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      山形三重の地理はバッチリ
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このマガジンは,中学3年生の山形三重といとこで塾の先生をしている
藤原清盛先生と地理について語ります。1日1つ知識を増やしましょう。

◇ 今日のテーマは「奈良県」です。

藤原:今日は,歴史の町,奈良をやろう。
三重:はい,平城京があったところですね。
藤原:そうだ。地理では,それほど出るところではないけれどもね。
三重:すると,何を覚えればいいんですか?
藤原:うん,奈良県もね,都市化が進んで,住宅や向上が著しく増加し
   ているんだ。
三重:え,そうなんですか?意外な気がします。
藤原:そうだよね。歴史の町だから。でも,そうなると,せっかくの歴
   史的な風土が失われる恐れがあるよね。
三重:ハイ,そう思います。
藤原:そこで,文化財保護法とか古都保存法などによって,文化遺産を
   保護しているんだけれども,条例でも,伝統的な町なみの保護に
   力を入れているんだ。
三重:例えばどんなことでですか?
藤原:建物の建築や改築に制限を加えたりしている。歴史的町なみの中
   に,近代的な建物が建つと景観が崩れるしね。
三重:いろいろと大変ですねぇ。
藤原:うん,だから,奈良といえば,どうしても,歴史とかかわってく
   る。そんな中で,奈良の伝統工芸としてとして有名なものがある。
三重:何ですか?
藤原:うん,筆だ。
三重:習字をする筆ですか?
藤原:そう,最近は,中国の安い筆がたくさん輸入されているけれども,
   やはり,伝統を守った高級な筆がたくさん作られている。最近の
   教科書は伝統工芸についてかなり力が入っているので,よく覚え
   ておこう。
三重:ハイ,分かりました。


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◇ 今日のテーマは「京都府」です。

藤原:今日は,長年,日本の都だった京都について勉強しよう。
三重:ハイ,いいところですね。
藤原:そう言えば,三重ちゃんは,修学旅行で京都に行って来たんだね。
三重:そうです。楽しかったです。
藤原:それじゃあ,先生より詳しいかな(笑)。先生は,20年以上行っ
   ていないからね。
三重:任せてください(^_^)v。
藤原:それでは,奈良と同様,伝統工業について聞くよ。まず,有名な
   絹織物は?
三重:ハイ,西陣織です。これは,歴史でも勉強しました。
藤原:覚えていた?
三重:もちろんです。応仁の乱のとき,西軍が陣を取ったところです。
藤原:そうだったね。西軍の山名宗全の屋敷があったあたりを西陣と呼
   んでいるんだったね。それから,有名な染物があったね。
三重:えっ,染物ですか(汗)。。。
藤原:うん,たぶん,知っていると思うよ。友禅染だ。
三重:あっ,思い出しました。
藤原:この友禅染は,京都の京友禅と,金沢の加賀友禅があるから,よ
   く覚えておこう。
三重:他に,有名な伝統工芸品はありますか?
藤原:そうだね。有名どころでは,清水焼がある。清水寺付近で作られ
   る陶磁器だ。
三重:あっ,清水寺は行きました。超有名ですね(^^)。「清水の舞台か
   ら飛び降りるような気持ちで」なんて言うこともありますよね。
藤原:そう,京都の中でも,本当に有名な寺の一つだね。まあ,とにか
   く京都は有名なものが多いけど,とりあえず,歴史の方で出てく
   るところを覚えておけばいい。
三重:地理では出ないのですか?
藤原:うん,だから,今勉強した伝統工業をしっかり。奈良のところで
   も言ったように,最近の指導要領では,伝統工業にかなり力が入
   っているから,主なものを覚えておこう。後は,有名な祭りを二
   つぐらい知っていればいいだろう。
三重:祭りと言うと,祇園祭りとか?
藤原:そう,有名な祇園祭り,そして,葵祭りあたりを覚えておけば大
   丈夫だ。
三重:ハイ,分かりました。奈良や京都はやはり歴史ですね。
藤原:そういうこと。


