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覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 136
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■ 今回の使える技 「文書を段組みにする技」
・ワードには、新聞のように「段組み」にする機能があります。最近は、
自由にレイアウトできる機能が多いせいもあって、見逃されているケ
ースが多いようですが、これも、うまく使うと便利です。
★ 文書を段組みにする技
[書式]→[段組み]から、段組みを設定。
・操作は、たったのこれだけ。2段組み、3段組みだけでなく「段数」
に数字を入れれば、用紙などの許す限り何段でもできます。また、各
段の幅を変化させることもできます。いろいろ試してみてください。
■ 上達のヒント 「雑誌を読む」
・本屋さんに行くと、実にさまざまなパソコン雑誌が並んでいますね。
みなさんは、何か愛読していますか?買わなくとも、立ち読みなどを
していますか?今回は、この雑誌について考えてみましょう。
・何か目的を持って勉強するには、雑誌よりも、系統的にまとめられた
マニュアル本の方が役に立ちますし、実際に何冊か持っている人も多
いでしょう。それに比べて、雑誌の方は、買っても、さっと読み流し、
どこかにいってしまうという人が多いのではないかと思います。
・確かに、後で調べたりする場合、雑誌では不便です。たくさん買って
いる人の場合、探し出すのは容易なことではありません。ですから、
マニュアルのかわりにするには、工夫が必要です。この点も機会があ
ったら述べたいと思いますが、通常は、あまり気にしなくてもよいで
しょう。雑誌は、あくまでも雑誌として扱っても一向に構いません。
・雑誌のいいところは、最新の情報が入っているということです。パソ
コンは、進歩が速いので、ちょっと目を離すと置いていかれてしまい
ます。やはり、1冊ぐらいは、定期的に読む必要はあるのでは?と思
います。
・インターネットの発達で、本当の意味での最新情報は、ネット上にあ
ります。メルマガで配信されることもあるでしょう。しかし、情報量
が多いため、ちょっとだけ遅れた雑誌の方が、情報が厳選されている
というメリットがあります。
・また、雑誌には、ワードのコーナーもあります。特集されることもあ
ります。そんなときは、普段は買わなくとも、買ってみるとか、じっ
くり立ち読みするとかしてほしいと思います。どちらにしても、雑誌
には、マニュアル本にない技が掲載されることもありますし、意外な
発見もありますので、十分利用することをオススメします。
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◆ ダイジェスト <19号「使える技」から>
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★ 入力の基本技
ひらがな変換・・・F6
カタカナ変換・・・F7
半角カタカナ変換・F8
全角英数変換・・・F9
半角英数変換・・・F10
・ワープロ専用機からワードに移られた方は是非覚えておいてください。
まず、入力し、その状態でファンクションキーを押します。それで、
OKです。ですから、英数に変換したい場合、日本語入力モードのま
まスペルを打ち、そのままF10を押してみてください。
・例えば、ローマ字入力の方ならば、ぺnという状態でF10を押せば、
penと変換されるはずです。また、もう一度F10を押すとPEN、もう一
度押すとPenという具合に変化します。F9も同様です。
■ 作者より一言
・今月より、まぐまぐプレミアムから「目指せ!パソコン中級者」が発
行されています。「ミニ雑誌風」のメルマガですので、是非、ご購読
ください。週2回発行で、200円 という圧倒的安値です。もちろん、
中身も充実させていくつもりです。よろしくお願いいたします。
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覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 137
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■ 今回の使える技 「段組みの途中で改段する技」
・前回、「段組み」の勉強をしましたが、段組みの途中で、次の段組み
に強制的に送りたいときがありますね。今回は、そんなときに役立つ
技を紹介します。
★ 段組みの途中で改段する技
・改段したい場所にカーソルを置く。
・[挿入]→[改ページ]から「段区切り」を選んで[OK]
これで、段を変えることができます。通常の改ページと同じ感覚です
ね。ちょっと面倒ですが、レイアウトの都合で、改段したいときに使
