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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 161

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■ 今回の使える技 「印刷プレビューでテキストを編集する技」

 ・印刷する前に、印刷プレビューで確認される方も多いと思います。し
  かし、その時点で間違えた場合、どうしていますか?プレビュー画面
  を閉じて、編集画面に戻っている人を見かける場合がありまが、これ
  は、非常に効率が悪いですね。そこで、今回は、そんなときに役立つ
  技を紹介します。

  ★ 印刷プレビューでテキストを編集する技

   ツールバーの[ズーム]をクリック

 ・たったのこれだけで編集可能になります。ちょっとした間違いを直す
  場合は、この方法で十分。簡単に直し、そのまま、印刷へと進むこと
  ができます。
 
■ 上達のヒント 「覚えた技を応用する」

 ・前号で紹介した、ウィンドウを左右に並べる技で、「タスクバーに表
  示されているものが、並べられますので、ワード以外のアプリケーシ
  ョンやフォルダなどがある場合は、一緒に並べられますので注意して
  ください」と書きましたが、読者の方から、次のような指摘がありま
  した。

   Alt と Ctrl を押しながら、クリックするとその部分がへこんだ
   形となり、タスクバーに複数表示されていても、その部分だけ選
   択できる。というもの。

 ・なるほど、これは気づきませんでした。やってみると、エクセルでの
  シートのグループ化のように選択されていきます。そして、右クリッ
  クして、左右に並べて表示をクリックすると、その部分だけを並べる
  ことができます。

 ・すでに知っていた人もいると思いますが、私にとっては、久々に得し
  た気分です。でも、大切なことは、それで終わらせないということで
  す。つまり、タスクバーにあるものをグループ化するという技ですか
  ら、いっぺんに閉じたい場合などにも使えます。

 ・特に、タスクバーにたくさん並んでいるようなとき、この技を使えば、
  一気に閉じることができます。保存の必要のないフォルダとかブラウ
  ザなどを閉じるときには便利でしょう。

 ・このように、何か技を覚えたら、他のことに応用できないかを考える
  ことは重要です。そういう習慣がついていると、どんどん上達します。
  常に、そういう気持ちを持つことを忘れないようにしましょう。

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◆ ダイジェスト <56号「使える技」から>
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★ ページ全体を絵柄で囲む技

  [罫線]→[線種とページ罫線と網掛けの設定]を開く

  「ページ罫線」のタブを開き、一番左の<種類>を「囲む」、真ん中
  の<種類>の「絵柄」をリストから選ぶ

 ・すると、非常にたくさんの絵柄からお好きなものを選ぶことができま
  す。ただし、注意点があります。印刷すると、どうしても端の方が切
  れてしまう場合があります。

 ・そこで、上の操作に加えて[オプション]ボタンを押し、基準を「ペ
  ージの端」から「本文」に変更しましょう。これならば、通常、切れ
  ることはありません。

 ・注意点をもう一つ言うと、上の操作のままでは、すべてのページに、
  囲みが作られます。もし、表紙などで使う場合は[設定対象]を「文書
  全体」から「このセクション、1ページのみ」など用途に合わせて設
  定してください。

■ 作者より一言

 ・先週は、トラブル続きでした。掲示板がおかしくなったり、メールを
  下ろすことができなかったり、ブラウザが固まったりなど。ネットが
  快適にできないと本当にストレスがたまります。もっと安定した環境
  がほしいと思っています。


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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 162

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■ 今回の使える技 「同じ語に一括でルビを振る技」

 ・ルビをつける場合、すべてに付けるわけではありませんね。難しい文
  字、読みにくい文字に付けるわけですから、当然、つける文字列は限
  られてきます。そこで、今回は、同じ文字列に一括してルビを振る方
  法を紹介します。

  ★ 同じ語に一括でルビを振る技

   ルビを振る文字列を選択

   [書式]→[拡張書式]→[ルビ]をクリック

   ルビを振る

   [すべて変更]ボタンを押す

   [変更オプション] から「設定」を選び、[次を検索]をクリック

   [ルビ設定の確認] から [すべて変更] を選ぶ

 ・このような手順でやると、文書内の同じ文字列にルビを一気に設定で
  きます。同様に、「設定」のところで「解除」を選ぶと一気に解除す
  ることもできます。
 
■ 上達のヒント 「一気にできるものは、一気にやる」

 ・今回は、ルビを一気に振る方法を取り上げましたが、一気にできるも
  のは一気にやるのが基本です。これまでも何回か述べてきましたが、
  やはり、基本は「入力→編集」なのです。

