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      山形三重の地理はバッチリ
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このマガジンは,中学3年生の山形三重といとこで塾の先生をしている
藤原清盛先生と地理について語ります。1日1つ知識を増やしましょう。

◇ 今日のテーマは「シリコンバレー」です。

藤原:今日からしばらくアメリカ合衆国の個々のテーマを勉強していこう。
三重:ハイ,お願いします。
藤原:三重ちゃんは,インターネットをやっていたね。
三重:ええ,まだ初心者ですけど。
藤原:それでは,パソコンに関係の深いシリコンバレーからやっていこう。
三重:先生,そもそもシリコンって何ですか。
藤原:うん,簡単に言えば集積回路の材料になる物質のことだ。
三重:すると,バレーは?
藤原:バレーは,谷のことだ。発音はちょっと違うけれどもね。
三重:ということは,何か谷に関係あるんですか。
藤原:そうだね,シリコンバレー自体が渓谷地帯にあるんだ。
三重:あっ,それで分かりました。つまり,シリコンで電子工業を表し,
   バレーで場所を表しているんですね。
藤原:そういうこと。シリコンバレーとは,アメリカのサンフランシスコ
   の郊外にあるサンノゼ渓谷の電子工業地域のことだ。
三重:ハイ,よく分かりました。
藤原:場所は分かるかな。
三重:もちろんです。西海岸です。
藤原:サンフランシスコとロサンゼルスは,どっちが北だっけ?
三重:エッと,どっちだっけ?
藤原:うん,これはしっかり覚えておこうね。三重ちゃんはF1が好きだ
   ったね。
三重:ハイ,大好きです。
藤原:この前,クラッシュして骨折したのはシューマッハだったね。
三重:そうです。しばらくは出場できません。
藤原:代わりに出るのは?
三重:ミカ・サロです。
藤原:そう,それでいい。サロと覚えておけば間違いない。上がサンフラ
   ンシスコでしたがロサンゼルスだ。
三重:分かりました。これで絶対忘れません。ありがとうございました。


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◇ 今日のテーマは「西海岸の都市」です。

藤原:三重ちゃん,シアトルというと何を思い出す。
三重:ハイ,ビルゲイツです。
藤原:おう,さすがだね。正に,ビルゲイツ,マイクロソフトといえば,
   パソコンができない人でも知っている,超有名ってやつだね。
三重:だって,世界一のお金持ちですもん。わたしたちも協力しているけ
   れども(^^)
藤原:ところで,シアトルの場所は分かるかな。
三重:簡単です。西海岸,つまり太平洋側の一番北のカナダに近いところ
   です。
藤原:そう,OKだ。場所をよく覚えておこう。地図でいうと左の上の方
   だからわかりやすいね。もう一つ,シアトルの有名な産業は?
三重:えーと,航空機?
藤原:正解。航空機は,このシアトルと,昨日勉強したロサンゼルスが有
   名だから覚えておこうね。
三重:シアトルとロサンゼルスですね。
藤原:そういうこと。西海岸では,この3つの都市を覚えておこう。昨日
   も言ったように,サロ,サンフランシスコが上でロサンゼルスが下
   だ。
三重:先生,ロサンゼルスでほかに覚えることはありますか。
藤原:そうだね,石油化学工業が発達していること,アメリカではニュー
   ヨークに次いで2番目の都市ということ。その辺だね。後は,地中
   海性気候だ。
三重:エッ,先生,地中海ってヨーロッパじゃないんですか。
藤原:そう,もちろん,ヨーロッパだけど,サンフランシスコやロサンゼ
   ルスは,地中海性気候なんだ。しかも試験によく出る。
三重:そうなんですか。
藤原:地中海沿岸で地中海性気候ではバレてしまうから,こっちがよく出
   るんだ。これはしっかり覚えようね。
三重:ハイ,分かりました。
藤原:念のために復習しておこう。地中海性気候の特徴は?
三重:夏は高温・乾燥,冬は温暖・多雨です。
藤原:よくできたね。この調子でがんばろう。
三重:ハイ,がんばります。