用してください。
■ 上達のヒント 「どのように活用するか」
・このメルマガでも、実にさまざまな技を取り上げてきましたね。技を
覚えることはいいことです。また、楽しいことでもあります。しかし
ながら、最も大切なことは、覚えた技を「活用する」ことです。どん
なに高い技術を持っていても、活用できなければ、宝の持ちぐされで
す。
・ですから、覚えた技をどのように活用したらいいかを考えることが大
切になってきます。メルマガでもそうですが、マニュアル本や雑誌な
どから得た知識を、自分として、どう活用するかを考えることで、本
当の意味での上達があるといっても過言ではないでしょう。
・例えば、メモをたくさんつくってデータベース化している人ならば、
テキストボックスでカード化するとか、あるいは、段落で並べて、見
出しマップで管理するとか、アイデアを出して活用してください。今
後は、このメルマガでも、活用のヒントも述べていくつもりですが、
自分で考えることが一番ですので、常に活用を考える習慣をつけまし
ょう。
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◆ ダイジェスト <22号「使える技」から>
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★ 段落のダイアログボックスを出す技
インデントマーカーをダブルクリック
・これは、裏技に属しますね。ワードは、「段落」が命ですから、この
ダイアログボックスが自在に使えるかどうかで、技術が決まるといっ
ても過言ではありません。
・通常の操作は、[書式]→[段落]か、右クリック[段落]です。
■ 作者より一言
・読者から、風邪を引きましたという報告を受けました。そう言えば、
寒暖の差が激しい季節ですね。みなさん、くれぐれも体調には気をつ
けてくださいね。もうすぐ梅雨に入ります。こんな天候で、ワールド
カップを開いていいのかな?もうちょっと、いい季節に計画できなか
ったのかなと思います。
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覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 138
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■ 今回の使える技 「小型の英大文字を作る技」
・今回は、あまり役に立たないかもしれませんが、ちょっと変わった技
を紹介します。
★ 小型の英文字を作る技
小型の大文字にしたい文字を選択
[書式]→[フォント]の「フォント」のタブを開く
小型英大文字にチェックを入れる
・これで、大文字でありながら、小文字と同じような大きさになります。
実務で役に立つことはありませんが、ちょっとしたデザイン文字とし
て使うことは可能です。暇があったら試してみてください。
※ 注意 できるのは、半角英文字だけです。
■ 上達のヒント 「開発の話も興味を持つ」
・ビルゲイツと並び、パソコン界のカリスマと言える、スティーブ・ジョ
ブス氏は、現在は、アップルコンピューターに復帰し、iマックやなど
のヒット商品を開発しましたが、創業者であるのにもかかわらず、アッ
プルを追い出された時期がありました。そこで、作った会社の名前が、
「ネクスト」。記憶は確かではないのですが、NeXT という感じで、一
文字だけ小文字のロゴを作りました。
・当時、大文字、小文字をいじって、会社のロゴにするのが流行ったとい
う話です。今回紹介した技も、そんな背景から生まれた機能では?と考
えています。
・あれっ?上達のヒントなのに、何でそんな話をとお考えの方もいると思
いますが、パソコンを開発した人の話を読むことも上達の一つだと考え
るからです。当たり前のように使っているパソコンでも、そこに至るま
での男たちの戦いを知ることにより、見る目が変わることもあります。
・ですから、暇なときでいいですから、そんな書物にも興味を持って、読
んでみるといいと思います。技だけでなく、魂の部分に触れることは、
上達に欠かせない要素なのです。
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◆ ダイジェスト <43号「使える技」から>
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★ 両面印刷をする技
[ファイル]→[印刷]→[印刷指定]で「奇数ページ/偶数ページ」を選ぶ。
・普通のプリンターでは、片面しか印刷できませんよね。ですから、用
紙を入れたら、まず奇数のページを印刷し、その後、全体を裏にして
偶数ページを印刷すればいいのです。
・[印刷指定]のボックスは、左下にあります。リストになっていますの
で普段お目にかかることが少ないので、気づきにくいのですが、一度