 ・特に、今回のように設定するのが面倒なものを一気に設定できるのは
  非常に便利でしょう。人間ですと、見落としありますが、ワードにや
  らせれば、そういう心配もなくなります。すでに勉強した一括で置換
  える技なども同じ性質を持っています。

 ・つまり、一気にできるものを一気にやることは、効率的になるだけで
  なく間違いも少なくなります。ルビを例にとると、間違って入力した
  場合、その部分はルビは振られません。それによって、誤入力に気づ
  くこともあります。

 ・パソコンの最も優れた機能の1つは、検索です。こればかりは、人間
  よりはるかに優れています。そういうものは機械に任せ、人間は、機
  械でできない部分を担当することに力を注ぐことが肝心です。

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◆ ダイジェスト <44号「使える技」から>
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★ 画像をハートの形で表示する技

  ・「図形描画」のアイコンを出す。

  ・「オートシェイプ」の「基本図形」からハートのマークを選択。

  ・画面上で、ドラッグして適当な大きさにする。

  ・ハートの図形の上で右クリックし「オートシェイプの書式設定」を
   クリック。

  ・「色と線」のタブから「塗りつぶし」のリストマークをクリックし
   て「塗りつぶし効果」を選択。

  ・「図」のタブをクリックし、「図の選択」ボタンを押す。

  ・好きな図を選んで「挿入」ボタンを押し、OK、OK。

 ・これで、ハートの中に画像が入りました。つまり、オートシェイプで
  作った図形を、「画像で塗りつぶす」という感じでやればよいのです。
  もちろん、ハートだけではありません。オートシェイプで作れるすべ
  ての形にすることができます。ちょっとした写真をかわいらしく入れ
  たいときなどにお使いください。

■ 作者より一言

 ・ADSLの大不調で苦戦しています。あまりにもの遅さで、メールが
  降ろせない・・・。今日は、午前中は、まったくダメでした。いつに
  なったら安定してくれるのか。でも、導入してから、1年近く、それ
  ほどの不調はなかったので、何か原因があるのかもしれません。


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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 163

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■ 今回の使える技 「表記のゆれをチェックする技」

 ・「コンピュータ」と「コンピューター」、「ディスプレー」と「ディ
  スプレイ」など、同じ文書で混在していると格好悪いですね。でも、
  いちいち見つけるのも面倒です。そこで、そんなときに役立つ技を紹
  介します。

  ★ 表記のゆれをチェックする技

   [ツール]→[表記のゆれチェック]

 ・たったのこれだけです。そうすると、似たような語句で一致していな
  い候補が出てきます。その候補を選択して、[すべて変更]すれば完
  了です。日本語には、どちらでもいい語句が、けっこうありますので、
  是非、この技で、チェックしましょう。手間もかかりませんし、技と
  しても簡単です。

■ 上達のヒント 「作成支援の機能」

 ・ワードのようなワープロソフトは、文書作成をするだけの道具ではあ
  りません。むしろ、作成を支援するソフトと考えてもいいでしょう。
  今回紹介した文書校正に関する機能などは、その最たるものです。

 ・確かに、おせっかいな機能も多いですが、うまく使うと、非常に役に
  立つものも多く、利用する価値があると言えるでしょう。特に、英文
  を使う人などは、スペルチェックは必須です。

 ・内容をチェックするには、人間の力が必要ですが、単純なミスについ
  ては、機械の方が優れています。もちろん、過信は禁物ですが、積極
  的に利用する必要があります。

 ・ワードに備わっている校正機能を説明するのはたいへんですので、み
  なさん、是非、試してみてください。既存の文書を開いて、今回紹介
  した「表記のゆれチェック」だけでなく、「文書校正」などをしてみ
  てください。

 ・オプションの設定などにより、かなり違ってきますが、いろいろやっ
  ているうちに、うまく使えるようになると思います。私の知る限りで
  は、このような機能は、一部の人しか使っていないようですので、一
  度試してみることをオススメしたいと思います。

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◆ ダイジェスト <38号「使える技」から>
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★ 罫線や表を入力しながら追加していく技