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◇ 今日のテーマは「人種のサラダボール」です。

藤原:三重ちゃん,サラダは好きかな?
三重:ハイ,大好きです。食べるものなら何でも(^-^),ダイエットにもな
   るし。
藤原:それじゃあ,今日は,サラダの話をしよう。人種のサラダボールっ
   て知っているかな。
三重:ハイ,アメリカ合衆国には,いろいろな人種がいることを表してい
   ます。
藤原:そうだね。ところで,何でサラダボールというのだろう。
三重:えーと,それはよく分かりません。
藤原:それじゃあ,考えてみよう。サラダには何が入っているの?
三重:えっと,トマトとか,キャベツ,レタス,うーん,パセリとか。
藤原:そう,そして,それらは,混ざり合っているけれども,溶けあって
   はいないよね。
三重:ハイ,トマトはトマトキャベツはキャベツです。
藤原:そう,アメリカにはたくさんの人種がいるけど,あまり溶けあうこ
   となく共存しているんだ。それを表した言葉が人種のサラダボール
   何だ。
三重:あっ,分かりました。確かにたくさんの人種が住んでいるけれども,
   混血などが進んでいないんですね。
藤原:そういうこと。だから,混血が進んだ南アメリカなどとは違うんだ。
三重:そう言えば,南アメリカは人種のるつぼと呼ばれていましたね。
藤原:そうだね。人種のるつぼというのは,同じように人種が混合してい
   るという意味だけど,るつぼというのは溶けあうという意味が強い
   から,混血が進んでいる南アメリカに使うんだよ。
三重:ハイ,分かりました。アングロアメリカは人種のサラダボール,ラ
   テンアメリカは人種のるつぼですね。
藤原:そういうこと。ただ,ひっくるめて人種のるつぼという場合もある
   から気をつけてね。
三重:分かりました。


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◇ 今日のテーマは「ヒスパニック」です。

藤原:Mie,can you speak English?
三重:先生,どうしたんですか,突然,英語なんか話して。
藤原:ごめんごめん,三重は,比較的英語が得意だったね。
三重:ハイ,あくまでも比較的ですが(^_^)v
藤原:ところで三重,アメリカ人って何語をしゃべるの?
三重:もちろん英語です。
藤原:そうだね。ところが,アメリカ人なのに英語が話せない人々がいる。
三重:エッ,そんな人いるんですか?
藤原:そう,ちょっと復習するけれどもアメリカ合衆国の人口はどのぐら
   いだっけ?
三重:ハイ,だいたい日本の倍で,約2億7千万人です。
藤原:そうだったね。その中で,2千万人以上の人々が英語を話せないん
   だ。
三重:エッ!2千万人もですか。
藤原:そう,彼らは,英語でなくスペイン語を話す。
三重:あっ,思い出しました,ヒスパニックですね。
藤原:そう,ヒスパニックだ。彼らは,主にメキシコや西インド諸島から
   移住してきた人々だが,言葉の問題で困っている人も多い。
三重:英語の勉強をしないのですか。
藤原:もちろんしている人もいるだろうが,自分たちのスペイン語社会を
   つくる傾向が強いんだ。それが問題になっている。
三重:正に人種のサラダボールですね。
藤原:そう,昨日勉強したサラダボールの意味もヒスパニックをみると,
   より分かりやすいだろう。
三重:本当ですね。