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◇ 今日のテーマは「滋賀県」です。

藤原:今日は,琵琶湖のある県をやるよ。
三重:ハイ,滋賀県ですね。
藤原:そう,滋賀県は,県庁所在地の名前が違っているよ。
三重:知ってます,大津です。
藤原:おう,よく知っているね。ところで,三重ちゃん,琵琶湖の面積
   は,滋賀県の何分の1か知ってる?
三重:そうですねぇ。3分の1ぐらいかな。
藤原:う〜ん,やはり,そのぐらいに感じるかな。確かに地図を見ると
   そのぐらいに見えるよね。でも,実際は,6分の1なんだ。
三重:えっ,6分の1なんですか!とても,そんな風に見えません。
藤原:目の錯覚なのかな。実際,滋賀県の面積は,4017平方キロメート
   ルで琵琶湖の面積は,670.5平方キロメートルなんだ。
三重:なるほど,計算すると約6分の1ですね。ホント,不思議ですね。
藤原:まあ,それはいいとして,滋賀県では,やはり,琵琶湖に関する
   問題が多い。
三重:どんな問題ですか?
藤原:うん,水質汚染の問題だ。
三重:あっ,そう言えば,覚えています。確か,条例で洗剤を禁止して
   いるとか。
藤原:そうなんだ。滋賀県は,条例で,りんを含む洗剤の使用や販売を
   禁止しているんだ。
三重:工業排水はどうなんですか?
藤原:これも,「水質汚濁防止法」という法律で,規制している。今や,
   琵琶湖は,住民,工場が協力して浄化に努めているんだ。
三重:みんな努力しているんですね。
藤原:そういうこと。琵琶湖は,京阪神のみずがめと呼ばれているよう
   に,水資源としても大切な湖だからみんなで守っているんだ。そ
   の辺は,必ず説明できるようにしておいてね。
三重:分かりました。


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◇ 今日のテーマは「三重県」です。

三重:今日は,ついに三重県で〜す(^^;)。
藤原:うれしそうだね,三重ちゃん。
三重:ハイ,この日のためにメルマガをやってきたようなものですから。
藤原:ホントだね。それでは,始めよう。まず,三重といえば,日本で
   最初の石油化学コンビナートが出来たことで有名だね。
三重:ハイ,四日市ですね。超有名です(^_^;σ
藤原:まず,この四日市の場所を覚えよう。三重県でも,比較的北部
   で,愛知県に近いところにある。
三重:そうでしたね。ちゃんと覚えています。三重自体は,近畿地方
   ですが,四日市は,中京工業地帯の一部にもなっています。
藤原:さすが,三重ちゃん,今日は生き生きしているね。
三重:もちろんです(^_^)v。。。
藤原:この四日市の位置は,実を言うと,大変なポイントになるんだ。
三重:それは,どういうことですか?
藤原:うん,分布図の問題で,日本地図が出るやつがあるだろ。
三重:ハイ。
藤原:そのときに,まず,四日市を見ろといいたいんだ。
三重:ああ,なるほど,四日市にしるしがついていたら石油化学とい
   うことですね。
藤原:そうなんだ。まあ,前に勉強したとおり,徳山とか岩国とかで
   見分けてもいいけれども,まず,四日市を見て,あれば石油化
   学,なければ,鉄鋼とか,自動車などになる。
三重:つまり,あれこれ見るよりも,まず,四日市を見るのがいいん
   ですね。
藤原:そういうことだ。そのためにも四日市の位置をしっかり覚えて
   おくことが大切なんだ。
三重:分かりました。それから先生,三重県の県庁所在地は,面白い
   名前でしたね。
藤原:そう,「津」たった一文字の「津」だ。これも珍しいよね。三
   重ちゃんの名前みたいに。
三重:何を言ってるんですか先生(>_<)。私,自分の名前は気に入っ
   ているんですよ。何ていったって真珠で有名な三重県ですから
   ね。
藤原:そうだね。真珠で有名なのは志摩半島だったね。
三重:ハイ,こちらは,リアス式海岸でも有名です。
藤原:そうだったね。のこぎりのようながちゃがちゃしている海岸だ
   ったね。こちらもしっかり覚えておこう。場所もね。
三重:分かりました。やっぱり三重っていいですねぇ(^o^)。