 ・ワードで、表を作って、後から文字を入力し、Enter を押すと、表が
  広がってしまいますね。例えば、下のような罫線で囲まれた表を考え
  てみましょう。
  ┏━━━━━━━┓
  ┃めろんぱん  ┃
  ┗━━━━━━━┛
  この状態で、Enter を打つと
  ┏━━━━━━━┓
  ┃めろんぱん   ┃
  ┃        ┃
  ┗━━━━━━━┛
  のように広がってしまいます。これを
  ┏━━━━━━━┓
  ┃めろんぱん   ┃
  ┣━━━━━━━┫
  ┃        ┃
  ┗━━━━━━━┛
  のようにする方法があると便利ですね。その方法は、

   Tabキーを押す

 ・つまり「Enter」を押す代わりに「Tab」キーを押せばいいのです。す
  ると、どんどん新しいセルが追加されます。ですから、文章を打つ場
  合も、Tab を押しながら進めていけば、セルを増やしながら書き込ん
  でいくことができます。また、列がたくさんある場合でも、最終列で、
  Tabを押せば、行が追加されます。是非、試してみてください。

■ 作者より一言

 ・ここのところ、やっかいな仕事を抱え込んでいるせいか、なかなか落
  ち着きません。ADSLは、相変わらず不安定で、イライラはつのり
  ます。値段は高くなりますが、モアというのが出れば、安定するのこ
  とですが、まだ先の話。人間、リズムが崩れると、疲れるものですね。
  でも、何とかがんばりたいと思っています。


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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 164

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■ 今回の使える技 「行頭に普通のスペースを入れる技」

 ・ワードの通常の設定では、行頭にスペースを入れると、自動的にイン
  デントになってしまいます。これは、非常に便利な機能なのですが、
  コピーして、テキストファイルなどに読み込むと、スペースはなくな
  ります。そこで、スペースがなくならない方がいいという場合に役立
  つ技を紹介します。

  ★ 行頭に普通のスペースを入れる技

   [ツール]→[オプション]→「編集と日本語入力」から

   「Tab/Space/Backspace キーで、インデントとタブの設定を変更
    する」のチェックを外す。

 ・これで、行頭で、スペースを押しても、自動的にインデントは、働き
  ません。ただし、これだけでは、改行した場合、次の段落には、自動
  的にインデントが付いてしまいます。

  それも避けたい方は、次のように設定してください。

   [ツール]→[オートコレクト]→「入力オートフォーマット」
   から「字下げ」のチェックを外す。

  これで、勝手にインデントを付けてしまうことはありません。

■ 上達のヒント 「必要に応じて設定する」

 ・このメルマガでは、基本的には、ワードのおせっかい機能を有効に使
  っていこうという立場を取っています。これまでに、フォローする技
  術をたくさん紹介しました。しかし、日本人に合わないのか、相変わ
  らず、質問が多いところでもあります。

 ・これまでも言いましたが、おせっかい機能を完全に理解し、使うこと
  を前提として設定し、使いたくないときの対策を立てるか、使わない
  ことを前提にして設定し、使いたいときに使う方法を覚えるかのどち
  らかです。そのために「オプション」というものが用意されているわ
  けです。

 ・今回の使える技のケースでは、メルマガを作るときには役立ちます。
  メルマガは、基本的にテキストデータですので、インデントで作ると、
  レイアウトが反映されません。これは不都合です。

 ・私は、メルマガを作るときは、ワードを使わず、エディタを使ってい
  ますが、ワードで作るとしたら、間違いなく設定を変えます。そうし
  ないと不便だからです。

 ・結局は、必要に応じて設定することが大切で、それが効率化につなが
  ります。[オプション]や[オートコレクト]を見直し、自分なりに
  使いやすい設定をすることを心がけましょう。

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◆ ダイジェスト <19号「使える技」から>
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★ 入力の基本技

   ひらがな変換・・・F6
   カタカナ変換・・・F7
   半角カタカナ変換・F8
   全角英数変換・・・F9
   半角英数変換・・・F10

 ・ワープロ専用機からワードに移られた方は是非覚えておいてください。
  まず、入力し、その状態でファンクションキーを押します。それで、
  OKです。ですから、英数に変換したい場合、日本語入力モードのま
  まスペルを打ち、そのままF10を押してみてください。

 ・例えば、ローマ字入力の方ならば、ぺnという状態でF10を押せば、
  penと変換されるはずです。また、もう一度F10を押すとPEN、もう一
  度押すとPenという具合に変化します。F9も同様です。

■ 作者より一言

 ・燃料電池車がデビューしましたね。1台1億以上するそうですが、実
  は、5年以上前に、電気自動車に乗ったことがあります。もちろん、
  ある会社の試用車ですが、2年レンタルで、1000万以上だったようで
  す。もちろん、買えば数億といわれました。まったく音がせず、エン
  ジンキーを回しても反応がないので、つい、もう一度回したくなりま
  す。今回の様子を見ていて、その辺は同じだなと感じました。