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◇ 今日のテーマは「イヌイット」です。

藤原:三重ちゃん,アメリカの先住民は何と呼ばれているんだっけ?
三重:ハイ,インディアンです。
藤原:そうだね,アメリカ大陸はコロンブスが発見したとか言われている
   けれども実際は,すでに住んでいる人たちがいただね。
三重:新大陸の発見っていうのはヨーロッパの人たちから見た考えですね。
藤原:そういうこと。インディアンにとっては迷惑この上なかった。どん
   どん土地を奪われてしまうのだからね。
三重:本当ですね。開拓と言えば格好いいけど略奪とも言えますね。
藤原:そういうこと。それから三重ちゃん,インディアンのほかの先住民
   というと何だろう?
三重:エッ,インディアンのほかに先住民がいるのですか。
藤原:ほら,北極海沿岸に住んでいる…。
三重:あっ,分かりました,イヌイットです。
藤原:そう,アラスカもアメリカだからね。このイヌイットは,かつては
   エスキモーと呼ばれていた。
三重:知ってま〜す,アイスクリームにあります。
藤原:そうだよね。でも,近年はエスキモーと呼ばなくなった。
三重:どうしてですか。
藤原:うん,エスキモーというのは「生肉を食う人」というような意味な
   んだ。面と向かって「生肉を食う人」と呼ばれてうれしいかい?
三重:いえ,嫌です。
藤原:そこで,現地の言葉で「人間」を意味するイヌイットと呼ぶように
   なったんだ。
三重:分かりました。エスキモーは差別用語なんですね。
藤原:そういうことだ。イヌイットは最近,試験にもよく出るからよく覚
   えておいてね。
三重:ハイ,分かりました。


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◇ 今日のテーマは「五大湖」です。

藤原:今日は五大湖の勉強をしよう。
三重:ハイ。
藤原:名前は全部知っているかな?
三重:もちろんです。1番大きいのがスペリオル湖。世界で2番目に大き
   な湖です。地図の上の方にある3つのうちの左側ですね。そして南
   に細長く伸びているのがミシガン湖,右側がヒューロン湖です。そ
   して,下の方にある二つのうち左側がエリー湖,右側がオンタリオ
   湖です。
藤原:よく知っているね。名前を答える問題は少ないけど知っていた方が
   いい。地図をよく見て絵で覚えようね。
三重:先生,スペリオル湖の面積はどのぐらいですか?
藤原:そうだね。約8.2万平方キロメートル,琵琶湖が670.3平方キロメー
   トルだから100倍以上だね。だいたい北海道ぐらいかな。
三重:北海道ですか。
藤原:うん,北海道は約7.8万平方キロメートルでだけど周辺の島々も合わ
   せると約8.3万平方キロメートルだからね。ま,それよりもスペリオ
   ル湖の西にある有名な鉄山があったね。
三重:ハイ,メサビ鉄山です。
藤原:そう,これは後で工業のところに出てくるからよく頭に入れておい
   てね。
三重:ハイ。
藤原:それから有名なナイアガラの滝は,どこにあるのかな?
三重:ナイアガラの滝ですか?
藤原:うん,花火などで見たことはないかな?
三重:ハイ,あります。横幅が広い滝ですよね。
藤原:そう,それがエリー湖とオンタリオ湖の間にあるんだ。
三重:そうなんですか。
藤原:うん,有名だからね。覚えておいた方がいい。最後に,オンタリオ
   湖から大西洋に抜ける有名な海路があったね。
三重:ハイ,セントローレンス海路です。
藤原:そう,これはよく出るからね。しっかり覚えておこう。
三重:分かりました。