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◇ 今日のテーマは「愛知県」です。

藤原:さて,今日は,中京工業地帯の中心でもある愛知県をやろう。
三重:ハイ,県庁所在地は名古屋でしたね。
藤原:そう,そして,名古屋は,東京,横浜,大阪につぐ日本で第4位
   の都市だったね。
三重:ええ,覚えています。名古屋までが,200万を超えている都市で
   す。
藤原:そうだね。名古屋は,江戸時代は,御三家の一つ尾張藩の城下町
   として発展したわけだけれども,現在は,東京,大阪に次ぐ大都
   市圏を形成しているわけだ。
三重:そうですね。
藤原:とりあえず,中京工業地帯について,是非,覚えてもらいたいこ
   とは,まず,全国2位。これで,区別が出来る。
三重:1位が京浜で,3位が阪神でしたよね。
藤原:そういうこと。それから,愛知県には,面白い町がある。
三重:面白い?
藤原:そう,会社の名前が,市の名前になってしまった町。
三重:あっ,豊田ですね。自動車の町,分かりやすいです(^_^)/~。
藤原:そう,これは珍しいよね。それから,よく出る都市と産業につい
   て簡単に覚えておこう。
三重:例えば?
藤原:うん,尾西・一宮。
三重:えっと,聞いたことはありますが,何で有名な所でしたっけ?
藤原:うん,毛織物だ。中京工業地帯は,他の工業地帯に比べて,軽工
   業も結構盛んなんだ。
三重:そう言えば,陶磁器などの窯業もさかんでしたね。
藤原:瀬戸とか多治見,これもよく出るよね。ま,多治見は,お隣の岐
   阜県だけれども。
三重:つまり,尾西・一宮と言ったら毛織物,瀬戸・多治見と言ったら
   陶磁器ということですね。
藤原:そういうこと。瀬戸・多治見については,ニューセラミックも覚
   えておいたほうがいいだろう。
三重:えっと,ニューセラミックって何ですか?
藤原:うん,ファインセラミックとも言う。焼物の一種だね。ただ,高
   度な技術が使われているから,軽くて硬くて熱に強いなど優れた
   性能を持っているので,いろいろなところに応用されているんだ。
三重:分かりました。機械や自動車がさかんな中京に,案外,軽工業も
   あるんですね。
藤原:うん,割合としては,ほんの少しだけれどもね。


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◇ 今日のテーマは「岐阜県」です。

藤原:今日は,岐阜県をやろう。
三重:ハイ,海のない県ですね。
藤原:そうだね。日本は島国だから,海のない県が少ない。これまで勉
   強してきたところでも,海がなかったのは奈良県と滋賀県だけだ
   った。だから,隣り合っている県が多いよね。
三重:ハイ,つい最近勉強した,滋賀,三重,愛知の他に,福井や富山
   も接しています。
藤原:うん,それに長野や石川もね。
三重:そう言えば,昨日,陶磁器のところで,多治見は岐阜県だと言っ
   ていましたね。
藤原:そうなんだ。瀬戸・多治見とセットで覚えてしまうけれども,瀬
   戸は愛知県で多治見は岐阜県。もっとも地理的には近いけれども
   ね。
三重:そうですね。見た目,隣り合っています。
藤原:それから,日本アルプスの一つがあるね。
三重:ええ,有名な飛騨山脈ですね。
藤原:そう,北アルプスと言われているところだ。3000m級の山が連な
   っている,まさに,日本の屋根だね。
三重:他に,有名なものはないのですか。
藤原:うん,岐阜と言えば,刃物の生産が日本一。
三重:刃物ですか?
藤原:そう,関市は,特に有名だ。もっとも,この辺は,戦国時代に中
   心的な場所でもあったから,なんとなく分かるだろう。
三重:そうですね。確か,関ヶ原も岐阜だったような。。。
藤原:そのとおり。歴史で勉強したね。ところで,三重ちゃん,岐阜っ
   て名前,誰が付けたと思う?
三重:えっ,分かりません,誰なんですか?
藤原:実は,織田信長なんだ。
三重:えっ,信長なんですか?
藤原:そう,信長が,美濃を征服したとき,中国の故事にちなんで名づ
   けたんだ。
三重:そうだったんですか。ぜんぜん知りませんでした。
藤原:また,旧国名が美濃だから,美濃和紙とか,美濃ということばが
   ついたら岐阜だと言うことも覚えておこう。
三重:分かりました。


