京極堂Report 番外編 / 登場人物姓名判断  


■ 中禅寺 秋彦 (45画)
「人脈が幅広く、才能豊かで財運もあり。何をしてもめきめきと頭角を現し、一生安泰の人生。」  (注目!)同画数の有名人:長嶋監督

*** コ メ ン ト ***
やっぱり、主人公ともなると、ちゃんと一生の保障があるのですね。まあ、当然才長けた人で、しかも財運もある。と言うことは、今のところ関口家のように妻・千鶴子さんは働きには出てないから、あの、古書店は儲かっているのでしょうか。それとも、榎木津的に親の財に恵まれているのでしょうか。何をしても頭角を現すんだから、実は裏のお仕事とかもあったりして、あ、やっぱり、拝み屋が結構当たってるのでしょうか。で、画数的に同じ運勢をもっているのが、長嶋監督と言うところがかなりミスマッチで笑える。


■ 関口 巽(34画)
「すごく積極的な割に強引さが裏目に出て、いったん成功しても転落する。自分を知りましょう。」

*** コ メ ン ト ***
作品が出版されましたよね。転落するためには成功しなくちゃいけないから、この作品集、案外売れるんでしょうかね。そしたら、雪絵さんも専業主婦に戻れるんですよね。予想外に売れても、あんまり運もないようだから、謙虚にがんばるが吉でしょうね。


■ 榎木津 礼二郎(62画)
「 すべてにおいてハンパで挫折しやすい、弱い運勢。健康的にも家庭的にも恵まれない。孤高にして波乱含み。」

*** コ メ ン ト ***
当たってると言えば、かなり当たっていると感心。あの神をも畏れぬ強気な言動は弱い運勢の裏返しか。「すべてにおいてハンパで挫折しやすい、弱い運勢」・・・ただ、このあたりが自分のことを言われているようで、客観的に語れない。孤高にして波乱含み。確かに孤高だよね。神の領域に踏み出してるし。そりゃ波乱含みだよね、常に波乱メーカーだもんね。


■ 榎木津 総一郎(60画)
「波瀾万丈。男らしく、いったん勢いが良くても後が悪い。」

*** コ メ ン ト ***
榎木津兄も今は事業も当たっているようだが、今後に波乱が待っているようなので、くれぐれも気をつけられたし。

■ 榎木津 幹麿(59画)
「年とってから波乱が待っているタイプ。学問や芸術、宗教に向く。」

*** コ メ ン ト ***
榎木津父。このファミリーはずいぶんな波乱ファミリーですね。でもまあ、この動乱期に波乱のない華族様はいないだろうから、正統派の波乱?神の父は、やっぱり、宗教に向いているのですね。


■ 木場 修太郎(44画)
「 これも波乱の生涯。両極端。まじめで努力家。でももう一歩で挫折しやすい。が、才能はある…。」

*** コ メ ン ト ***
何だかね、中禅寺以外はみんな波乱な人生。でも、波乱がなければ事件に巻き込まれることもないんだから、やっぱり、正統派の波乱人生か。真面目で、努力家で、才能もあるのに、何が足りないの?運?私はささやかな幸せを願う心だと思う。なぜって?だって何かそういうものを捨てた生き方だよね。


■ 中禅寺 敦子 (42画)
「 対人関係に注意。かなりの才媛だが回りの問題で運勢が下降しやすい。」

*** コ メ ン ト ***
ああ、ほんとにそのもの。こんなに波乱な人々に囲まれて、運勢、影響受けないはずないよね。あっちゃん、くれぐれも対人関係には気をつけてね。


※ 付録:社名判断
■ 京 極 堂 (31画)
「大吉。実績を上げ、人の和もあり、繁栄する運命です。」

*** コ メ ン ト ***
何か、京極堂の一人勝ちって、感じ。やっぱり、財運があるんですね。京極堂は大きく発展して、やがては古本屋さんのチェーン店なんかも出来て、自社ビルとかも建って、子孫に美田を残してしまうの?(←シィアル、繁栄のイメージ)





「Reportを終えて」

猫や期待の星、ナルシアのレポート後編までの間をつなぐべく、猫やのAnge-Teamが初Reportします。これは秘密ですが、うちのマーズはよく、仕事でプレステの姓名判断ソフトを使っています。これも秘密ですが、シィアルはその同じソフトで、思い出したように相性占いをしているようです。その家族は、子供の命名(神社でつけてもらったようですが、いくつか候補をこのソフトを使って確認していました→もちろん、全部吉数でした。)にも利用したようです。仕事に恋に子供の命名に七面六臂の活躍をするこのソフトの名前は「占都物語そのT」(株式会社東北新社)です。

「京極夏彦って、絶対姓名判断ソフトで確認してるよね。」これが、ソフトで調べながらの率直な感想です。何だか偶然にしては出来過ぎてるし、何と言っても、本の改行位置まで気にする(2作目以降はページを越えての改行がほとんどない)ほど、緻密に作る人だから、これぐらいはしそうで。波乱な榎木津ファミリーややっぱり運のなさそうな関君、どうにも貧乏籤そうな木場シュウとか、回りに足を引っ張られてるあっちゃんとか。何だか、禁断の扉を開けてそれぞれのキャラ設定を覗いているみたいで、スリリングです。ソフトがすごいのか、京極がすごいのか、さらに、検証を重ねて結論を出したいと思っています。
(面白いと言えば面白いけど、結構不毛な作業で、つらかったりもしますが。)


以上で非常に直截な意味での”Report"を終わりたいと思います。


1998



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