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◇ 今日のテーマは「五大湖工業地域」です。

藤原:さて,今日は昨日の続きをやろう。
三重:五大湖ですね。
藤原:うん,五大湖の付近は早くから重工業が発達していた。
三重:なぜですか?
藤原:そうだね,昨日も勉強したとおり,五大湖というのはものすごく大
   きいだろ,だから水運が発達しているんだ。
三重:あっ,先生,昨日,スペリオル湖の西にあるメサビ鉄山のことを話
   しましたね。
藤原:そうなんだ。その鉄鉱石を五大湖を使って運ぶ,そして,五大湖の
   南東にあるアパラチア炭田の石炭と結びついた。それが発達の大き
   な理由だ。
三重:鉄鋼業ですか?
藤原:そう,鉄鋼業だ。鉄鉱石の鉱とは字が違うから気をつけてね。
三重:大丈夫です。三重は「鉄鋼は,石がついたら広くなる」と覚えまし
   た。
藤原:おう,それはいい覚え方だ。鉄鋼の「鋼」の右側が広という字にな
   って「鉱」になるんだね。
三重:そうで〜す。だから,単に鉄鋼,あるいは鉄鋼業は鋼だけど石がつ
   いたときだけ広くなって鉄「鉱」石になるんです。
藤原:よろしい。読者の方も気をつけてね。テストをやると本当に間違う
   人が多いから。ひどいのは参考書などで間違っているのもあるよ。
三重:テストで書いたら×ですか?
藤原:たぶんね。漢字の間違いは通常×だ。ところで三重ちゃん,鉄鋼業で
   有名な都市はどこだろう。
三重:えーと,クリーブランドとか。
藤原:ほー,よく知っているね。クリーブランドはエリー湖の南岸にある
   都市だ。でも,鉄鋼で一番有名な都市はピッツバーグだ。
三重:エリー湖の南東にある都市ですね。
藤原:そう,よく地図で確認しておこう。
三重:ほかに大切な都市はありますか。
藤原:うん,まずはデトロイト。
三重:自動車の町ですね。
藤原:そう,最近は不振だけども,自動車といえば,デトロイト。しっか
   り覚えておこう。
三重:こちらは,ヒューロン湖とエリー湖の間にある都市ですね。
藤原:そう,後は,シカゴ。細長いミシガン湖の南岸にある都市だ。
三重:シカゴといえば食品工業ですか?
藤原:そうだね。ほかに機械や鉄鋼も盛んだけれども。
三重:すると先生,五大湖付近で覚える都市は,ピッツバーグ,デトロイ
   トにシカゴの3つでいいのですか?
藤原:うん,中学生はそのぐらいで十分だろう。五大湖の地図をよく見て
   だいたいでいいから場所を覚えてね。
三重:分かりました,しっかり覚えます。


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◇ 今日のテーマは「サンベルト」です。

三重:先生,サンベルトって何ですか?
藤原:うん,サンは太陽だろ,だから太陽に恵まれた南部の諸州のことを
   いうんだ。
三重:具体的に言うとどの辺ですか
藤原:北緯37度以南を言うんだけれども,だいたいサンフランシスコより
   南と考えればいい。もちろん,合衆国全土だよ。
三重:すると,メキシコ湾岸などですね。
藤原:そういうこと。この地域は,広い土地や安い労働力を使って1970年
   代から急速に工業が発達したんだ。
三重:大切な都市はどこですか。
藤原:うん,前に西海岸の都市のときにやった「サ・ロ」を覚えているだ
   ろう。
三重:ハイ,サンフランシスコとロサンゼルス。上がサンフランシスコで
   したがロサンゼルスでした。
藤原:そうだね。だから「サ・ロ」だったね。もちろん,この二つは大切
   だ。でも,これは前に勉強したから,今日は,主にメキシコ湾岸の
   都市を覚えよう。
三重:知ってます。ヒューストン。
藤原:そう,ヒューストンが一番大切だ。石油化学がさかんだったね。
三重:ハイ,後,宇宙産業。
藤原:そうだね。君たちも知っていると思うが,昔,アポロ11号が月に降
   り立ったとき,全世界が注目した。もちろん,ヒューストンも世界
   的に知れわたった。
三重:映画で見ました。
藤原:後は,ニューオーリンズだね。こちらはそれほどテストにはでない
   けれども,メキシコ湾岸はこの2つを覚えておけばいい。
三重:左が,ヒューストンですね。
藤原:そう,左の「ひ」とヒューストンの「ヒ」で覚えておけばいい。後,
   ミシシッピ川河口付近といえばニューオーリンズ。そのぐらいでい
   いだろう。
三重:ほかに覚える都市はありますか。
藤原:うん,内陸のダラス,ケネディ大統領が暗殺されたところで有名だ
   が,電子工業が発達している。
三重:最近,息子さんも事故に遭いました。
藤原:そうだね。悲劇の一家だね,ケネディ家は。どちらにしても,一番
   大切なのは,サンベルトという言葉自身じゃないかな。特に,最近
   は。
三重:分かりました。しっかり勉強します。