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今日は,特別に,親友の大場佳代も登場します。

◇ 今日のテーマは「福井県」です。

三重:勉強の前に,読者の皆さん,今年はこれでおしまいです。創刊号
   から読んでいただいている方は,何と97回目。本当にありがとう
   ございました。来年は,6日より再開しますので,いつまでもよ
   ろしくね。
藤原:本当だね。毎日のように熱心に読んでくれた読者の方には感謝し
   なければね。
三重:ハイ,私のつたない話で,少しでも地理に興味を持っていただけ
   たらうれしいです。
藤原:そうだね。これからもがんばろう。それじゃあ,今年最後の勉強
   は,福井県だ。
三重:ハイ,まず,思い出すのが,私の苦手だった地形の問題です。
藤原:そうだね。もう大丈夫だね,リアス式海岸。
三重:大丈夫です。若狭湾は,本当に,典型的なリアス式海岸ですね。
藤原:そうだね。よく出るからしっかり覚えておこう。そして,最近,
   茨城で原発の事故があったよね。
三重:ええ,死者が出たりして,大変なことになってしまいました。
藤原:その原子力発電所が,たくさんあるのが,若狭湾の福井県側なん
   だ。
三重:恐いですねぇ。
藤原:まあ,事故が起こるたびに,恐さは倍増されていくけれども,実
   際は,京阪神の電力を供給するという大切な役目もあるわけだ。
   どっちにしろ,難しい問題だから,もし興味があったら,じっく
   り研究してみるのもいいよ。
三重:分かりました。
藤原:それから,福井と言えば,旧国名は何だっけ?
三重:えー,私,歴史的なことは苦手で。
佳代:越前よ!
三重:あっ,佳代,どうしてここに。
佳代:私も,一応何回か出場したので挨拶に来たのよ。
藤原:そうだね。佳代ちゃんもメンバーだからね。
三重:ところで先生,越前は分かりました。すると,また,伝統工業で
   すか?
藤原:そう,越前焼,越前和紙,越前がに(笑)。とにかく越前がつい
   たら福井と覚えておけばいいだろう。
三重:分かりました。でも,やはり,福井で大切なのは,リアス式海岸
   と原子力発電所ということですね。
藤原:そういうこと。
佳代:これで,今年も,終りですね。皆さんありがとうございました。
   2000年問題がちょっと恐いけれども,よいお年を!
藤原:受験生の皆さん,今年の正月は,少しだけ我慢してね。世間の正
   月気分に乗ってしまうと,後で大変だから。まぁ,少しぐらいは
   いいけど,身体に気をつけて,しっかりペースを守ってがんばっ
   てね。
三重:そういうわけで,来年まで,しばしお別れです。また,会いまし
   ょう!よいお年を!


