とは!

知りたいですか?
 

 

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