「すべてのページ」と表示されているところのリストを見てください。
「奇数ページ」「偶数ページ」というものを見つけることができると
思います。
・「逆順印刷」を指定している方は、気をつけてください。裏表が合わ
なくなることがあります。この技を使うときは、失敗しないように、
裏表が間違いないか確かめてから実行するようにしてください。通常
印刷であれば、方向を確かめて、裏返しすればきちんと合うはずです。
■ 作者より一言
・前回は、体調不良ではじめてのお休みをいただき、すみませんでした。
非常に多くの方から、お見舞いのメールをいただき、本当にありがと
うございました。あまりの多さに、びっくりしています。(プレゼン
トの応募より多かった)まだ、完全ではありませんが、とりあえず、
復帰しました。スタメンは無理でもベンチ入りはできるぐらいのとこ
ろです。今回のメルマガも、時間も遅く、内容もライトなものになっ
てしまいましたが、ご容赦ください。
今後とも、ご愛読よろしくお願いいたします。
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覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 139
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■ 今回の使える技 「不揃いのテキストボックスを揃える技」
・テキストボックスを数個作った場合、きれいに並べたいときがあると
思いますが、手動だと手間もかかりますし、うまく揃えられないこと
もあります。今回は、そんなときに役立つ技を紹介します。
★ 不揃いのテキストボックスを揃える技
・揃えたいテキストボックスを選択。
・[図形描画]ツールバーの[図形の調整]から[配置/整列]を選ぶ。
・[左揃え]などを選ぶ。
・選択の仕方は、[図形描画]のツールバーにある、オブジェクトの選択
の矢印を押して、全体を囲むようにすると、いっぺんに選択できます。
また、ひとつをクリックして選択した後、Shiftボタンを押しながら、
クリックすると、一つ一つ選択されます。
・その状態で、上の操作をして、「左揃え」や「上下に整列」などを使
ってきれいに並べます。これは、テキストボックスだけでなく、図形
ならば、すべて使えます。
■ 上達のヒント 「アイデアを生み出すツール」
・今回は、テキストボックスの揃え方を紹介しましたが、テキストボッ
クスをたくさん作ってランダムにアイデアをメモしていくという方法
があります。とりあえず、思いついたことなどを適当に書き留めてお
いて、あとで、あれこれ並べ替えたりしているうちに、また、新しい
発想が湧くというものです。
・この方法は、まったく関係のない二つの発想が結びつき、新しいもの
を生むという効果があります。似たような方法は、経験している人も
多いでしょう。このように、ワードは、単に文書作成だけでなく、ア
イデアを生み出すツールとして使うこともできます。これも、一考の
余地があるのではないでしょうか?
・特に、テキストボックスは、色をつけるのも簡単ですし、カードとし
ての柔軟性は抜群だと思いますので、是非、アイデアを生み出すツー
ルとしての利用を考えてください。
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◆ ダイジェスト <26号「使える技」から>
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★ 段落書式をコピーする技
コピー元の段落にカーソルを置く
↓
書式のコピー/貼り付けのアイコンをクリック
↓
コピーしたい段落にカーソルを置いてクリック
・前に勉強した「書式のコピー/貼り付け」のアイコンを使います。こ
の「はけの形」をしたアイコンは、範囲を指定すれば、その文字書式
がコピーされますが、段落にカーソルを置いた状態でクリックすれば、
段落書式をコピーすることが出来ます。これは便利ですから覚えてお
きましょう。特に、後から、インデントなどがついた段落書式をコピ
ーしたい場合などに有効です。
・また、前に勉強したように「連続コピー」することも出来ます。その
場合は「はけの形」のアイコンをダブルクリックしてください。連続
してコピーできる状態になります。後は、コピーしたい段落にカーソ
ルを置いてクリックするだけ。コピーが終ったら、アイコンをもう一
度クリックして終了してください。
■ 作者より一言
・体のほうは、だいぶよくなったのですが、まだ、力が入らない、集中
力が長続きしない状態が続いています。いつもなら、一気にできるこ
とが、休み休みでないとできないということで、ちょっと歯がゆいの
ですが、もう少しの辛抱だと思っています。みなさんも、体だけには
気をつけてくださいね。特に、この時期、体調を壊しやすいですから。