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◇ 今日のテーマは「メガロポリス」です。

藤原:今日は,アメリカ合衆国の中心とも言える大西洋側の勉強をしよう。
三重:ハイ,ニューヨークなんかですね。
藤原:そう,ところで三重ちゃん,アメリカの首都はどこだっけ?
三重:もちろんワシントンです。
藤原:そうだね。大西洋側は,ボストンから首都のワシントンにかけて巨
   大な都市群がある。これを何ていうんだっけ?
三重:メガロポリスです。
藤原:そうだったね。三重ちゃんがさっき言ったニューヨークも当然含ま
   れるよ。 そして周辺には多くの衛星都市が存在している。
三重:あれ,先生,衛星都市って何でしたっけ?
藤原:うん,大都市と結びついてその周辺に発達した中小の都市だ。日本
   でも見られるよ。
三重:あ,そうでしたね。思い出しました。
藤原:そして,東京などでも同じなんだけれどもドーナツ化現象が起きて
   いる。
三重:都心の人口が減って周辺の人口が増えることですね。
藤原:そう,分布図を書くと,周りの人口が多く,中心部が少ないため,
   ちょうど穴の開いたドーナツのように見えるんだよ。
三重:日本もアメリカも大都市の共通した現象なんですね。
藤原:そういうこと。昼間は人でにぎわっている都心も夜になると恐いほ
   ど人がいない。
三重:知ってます。夜のオフィス街って不気味ですね。
藤原:そして,スラムと呼ばれる貧民街も拡大し都心の生活環境はますま
   す悪化しているんだ。
三重:大都市というのもいろいろ問題が多いんですね。
藤原:そう,みんなの力で解決して行かなきゃね。
三重:ハイ,分かりました。今日は,ありがとうございました。


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今日は,親友の大場佳代が乱入します。

◇ 今日のテーマは「ニューヨーク」です。

藤原:さあ,今日は合衆国最大の都市を勉強しよう。
三重:ニューヨークですね。
藤原:そう,世界の大都市だね,まず,この都市には世界的な組織の本部
   があるんだけど何だっけ?
三重:ハイ,国際連合です。
藤原:そうだね。ニューヨークは世界の政治の中心とも言える。そして,
   有名な株式や金融の中心地を何て呼んでいるの?
三重:エーと,何でしたっけ?
藤原:ほら,歴史でも出てきただろ,世界恐慌の時に。
三重:世界恐慌?
佳代:ウォール街で〜す。
三重:あ,佳代,いつの間に。
佳代:たまには顔を見せないと(^-^),先生,世界恐慌のことなら任せてく
   ださい。1929年10月24日,ニューヨークのウォール街で株価の大
   暴落が起き,それが世界中に広がりました。
三重:か,佳代,何で日にちまで知っているの。
佳代:だって,佳代の誕生日だも〜ん。
藤原:さすが佳代ちゃん,ところでニューヨークがアメリカの首都だった
   ことを知っているかな。
佳代:エッ,本当ですか?
藤原:うん,あまり知られていないと思うけれども,1789年に首都になっ
   た。翌年,フィラデルフィアに移り,1800年からワシントンに移っ
   たんだ。
三重:へ〜,そんなこともあったんですか。
藤原:ま,覚えなくてもいいけど,歴史の浅いアメリカでもいろいろあっ
   たことを知っていてもいいんじゃないかな。
三重:ハイ,今日は本当にためになりました。ありがとうございました。


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