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   ★ あなたの技術をほんのちょっとだけ高めるマガジン ★
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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 165

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■ 今回の使える技 「表のセルを分割する技」

 ・今回は、基本技を紹介しましょう。

  ★ 表のセルを分割する技

   分割したい場所にカーソルを置く

   [罫線] → [セルの分割]

   分割する行数・列数を設定

 ・たったのこれだけですが、この技をうまく使うことにより、表作りが
  飛躍的に簡単になります。77号でも紹介しましたが、そのときの解説
  が不十分でしたので、上達のヒントで、分割に絞って解説します。
 
■ 上達のヒント 「セル分割を使った手順」

 ・今回は、基本中の基本の技を紹介しましたが、あまり、うまく活用を
  している人を見たことがありません。そこで、みなさん、下のような
  表を作る場合、どんな手順で作りますか?
 ┌───────────────┬───────────────┐
 │               │               │
 ├───────┬───────┼───────┬───────┤
 │       │       │       │       │
 ├───┬───┼───┬───┼───┬───┼───┬───┤
 │   │   │   │   │   │   │   │   │
 ├───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤
 │   │   │   │   │   │   │   │   │
 ├───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤
 │   │   │   │   │   │   │   │   │
 ├───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤
 │   │   │   │   │   │   │   │   │
 ├───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤
 │   │   │   │   │   │   │   │   │
 └───┴───┴───┴───┴───┴───┴───┴───┘

 ・よくある表ですが、鉛筆で書いて、行均等や列均等を使っている方が
  多いようです。もちろん、それでもかまいません。

 ・しかし、セル分割を使うと、もっと簡単にできます。まずは、「表」
  の作成で、「3行」作ります。

 ┌───────────────────────────────┐
 │                               │
 ├───────────────────────────────┤
 │                               │
 ├───────────────────────────────┤
 │                               │
 └───────────────────────────────┘

 ・そして、1行目を選択して、[罫線]→[セル結合]で、2列1行に、2
  行目も同様に行を選択して、4列1行に、3行目も同様にして、8列
  5行にします。

 ・そうすると、上のような表になります。ミソは、最初に、列の種類の
  数だけ、単純に表を作ってしまうこと。3行目のように、以後、ずっ
  と同じならば、分割の列数で設定すればいいのです。

 ・もちろん、先に、多い方をつくり、セル結合する手もあります。これ
  は、分割する方法の逆といえるでしょう。こちらは、77号を参考にし
  てください。当時は、そちらの方が早いと思いましたが、場合によっ
  て違います。両方とも覚えて、うまく使い分けてください。

 ・どちらにしても、表を作る機会が多い方は、いろいろ試してみてくだ
  さい。そして、できるだけ早く複雑な表が作れるように工夫しましょ
  う。もちろん、大きさは、最後に調整すればいいので、作成段階では、
  気にする必要はありません。ダイジェストで示しますが、表全体のイ
  メージを崩さずに簡単に縮小できます。

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◆ ダイジェスト <72号「使える技」から>
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★ ワードで作った表を自在に変形させる技

   表の中にポインターを置く→右下の□をドラッグ

 ・例えば、下のような表があるとしましょう。マウスポインターを表の
  中に入れると、右下に□マークがつきます。

  ┏━━━┯━━━┯━━━┓
  ┃   │   │   ┃
  ┠───┼───┼───┨
  ┃   │   │   ┃
  ┠───┼───┼───┨
  ┃   │   │   ┃
  ┗━━━┷━━━┷━━━┛
               □←←←これ

  このマークにポインターを近づけると、いわゆる拡大や縮小をすると
  きに出る両方に矢がついた矢印が出ます。そのタイミングで、ドラッ
  グすれば、縦横の比率を簡単に変えることができます。この技は、結
  構知らない人が多いようですので、是非、覚えましょう。

 ・ただし、できるのは、2000以上です。97や98ではできません。

■ 作者より一言

 ・昨日は、関東地方の大雪に見舞われ、少し慌てました。駐車場に屋根
  がないので、車が、完全に雪で埋まり、久々に汗をかくほど雪かきし
  ました。それほど、大きな影響はなかったので、ほっとしましたが、
  後、数時間降り続いたらたいへんなことになったかも。本当に、少雪
  地帯に雪が降ると、対策ができていないだけたいへんです。


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