第2次 マイクロビオトープ

開始 1999年 10月頃(詳しくは忘れた。)
設置場所 おさや糸店 2f 編物教室
日照時間  わからないが窓枠より下においてあるので、水槽全体が日にさらされる事はない。(この日照時間は、植物の種類、繁殖量にかなり影響を与えるような気がする。が、カンでそう思うだけで科学的根拠は全くない。けれど、日照時間の異なる水槽が、他に二つあってそれと比較しているので、まんざらでたらめでもない。)
 全く日が当たらない場合は、水槽のオプションの青い蛍光灯の設置をお勧めします。やはり何と言っても、水中の酸素量で、生き物の生息数は決まります。少なくてもよい人はかまわないが、やはりたくさんいてにぎやかなほうが、欲張りな私には、お楽しみも増える。
うつわ 60cm水槽 
ろ過器、酸素補給のブクブクは、使わない。(これはこだわりです。)


いれるものリスト
今回入れたものは、右欄に○
知らないうちに入った。べつにどうでもよいが、にぎやかしているのでよい。●
そのうち入れる予定△
入れたくないのには言ってしまった▲
入れたくない。×
いろいろ、皆さんの好きなものを入れるとおもしろいと思います。
ただ、やたら生きている小魚を食べる奴は、
あまりお勧めできません。

