ダッチオーブンに挑戦しよう
ついに、我がそばの館に「ダッチオーブン」が新登場。
カウボーイの焚き火料理には欠かせない鉄鍋で、オランダ人が売り歩いたのでその名前が付いたという説があります。 |
鍋なので鍋物・煮物は当然お得意なのだが、厚さが5ミリぐらいあるので蒸し焼き料理がほとんど手間いらずでおいしくつくれる。(これほんと) |
おまけに蓋を裏返せばフライパンになり、そのままでもジンギスカン鍋として活躍する(と思われる)。 |
難点は重いこと。そして手入れをまめにしないとすぐ錆びること。 |
熱源としては焚き火・炭・豆炭など。鍋の底と蓋の上の両方から熱するので鍋の中が均一に温まる。 |
サイズは5インチから16インチ!と各種あり、深さも12・14インチは2種類あり。(Rodge社) |
「Japan Dutch Oven Society(JDOS)」という団体もあるようです。 |
2.購入への道程
1999年9月、近所のアウトドアショップでセールがあり、目玉商品でダッチオーブンが\3,000ぐらいで売られていた。 |
よく見ると「LODGE」社ではなく中国物と判明。「LODGE」は高いので一時購入を断念する。その後、いろいろと検討したところ「Rei-USA」のホームページで12インチDEEPが$39.8で売られているのを発見、早速オンラインショッピングで購入の申しこみをする。 |
待つ事10日余り、「Rei-Japan」より一通のE−Mailが・・・。そこには「重量があるので追加送料$35が別途必要です」と書かれているではないか。 |
ここまで来て引き下がる訳にも行かず、購入を決意する。(おおげさ) |
そんな曲折を経て、本体価格$39.95+追加送料$35+送料$19=都合$93.95(日本円で\11,000ぐらい)のダッチオーブンは我が家へとやって来たのである。 |
値段的にはそんなに安くはならなかったが12インチDEEPは重量およそ10kg、かなり大きな鶏でもまるまる一羽楽勝で入るところが気に入っている。 |
その後、Lid Lifter・Lid Stand や収納袋など購入。ついには10インチも2000年9月に買ってしまい現在に至っています。 |
3.レシピ
・鶏の丸焼き
まず、肉屋に行って鶏1羽丸ごと購入します。ふつうは内臓を処理してあります。 解凍作業があったりして、すぐには売ってくれないので料理する前日までには頼んでおくようにします。 |
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とりに塩・こしょう・ハーブ等を適当にすり込み冷蔵庫で寝かせます。 |
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鍋を暖め、熱したオリーブオイルで表面が軽く狐色になるよう炒めてから蓋をして一時間ほど蒸し焼きにします。途中、にんじん・ジャガイモなどまるごと入れるとGOOD! |
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鍋の上からも炭火で暖めます。串を通して肉汁が透明ならば出来上がりです。なべ底の汁は味を整えスープにどうぞ。 |
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まず、スーパー等で「とりもも肉」を買います。 塩・コショウで味付けをして味がなじむまで寝かせます。 今回は庭に植えているセージの葉っぱも使いました。 塩は多少多めのほうがおいしいです。 |
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ダッチオーブンのふた・なべともあちあちに暖めておきます。アウトドアでやればもっとかっちょい〜いかも。 |
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なべ底が汚れないように、アルミフォイルを敷きましょう。 スモークウッドに火をつけて鍋にいれてから、とりももを燻製にします。火は弱火でOKです。 煙の加減は蓋をずらして行います。 |
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あとはビールでも飲みつつ待つだけです。 煙が出るので換気扇は忘れずにまわしましょう。 なべの中がじゅーじゅー言ってきたらとりももをひっくり返してしばらく待ちましょう。 |
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庭に勝手に生えてきたしそを飾って出来上がり。 冷やしてスライスし、いただきます。熱いままでもうまいけど。 ビールに飽きたらウィスキーのつまみにでもどうぞ。 スモークウッドがまだ残っているようならチーズなど燻製にするのもグーです。 |
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今後の掲載予定
・五目御飯
・牛すじ煮込み