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覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 140
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■ 今回の使える技 「図を文字列といっしょに動かさない技」
・通常、挿入した図は、文字列といっしょに動くように設定されてい
ます。しかし、図を固定して、文字列が自動的に回り込むようにし
たい場合もあるでしょう。今回は、そんなときに役立つ技を紹介し
ます。
★ 図を文字列といっしょに動かさない技
・図をクリックして、選択状態にする。
・図の上で右クリックして、[図の書式設定]を選ぶ。
・「レイアウト」のタブを開いて、「四角」を選択。
・[詳細設定]のボタンを押し、「配置」のタブを選択。
・「文字列といっしょに移動する」のチェックを外す。
・これで、文字列を追加しても改行しても図は動きません。レイアウト
では、「四角」を選びましたが、「行内」以外なら、どれも同じです。
・ただし、改ページしてしまうと、いっしょに動いてしまいます。これ
を避けるためには、アンカーを段落に固定する必要があります。アン
カーについては、上達のヒントで述べますが、図は、自由に動かせる
「行内」以外を選んでも、基本的に、どこかの段落に属しています。
その段落が、改ページされると、図もいっしょに動いてしまうのです。
・この辺は理解しづらいのですが、システム上、しかたがないことのよ
うです。改ページしても、図が動かないようにするためには、最後の
「文字列といっしょに移動する」の下にある「アンカーを段落に固定
する」にチェックを入れます。
・ただし、闇雲にチェックを入れてもだめです。まず、一行あけて、そ
の段落に固定してください。固定した後なら、どこに動かしても、そ
の段落に属しますから、改ページしても、動かないのです。
■ 上達のヒント 「アンカーって何?」
・かなり前のことですが、読者から、「いかり」のマークが出ているけ
ど、何ですか?という質問を受けました。アンカー、つまり、錨のこ
と。船などを停泊するために使う、あの錨のことです。
・今回出てきた、アンカーとは、図に錨を下ろして、固定するんだと考
えるとわかりやすいかもしれません。ただし、通常、この錨のマーク
は表示されていません。表示してみたい方は[ツール]の[オプショ
ン]から「表示」のタブを開いて、下の方を見てください。「アンカ
ー記号」というのがあるでしょう。ここにチェックを入れると、記号
が現れます。
・記号が出たら、図を動かしてください。アンカー記号が動くのがわか
るでしょう。また、「段落に固定」した場合、錨の右上に鍵のような
ものがつき、その段落に固定されたことがわかります。そうすると、
以後、図を動かしても、アンカー記号は動きません。
・ですから、何もない段落にとりあえず、図を固定して、それから動か
す分には、改ページしても、図は動かないということです。ただし、
固定されている段落を改ページした場合は、当然、図も動きます。絶
対に改ページしない段落に固定してください。
・これは、かなり、難しい観念かもしれませんが、図を自在に扱いたい
方は、是非、覚えてください。
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◆ ダイジェスト <55号「使える技」から>
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★ 画像を自由に動かす技
画像の上で右クリック→[図の書式設定]を開く
「レイアウト」のタブを選び「行内」以外を選ぶ
・これで、画像は自由に動くようになります。「行内」になっていると、
その行の、左寄せ、センタリング、右寄せしかできません。ですから、
マウスで自由に動かないのです。その他の配置ですと、文字のよけ方
が変わるだけで、場所は自由に動きます。
※ 97や98をお使いの方は、同じように[図の書式設定]から「配置」
のタブを選び、「位置を固定しない」にチェックを入れます。
・それから復習になりますが、画像の微調整の方法を記しておきます。
☆ ALTを押しながらドラッグ
☆ Ctrlを押しながら「矢印」キー
ですから、だいたいのところまでドラッグし、最後に微調整すれば、
思いどおりのところに移動できます。特に、Ctrl+矢印キーは、1ド
ット単位で動きますから、正確な位置に配置することが出来ます。
■ 作者より一言
・いよいよ、今日は、日本とベルギー戦ですね。仕事の関係で、全部見
られないのですが、少しだけ、見ることができますので、楽しみにし
ています。日本にもがんばってほしいですが、ベルギーも強そう。い
い試合を期待しています。
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