無生物
 そこの半分に、厚さ1cmくらい。(余り厚く入れると、下のほうが腐ってくる。1cmくらいなら、どじょうが攪拌しながら浄化してくれる。)
水が腐らないとかいう細かい石  ガーデニング屋のもうちゃんにもらった。確かに効果はあるように思われる。気泡跡がたくさんある軽石のような石で、下記の流木同様、バクテリアのすみかになっていると思われる。
 水草の片端を沈めるのに必要。
 なくてもよい。
流木  たぶん、バクテリアが住みついて、水を浄化するが、目に見えるわけではないのではっきりとはわからない。なんと言っても、自然(もどき)の雰囲気をいやおうにも盛り上げる必須アイテム。ペット屋でバーゲンで480円くらいで売っていたもの。木の種類も書いてあったけど、忘れた。そのまま使うとアクが出て水が、茶色になる。気にしなくてもよいが、数ヶ月水に入れておいてから使うとよい。私は面倒なのでそのまま使った(第1次マイクロビオトープ時)が、外から中が見にくくなる。
備長炭  入れる必要は全くないと思われるが、おさや(私のやってる手芸店)に売れ残っていたので入れてみた。それなりに、水の浄化作用はあると思う。
 流木の下に敷いて、流木の下に空間を作った。
植 物
水草  こんな形のやつ。
  最初は全体が浮いていても、知らないうちに上下が決まって、片方が沈んでいって根っこの役割をするようになる。たぶん、上下逆さに植えるとそれなりに又役割が入れ替わる。が、ひょっとしたら、私の思いこみかもしれない。
ホテイアオイ  秋に作ったので結局ほとんど枯れたが、春になったらちゃんと芽吹いた。夏は、そとにおいておけば、やたらめったら増える。
 細かい繊維状の綿みたいなミドリの
アオミドロ? 
知らないうちに、入りこんだ。あまり繁茂しすぎると、小さな魚に繊維がからみついて動けなくなっている。まさか、食虫植物・・・。ウソウソ。
浮き草 (たんぼに浮いているあれ)
 これも、自然な雰囲気を盛り上げるのによいが、夏日当たりがよいと水面一面に、あっという間に増える。日光をさえぎるので、ときどき取り除く必要があると勝手に思っているが、ほうっておくのも、一興かも。
ウォーターレタス  第1次マイクロビオトープのときに、小さな水草を入れました。小さいうちは、どんな水草かわからなかった。日照時間の短い室内においておく分には、かわいいものだが、夏、室外に出すとめちゃくちゃ大きくなり、やたら増える。寒くなると腐って解けるので、水質には悪影響か? とにかく、水草の類は、日当たりさえよければ、やたら増える。
 その姿を見ると、外来植物のずうずうしさを感じ、興ざめ。よって今回は入れない。
×
ものあら貝  水草についてきたのか、知らないうちに増えた。
タニシ  水槽のガラスの掃除のために、たくさんいれた。30匹くらい。
 効果はそれなりにある。
カワニナ  タニシと同様の理由でいれた。掃除の能力は、タニシより強い。こちらは、メダカ用の90CM水槽でやたら、たくさん増えた。繁茂した繊維状の水草のおかげと思われる。が、水温が高くなる夏が越せるかどうかは、わからない。
シジミ  第1次マイクロビオトープのときに、タナゴの産卵用に魚屋で買ってきて、いれてみたがすべて蟹に食べられた。魚屋に売っているシジミでは、淡水では生きられないと言う人もいるが、定かではない。
 5cmまでくらいのものを、いろんな種類入れるとにぎやかでよい。
メダカ  一番かわいい。なつくとエサやりのときに、頭をなでても逃げて行かない。一番好き!30匹ほど、もちろん遺伝子鑑定済みの五条川メダカ。
フナ  体長4cmくらいのを、3匹ほどいれた。自然生態園の池干の時にもらった。
モツゴ  体長3cm〜5cmくらいのを3匹ほど。同じく、自然生態園の池干の時に河原さんから、もらった。
どじょう  1999年の春、五条川でうちの娘が取ってきた体長3cmほどの稚魚。自宅で15cmプラケースで飼って6cmくらいになったものを1匹入れた。前述の砂のところで述べたように、砂を攪拌掃除してくれる。
よしのぼり  泳ぎが下手で、いつも水底にいる。4cmほどのを1匹と7cmほどのを1匹。
 自分より大きなサイズの魚でも、飛びついていく。魚のうろこが、ところどころ取れているのは、よしのぼりのせいかもしれない。動かない餌には、見向きもしない(多分)。
なまず  第1次マイクロビオトープのときに、小さいからいいだろうと、5cmくらいの赤ちゃんなまずを入れました。優雅な泳ぎ方に反し、ひげに触る動く物には何でも飛びつく。上述のような構成の中では、たとえ赤ちゃんでも食物連鎖の圧倒的頂点にたつので、入れないほうがよい。魚たちがだんだん減って、最後は、なまずを飼っている状態になる。 ×
オイカワ(たぶん)のこども
(小さいのでわからん)
メダカサイズくらいのは、群れているので簡単にタモですくえる。五条川で捕まえたもの。大きくなるので、ある程度大きくなったら、採ってきた場所へ戻すつもりでいます。
タイリクバラタナゴ  淡水魚養殖センターの松岡さんにもらった。二枚貝に卵を産みつけるらしい。婚姻色がつくと、結構綺麗です。
多分他にも入っていると思うけど、何せ小さいうちは種の特定が難しい。
それ以外の生き物
スジエビ 魚釣りのえさで余ったものをテッチから分けてもらった。
鼻が利くのか、生餌をやると、真っ先にやってくる。
2種類入っているような気がするが、よくわからない。
エビに寄生する生き物 何だかよくわからないけど、丸虫を透明にして節の数を減らした感じ。エビの顔の横についている。
中には、左右両方に付けているひょうきんなエビもいる。
カニ なまずほどではないが、こいつも生きている魚をよく食べる。
第1次マイクロビオトープのスタート時は、入れていたが、メダカが食べられるのでやめた。
×
イトメ 子供のころは、アカゴって言っていたけど、ペット屋では、イトメって売っている。水生のミミズ?正式名はようわからん。
人固まり入れても、あっというまに、魚に食われる。
水が、濁った時は、これを入れると、たいてい一番できれいになる。
第1次マイクロビオトープの時、全て魚に食べられたかと思っていたら、第1次マイクロビオトープ終了時に、水槽を洗っていたら、少数だがちゃんと砂の中に生き残っていた。
赤虫 釣り道具屋さんで、釣りエサ用のものを買って来ていれた。
これは、全滅だった。
ヤゴ 1999年の11月に、ヤゴ救出の牛山先生からもらった。
何食べるのか知らないが、2000年5月1日現在、まだ生きている。
とりあえず、羽化用に割り箸を、流木にはさんで立ててある。


メンテナンス

水替え  蒸発した分を補充するのみ
 水も、水道水をそのまま使っています。
 とりあえず岩倉市の水道水ならいいみたい。
えさ  これも酸素量と同じで、たくさんの動物を入れるなら必要。初心者は、このエサのやり過ぎで、水質を悪化させ魚を死滅させてしまう場合が多い。量は、季節によって大きく異なるので、注意。
 私が使用しているのは、
貝類=にんじんの皮や野菜(葉っぱ類)や川の底に沈んでいた葉っぱ
魚、エビ、カニなど=市販のメダカのえさ、自然発生したミジンコ、糸ミミズ、赤虫、イトメ(赤子)など。
一度セットしてしまえば、外から入ってくるのは、エサと光だけです。
見て、考えて、試して、また見て、考えて、試して
いろいろやってたのしく遊んで学ぶ。

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