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◇ 今日のテーマは「静岡県」です。

三重:みなさん,あけましておめでとうございま〜す♪
藤原:今年もよろしく。
三重:今日から,また,このメルマガも再開されます。よろしくね!
藤原:そうだね,新年第1回のテーマは,日本一の富士山がある静岡県を
   やろう。
三重:ハイ,分かりました。
藤原:静岡県といえば,まず絶対に覚えてもらいたいのが,生産量がダン
   トツの日本一である茶だ。
三重:知ってます。全国の半分近くが静岡産です。牧の原が有名です。
藤原:そういうこと。後は,みかんだ。
三重:ええ,前に勉強しました。今は,熊本に抜かれて4位に落ちてしま
   いましたが,長い間トップ3に入っていました。
藤原:OK,それから,うなぎの養殖で有名な湖があったね。
三重:ハイ,浜名湖です。新幹線で浜名湖を見ながらうなぎ弁当を食べた
   ことがあります(^o^)
藤原:よろしい。さすが三重ちゃんは食べることは得意だね。
三重:もちろんです \(^o^)/
藤原:それから,静岡県のあたりの工業地域を何て呼んでいるんだっけ?
三重:えっと,東海工業地域です。
藤原:そうだったね。その中でも,特に覚えてもらいたい工業都市が二つ
   あるんだ。
三重:どこですか?
藤原:うん,一つは,楽器やオートバイで有名なところ。
三重:楽器ですか?
藤原:うん,みんなよく知っているYAMAHAがあるところだよ。
三重:あっ,思い出しました。浜松ですね。
藤原:そう,浜名湖の近くにある浜松だ。これは結構出るからしっかりね。
   それから,パルプ・製紙工業で有名な町がある。
三重:確か,富士市では?
藤原:正解。この二つは,場所も必ず確認しておいてね。浜松は,西の方
   で,さっきも言ったとおり,浜名湖を目印にすればいいだろう。富
   士市の方は駿河湾の放物線の頂点のあたりだ。静岡市よりもかなり
   北になる。
三重:大丈夫です。地図でしっかり確認しておきます。それにしても,静
   岡って暖かそうでいいところですね。
藤原:そうだね。住みやすいところらしいよ。高校が受かったら行ってみ
   たら。
三重:ハイ,是非,そうしたいと思います。


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◇ 今日のテーマは「長野県」です。

藤原:さて,今日は長野県だ。
三重:大きい県ですね。
藤原:うん,大きいだけじゃない。君たちにとって,最も大切な県の一
つだ。
三重:ということは,よく出ると言うことですね。
藤原:そういうこと。三重ちゃんは,長野と言うと何を思い浮かべる?
三重:えっと,りんごの生産が青森についで第2位です。それから,ぶ
   どうも山梨についで2位です。
藤原:さすが,果物には強いねぇ(笑)
三重:もちろんです。大好きですから(^o^)。
藤原:りんごと言えば,寒いところで栽培される果物だよね。お隣の静
   岡は,暖かくてみかんが取れたのに,長野はりんごだ。
三重:高原だからですか?
藤原:そうなんだ。夏は,避暑地としても有名だよね。
三重:軽井沢とか。
藤原:そう,その夏でも涼しい気候を利用して他よりも遅く栽培してい
   るものがある。
三重:あっ,分かりました。キャベツでしょ。
藤原:うん,もちろん,キャベツに代表される高原野菜だ。レタスとか
   はくさいとかね。
三重:遅く栽培することに意味があるんですか?
藤原:もちろん。前に宮崎平野とか高知平野で促成栽培をやったよね。
三重:ええ,冬でも温暖な気候を利用して野菜を早く栽培するやつです
   ね。
藤原:そう,何で早く栽培するんだっけ?
三重:高く売れるからです。
藤原:そうだったね。それじゃあ遅くすると?
三重:あっ,遅くしてもいいんですね。高く売れる!
藤原:同じことなんだ。要するに,その野菜が少ないときに出荷すれば,
   高く売れる。季節はずれに売ると高く売れるんだよ。
三重:なるほど,需要と供給の関係ですね。
藤原:そう,いくらキャベツが高くてもとんかつ屋さんなんかでは必要
   だから買うわけだ。
三重:儲かりますね(笑)
藤原:まあね。そんなわけで,この高原野菜はよく覚えておこう。それ
   から工業でもよく出るところがある。
三重:どこですか?
藤原:うん,岡谷や諏訪だ。
三重:えっと,何の工業でしたっけ?
藤原:これが,面白いことに戦前と戦後で違う工業が発達したんだ。
三重:あっ,思い出しました。戦前は,糸の町。
藤原:そう,戦前は製糸業がさかんだった。しかし,戦後は精密機械工
   業が盛んになったんだ。
三重:知ってます。最近では電子工業も盛んですね。
藤原:そう,空気がきれいだし,部品は小さく重くないので内陸部でも
   輸送できる。
三重:岡谷と諏訪ですね。
藤原:そういうこと。今日は,ちょっと長くなっちゃたけど,長野は,
   大きいから,日本全図の問題でも出しやすい。しっかり勉強して
   ね。
三重:分かりました。


