カフェインの恐怖(1)


  

 私の飲むコーヒーは一日一杯、多くても二杯まで。 
文豪ヴォルテールやヴァルザックのように、一日何杯でも飲める方もいますが、真似したくともとてもできません。 
お酒、お薬に弱い私は実はコーヒーにも弱くて、二杯以上飲むと「恐ろしい事が起こる」のです…! 

 疲れた時にコーヒーを頂くと、気分がすっきりしますね。 
好い味と香りが気持ちを和ませてくれるという事もありますが、それとはまた別にコーヒーに含まれる成分「カフェイン」の持つ薬理作用が「高揚感」や「覚醒作用」もたらしてくれるのです。 
もともとコーヒーの起源は薬ですから、飲み過ぎると身体に影響が無い筈はないのですが、カフェインに対する感受性の個人差で、影響の大きさが全然違ってきますよね。(とはいえ、アメリカで流行っているカフェインレスコーヒーも「酔わない酒」みたいでなんだかつまらないような…。) 

では少し、カフェインの作用・副作用のお話を。  

  1. 胃の痛いコーヒー
  2. 目醒ましいコーヒー
  3. 奮い立つコーヒー


シャム猫亭     珈琲南洋猫