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今回は,100回目ということもあって親友の大場佳代が乱入しました。

◇ 今日のテーマは「石川県」です。

佳代:三重ぇ〜,100回おめでとう。
三重:ありがとう。
佳代:本当にすごいねぇ〜。私なんかまだ28回だからね。
藤原:そうだね。本当によくがんばったね。
三重:ハイ,これも読者の皆さんのおかげです。本当にありがとうござい
   ました。ところで先生,今日はどこをやるんですか?
藤原:うん,石川県だ。
佳代:あっ,先生,100回だから100万石を選んだんでしょ(^^)。
藤原:いや,そういうことじゃないよ。ただの順番だ。でも,さすがは佳
   代ちゃんだね。加賀100万石を知っているんだから。
佳代:そのぐらいは知ってます。
藤原:三重は?石川って言うと?
三重:う〜ん,あまりなじみがないですねぇ。でも,能登半島ぐらいは知
   ってます。
藤原:おう,二人ともいいところに目をつけるね。現在の石川県の旧国名
   は,加賀と能登なんだ。
三重:えっ,二つだったんですか?
藤原:そういうこと。旧国名を知っていると,伝統工業などで有利だって
   言ったよね。
三重:ハイ,覚えています。岐阜は美濃とか,福井は越前とか。
藤原:そうなんだ。正確に言うと,福井は越前と若狭だし,岐阜は,美濃
   と飛騨だ。でも,代表的なものを覚えておけばいい。
三重:すると今日も伝統工業を覚えるのですか?
藤原:うん,でも,まず,石川を含めて中部地方の日本海側を何と呼んで
   いるんだっけ?
三重:北陸地方です。
藤原:正解。北陸地方は,日本でも有数の豪雪地帯だ。夏はいいけれども,
   冬はどうするの?
三重:えっ,冬ですか?
藤原:そう,雪が降らない地域なら,二毛作をすることもできるけれども,
   雪が降ったら田畑が使えないよね。
三重:そう言えばそうですねぇ。
藤原:まさか,遊んでいるわけじゃないよね。
佳代:副業でしょ。
藤原:そうなんだ。だから,この地方では副業が盛んなんだ。北陸地方は,
   日本でも有数の稲作地帯だけれども,冬に裏作することは難しい。
   いわゆる水田単作地帯ってわけ。だから,副業が盛んになるのさ。
三重:なるほど,そうですね。すると,その副業として伝統工業が発達し
   たということですね。
藤原:そのとおり。有名なものに輪島塗があるね。
佳代:知っています。漆器ですね。小学校のときに国語で習いました。
藤原:うん,それから,石川の県庁所在地はどこだっけ?
三重:金沢です。
藤原:さすがよく知っているね。その金沢では,九谷焼が有名だ。そして,
   加賀友禅が有名だね。
佳代:加賀が出てきましたね。
藤原:うん,前に京都を勉強したときに,京友禅と加賀友禅があるって言
   ったよね。
三重:えっ,そうでしたっけ?記憶にありません(*^_^*)。
藤原:ほら,有名な染物って言っただろ?
三重:あっ,なんとなく思い出しました。
藤原:しっかりね。前にも言ったように,伝統工業は,文部省の指導要綱
   が変わってから大きく取り上げられるようになったのだから。
三重:ハイ,分かりました。復習します。
佳代:でも,100回もやると全部覚えるのは無理よね。
藤原:確かに。だからこそ復習が大切なんだよ。このメルマガは,気楽に
   読めて時間も取らないから,何回も読んで記憶を確かなものにして
   ほしい。
佳代:そうですね。とにかく,100回もご苦労様でした。
藤原:これからまだまだ続くからね。
三重:ハイ,気合を入れなおしてがんばります(笑)


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